飲み物

2010-08-05

手製のジンジャーエールシロップ:finalventの日記レシピ起し

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 ジンジャーエールという飲み物が市販にあって、と書いて、今でもあるのかな。あまり見かけないし、ジンジャーエール自体、それほど飲みたいとも思わなかったので、気に留めていませんでした。腐すつもりではないのですが、ジンジャーエールといっても、市販のはそれほど生姜の香りや味がするでもなく、炭酸水に少し苦味と甘味のある程度だと思っていました。
 6月ごろTwitterで手製のジンジャーエールの話題があって、その時にイギリス式のジンジャービールのレシピで少しだけ作りました(参照)。
 イギリスでは、好きな人は自家製のジンジャーエールを作ります。ここで言うGingerAleという飲み物は、生姜と砂糖以外に唐辛子、シナモン、クローブなどのフレーバーを一緒に、ドライイーストを少量加えて発酵させたビールのことです。これが辛くて甘くて、シナモンとクローブの香りが独特の香りを放ち、ちょっと病に陥るのです。
 イギリスでは「ジンジャーエール」と呼ばれているものは、アルコールがその正体なのですが、日本で売られているノンアルコールのジンジャーエールは生姜シロップを炭酸水で割ったものです。このことを知らなかった時、アルコールがないAleが不思議でした。

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 まあ、要は、生姜のシロップにどれだけ生姜が効いているかが美味しさの鍵だと思うので、じっくりそのエキスを出すのがレシピのポイントになると思います。
 話を6月に戻して。シンプルな作り方で、スロークッカーの使用はなるほど納得。そう思って関心しているだけではと思い、こちらを参考にレシピを起こしてみました☞finalventの日記

作り方はよくわからなかったので試行錯誤した。結局、ショウガをスライスして国産レモン(皮も使うので)を入れ砂糖で煮るだけだだが、4時間くらい煮る。スロークッカーを使う。鍋で煮てもよいのかもしれないが、スロークッカーが空いているときに入れておけば自動的にできているのがよい。じっくり煮るせいか、生のショウガのえぐみみたいのはない。辛みはきっちりあるし、ショウガのよい香りもある。レモンの香りと合う。飲むときは、炭酸水で割る。お湯で割ってもうまい。水でもよい。

また、コメント欄に

重さで、ショウガ1、砂糖2、水8ぐらいの比率です。

 と、ありますが、濃さの目安をどうするかですが、濃く作ると使用量が少なくて済む上、保存性も良好になるし良いかと思ったのですが、スロークッカーの熱源の場所を思うと1000ccくらいないと十分に加熱が行き渡りません。つまり1000ccの濃いシロップはいくら何でも多すぎると思ったです。砂糖が溶けてシロップ上のとろーんとした状態にするには、水の80%くらいが砂糖の割合になるのです。ね、ちょっと多いですよね。

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 また、スロークッカーでは水分はあまり蒸発しないので、最初に加えた水分量がほぼそのまま出来上がり量です。(この場合は、レモンや生姜、砂糖で出来上がり量は増えます。)砂糖の分量は以上の理由から、約半分として、水の50%。安心量の5%を引いた45%にしました。レモンは500ccに一個と思い1000ccなので2個使いましたが、そのせいか、少し苦味が残りました。ただし、この苦味はいやらしさがなく、どちらかというと柑橘の好きな人には大人の好みの範囲かもしれません。生姜の量はかなり多くてもよいのではないかと判断し、水のだいたい1/3として300gでやってみました。
 出来上がりは丁度1500ccで、甘さ控えめ。大さじ1~2を一杯分として炭酸水で薄めてみました。正真正銘のジンジャー味の爽やかな飲み物が完成です。
 以上、簡単で美味しいジンジャーエールの話でした。こゆのを作る時のBGMですが、こんなんどうでしょうか☞「じんじん」(サザン原由子)

Perrier炭酸水AmazonNetShop

材料

  • 根生姜・・300g
  • 国産レモン・・2個(皮を料理に使う時は輸入物はぶー)
  • 砂糖(私は素精糖使用なので薄茶色☞こんなの)・・450g
  • 水・・1000cc
  • スロークッカー
  • リードクッキングペーパー・・1枚
  • 炭酸水・・Perrier☞格安

