極東ブログ「北方領土問題を巡るクローリー米国務次官補発言について」で示唆された日本の外交についての補足
11月3日の極東ブログ「北方領土問題を巡るクローリー米国務次官補発言について」(参照)の読みで、私としては非常に気がかりな点を昨日のエントリーで取り上げたのですが、充分に咀嚼できていないこととして気になっていました(参照)。昨日、Twitterでfinalventさんがクリップされた記事で、その意図は分りませんが、私の気がかりを紐解く鍵となったので、その展開を補足的に書いておきます。
まず、一番気がかりであったのは、極東ブログの分析による日本外交についてです。
日米安保条約の第五条はあくまで同盟国の施政権に対する防衛の軍事同盟であって、施政権外には適用されない。つまり、これは実効支配に限定されると見てよい。
仮にの話だが、北方領土を自国領土だから防衛にあたるとして日本が武力行使に踏み切った場合、米国は静観するということだ。また同様に仮の話だが、尖閣諸島の実効支配を日本が揺るがし、そのことを自国の施政権への侵害であると見なさない民主党の柳腰外交が続けば、日米安保適用外となる可能性もあるのだろう。
米国としては北方領土に関する日露問題は太平洋戦争を終結させるという意味でも、また国連における米露の建前からも、日露の平和条約の締結が先行すると見てよく、であれば、やはり1956年の日ソ共同宣言がそのステップになるしかないのだろう。
私の疑問は二つあります。一つは、北方領土に関して、米国の手助けなしにロシアとどのように交渉を進めるのか?二つ目は、中国の執拗なまでの尖閣諸島占有の主張に対して、日本政府は今のままで守り通せるのか?という疑問です。疑問は疑問なのですが、心情的には不安に怯えているというのが正直なところです。ですから、単に記事を読んで解釈できればよいというのではなく、日本はこれからどうなるのかを考えたいのです。
昨日Twitterでクリップした日本のロシア外交について考えられた記事についてです。結論から言うと、この政府は何もしないのではないかということです。これについては最も早くfinalventさんが示唆していますが、その裏づけとなる同記事が以下です。
➠北方領土:「露のシグナル見逃す」 東郷元欧州局長が分析(毎日jp)
東郷氏は「交渉で領土を取り返す以上、日本政府はロシア側のシグナルを外してはならなかったのに、『やる気がない』と彼らが受け取るメッセージを昨年出してしまい、(現在の菅政権に至っても)修復の兆しはない」と最近の歴代政権を批判した。
鈴木宗男前衆院議員との太いパイプで領土問題に取り組んだが北方四島支援事業などに鈴木氏が関与した問題に絡み、駐オランダ大使を最後に免職となった。今年3月には、衆院外務委員会の参考人質疑に出席、日米核密約に関する内幕を暴露して話題を呼んだ。
東郷氏の関わりや経歴から見て、信憑性の高い見解だと思います。また、「鈴木宗男前衆院議員との太いパイプ」とあるように、日本では対ロ政策を考える時、この人物なくしてどうやって考えるのか、と言うほど他の政治家は北方領土問題に関わりが薄いです。かと言って、宗男さんがどれ程精通している方かは存じ上げません。
ただ、橋本行政改革の際、スーパーエリート官僚の不正が発覚したのを歯切りに、「ロシアンスクール」にも白羽の矢が立ち、結局、鈴木宗男氏との関わりから日本の対ロ政策が壟断されたという経緯があります。この話は、政治経済情報誌『インサイドライン』編集長・ジャーナリスト歳川隆雄氏のインタビュー記事で、内側のごたごたの様子が詳しく書いてあります(参照)。
さて、東郷氏の見解からこの政府をみると、誰が、またはどのように対ロ政策を推進できるのか、と考えてもその人脈すらないのが現状です。菅首相にカンしては、ロシアの大統領が北方領土入りしたのをメディアで知ったなどと報じられる始末です。
二点目の対中に関して、尖閣諸島は守り通せるのかに関してですが、これは「柳腰外交」では心もとないというのが不安材料になっています。
