長男の大学の友達とのこと:にぎり寿司のことも
長男の大学のサークルの友達三人が、長男と一緒にお盆に帰ってきたことは既に話したとおりです。諏訪湖の花火大会が目当てで、まあ、それもいいかと思い、快諾に至りました。帰省する長男が、たまたま諏訪だということで仲間同士の旅行先に展開したようです。そこで私は、民宿のおばちゃんといったところでした。特にエピソードと言うほどのことでもないのですが、可笑しかったことから一つ摘まんでお話をしようかと思います。それは、彼らの食べ物に対する好き嫌いの話です。好き嫌いがあることくらいでは驚く私でもないのですが、でも、彼らの嫌いなものは、些か数が多過ぎるのです。しかも皆、野菜ばかり。そして、その拒絶反応ときたらまるで幼い子どものようでした。
高速の渋滞を回避するために13日の夜、日付が変わる直前に家を出て夜中高速道路を飛ばしてきた長男とその友人二人、合計三人が家に着いたのは、夜中の二時半でした。日中の渋滞とは打って変わって、通常の所要時間で辿り着くことができたのでよかったです。それから朝方までごそごそ話し声が聞こえていました。翌日と言っても昼になっても起きてこないので、昼食を食べるように起こしたからか、起きがけに食べるのもきつかったそうで食が進まないのでした。また、この日は、早めの時間にBBQの計画があったため、焼きソバという軽いメニューにしたのです。ここで出てきた初めHTMLの編集ての話題が、食べ物の好き嫌いでした。
きゅうりのお漬物が嫌いだといって一切手をつけないし、また、他の子はトマト、茄子、スイカ、もう一人はしし唐も食べたことがないから食べないという。焼きソバの他に、トマト、きゅうりの漬物を出したことで、好き嫌いが分ったのです。この時点で、食事の支度をどう致したものかと考え込んでしまいました。
夕方のBBQで、野菜で一番売れたのが南瓜でした。そう、全員南瓜が大好物だというのです。BBQの途中で口をさっぱりさせるために作っておいた蜂蜜トマト(☞レシピ)だけは多分大丈夫だからと、半ば騙すように一人に食べさせると「これはやっぱりトマトダ~~~~ッ!」と悲鳴を上げていました。困ったものだ。
翌日、またしても朝食は抜きで、昼過ぎに起きてきた。お互いが少し馴れたせいか、話も弾むようになったのはよいのですが、話題は、またしても嫌いな食べ物。理由は、嫌いな人にとって食べられない野菜が食卓に上がっているからという単純なことです。茄子の揚げ浸し、きゅうりの辛子漬け(☞レシピ)、炒めたしし唐の蕎麦ツユかけ(☞レシピ)、南瓜と厚切り豚肉の煮物(☞レシピ)。ご飯とモロッコインゲン、若布の味噌汁でした。食べられるものだけ食べるように伝えた結果、案の定、嫌いなものには全く手を出さないのは仕方がない。最後は、来年も来るつもりなら嫌いなものの内一品だけでも食べられるように取り組むようにと話すと、「え″、なんで??」と聞き返すので「一人がいくつも嫌いなものを抱えていると、料理ができないし、食べられないと分っていて出すのは忍びないから」と答えて、やっと分ったみたいでした。
以前ここにも書いたことですが、日本で孤食化が始まったのは、働く両親が圧倒的に多くなってからの1980年以降だと思うのです。この時代以降に育った子ども達は、コンビニなどの出現で生活環境が変わってしまったため、やや犠牲になったという面があると思います。大人も気付かないうちに便利さのあまり、つい何でも利用するようになったからです。その影響をしっかり受けたのが、息子達の世代だということはよく分ります。
しかしながら、こうも好き嫌いがある人が集まると、本当に料理ができなくなるものです。少し期待するのは、彼達、来年までの宿題をクリヤーしてくるか?です。なんだか楽しみです。
一緒に来た友達の一人が、お寿司屋さんでアルバイトをした経験を生かしてにぎり寿司を作ってくれたので、その紹介をついでにここで。
彼が水を切るために手を合わせる時、ポポンッといういい音がするのですが、その姿は頼もしく、彼が急に大人びた感じがしました。食べ物の好き嫌いを話す時は、酷く幼く見えたのですがね。因みに、きゅうりのfineなスライスは、長男が、、、。大変速かったのですが、1/3は三日月の形に・・・^^;
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