作り方

  1. 生姜とレモンはは皮付きのまま5mmの厚さにスライスする。
  2. スロークッカーに分量の水と1、砂糖を入れて4時間「弱」でセットしてスタートする。
  3. 鍋の周囲が熱くなってきたらかき混ぜて砂糖を全て溶かす(約一時間後)。
  4. スイッチが切れたらポールに笊をかけてリードクッキングペーパをおいて3を漉す。
  5. 残ったレモンや生姜の切れ端は手で絞ってペーパーで漉し、保存容器に移す。
  6. 好みの量と炭酸水などで割って出来上がり♪

もしスロークッカーがなかったら、とろ火で気長に煮るとできると思いますが、蒸発して少なくなるという点と、濃く出来上がるという点を加味して水の量を加減すると良いと思います。

 

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2010-05-09

人参だけのきんぴら:Twitterに釣られてGingerAle&Adeのあいまいな話。ついでに作り方も

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 ちょっとテンションが落ちるようなシンプルな単品です。人参だけで作ったきんぴらが、これはこれで美味しいよ、というレシピです。
 先日秋田に向かう前夜、東京の息子達マンションに寄った時のこと、翌朝の朝ごはんにどうかと、冷蔵庫にある野菜で作った一品です。他の野菜の残こりは僅かな数で少しずつなのに対し、人参だけは2kg程あるのが不思議でした。どなたかに頂いたそうで、人参だけ沢山あっても料理に困ると言うので、使い切れずに残っていました。そこで、ひたすら大量の千切りを作り、ピリ辛で甘辛い醤油味のキンピラにしたらこれが一気に食べてしまったのです。そうならそうで早々に作り方とレシピを挙げようと思っていたのです。
 とにかく、人参を千切りにするのが最初の作業です。楕円形のスライスにして、横に倒して切りそろえる方法(なます切り)と、繊維に平行に四角いスライスを切って重ね、倒して千切りにする方法があります。違いは、前者は食感がソフトで、後者はシャキシャキ感が残ります。切りやすいのは前者ですが、キンピラの醍醐味は食感ということもあるので、後者の方法で細く切る練習をすると良いです。人参の選び方も、できるだけ太さが均一な種類を選ぶと良いです。切り方の練習課題というわけではありませんが、でも、日々の料理で挑戦し続けることは練習を繰り返しているということでもあります。

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 キンピラ系の炒め方はすべて同じ考え方から成り立ち、方法も同じです。油を使って炒めるのが基本ですが、これは温度を高く保つ意味と、野菜のシャキシャキした食感を残すために手早く火を通すためです。人参がしんなりしたら砂糖を加えます。濃度の関係で、野菜から水分がしみ出します。この水分と砂糖が混ざって野菜に戻って行きますので、砂糖の味が最初につきます。そこに醤油で味付けするとしっかりした締まった味付けになります。コクをつけるための酒も少々よいでしょう。また、照りをつけるのに味醂を最後に少し垂らし、香り付けに胡麻油を使います。鷹の爪は、ヘタを取って種を取り出し、輪切りにして最後に炒め合わせます。長く炒めると辛味が増すので、加えるタイミングは好みで早く入れても可。

