2011-07-28

雑感 関心事と現実問題がすれ違っていくこと

 「竹島の領有権を主張する事の意味について雑感(参照)を今朝ほど書いた後、さらに竹島についてネットで調べていたところ、極東ブログ「雑感 関心がすれ違っていく」(参照)に遭遇した。書かれてる「書く」自分に向き合う内面の部分に共感のようなものを覚えた。それに触れて少し「あとがき」として書いておくことにした。

 極東ブログのエントリーとはあまり内容的には関係ないが、気持ちの持ちようのような問題かなと思っている。初めて竹島の事をここで書いた時(参照)と、今朝のエントリーを書いている自分の気持ちが、書くことについてきていない。これは、何か内面で無理をしていると感じていた。それは竹島の問題というよりは、それを取り上げて何を言いたいのかという書き手である私の問題と、現実に起こっている事実との間にすれ違いのようなものを感じているからかもしれない。

 竹島を取り戻すことは既に不可能であろうと思っているが、だからどうすればよいのかという問題に掘り下げる事に行き詰まる。それを人に訴えたいでもない。その上、人々の関心はどこにあるのか、それも掴めない。放っておけない何か漠然とした現実問題を宙に浮かせているような気持ちになり、書くことに躊躇するような気持ちになる。

 ブログが何を取り上げるかというのと、個人の関心と社会への訴えかけのバランスみたいのは、どことなくむずかしい局面にはあるような気がする。

 この部分で、バランスをとることが非常に難しいと思い始めているということなのだとは思っているが、ではどうするかという答えは出せない。

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