極東ブログ「sengoku38の一手で「仙谷」政権、詰んだな」-言及に至りましたね
私としてはできるだけ穏当な線で推測してきたつもりでいる。だから、尖閣ビデオを巡って中国政府と「仙谷」政権に密約があったという話は避けてきた。それは密約というほどでもなく、外交上通常の信義というレベルではないかと思っていたからだ(極東ブログ「sengoku38の一手で「仙谷」政権、詰んだな」)(参照)
私がこの密約のことを知ったのは、数日前Twitterで流れた短い記事で、しかもfinalventさんが発信元でした。「密約」ということは、他の場所でもひそひそされていたのは知っていましたが、少なくとも彼がこの件に関してブログで言及するまでは、私は黙っていようと思っていました。
そして、今日昼ごろ、8日付け毎日新聞「アジアサバイバル:転換期の安保2010 「尖閣」で露呈、外交の「弱さ」」(参照)のクリップ記事がTwitterで流れ、その後直ぐに極東ブログで「sengoku38の一手で「仙谷」政権、詰んだな」のエントリーが掲がり、この密約に言及するに至ったことを知りました。その意味は、この政府の終わりを告げるものです。
「仙谷」政権、詰んだな。まさか、こんなふうに詰むとまでは思わなかった。
なお、APECへの胡錦濤主席出席だが、「アジア四か国訪問に向けた米国オバマ大統領の声明: 極東ブログ」(参照)で東アジアの貿易で中国外しが明確にされた以上、黙って中国がこれを受け入れるはずはなく、この圏内での貿易のプレザンスを示すためにも不参加はありえなかった。
一晩寝て起きたらこれは夢であり、「今日から輝ける日本の始まりだよ」と告げてくれる使者が訪れはしないかと思います。
私のこの政府に対する思いは今朝書いたので(参照)、これ以上言いたいことはありません。ただ、極東ブログのエントリーを読みながら、こみ上げるものがあり、この世の終わりを告げられたような脱力感を覚え、遂にダメ押しを食らった感がしました。残念な惨めな政府の下で、一市民がこれ以上何をか況やです。
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