材料

  • 人参・・400g
  • 砂糖・・大さじ1・5
  • 酒・・大さじ1
  • 醤油・・大さじ4
  • 胡麻油・・小さじ2
  • 鷹の爪・・1個

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2009-03-18

卵の炒め物:ほうれん草とショルダーベーコン編:水出しコーヒー

 昨日は、朝方の雨が上がったと思ったら急に気温が上昇して、ポカポカ陽気になったのが嬉しかったです。雨が降ったあとの適度な湿り気と、その後の気温上昇で地面が温められると、待っていましたとばかりに草花の芽が吹き出してきます。案の定、庭の水仙が地面から10cmも顔を出しています。いつの間にそんなにおまいら出てきたのと呆気に取られます。
 昨年水仙が咲いたのは、畑を始めて間もなくだったのを覚えています。いよいよ今週末辺りに畑を耕すというものでしょうか。昨年の記録では、3月半ば過ぎに最初に畑のことに触れていますので、できないことはないと思います。但し、植えられるとしても、トンネルの中で寒さに強いエンドウの種を蒔くくらいでしょうか。うーん、なんだか楽しみです。
P3170006  春めいたこんな日の日中は喉が渇く感じがあって、何か飲みたいなぁと思いながら、そう言えばと、久しぶりに水出しコーヒーを作りました。ブルックスのヨーロピアンブレンドきくのIFCコーヒー ドリップバッグスペシャルブレンドが大好きで、袋の封を切らずにそのまま活水に袋ごと浸けて冷蔵庫に一時間ほど置くだけで、美味しい水出しコーヒーが出来ます。両方とも苦みばしった大人のコーヒーという感じで、一袋で一杯分というとかなり苦くて濃いと感じます。ホットで頂く時は二杯分が丁度いいくらいですから、水出しにしても同等かそれ以上の分量の水でも、香り高く美味しいです。一度に少し飲んではまた飲んでと、一袋で500ccを作って一日分とすると、飲み過ぎなくて丁度いいです。
 さて、今日のレシピは、息子が作ったほうれん草と卵の炒め物です。出来上がりのイメージとしては、卵は独立した具として、他のものと一緒に炒め合わさっているという感じで、卵とじのようなものとは別物です。同じ材料で卵とじと比較すると分かりますが、卵とじというのは、炒めたほうれん草を溶き卵で包み込む感じに作ります。ですから、保温力が長く、時間の経過と共に予熱でゆっくり火が通って、結果、野菜がクッタリします。おまけに冷めるとほうれん草から水が出るので、お弁当などでは味が薄まって食感も悪くなります。低温で炒めれば水は出にくくなりますが、溶き卵を加えても火が通り難く、卵が美味しく出来上がりません。帯に短し襷に長しという感じです。このような理由から、お弁当にも向くのは今回の方法だと思います。

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 まず、フライパンで油を熱くして、コシを残すように軽く溶いた卵を炒めます。炒めるといっても最初は鍋肌に当たっている部分に火が通り始めて、色が変わってきた頃、菜箸を当ててゆっくり大きく混ぜます。生の部分の卵が新たに鍋肌に当たると同時に、直ぐに火が通って、色が変わります。2~3回ゆっくり大きく混ぜると半熟の状態になるので、ここで一度卵を取り出します。卵を取り出したフライパンに油を少し引いて、好みの野菜やハム、ベーコンなどを炒め、味付けをしたら卵を戻し入れて火を止め、大きく炒め合わせます。
 卵の炒め物として、どうしてここまで拘るの?と、ちょっと大げさに思われるかもしれませんが、卵にはそれだけ魅力があるのです。調理の仕方で随分違ったものになるので、特に温度とスピードがポイントですし、卵のコシがあるかないかで、卵焼きだって違ってきます。意識して作り分けられた方が、楽しみ方だって幾通りにもなります。無意識よりは意識的にそれを操れた方が楽しいです。
 息子に、どんな炒め物が好きかを聞いて、好みの仕上がりになるように傍でアドバイスしながら、本人が作った一品です。最近こうやって、一緒に料理をしますが、大変楽しいと言います。その理由は、思い通りに作れるようになったからだと言います。その事を聞いて、何でも取り掛かりの最初の印象が大事なだけに、教え方の匙加減もよく考えないといけません。この間、玉葱のみじん切りでも感動していました。20070430042717 自分でやってみると、こんなに頭を使うものだとは思わなかったそうで、それだけに、微塵に切れたことが嬉しかったそうです。
 月末には東京に行ってしまうので短い間ですが、何とか自炊してやって行かれそうだと思いますし、すぱっと送り出してやれそうです。

参考焼き長葱の炒り卵絡め☛

材料(2~3人分)

  • 卵・・2個
  • ほうれん草の固茹で・・1/2束
  • ショルダーベーコン・・60g
  • 塩・胡椒・・適宜
  • 炒め油・・適宜

作り方

  1. ほうれん草は、灰汁が強いものの場合は、洗ってサッと茹でて水気を絞っておく。(産地や栽培方法の違いによって、灰汁の強さがまちまちです)
  2. ベーコンを一口大に切る。
  3. 卵をボールに割り入れ、白身だけをほぐして黄身を軽く混ぜ合わせる程度に溶く。
  4. フライパンに油を引き、熱くなったら卵を入れ、菜箸で鍋肌から大きく掬うように上下を返し、2~3回で半熟状態にしてボールに戻す。
  5. フライパンをきれいにして油を少し引き、ベーコンとほうれん草を炒め、塩・胡椒で味付けする。
  6. 4の卵を戻しいれたら火を止め、全体に混ざるように大きく炒めて出来上がり♪

