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2010年11月

2010-11-29

鯖のマリネ「修道院のレシピ」より:またどこかで

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修道院のレシピ
猪本 典子

 このお料理、とにかく簡単で美味しいです。 そして、個人的には、鯖の生にアレルギー反応が昔強かったので、火の通った鯖なら安心なのです。
 この料理を見つけたのは「修道院のレシピ」の目次の「魚料理」を見ていて、「鯖のマリネ」っそのままのタイトルであるじゃないですか。また、驚きだったのが、生の鯖と一緒にブーケ・ガルニと調味料を鍋に放り込み、沸騰したらそのまま冷ますだけなのです。なんか、これでできるのですかと、物足りない気もします。
 この「修道院のレシピ」にはしばしば驚かされていますが、私の常識観念の強さにも驚きです。びっくりする経験というのは、潜在している自分の固定観念が強いほどその症状が強く現れます。まったく末期的な私です。

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 さて、著者が気に入った料理の画像が本書の所々に紹介されていますが、その中の一枚にこの料理の写真があり、レモンやハーブと一緒に鍋に浮かんだ鯖の半身は、マリネというよりも鯖のレモン煮かな?という感じです。ほう、これが美味しいのかぁ、と思った瞬間、オーブンで焼く鯖のレモン焼きを思い出し、味の想像を巡らしていました。因みに、このレモン焼きも抜群に美味しくて簡単!☞レシピ
 作る前に知っておいて欲しいことがあります。それは、出来上がってから数日置いて食べるように書いてあるのです。これは、味を染み込ませるために「ねかす」と言いますが、鯵の南蛮漬けなども、大概翌日以降が食べごろだと言われているのと同じです。で、私は、試しにその日のうちに直ぐに半身味食べて、残りの半身はその三日後にオードブルとして切ってみました。

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 比較してみると、確かに数日置いた方が酸味がまろやかで、ハーブの香りも柔らかく広がっています。そして、マリネ液はゼリーになっていました。これは、レシピにはないのですが、三枚に下ろして残った中骨も一緒に煮たのです。このゼリーのとろみが切り身について程よく絡むのです。大変得をした気になりました。この方法はお勧めですので是非、中骨も捨てずに使ってみてください。
 さて、手順です。
 ▶1、鯖を三枚に下ろして軽く洗い流して水気を吸い取ります。▶2、玉葱を5mmの輪切りにし、材料のブーケ・ガルニを揃えます。▶3、平鍋に玉葱の半分を並べて鯖の皮目を上に、骨も並べます。▶4、残りの玉葱を鯖の上にのせてレモンの輪切りとブーケ・ガルニ、塩、胡椒をします。▶5、酢と同量の水を合わせたものを、鯖がひたひたに被るくらい掛け、蓋をして火にかけます。▶6、沸騰したら火を止め、そのまま冷ましてからオイルをかけて乾燥しないようにします。▶7、別の容器に移して冷蔵庫で数日ねかします。

材料

  • 鯖・・1尾
  • 玉葱・・1/2個
  • タイム(粉末)・・少々
  • ローリエ・・2枚
  • パセリ・・大さじ1
  • クローブ(粉末)・・少々
  • レモン・・1/ 2
  • オリーブオイル・・大さじ1
  • 酢と水・・同量合わせてカップ1にする。
  • 塩・・小さじ1/2
  • 胡椒・・適宜

***

 最後に、「修道院のレシピ」が何十年という年月人びとに愛されたのには、それなりの理由があると思います。私もいつかこれらの料理に近づけたら嬉しく思います。
 突然ですが、パソコンのこっちでしばらく料理の勉強などしようかと思います。ゆっくり読みたい本もあります。ブログを書き始めてほぼ毎日楽しく更新し続けてきましたが、やり残してきたこともあるなぁと痛感し、この辺で中休みしようかと思います。書かずにいられないことでもあれば、また、走り書きにここへ戻って来るかもしれません。
 ブログはこのまま誰でも見られるようにネット上に置かせてもらうことにします。ネットで育てられネットから飛び出すためにこうして積み重ねてきたことです。活用いただければそれこそが一番嬉しいことです。
  では。
                             godmother