アメリカのクリントン氏の声明によって日米安保条約第五条より、日本が直接的に施政下に置いている限りでは安全内ということです。これに少しでもブレが生じると中国は即行で占有してしまうと思います。中国の環球時報の社説記事を引用して報じている産経ニュース「領土での強硬一辺倒を戒め 米国に利益と中国紙社説」(参照)によると、
また尖閣諸島は日本に実効支配されており、短期的に中国の支配下に置くことが難しい現実を「中国人は受け入れるべきだ」とし、スローガンを叫ぶのではなく、戦略的な解決方法を探る必要性を強調している。(共同)
このように中国人への示唆が含まれ、「戦略的な解決方法を探る必要性」を伝えています。ここも読みが難しかったです。つまり、「米国と争うな」と読めませんか?と私が問われた部分なのです。「日本を上手に攻めろ」ではないのです。
中国は、「日本が実効支配している」と、きちんと認識しているということがまず文中にあリます。これが日米安保条約の第五条の効力の及ぶところです。ここが重要です。尖閣諸島は日本の領土だと主張するよりも、鳩山さんあたりが別荘でも建てて、誰か住まわせるともっと良いかもしれません。柳腰外交ができるとしたら、そういうことはできると思います。
日本が、日本の領土だと主張する尖閣諸島と北方領土は、たとえそうであっても中味が違うのです。この違いを踏まえて、日本の政府はどう対応しようとしているのか伝わってこないので私は不安でした。今回のクリップ記事が疑問点を埋めるような形でつながった点は大きかったです。
また、この二点に関する記事読みで、昨日Twitterでは、finalventさんの時間をかなり割いてもらい、やっとここまで漕ぎ着けました。深く感謝いたします。
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コメント
①→※もう一度皇室の●小和田雅子の幼少期の時からの写真をチェックしてみましたが、やはりよくよく眺めてみたら、●北朝鮮〜中華、の日本人以外の●大陸ルーツの人種の一族ですね…。(●ドス子の事件簿より)
※時代背景の問題点もありますが、幼少期でも母親の小和田優美子の手作りのワンピースでも妙に●襟が蝶々のようにヒラヒラ(北朝鮮女性のファッションはインターネットからチェックしましが、●襟が巨大な蝶々のヒラヒラした形のデザインが特徴みたいですね)日本人離れした妙な形のワンピースを小和田優美子は作成して小和田雅子3姉妹に着せています(?_?)。
※スキーの時でも●黄色の原色のスキーウェアに●赤い革製の手袋、でスキーをしている写真もあれば、●黄色の原色のワンピースの洋服や、●縦襟のワンピース、七五三のときでも赤い原色の●朱色のバックを持たせていますし、小和田優美子もなぜか●金魚鉢を小和田雅子の頭上に持ち上げている不思議な写真もあれば、小和田雅子自身も●鉢植え?などをわざわざ持った状態で写真に記念撮影しています。妙に●黄色の原色のカラフルな派手な色合いの洋服を小和田雅子の幼少期に着用していますσ(^_^;)?
※時代背景もありますが、小和田恒が小和田優美子も小和田恒の●書斎で雅子妃を抱いて記念撮影をなされていますが、妙に●本棚が綺麗すぎてありあわせて書籍を揃えたのか(?_?)、あまりに綺麗過ぎて人工的過ぎます。小和田恒はあまり書籍を読んでいないのではないかな(?_?)ふつうの学者肌の人間の本棚を見たら、あれこれあちこちの書類や書籍を●古本屋さんで仕入れてきていたり、あれこれ●旅行先の書籍や●パンフレットやコピーや新聞紙が本棚の中にあったり、バインダーがあったり、時間をかけて自分用の本棚を作成するのが学者肌の人間の行為です。ですから、雅子妃の妹の渋谷節子の旦那様の●渋谷健司医師(●朝鮮人)の本棚を眺めていても、時間をかけて資料をかき集めた学者肌の人間の本棚でなく、妙に●本棚がカラフルすぎて綺麗すぎますから、ありあわせで急に高級で高価な書籍を購入して取り揃えてカラフルに並べ立てた本棚を作成した可能性がありますね…。(→もしくは朝鮮人(●朝鮮人文化→「恩を仇で返す」)〜中華(●「中華思想」→中華の「華僑」は自宅で●孔雀をペットに飼って(日本人の場合は→●動物園に孔雀は観察しますよね…。)、お嬢様はピンク色が大好きだと自宅の部屋の壁を●ピンクに塗装(?_?)なされる方もいらっしゃるみたいですね…。→日本人女子はピンク色を好んでもピンク色の●洋服を着用する程度の価値観のはずです。)は見た目は日本人(●大和民族)でも人物像の中身は外国人の人種ですから、「価値観」「思想」「因習」が違うのかも知れないですから、一概には私からはコメント不可能です。)