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2008-05-11

鶏胸肉とトマトのサラダ:あわせて頂くトマトウォーター

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 簡単で、美味しくてごめんねー!な、和え物的サラダです。鶏の胸肉にしっかり下味をつけて中温で炒めて冷まします。ここでもう一度レモ汁を回し掛けてそのまま室温でゆっくり冷まします。以前下味付けの極意で紹介しました方法(☛レシピ参照)で、繊維に沿って平行に細長く切った肉に胡椒、オレガノ、レモン汁、塩、片栗粉、オリーブオイルの順に揉み込んでしばらくおきます。これは➀香り(胡椒・オレガノ)➁旨味(レモン汁)➂味の定着(片栗)➃封印(オリーブオイル)の要素で使用しています。いつも言うことですけど、料理に味が染み込むのは、冷める時です。ここでのレモン汁は、冷めてトマトと和えた時に、トマトがグッと甘く感じられ、それでいて胸肉に旨味がのるという二役を担ってくれます。実はトマトから「トマトウォーター」を先に取ってしまって水分と一緒にトマトの旨味も頂いた後の残ったトマトでした。普通はこのトマトのカスは煮込みやトマトソースを作ってしまうのですが、今回は軽く塩をして1時間ほどだけ笊で水分を落としたので、もしやサラダでもイケるかな?といった実験でした。一昼夜も置くとかなり水分が抜けてしまうので、半信半疑でした。400gのトマトから約100ccのトマトウォーターを採取して、これを飲んでから食事を頂くというのは大変贅沢なことです。美味しいですよ!是非一度試してみてください。f:id:godmother:20080511043019j:image:w200:right

 そうそう、一滴のオリーブオイルは必須ですよ。トマトはビタミンAですから脂溶性です。油で炒めたり油と一緒に食すことでビタミンが吸収されます。トマトウォーターの表面の少し色の違う部分がオリーブオイルですよ。食前酒のように一口頂きますが、凄く爽やかで甘くてこれからの季節に強くお勧めです。トマトからどれほどの水分を取るかで切り方も変わります。小さく切るほど表面積が大きくなってその分、水分も取れますが、今回のようにサラダに和えたりするつもりがあるような時は、2~3cmの乱切りにするといいと思います。いずれにしても笊の上に不織布やキッチンペーパーを敷き、軽く塩をして、下にボールを置いて気長に水滴を落とします。これだけです。トマトの季節が到来する前に一度試して、嬉しい勢いでベランダ菜園への道を築くと。良いモチベーションだと思いますよー!

f:id:godmother:20080511043017j:image:w300:right材料

  • 鶏・・胸肉・・270g(1枚)
  • 完熟トマト・・400g
  • ピーマン・・1個
  • レモン汁・・大さじ1

下味付け調味料

  • 胡椒・・小さじ1/2
  • オレガノ・・小さじ1/2
  • 塩・・小さじ1/3
  • レモン汁・・大さじ3
  • 片栗粉・・大さじ1
  • オリーブオイル・・大さじ1

作り方

  1. トマトは2~3cmくらいに適当に切り、笊にキッチンペーパーを敷いてトマトを乗せる。
  2. 塩(分量外)を軽く振ってボールに乗せて、そのまま1時間置く。
  3. 胸肉の皮をはがして、をまな板に横に置いて5mm間隔に削ぎ切り、少しずつずらして重ね置きする。
  4. 更に5mm間隔で細長く切りボールでし味付け調味料を順番に揉みこみ10分置く。
  5. 鍋を中火にかけ、胸肉を炒るように菜箸で転がしながら炒めて火を通す(油は使用しない)。
  6. 直ぐにレモン汁大さじ1をまぶしてそのままゆっくり冷ます。
  7. ピーマンをみじん切りにする。
  8. 胸肉が冷めたらトマトとピーマンのみじん切りをさっくり和えて出来上がり♪

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2008-03-28

ホッケのポワレ:軽いフライ

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 ポワレの意味は先日牡蛎のポワレの時に書きましたが(参照☛)、アレがとっても美味しかったのでいつもならホッケはムニエルかフライにするところをポワレにしてみました。言うまでも無く大変美味しくできました。見た目はフライで普通に油で揚げる例のアレです。ところがポワレにすると、まず食材が縮みません。そして、非常に軽く揚がります。表面のパン粉を細かくすることで緻密に薄い衣が付きます。それを揚げる前に充分寝かして、ホッケとパン粉を馴染ませて、しっとりと湿った状態にします。