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2010-11-28

今日から始まる米韓軍事演習を中心に関係主要国の動向について

 今日から米韓の軍事演習が予定通り12月1日まで黄海で行われるようです。先の北朝鮮の砲撃直後にもかかわらず、何故北朝鮮の焦りを煽るようなことをするのか、私には理解できないものがあるのですが、これが、平和ボケそのものなのだとは分っています。単に、恐ろしいことが起きなければ良いというだけのことです。
 この動きに対して、北朝鮮がどのような反応をするのか関係主要国政府や識者の見方が気になります。また、率直に言うと、日本などは何もできないというのもあり、その辺で納得の行くように分りやすくしておきたいと思い、気づいた範囲でクリップしておくことにします。
 まず、中国の動きに注目する理由ですが、先の極東ブログの「韓国人が居住する延坪島に北朝鮮が砲弾を撃ち込んだのはなぜか」(参照)で示唆されている部分が一番気になるところだからです。

 中国が恐れていることは、北朝鮮地域に権力の空白が生まれることなので(参照)、それを避けなければならない事態になるまで動くことはないだろう。
 今回の事態では、しかし中国が黙っていると漁夫の利として米軍が黄海を抑え込む可能性がある。その動きが可視になれば、中国はなにか珍妙な動きに出てくるだろう。こうした場合、中国は直接の関係国ではなく、弱そうなところをこづき回す

 北朝鮮の金正日氏に変わって金正恩氏への権力移譲が急がれている中で、軍隊がコントロールされているのかどうかが不透明だ、ということが一番の不安材料になっているためです。これを「権力の空白」と見るならば、中国がもっとも避けたいとする理由に、内乱が起これば難民が中国に流れてくるためです。出来れば避けたいのが本音だと思います。
 また、アメリカ軍の動きとしては、在韓米軍の段階的縮小で合意されていたにもかかわらず、今回の北朝鮮の砲弾によってそのペースを遅くする可能性も出てきているという見方もあるようです(参照)。このインタビューで、エモット氏も北朝鮮の不安定な動きを中国も警戒している点や、北朝鮮の情勢は誰にも予測不可能である点が一番厄介なことではないかと示唆しています。
 この点に最も気を置きながら、では、今回の米韓合同演習を中国はどのように見ているかというと、アメリカの動きを嫌がっているわけです。「漁夫の利として米軍が黄海を抑え込む可能性」が出てきているのが正に今回の演習ですから、何らかの動きを見せる筈だと思っていました。それも逆に、アメリカに北朝鮮を牽制するようにお鉢を回してきたようです(参照)。今のところ具体的な動きはなく、むしろ、今日から始まる演習を容認する形になっているようです(参照:最終更新 11月27日 23時43分)。

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 韓国・延坪島を砲撃した北朝鮮をけん制する狙いで28日から始まる米韓合同軍事演習について、中国は「容認」を迫られた格好だ。これまで米空母の黄海入りに反発してきた中国だが、「EEZ内での反対」を改めて表明した背景には、北朝鮮を簡単には擁護できない今回の状況の中で、将来的に中国近海で演習が続くことに歯止めをかける狙いがある。「EEZ内でも公海上ならば自由に軍事演習ができる」とする米国をけん制する戦略だ。【北京・浦松丈二、ソウル大澤文護】

 米国は北朝鮮に影響力を持つ中国の協力を求めている。演習に中国が反発する事態を避けるならば、事前協議も選択肢に入ってくる。黄海での演習を認めるか否か、米国から「踏み絵」を迫られた中国が切り返した形だ。

