鳩山さんってどういう人?:今日は投票日
いよいよ投票日となりましたね。私は期日前投票を金曜日に済ませたせいもあるのか終わった感があります。このまま静かに民主党圧勝の声を聞くだけだと思っていましたら、昨日入ってきたニュースに唖然としました。今日は、レシピの方はお休みして、ちょっと自分の頭の中の整理整頓です。
鳩山さんがニューヨークタイムズ紙にとんでもない論文を投稿したそうです。日本の政治評論家からはあまり聞こえてきませんでしたが、アメリカの専門家の間では失望の声が上がっているそうです。
米紙に寄稿の「鳩山論文」相次ぎ批判(asahi.com☛)
その論文ってどんな論文だろうかと調べたら
「祖父・一郎に学んだ「友愛」という戦いの旗印(参照☛)
なんだかタイトルからしてアメリカに対して挑発的な感じで、途中まで読んだのですが、嗚呼、鳩山さんが例の調子で持論を展開したのねと。そう了解して内容はすっ飛ばし。で、何が重要なのか。明日以降から鳩山さんは一国の首相ですから、特にアメリカを逆撫でするような刺激は慎まないとまずいということ。
で、極東ブログが黙っていないでしょう。この程度の情報を取り上げるだけじゃ済まないでしょうと思ったらちゃんとその筋の方のコメントを引用して、鳩山さんの発言がどれほどの物かをきちんと説明してくれている。
米人元民主党立法スタッフのすばらしきご助言(極東ブログ☛)
そして、何が一体「すばらしいご助言」なのかなと読み進めると、元民主党立法スタッフだったトバイアス・ハリス(Tobias Harris)さんが指摘していることです。「首相としての鳩山は民主党政権の最大の弱点なのではないかと確信を深めた」と言いながら、「消費税の代わりに、民主党が立案できるのは、企業課税の拡張である。OECDによると、日本の大企業の半数は税金を払っていない。払っているのは、三分の一に留まる。企業課税範囲を広め同時に課税標準を下げるなら、政府は大企業の景気循環に晒されないですむ。」ですって。
だから、2010年に新規株式公開を予定している日本郵政の民営化に白羽の矢が立った、つー訳ですか?
長い年月かけて国民ががっぽり貯めこんできた「みんなのお金」の運用をどうするの?とジャーナリストからも詰問されて、新規国債は削減すると言い張り、地域に還元するという持論を暴露しただけでも十分私は驚きましたが(参照☛)、いえ、民主党がその路線になるかどうかはさておきにしたいのですが、でも、ご意見番が民主党に与える影響は大きいのではないかと思います。
突然ですけど、選挙の仕組みについてNHKの週間こどもニュースなど、どうでしょう。
☛衆議院選挙 Q&A
●今回の選挙は、なぜこんなに注目されているの?
●マニフェストって何?
●小選挙区比例代表並立制って何のこと?
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