零余子(むかご)とホタテの炊き込みご飯:秋の終わりを告げる
秋の終りを告げる零余子(むかご)が実れば冬の到来です。今年の諏訪の冬は比較的暖かくて過ごしやすい上、山には秋の実りが溢れていました。一昨日山にはまだキノコが生えているだろうかと思い足を伸ばすと、なんと、零余子とご対面でした。せっかくなので雑木林をしばらく歩いて零余子狩りをしました。
子供の頃の懐かしい話に触れて前にちょっと書きましたが(参照)実は、今では山芋自体見つけるのが難しいのです。以前、零余子を探しに山に入ったことがありますが、探す時は見つからず、探していないこん時に突然目の前に現れるという偶然でした。これで、毎年、この場所へ行けば零余子や山芋に出逢えということが分かりました。
さて、単純にご飯に混ぜて焚き込むむのもシンプルで美味しいのですが(☞レシピ)、今日は、乾燥貝柱と油揚げを一緒に、味付けした炊き込みご飯にしました。白米と餅米の割合を3対1にしたので、もちもちした食感と零余子のほくほくした食感の違いが楽しめるご飯です。また、餅米が入っていると冷めてももちもちした食感が変わずに美味しいのでお勧めです。
乾燥帆立の旨味と零余子の味と香りがどこかしら似ているという発見があり、大変美味しかったです。東京都内でも、雑木林の藪のようなところで、意外と蔓にぶら下がっている零余子が見つかるかもしれませんよ。
材料
- 白米・・カップ3/4
- 餅米・・1/4
- 零余子・・100g
- 油揚げ・・1枚
- 乾燥貝柱・・50g
- 昆布・・5cm
- 白醤油・・大さじ2
- 酒・・大さじ2
- 塩・・小さじ1/2
- 水・・醤油と酒を足して普段の分量
作り方
- 米を炊く分量の水から1カップを使い、昆布と乾燥貝柱を戻しておく。
- 零余子は水で洗う。
- 油揚げは、キッチンペーパーに挟んでてえ押さえて油を吸い取り、5mm幅の短冊に切る。 ※油通しするよりもきれいに油を取り除きます。
- 米を炊く30分前に洗って、笊に上げておく。
- 土鍋に4の米と零余子、戻した帆立、油揚げを乗せる。
- 残った戻し汁、調味料、水を米を炊く分量にして加え、15分置いて強火で加熱する。
- 沸騰してきたら蓋をして10分、弱火で炊き、火を止めて10分蒸らしたらできがり♪
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