 現況をこのように解説されると、中国もかなり強気に出ているように感じるのですが、中国が北朝鮮に対して強く出られない理由は先にも述べたとおりです。北朝鮮を刺激して難民が押し寄せることを避けたいという理由があるようです。ビル・エモット氏はこう語っています(参照)。

北朝鮮の態度を改めさせることができる国は、中国以外にはない。北朝鮮問題の解決の鍵を握っているのは、とにかく中国だ。

 しかし、その中国も、北朝鮮に圧力をかけて、現行システムをうかつに潰せば、北朝鮮が国家的な大混乱に陥るなかで難民が自国に殺到することを知っている。それだけは避けたい。

 だから、東アジアの平和と安定を望むという言葉を繰り返すだけで、北朝鮮の政治体制に大きな変化を迫る積極的な行動には出られないだろう。ここに、北朝鮮がずっと変わらないでいられる大きな理由がある。

 結局、今日からの演習を見届けながら、もしもの場合に備えるという事になりそうです。また、懸念されている中国の弱いもの虐めの手は、まだ伸びてきている様子はないようです。が、困ったことに菅さんは“支持率1%になっても辞めず”(NHKニュース)この言い方は、流石にねぇーだろがっ!と言いたくなります。1%になるまで誰が付き合うかと思いますが、NHKニュースの最大限のユーモラスと受け止めるべきでしょうね、この話。まあ、このような発言は内々の会合止まりのレベルです。

この中で鳩山前総理大臣は、「政治主導という方向性はまちがっていない。政権交代した意義が認められるまで、民主党はふんばらなければならず、党内も協力したいと考えている」と述べました。そのうえで鳩山氏は、仙谷官房長官と馬淵国土交通大臣に対する問責決議が可決されたことを受けて「来年の通常国会にも影響が出るおそれがある」として、何らかの打開策を検討すべきだという考えを示しました。これに対して、菅総理大臣は「仙谷官房長官らの交代は考えていない」としたうえで、通常国会での来年度予算案の成立に全力をあげる考えを示しました。また、菅総理大臣は「内閣支持率が1%になっても辞めない」と述べ、政権運営への強い決意を示しました。一方、菅総理大臣は、サッカーワールドカップの2022年大会の開催地を決める会合が、来月初めにスイスで開かれることから、鳩山氏に対し「政府専用機を用意するので、日本への招致に向けて現地を訪れてほしい」と要請しました。

 要所要所に「鳩山」って出てくるのは、どうも「鳩山マジック」なるものがあるらしいのです。今までこれに散々な目にあったので、あまり現場に居合わせない方 が良い方です。この際スイスにでも行ってください。菅さん、それ名案です。エモット氏もこのようにコメントされています。

日本が円滑かつ効果的なアジア外交を進めるためには、強固な日米関係がなにより前提として不可欠だ。鳩山前政権下で見失われたその厳しい現実を改めて受け入れ、日本は行動しなければならない。

 一つだけ難癖を言わせてもらうと、政府専用機で税金の無駄遣いはよろしくないです。そういう所をなあなあにするのが、「盟友」と嫌味を言われる由縁です。いい加減にしてください。

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里芋の茸餡:出汁が透明感のある餡で茸と里芋をすっぽりと包んだ煮物

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 少し大きめですが埼玉で採れた里芋だと聞いて、なんとなく実家の傍だしとかいう思い入れもあって早速このような料理にしました。大変好評でした。出汁の効いたとろみ餡に茸も加えたのですが、こんなにシンプルな煮物がこれほど美味しいと感じるのは里芋のお陰でしょうか。是非是非作ってみて欲しい一品です。
 今回私が気を置いたのは、兎に角濃い鰹出汁を取る事です。里芋と茸がメインですから、里芋の食感と粘り、旨味を引き出すために味付けはあっさりと薄味に仕上げ、茸の触感とこの里芋が同時に味わえるようにとろみをしっかりつけた餡で包みました。柚子の皮のことも考えたのですが、出汁の香りと里芋の美味しさで大満足でした。
 手順は、▶1、時間が長くかかる昆布の水出汁と、木耳(きくらげ)は水でもどしておきます。▶2、里芋は、含め煮とは違うので皮付きのまま電子レンジで5~6分蒸し、そのまま余熱で完全に火を通しておきます。竹串でチェックして、芯が硬いようであれば必要な時間を延長します。▶3、椎茸は石づきだけ切り落として傘の方から手で小さく引き裂きます。

