最近の小麦粉事情-パスタの耳寄りな話をニ、三
![]() アーリオ オーリオのつくり方 明日も食べたいパスタ読本 片岡 護 |
パスタの話しが面白い。ご飯は嫌いじゃないけど、パンとパスタも同じくらいの比率で食べている私なので、ご飯を炊くのと同じように殆ど手作りしている。ここでも今までかなりうるさいことを書いてきたなと振り返るが、極東ブログ「世界中みんな大好きスパゲッティー」(参照)の中で紹介されている「アーリオオーリオのつくり方(片岡護)」はノーチェックだった。早速注文したが、おそらくこの手の本は大好きだと思う。読む前から分かったようなことを言うのもおかしいかもしれないが、スパゲッティー・アーリオ・オーリオの話で一冊本が書けちゃうあたりの感覚はかなりのもの。どれ程パスタを愛しているか、どれだけ美味しく仕上げるのか、そんでもってこの著者がどんだけ幸せ者かが分かる。そういう幸せ者の恩恵に預かれるために本一冊でいいんですかい、というくらいきっとお得感の余韻に浸れるのは間違いない。
ついでに言うと、いわゆるレシピ本よりも、たった一つでもいいから食べる幸せというのはこういうものだよという味わいが残るような本が読みたいと思う。「このおいしさを知るのが人生の楽しみだよ」みたいなものが味わえるような本だ。自分が本を書きたいと思った時、この片岡氏の取り掛かりが正にそれだと思った。目の前に本があるわけでもないけど、スパゲッティーの旨さってこれなんだよねぇという声が聞こえてくるような気がした。因みに私がここで紹介したスパゲッティー・アーリオ・オーリオ・ぺペロンチーノはこちら☞。牡蠣をオリーブオイルに漬け込んだ時のオイルを使ったレシピで牡蠣風味の大変美味しいパスタ。とてもお勧め。
エントリー中でリンクされているBBC記事は私もTwitterで知って読んだが、とても気になるのが小麦粉とトウモロコシの高騰だ。先日もTwitterでクリップした記事があるが、数時間前にも最新で高騰を伝える記事が挙がっていた(参照)。高騰の原因はいくつかあるようだ。天候不順の影響がじんわりと効いて来ている点と、新興国の小麦粉需要の伸びに対して供給が間に合わなくなってきている上、買い占めのためのマネー投機などが主な原因らしい。昨年から今年にかけてチュニジアやエジプトに始まった中東、北アフリカの反政府運動の元の原因でもあった。エジプトはパンが主食であるため、小麦粉が入手できなくなると奪い合いが始まる。パンの代わりにパスタやお米というわけには行かない国だ。世界中で愛されているパスタだが、今ほど食べられなくなるかもしれないと思うとがっかりだ。
と、嘆くなかれ。極東ブログの今回のエントリーが普通じゃない理由がこれだ。最後のモノクロの画像にその優しさが込められている。なんと言うか、こう気持ちがちょっと沈んだ時などは嬉しい。
こっそりとスパゲッティーの自家栽培の情報だ。油断も隙もあったものじゃない、1957年4月1日の画像がよく見つかったね、とそのことをまず誉めたい。そして、女性が丁寧に丁寧に扱っている長く白っぽいのは、私が畑で作る長インゲンと最初、間違ってしまった(参照)。あの丁寧な収穫作業から推測するに、そばやパスタを手打ちで作った時の仕草とそっくりであることから、きっと実の組織が縦長のため、横からの衝撃には弱いからではないだろうか。だから、大きな鍋で折れないように茹でるのではないだろうか。パスタの木があるなら、じゃー育ててみようか。いや、なんでこんなに素晴らしい木があるのに皆育てないの?ずるいジャマイカ!
このように紹介されている。
収穫の映像(参照)はなかなか興味深いものである。
フットワークの良い私だ、早速「パスタの木」で検索してみたら、あった!育て方は意外に簡単だった。視聴者からの質問にBBCが回答している方法がベストみたいだ。(参照)。
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ハ_ハ キタ――――! ハ_ハ
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