2011-05-29

「放射能予防にいい食べ物」の誤解

 読むことを勧められた訳ではないけど、読んだらちょっとおかしなことが書いているかなと思ってしまったこちらの記事「放射能予防にいい食べ物」(参照)について、何度読んでも根拠がはっきりしていないので鵜呑みには出来ないと思った。
 今や、日本中の誰もが関心のある食べ物の安全性について、予防を目的として食べると良いという話が展開されている。既に周知のことだが、福島原発事故から2ヶ月以上経ってから本州のあちらこちらで放射性物質が検出されている。長野県の諏訪でも僅かではあるが、地面から検出されたことが先週報じられた。必要があるかなと懐疑的だったガイガー・カウンター(Geiger counter)も、もしかしたら備えた方が良いかもしれないなどと思い始めたところだった。また、娘や息子達が東京に住み、両親も僅かだが東京都心から外れた土地に住んでいる。これは、他人ごとでもない。
 原発関係の生活に関係する話には割と何でも斜に構えてしまうが、根拠やデータが無い話しなので、最初から注意深く読むのは当たり前だ。信じて命の安全が保証される世界の話しとは違う。
 さて、該当のエントリーだが、書かれた方はベラルーシに住まわれた経験からのようで、体内被曝の観点から放射性物質が体内に入りにくくするためと、新陳代謝を向上させることが予防に役立つと言われているようだ。中にはアルギン酸ナトリウムを取り上げて、排出を促しデトックス(解毒)効果がある食品としてぬるぬるする昆布などの海草類を勧めている。へぇ、とか思って買い急く人もいるかと思われるし、ヨウ素が被爆には良いという話も相俟って相乗効果を求めても良いような話だが、これはどうだろうか。海藻類の採取を当分の間見合わせなくてはならない三陸産や北海道の太平洋沖合いではどうだろうかと配慮する点もあると思う。また、ビタミンA、B、Cの摂取を勧めている部分で思ったのは、緑黄色野菜や果物を思った。記憶にも新しいが、福島原発事故後、直ぐに対策したのがほうれん草などの葉物だった。率先して食べたくない野菜が食べたらよいになってしまうと、純粋な方は悩んでしまうのではないだろうか。列挙されていることはまだまだ続いている。
 さて、これを受けて誰かがfinalvent氏に考察を依頼したらしく昨日、一つ一つに考察が加えられた(参照 )。私がここで下手に書くよりも、気になる方は是非一読いただきたい。
 私もこれを教訓に、疑わしきは然るべき専門家や詳しい人物に聞いて確認してからにしたいと思った。それからでも決して遅くはないと思った。

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