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 私が使用しているキクラゲは、ちりちりとしたフリルがついたような特徴があります。これは中国産で、きくらげの種類の中でもこのタイプは特別だそうです。おそらく数少ない種類なのだと思いますが、平べったくないので味の絡みがとても良く、料理向きだと思います。
 ▶4、1の出汁を加熱し、沸騰前に昆布を取り出して入れ替わりに花鰹をたっぷり加え、沸騰させないように5分ほど加熱して出汁を取ります。▶5、この出汁から300ccを鍋で沸騰させ、皮を剥いて一口大に切った里芋と1の戻したキクラゲ、椎茸を一緒に加熱します。▶6、出汁が濁るので沸騰させないように3~4分煮たら味付けし、水溶き片栗粉でとろみを付け、さらに3分ほど煮こんでとろみを落ち着かせます。

材料

  • 里芋・・400g
  • 椎茸(どんこ大)・・1個(40g)
  • 乾燥キクラゲ・・10g
  • 一番出汁・・300cc
  • 白醤油・・大さじ1.5
  • 味醂・・大さじ1
  • 片栗粉・・小さじ2(同量の水)

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2010-11-27

極東ブログ「[書評]ビューティフル・マインド 天才数学者の絶望と奇跡」(シルヴィア・ナサー)」について

 昨年の丁度今頃、「今年の読書のことを振り返るとしたら、おそらく・・・」と語っていたのを思い出し、バックナンバーを探してみるとありました。2009年の記念すべき本は村上春樹「1Q84」を振りきって「ザ・コールデスト・ウインター 朝鮮戦争(上下)ディヴィッド・ハルバースタム」だったのを思い出しました。釣られて買ったは良いけど、読むのに何とも時間がかかったのを覚えています。そしてその記憶と、先日の25日、黄海の延坪島で起きた砲撃事件がなんだか皮肉なタイミングで、しかも時期が同じであることがさらにこの問題を印象付けることになるのは明らかです。あまり覚えていたいとも思わないのですが。

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ビューティフル・マインド
天才数学者の絶望と奇跡
シルヴィア ナサー

 そうですか。今年の代表はあの「もっとも美しいゲーム理論」(参照)で紹介されていた数学者ジョン・ナッシュの生涯ストーリー「ビューティフル・マインド 天才数学者の絶望と奇跡」(シルヴィア・ナサー)に決定ですか(参照)。
 映画化された「ビューティフル・マインド」を見ておけばよかったと直ぐに思ったのですが、この書評によると、画像の記憶が邪魔になったと書かれているので真っさらな状態ではあります。ほっ。が、600ページには驚きです。人物の生涯を描く書籍で600ページとは、大作の部類です。しかもこんな風に感想が述べられているのです。

読みづらい本ではないし、訳文もこなれているのだが、とにかく内容が濃く、しかも600ページ近い大著でもあり、読書には手間が掛かった。
 いや違う。すらすらと読んではいけない書籍なのだと覚悟して、日々修行のように読んだ。読後新書50冊分くらい読んだ実感がある。いやそれも違う。新書50冊を読んでもこれほどのずしんとくるインパクトはないだろう。新刊書ではないが私としては今年読んだ本のなかでもっとも強烈な本となった。