S&Bネットショップこうすることでパン粉の水分が油と反発し易く、急激に水分が抜けるのでからっと軽く仕上がります。この原理はフライでも同じですが、私の経験から家庭の火力と油の量を考えてみるとポワレの比較では得られない重さが残ります。揚げ油の温度が下がらないように、一度に揚げる量に気を配っていますが、ポワレのような軽さは望めない気がします。今までフライではそこそこの満足感を得ていましたが、それは錯覚でした。それよりもポワレをお勧めします。もしここのレシピのポワレで仕上がりに満足できなかったとしたらそれは、あなたに原因があります。きっぱり! ここからが大事・・・料理方法は、牡蠣の時と同じで衣の分量も殆ど同じですが、下味は少し特徴を持たせました。どうしても牡蠣のポワレのイメージがこびり付いていて比較してしまうのですが、ホッケにはあのようなコクはありません。塩と胡椒に今回はサボリーとレモン汁でかなりさっぱりした新芽のような香りを楽しみました。焼いている時から食べるのが待ち遠しくわくわくしました。使用したサボリーは、S&Bと業務提携しているフランスのフォーションのブランド名がついたパウダータイプを使っています。20080328043142 セージとも似た香りですが、もっとはっきりした香りで、少量使用するだけで充分です。そうそう、手製のベーコンにも入れています。一つあるといいと思います。サボリーについて☛参照

ちょっと耳寄りなドリンクのご紹介。

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 画像は、「akadama SWEET WINE red」SUNTORY製をコカコーラ(普通の)で割って作ったさわやかな飲み物です。教えて頂いたのは、id:finalventさん

 昔、赤玉SweetWineで私はサングリアを作っていましたが、教えてもらったこのドリンクは、甘い赤ワインをコカコーラのあの複雑な味と香りで割ります。サングリアを作る時に加えるお好みハーブの役目をコカコーラがなんとなくそれらしくしてくれるようです。さっぱりと美味しいです。名前は『赤玉SWEET COKE』と命名しました。

材料20080328043212_2

  • ホッケ・・1尾
  • 付け合せの野菜・・適宜
下味調味料
  • 塩・・小さじ1/3
  • 胡椒・・少々
  • 白ワイン・・大さじ1
  • レモン汁・・大さじ1
  • オリーブオイル・・大さじ1
  • サボりー・・小さじ1/4

  • 小麦粉・・大さじ1/2
  • 溶き卵と水を同量・・各大さじ1
  • パン粉・・大さじ3~4
  • バター・・15g

作り方

  1. ホッケは三枚に下ろして皮を引き、下味調味料に30分浸け込む。
  2. パン粉を良く手で揉んで細かくしておく。
  3. ホッケの水分をキッチンペーパーで軽くふき取り小麦粉を刷毛で軽くまぶしつけ、卵液をくぐらせてパン粉をまぶしたらラップをかぶせて冷蔵庫で30分寝かす。
  4. 付け合せの野菜を準備して皿に盛り付けしておく。
  5. フライパンの底が見えなくなる程度に油を注ぎいれ、中火で170度くらいの温度になったらホッケ2枚並べて蓋をしないで2分ほど焼く。途中フライパンを揺すってホッケの位置を変える。
  6. 裏返して2分ほど同じように焼いて、油から勢い良く音が出始めたら焼き上がりのサイン。この音を逃さないように!
  7. 一度引き上げてフライパンの油を切ったら、軽く汚れをふき取ってバターを溶かしホッケを戻しいれる。
  8. 軽く両面をバターにくぐらせたら出来上がり♪
  9. でレモン汁をかけるものOKで~す。

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2007-07-15

自宅で小宴会:あるものだけで簡単に

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 台風が去って少し晴れ間も出てきた夕方から、夫のお土産のワインを呑み始めました。どこかで今日は外食しようか?などと朝は話していたのですが、何を食べに行くか、どの店に行くかが決まらず結局家で飲もうという事に。いつもこういうパターン^^;で、作るのは私。焼き鳥屋さんで、煙にかまれながら常連客が日本酒でも引っ掛けるようなお店がここにはないのですよね。ざっくばらんな所がいいのですけど。かといって、気取った店がそうあるわけでもない田舎ということかな。

