秋刀魚の塩焼き
煙と臭いをこもらせないように焼くのが、魚を美味しく焼くポイントです。魚が小さければ適当なサイズのフライパンで、蓋をしないで焼く方法がよいと思いますが、秋刀魚などのように40cm近くあり、このようなサイズの場合は、鉄板が重宝します。
これに直接秋刀魚を乗せて焼くような無謀はしません。使い捨てのオーブンシートの上で塩焼き秋刀魚の実験です。火元は円形ですが、鉄板の厚みと広さを計算されているのでしょうか、真ん中に集中するでもなく、中火で周囲にも十分熱が伝わってきてます。秋刀魚の中央にほどよい焼き色がついてきたら裏返すタイミングで、程よく全体も焼けていいます。その証拠に、表になっていた方の秋刀魚の目が白くなって火が通っています。
十分焼き色が付くと言うことは、裏返しても焦げ付かないというのが道理ですが、ここは安全を見て敷いたクッキングシートのありがたさです。焦げ付くこともなくきれいに焼き目がついています。ここで、裏返して全体に火が通ったら出来上がりです。
不思議なことに、煙は出ませんし、臭いもこもらないので大変美味しく焼けます。強めの中火をキープしながら、様子を見て焼きあがりに注意してください。
画像は、腹の部分を開いています。内臓が崩れずにそのままの形で残っていますが、これは、秋刀魚がかなり新しいという証拠です。また、焼き時間も短く、最初の面が4~5分で裏面(盛り付ける時は表になる面)は3分ほどです。
このような鉄板があると嬉しいです。皆さんも捨てずに置きっ放しの鉄板とかってあります?秋刀魚の塩焼きを試してみてはどうでしょう。私は、今後魚の塩焼きは、鉄板方式にしようと思っています。