 その強烈さにこのように触れていますが、その辺に関して直ぐに思い浮かんだのだのが同級生の数学者のことでした。世界的に有名でなくてもちょっと変人だし、などと昔を思い出しつつ、世界的な数学者と照らしても仕方のないのですが、数学をやる人はやはり変わり者が多いというのが印象にあります。
 ナッシュという人物には大変興味があります。が、半生は心の病といか、統合失調症を患っていたというのには驚きで、しかもその病の中で数学的な業績を上げているというです。ますます興味深い人物です。が、果たしてこのスーパー数学者の理解者に私はなれるのだろうか、という疑問の方が先に立ちます。
 あれこれ言ってないでまずは読め、だと思うので早速注文しました。私もここへ来て注文した本が続々と届き始めているので、順を追ってゆっくりじっくり読むことにします。
 「朝鮮戦争」はここだけの話2ヶ月かかったので、そのつもりになってみます。あ、もっと大変な本があったけど、二回読んでも良く分らなかったという記念すべきは、「破綻したキリスト」(参照)でした。考えてみると、結構いい加減な読み方をしたまま年越ししてきた嫌いがあります。この本も。いつかきっとまた読み直す日が来るとは思いますが、人生で読んだ本の中で、読み直したいと思う本があるのはよいことです。分ったと思った瞬間に思考も停止してしまうものですし、読むことについては、読ませる本に出会うのが何よりも私自身が可能性を感じられる時です。今回は、その本に潰されなければ良いのですが、楽しみです。

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極東ブログ「延坪島砲撃事件で最初に挑発をしたのは韓国側か」から思うこと

  争いごとにはつき物である「誰が先に手を出したか」を検証したエントリーが、極東ブログであがりました(参照)。そこまで事態が深刻化してきたのかと思わざるを得ない延坪島砲撃事件は、予断を許さない緊張の中にあるのだと思います。
 当初の報道から、北朝鮮が砲撃したのは人が住む島を目がけてであり、威嚇射撃とは言い難い結果が残っているので、素人目にはどちらが先かを見極める必要性がどこにあるのだろうかと不思議な気もしました。何故その必要性があるのか、読み進めてちょっと意外だったのが、引用されているアメリカのニューヨーク・タイムズの記事です。これによると、韓国の演習砲弾を行ったことにまず非があり、それが挑発となった事と、砲弾ではなく抗議すべきだったと報じていることです。世界中のだれもが一つの意見であれば極東ブログのエントリーの必要もないのかもしれませんが、異論が出ればその論点をはっきりさせ、議論を展開するというのが民主的な方法です。例によって、詳しく調べられています。おそらくこの検証の段階を経て、この先も議論になる可能性が高いのではないかと思います。
 結論として、韓国の演習における砲弾は北朝鮮に向けられたものではないという状況が正しければ、北朝鮮が主張している砲撃の正当性はないにも等しいのではないかと思います。それにしてもアメリカの言動は、ちょっと矛盾していると思います。韓国には、北朝鮮のやることに我慢しろと言いながら、その韓国と合同演習を堂々と行い、しかも明日28日から12月1日までに予定されている砲弾演習を決行するというのです。北朝鮮の刺激にならないための配慮なのかどうか、気になります。
 今後何が起こるのか、または起こらないのかは分かりませんが、周囲に戦争と同様の負傷者がでるような砲撃戦が始まるのだけはやめてもらいたいです。
 些細な物音にも神経を注いで、それが戦争の発端となるかならないかの不安の中で、延坪島の島民は常にその恐怖にさらされていたというのは今回の事件で知ったような私ですが、日本は、その東側にぽかんと浮かんだ小さな島です。しかも、尖閣諸島、竹島、北方四島の領土問題をそれぞれの関係国と抱えたままです。が、この件を解決するために口火を切るのは相手国を刺激することになります。黙っていても先日の尖閣諸島のような中国漁船から被害をうけることも起こります。このピリピリした状態がこれからも続くのかと思うと、大変不安になります。
 今週12月1日付けのニューズウィーク日本版の表紙タイトル「アジアが戦場になる日」を見て、これを読まずにはいられないという焦燥感を持ちました(参照)。特集を組むほどの注目度の高い状況なのだと思いました。まだ全部を読みきったわけではありませんが、「MILITARIZED STATES アジアに広がる軍拡中毒」(ジョシュカ・カーランジック 米外交評議会研究員)では、「中国や北朝鮮などで軍の強大化が進み、周辺の民主主義国でも軍拡に拍車が掛かっている」という観方を解説しています。市販の週刊誌なので、著作権の問題もあり、あまり内容を引用できないのが残念です。
 共産主義国に対して民主主義国は、その考え方や論点で交わることがないという点を考慮すると、有事に関しては守ることを真剣に考えなくては他に方法がないこともはっきりしています。日本以外の民主主義国は、軍備をかなり増大してます。
 一方、アメリカやイギリスなどは緊縮財政の一環で、軍事費を大幅に削減しなくてはならない状況です。日本がアメリカの傘の下にいられるのもいつまでかと、その日が割と近くなるのではないかという気もしてきます。
  このコラムの最後のまとめ部分に触れて、何ともやるせない気がしました。