 一番ゆっくりできるのが、自宅の焼き鳥です。急に決めたこともあって、鶏肉と牛肉。串に刺して塩、胡椒、レモンをじゅっと絞り頂くだけですが、これが美味しい!日本酒できゅっといきたいことろですが、呑みたい物を呑んであるものを食べるので、途中、色々忘れていた物を引っ張り出しては作って、お腹が一杯になるとお開き。自宅で呑もうかというとこうなります。我が家のこのパターンを知っている友人がこれを読んだら、つぶさにこの光景が目に浮かぶでしょう(^^ゞはい、笑って突っ込まない。

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【お品書き】

焼き物

  •  鶏胸肉
  •  牛肉
  •  ししゃも(♂)
  •  オクラ

炒め物

  •  空芯菜と干し肉(干し肉☛作り方
  •  茄子の皮(すき焼の割り下で炒め)(すき焼の割り下☛作り方
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その他

  •   冷奴
  •  枝豆
  •  きゅうりと蕪の三五八漬け(漬け床☛作り方
  •   味噌汁(茄子・若布・素麺)
  •  パッションフルーツ(鹿児島産)

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【もったいないのは皆同じ:ヘビメタ母ちゃん】



 


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2007-05-13

豚肉丼

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 GWに秋田に行きましたが、あちらで、息子の同級生の親から珍しい日本酒を頂きました。冬場に雪の中にタンクを埋め込み、0度を保ってゆっくり醸造する製法だそうで、土地の方々に長年親しまれているお酒だそうです。マッタリ甘く、大変美味しいお酒と聞きます。実は、もったいなくてまだ封を切っていません。そう言えば、秋田に頻繁に行くようになって、学年の親と親睦会を何度かしてきました。お米の里とも言われる秋田では、日本酒も美味しく、土地の方々はお酒に強いですね。この年になって、私は『差しで一杯やる』ということが、どんな呑み

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方なのかが分かりました。読んで字の如くで、徳利と猪口を持って、本当に相手と向かい合わせに座って一口やったらすかさず次を注いで・・を延々と続けて呑むんですよね。宴会では普通はこういう風にならないで呑むのかもしれませんが、だんだん宴もたけなわになってくると、そこはアレですね。気取りがなくて、直ぐに仲良くなってしまいます。これでお酒が呑めない夫は、これから先どうしていくのかな。ぁ昨夜、息子達それぞれから「母の日だから電話した。いつもありがとう!」と一言だけの電話がありました。何故か父ちゃんが喜んでいたし。

***

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 豚肉丼は、以前にもレシピを起こしていますが、すき焼の割り下で簡単に作りました。すき焼の割り下ファンが密かに増え続けていると感じる最近は、私もできるだけ料理に使って、その便利さの幅を広げたいと思っています。このお料理は、夏の暑い日などに食欲がやや減退気味の時などに、大変お手軽です。豚肉の薄いスライスをフライパンで焼いて、焼けるそばからタレに浸け、きゅうりと玉葱のしゃきっとしたスライスにのせて頂きます。ご飯に少しタレをかけて濃い目の味付けにしてもよろしいです。二杯目は軽く盛り付けたら、鰹の出汁を注いで頂きます。名古屋方面の『櫃飯』*1のような食べ方ですね。

材料(2人分)

  • 豚肉スライス・・150g(どこの部位でもいいですが、出来るだけ薄め)
  • きゅうり・・1本(極薄くスライスして氷水に浸けて、5分後ざるに上げておく)
  • 玉ねぎ・・1/3(きゅうりと同様に薄くスライスして氷水に浸けて、5分後ざるに上げておく)
  • すき焼の割り下・・大さじ3~4
  • 一番出汁、又は下記・・この際多めに作ります。

 ※ご飯は玄米です。

作り方

  1. 鍋に水カップ3を沸騰させ、花かつお一掴み(方手の平に乗るくらい)入れ2分間沸騰。直ぐに火を止め、そのまま鰹が鍋底 に沈むまでおいて置く。上澄み部分だけ別容器にとる。

  2. すき焼の割り下と同量の鰹出汁を弱火で静かに煮詰めていく。泡になって膨らんできます。この状態で1~2分煮詰める。

  3. きゅうりと玉葱をスライスし、氷水に浸けてシャキッとさせる。

  4. フライパンを中火にかけ、豚肉のスライスを一枚ずつ両面焼き、2のタレにくぐらせて、別の皿に上げる。

  5. ご飯を盛り付け、きゅうりと玉葱のスライスをのせ、4で残ったタレを掛け、豚肉をのせて召し上がれ♪

 お代わりでは、ここに鰹出汁を注いでどうぞ♫

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*1:ひつめし


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