ジャガイモとチーズのマフィン
万人が愛して止まない、ジャガイモとチーズの組み合わせ料理の紹介です。この組み合わせなら、いろいろな料理に変身させられそうなので、アレンジ例が楽しみな食材でもあります。
もう随分前のこと、このブログで扱った、「じゃが芋とチーズのお煎餅(重ね焼き)」は、我家の定番で、おやつやお肉の付け合せなどによく作りますが、如何せん、フライパンに張り付いて、じっくり手をかけないとできないため、他の料理との同時進行は、ドタバタになってしまうのです。そこで考えたのがカップ焼です。
手順は簡単です。ジャガイモに絡める味付け液を最初に大きめのボールで作っておき、スライサーを使ってジャガイモをどんどんスライスして混ぜ合わせ、アクセントに薬味やハーブなどがあれば、それを混ぜてマフィン型に山積みに置いて焼くだけです。マフィン型がない場合は、市販のオーブン対応の紙製カップ9号があれば十分です。今日は、九条ネギの青い部分の細い小口切りと、タイムを少々加えました。
試したことはありませんが、型がなく、カップもないとなると、そのままオーブンシートの上に高く積んで焼くという方法もありかと思われます。ただし、つなぎ合わせの目的でもあるチーズが熱で溶ける時に、ジャガイモの山が崩れて、平らになる可能性はあります。
オーブンの予熱は不要です。イモ類は、ゆっくり加熱していくことで甘みが増し、とてもホックリとした食感の良い焼き上がりになります。
材料
・ジャガイモ(細長くて大きなメークイン)・・・800g
・モッツアレラチーズ(シュレッドタイプ)みじん切り・・・150g
・パルメザンチーズ・・・大さじ2
・オリーブオイル・・・大さじ4
・九条ネギ(緑色の茎の部分)細い小口切り・・・1本
・フレッシュタイム・・・少々
・マフィン型がテフロン加工でない場合は、耐熱のカップ型9号を12枚
作り方
1大きめのボールで、ジャガイモ以外の材料を全て混ぜ合わせる。
2ジャガイモを洗って皮を剥き、スライサーでスライスしながらボールに入れていく。
32を、特にチーズがまんべんなくジャガイモスライスに入り込むよう、良く混ぜ合わせる。
4ジャガイモの全体量を大まかに12等分し、手を使ってジャガイモを摘み取り、マフィン型に重ね置く。
5オーブンにマフィン型を入れ、190℃で60分にセットして焼く。途中、焼き加減を見て、早めに取り出すのも可。
※ 手を使う場合、作業用の薄手の手袋がお勧めです。「ニトリルグローブ」という名前で各社、いろいろな種類の物を販売しています。この手袋は「使い捨て」とは言え、何度も使えて、手荒れ予防に最適です。使ってみた感想ですが、指の指紋がない状態になるわけで、天ぷらの衣やハンバーグの型作り、タマネギのみじん切りなど、ベタついたり細かい食材の扱いに重宝します。そして、指紋の滑り止め効果の素晴らしさを改めて噛み締めています。
《料理のかんどころ》
・オーブンにはいろいろな癖が有るので、目視によって好みの焼き加減にすると良いです。
・ジャガイモの量が多かったり少なかったりする場合も想定して、マフィン型が満杯になるとは限らないため、焼き時間を調整する必要があります。
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