 北朝鮮やパキスタンなど、近隣諸国に大きな脅威を感じさせている国が開放的な体質に転換し、政治システムの透明性が高まる日がやって来れば、アジアの民主主義国は軍備増強の必要性を今ほど感じなくなるかもしれない。
 しかし、北朝鮮などの体制で起きつつあることを考えれば、このような楽観的なシナリオが実現するとは考えづらい。アジアを垂れ込めた軍拡競争の暗雲はしばらく消えそうにない。

 アメリカの研究者の一意見とは言え、北朝鮮や中国が周辺国に軍需拡大を余儀なくせざるを得ない圧力を持っているのは確かだと思います。
 後から気づいたのですが、ニューズ・ウイーク電子版に、池田信夫さんの「危機管理能力のない民主党と平和ボケした自民党」(参照)というタイトルのコラムが掲載さていて、今回の砲撃事件発覚後、日本政府がどのような動きをしていたかにつして詳しく書かれています。ここから浮かび上がる日本政府の危機管理のなさは言わずもがなですが、日本の平和がこれまでに至ったことについて、アメリカの抑止力をこのように話しています。

 日本は、戦後65年にわたって戦争を経験したことのない稀有な国だ。それは平和憲法のおかげではなく、米軍基地に守られていた からである。その証拠に、朝鮮半島から米軍が撤退した直後に北朝鮮が南に侵略して朝鮮戦争が始まった。戦争を起こすのは武器ではなく、それを使う人間であ る。もっとも危険なのは、軍事力の均衡が破れたときなのだ。

 「軍事力の均衡」とはどういう状態を言われているのか良くつかめませんが、独裁的な主導者や独裁政権である国の軍事力は、その軍備だけではなく扱う人間の考え方が軍事に直結しているというのは歴然で、他国の軍事力が均衡をとるのはもともと難しいことだと思います。今回の出来事は、それが「破れたとき」だと解釈すればよいのでしょうか。
 現政権は頼りない政党であることと、日本は皆平和ボケであるということが、いつか痛い思いをすることにはならないかと気がかりでなりません。

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小松菜と焼き豆腐の餡仕立て:短時間料理にするポイント

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 このところ洋風料理が多かったので、久しぶりに和食です。
 シンプルに、旬の小松菜とエノキダケ、片栗粉をまぶして香ばしく焼いた豆腐を出汁にとろみをつけて仕上げた温かいおかずです。とろみが付いていると冷めにくく、いつまでも湯気が立ち上っているので食卓があたたかい雰囲気に包まれます。そして、フーフーしながらいただくのがいかにも待ち遠しかった、となんだかほっとします。
 このような料理は短時間でできると嬉しいのですが、揚げ豆腐となると一手間になるのか、敬遠されがちです。そこで、簡単に手軽に作るための手順と、美味しさを損なわない下準備のポイントに重点を置いて作ってみました。誰にでも簡単に美味しく作ることがでると思います。

