メインのおかずやオードブルなどに重宝する作り置きロールチキン(鶏胸肉):もしかして鳩山さんの外交手腕?
何個かまとめて作っておくと重宝する、鶏胸肉のロールのレシピです。
輪切をソテーして一品料理になったり、薄切りにして並べるだけでもオードブルのハムのような使い方、また、お弁当のおかずにもと用途はアイデア次第です。胸肉を選んだ理由は、高タンパク低脂肪で、経済的だからです。ところが、肉屋さんのはなしでは、胸肉は硬いという印象があってあまり人気がないそうです。私とっては、正にそういうマイナスイメージがあるような素材を使った料理を考え出すのが好きで、それを払拭するために試行錯誤できるのが面白いのです。出来上がるものは大それたものではないのですけどね。
料理すると硬くなると言われて、料理法の幅も限定され敬遠されがちで、私も硬くならない料理法を今まで随分考えてきました。ネックになるのは繊維の方向で、この繊維が噛みやすくなれば、肉質自体がそれほど硬いということでもないと思います。そこで、この繊維を短く切って食べられるようにするにはと考えると、輪切りが一番です。ですが、単に胸肉を薄く輪切りにしても、例えば炒め物などでは火が通るとバラバラに崩れてしまいます。それでは料理の材料にはなりにくいというとこで、今日のような姿に変えてみたのです。そして、軽くあじつけと風味付けのために塩と胡椒の他に、セージと粒マスタードを肉の表面に散らして巻き込みました。もう、こうなると無添加のハムのようなものです。作り置くと大変重宝します。
作り方は、皮を剥いで観音開きにして肉の面積を広げます。肉叩きで均一な厚さにすると同時に、繊維を少し破壊します。これで肉同士がぴったりと貼りつくようになります。ここまでできたら、後はロールする前に塩、胡椒とセージ、粒マスタードと作り分けます。挟んで巻くとちょっと凝ったね!って言われそうな断面になります。厚目に切ってソテーしたり、薄く切って人参のグラッセなどを挟んだり、チーズと交互に置いてオードブルにしたり、カナッペもよいですね。
兎に角、これさえあれば安心という素材です。今年のクリスマスも、そして、来年のお正月も手作りでお迎えしませんか。
材料 (2個分)
- 鶏胸肉・・2枚
- 塩・胡椒・・適宜
- 粒マスタード・・大さじ1
- セージ(ホール、または粉末)・・適宜
- オーブンペーパー20×33cmを2枚
- ウー・ウェンパンや蒸し器・・無ければ大きめの深い鍋を代用
- 肉叩き・・無ければコップの底などを代用
作り方
- 胸肉の皮を剥がして、飛び出た肉片を切り取る。
- 艶のない方の面を上に置き、中央の繊維の切り替えの部分に浅く(だいたい厚みの真ん中くら)包丁で切り込みを入れる。
- 包丁を寝かして切り込みから肉の厚みを半分に切り分け、最後の部分は切り離さずにここで開く。
- 肉の上下を変えて反対側の同様にそぎ目を入れて肉を開く。
- 表面が平になるように肉を叩き、軽く塩・胡椒、セージをふり、もう一枚は塩・胡椒に粒マスタードを塗り込む。
- 肉の繊維に沿うように端から肉を巻く。※きつく巻く必要はない。極自然に巻く。
- オーブンペーパーで包む。
- 蒸気の上がった蒸し器で強火で8分~10分蒸す。出来上がりの目安は、表面がしっかりと硬く、指で押してもふにゃふにゃしない状態。
- 包んだまま冷まして冷蔵庫で保存する。(冬場は一週間位保存可)
【参考料理(画像)】
・ 野菜を巻いて味付けをしたロールチキン➠レシピ
・ 野菜を巻いた餡かけ➠レシピ
・ 本レシピの粒マスタードのロールチキンを輪切りにして、中火でバターを溶かしたフライパンで両面に焼き色をつける。茹でたほうれん草を輪に整えてフライパンに並べ、中央に生卵を落として蒸し焼きバーズネスト(鳥の巣)とアスパラガスを1本添える。
・ 薄く切って軽く焼き付けてからお弁当のおかずに(セージロール使用)。
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