2010-11-22

極東ブログ「柳田法務大臣は辞任すべきではなかった」:民主党が民主政治をやめた記念すべき出来事

 早朝のNHKニュースでは、昨晩、柳田法相が続投の意向を表明する声を聞き、次に、8時に柳田さんが総理官邸を訪問して会談中だと聞きました。さらに仙谷官房長官との会談後、辞任が報じられました。この時、なんて露骨なやり方をするのだろう、とバーターに柳田さんが応じたのだと直感しました。「あに言ってんだよ、このばーか」とか、あるいはブーイングでもオッケです。
 バーターっていろいろな意味がありますが、この場合は「取引」です。国民感情としては、あんな軽口を叩く人、法相なんかやらせるべきじゃないと思っている人がほとんどでしょう。だから、極東ブログで「柳田法務大臣は辞任すべきではなかった」(参照)に賛成するようなことを書くと、先日頂いたコメントでご心配頂いたような事になるやもしれません。が、おかしいことはおかしい。変なことは変だという意見を持っている事が同じなので、やはり声を大にして言います。
 民主党は、補正予算の可決のため、野党と取引したに決まっています。仙谷さんと馬淵さんの問責が与党によって可決されなかったこともあり、柳田さんは絶対に落とすと息巻いていた野党を振り払えば、補正予算が否決されると踏んだに違いありません。今朝、辞任を促したというのが真相ではないかと思います。
 民主党幹部が声を揃えて辞任すべきではないと、ちょっと前あたりから言い出したのはあくまでも柳田さん本人の意志による辞任だと見せたかったからに決まっています。兼任するという仙谷さんは、当初は辞任をほのめかしていた唯一の人でしたが、18日「仙谷氏も同日夕の会見で、「資質に問題があるとはまったく考えていない」と辞任の必要はないとの認識を示した。また同日夕、菅直人首相も官邸で記者団に柳田氏の辞任を否定した。」と、急に意見が変わったようでした(SANSPO.COM)。ところが、本人が辞任の意向を出したのです。野党が問責を出してくれば、避けられないと読んだのでしょうか。

 いずれ問責決議案は避けられないという情勢というか空気を民主党も読んで、今朝の事態に至ったということだろうが、これで結局、政権交代後でも言葉狩りで大臣を打ち落とす前例を作ってしまったことになる。
 しかもこれ、予算を通すためのバーターでしょ。政治が汚いというのは愚かしいがここまで汚い風景を演出することはないんじゃないか。

 この惨たらしい政府の姿を私達の前に晒すべきじゃないのです。あまりにも露骨過ぎています。民主的な国家を理想に民主党が立ち上がり、政権をとらせたのは私達国民です。が、とうとう民主党も道を外し、狂ったとしか言いようがありません。
 しかも、仙谷sorryが兼任なのですよ。開いた口が塞がらないとはこのことです。まさかに仙谷sorryは国会答弁で『個別の事案についてはお答えを差し控えます』と『法と証拠に基づいて適切にやっております』に終始することはないのでしょうね?歴代の法相がそうだったそうですが。

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