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▶1、まず、小松菜はビタミンやクロロフィルの変質が起きないように、70度のお湯に2%の食塩を加えて色が鮮やかになるまで茹でます(☞godmotherのHint&Skill) 。この後直ぐに色止のために水に浸し、軽く水気を絞ります。この小松の下準備を整えるのと同時に出来ると良いのが豆腐の準備です。
 両方共、同時に出来上がるように時間を見計らうと、夕食の食べ頃から逆算して作りか始める事ができるので温かいうちに食すことができます。が、慣れないうちはどちらか先に取り掛かり、途中に余裕ができたら次を作り始めます。
 ▶2、私の場合なら、豆腐の水切りをしている間に小松菜の掃除をし▶3、茹でるお湯を沸かしている最中に、豆腐に片栗粉を刷毛でまぶしつけます。▶4、小松菜を茹でながら豆腐をフライパンで焼き始めます。▶5、最後に出汁を煮立てて材料を温め、片栗粉でとろみをつけます。手順はこんな感じなのですが、これを揚げ出し豆腐にすると時間がかかるので手順も変わります。
 また、豆腐の面積を広くして焼き時間を短縮することもできます。つまり、豆腐は小さく切らずに厚みを三分の一に切れば、手間も三分の一になります。
 豆腐を薄く切るには、包丁を寝かしてまな板と水平にスライドさせるのですが、これが難しいという人にとっては、最初から豆腐を切りたい厚みに縦に切ります。この方法は確実ですが、その代わり一つが小さくなり数が多くなるので粉をまぶす手間が増えます。
 ▶1、切った豆腐に片栗粉を刷毛で薄くまぶし、油を引いたフライパンで焼きます。オイルは、醤油味と喧嘩をしない癖のないタイプが良いです。▶2、下準備が整ったら出汁を鍋で温め、沸騰間際で全ての材料を加えます。▶3、再度煮立ってきたら味付けして片栗粉でとろみを付けます。▶4、片栗粉がしっかり粘りを出すまで2~3分静かに煮こみ、最後にゆ柚子の皮を散らします。

材料

  • 小松菜・・1束(300g)
  • 木綿豆腐・・300g
  • エノキダケ・・適宜
  • 鰹出汁・・300cc
  • 柚子の皮・・適宜
  • 片栗粉・・大さじ1
  • とろみ付け用片栗粉・・小さじ2(同量の水)

合わせ調味料

  • 醤油・・大さじ2
  • 酒・・大さじ2
  • 味醂・・大さじ1

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2010-11-26

極東ブログ「ゼロから学ぶ経済政策 日本を幸福にする経済政策のつくり方(飯田泰之)」について

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ゼロから学ぶ経済政策
日本を幸福にする
経済政策のつくり方
飯田泰之

 冒頭の三行と文末の本書の引用部分でこの本を読んでみる気になった、と言うのが正直なところです(参照)。

    民主党政権で各分野に混迷が深まるなか、ただ批判的に状況を見ているのではなく、一連の騒ぎが終了し、空疎なマニフェストの夢からはっきりと覚めた後、日本をどのように立て直していくか。そのなかで経済政策はどうあるべきか。基本に戻って考えるにはどうしたらよいか。