※小和田優美子の頭のリボンも妙に巨大な●朱色でヒラヒラしていて、子どもたちをガッチリ男性のように肩をわしづかみ両手で子供の小和田雅子たちを不思議な写真もありますか。ワンピースのデザインも時代背景が絡みますから私の勘違いかも知れないですが、日本人女性が選ぶデザインではないですから、●華僑ルーツ、の日本人(大和民族)の行為ではない大陸の人間なのだと私は思いますよ…。
※だから、雅子妃自身も群集の中でも巨大な●犬を抱き上げてたままで国民の前に現れている日本人(大和民族)の価値観とは考えにくい写真もあります。東宮家3人の記念撮影でも室内でも●犬も2匹も一緒に写真に正式写真に残しますから、日本人離れしたユニークな価値観です。雅子妃は宮中でも日本人の法律違反の●タヌキを飼っていた過去もあります。日本人にタヌキを飼う価値観の人間はあまり私は聞いたことがありません。ですから●北朝鮮〜中華の土地柄の民族では、●タヌキを飼ったり、中華の華僑は自宅の庭で●孔雀を飼う家庭もありますし自動車を●20台並べている家庭を私もテレビで見て、さらに華僑のお嬢様はピンクが大好きな女性は自宅の壁を全面に●ショッキングピンク色に塗装して、週末は香港で日本人の価値観では考えられないような高層ビルで本土の中華と香港を飛行機で往復して桁外れの金額のディナーやホテルのスイートルームで時間を過ごしています(?_?)※華僑の人間は庭で●孔雀を飼ったりしますから、これが中華の人間(中華思想=●「万里の長城」)の価値観なのですよね。
※だから、世界中に100ヶ国ありますから、アメリカ合衆国の●ヒラリークリントン氏が過去に日本人みたいに皆保険システム作成をしようと考えられた時期もあるみたいですが、いかんせん、アメリカ合衆国は多民族国家ですから、民族が違うと病院や医療に対する価値観が民族間で異なりますから、不可能なのですよね…。(→外国人の場合は民族自体が日本人とは違いますから●「異文化圏」の問題点からお正月のシステムも日本人(大和民族)とは「価値観」、「思想」、「因習」、自体が異なります。)
※例えば、●子供が風邪で高熱を出したら、日本人の場合は額を冷やして全身は温めますよね…。ですが、ヨーロピアンの医師の場合は、子供を●激寒の雪の中を歩かせて肉体を冷やして高熱を下げますから雪の中を高熱のフラフラの子供をわざわざ歩かせて来院させます。(私が父親のアメリカ合衆国の幼稚園の時はそうでしたから私の両親がアメリカ人医師(ヨーロッパ人)の医療方針や価値観に驚いていました。)
※ですから、民族と民族の間の間に存在する価値観は思想や生活習慣自体がお国柄が違うと●異文化圏は長年の伝統の歴史的背景の問題点がありますから、ムズカシイですよね。
※ですから、日本人は自動車でも最初からエアコンもパワーウインドもカーナビが最初から完備された自動車が優秀だという価値観ですから、日本で販売されているベンツもBMWもフル装備ですが、実際のヨーロッパを走っているベンツを眺めたら、●手動なのですよね…。ヨーロッパでは個人的な価値観からあとからエアコンを取り付けたりしますから、日本人では考えにくい価値観ですから、民族間の間にある価値観の不一致の問題点は本当にムズカシイですよね。
※愛子内親王の洋服を眺めていますが着用させている洋服が●北朝鮮〜の縦襟ですから(江頭豊も縦襟学ランサングラス姿の北朝鮮人)、ももう雅子妃が育て上げていますから、●華僑、の人間になっていると私は思いますよ…。
投稿: 東京女子医科大学卒業の旧華族出身の「至誠会」の医学博士より | 2014-02-15 09:32