 ここです。
 経済に関する本を読んで政治や経済を学びたいなどとはもう思いませんが、この狂ったような民主党政権を批判するのにももうくたびれた観が漂い、これ以上は腐りようがないとさえ感じています。また、政治に触れて書くとき、愚痴を書いて変なものを世間に撒き散らすのも憚れます。だからと言って、見て見ない振りもできないわけで、政治の良くない影響は、生きて行く生活の中でじわりじわり感じ取って行くしかないのです。この脱力感は、政治が良くなることに期待し過ぎるからでしょうか、根底には今は間違っていて過去には納得の行く政治があった、というような価値観や尺度が自分自身にあるからなのだとは思っています。その価値観が、私自身をダメにして行くのだな、という程度に自己分析しては戒める日々の連続です。私が不幸なのは私のせいなのだ、と戒めてもどうにもならない現実に戦い挑む若さもないし、経済学者の正さを知っても世の中が良くなるわけじゃない。そういう事を思うような近頃です。
 読んでもいない本を腐すわけではないのですが、この本のタイトルは、確かに私の今の思い方の先に行き着き場所のようなものをきちんと据えて、見定める指針のようなものが見えてきそうなタイトルですが、世の中を変えるのは私じゃないし、という諦め感がかなり強いからか、最初は積極的になれませんでした。ただ、何とかこのような気持ちを払拭したいという思いと、現実的に進む時間の中で客観的に物事を見るためにも、思いに振り回されていてはダメなのだという思いがちょっと救いの部分です。そのほんのちょっとの救いの部分が、冒頭三行、文末の引用に引っかかったのです。
 実は先日開催された横浜でのAPECの前後でしたか、菅総理が環太平洋経済協定(TPP)に参加することを前提とする言動が目立ち、私もそれなりに考えていました。この時にネックになったのが「大きな政府」と「小さな政府」の選択肢でした。考ええる先に、この選択を余儀なくされるのです。話は簡単です。
 TPPで議論されているのは、国民の収入に不平等が生じるのをどうするかです。誰にとってもお得なことばかりではないので、これが結論を遅らせている元だと思います。顕著なものに、農産物の輸入が自由化になると、農業生産者の所得を脅かすというものでした。確かに死活問題です。もしも、政府が現状でTPPに参加するとなると、所得の不均衡をバランスするために補助金を出さなくてはならなくなります。つまり、これが政府管掌の実態なので、「大きな政府」という位置づけになります。国民が政府に管理される国家です。これはたまらんというわけでTPPを断念し、逆の「小さな政府」を考えるのです。すると、税金は減り、国民は政府に縛られることなく生産生活に活気づくという考え方です。が、問題なのは、税金を減らして成り立つような国家予算がない現状です。ここで思考停止な私なのです。誰もがこの問題に向き合わざるをえないと思うのですが、この究極の選択肢に今の政府は向き合う前に、どんどん政策を変えていってしまうのです。
 財源がないので緊縮するというのは納得できますが、反対側でバラマキのようなことを言いながら政権を獲得し、実際の政策は絵に描いた餅です。国民からは詐欺師だペテン師だと罵られています。が、もうこんなことはお終いにしたいと、そう思っています。
 さて、本書がどのような考え方を教えてくれるのだろうか、ちょっと楽しみです。難しい部分はさて置き、私はこの向き合わざるを得ない点についてだけでも考えを深めたいと望んでいます。そのための思考の幅が少しでも広がることを期待して、読んでみたいと思っています。

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フランス料理の魚のラグーとモロッコのタジンと関係があるのかな

 厚みのある「修道院のレシピ」をじっくり読むのがなかなか楽しい。その時間が大変充実のひと時です。そして、興味を引かれた料理は直ぐに試してみたくなる私の性格は、ここをご覧の方ならよくおわかりでしょう。自分に許された唯一の選択の自由のような部分なので、なんだか、他へ譲れない囲いがあるのだと思います。本に取り付かれるとこの始末なので、まあ、諦めてください。

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修道院のレシピ
猪本 典子

 今日の不思議は、「修道院のレシピ」P170の「Ragoût de poisson魚のラグー(煮込み料理)の作り方を読んでいて始まりました。このレシピで使用している鍋は、フランスのココットと呼ばれる鋳物の鍋ですが、最後の二行へきて「―残りの油脂とブーケ・ガルニ、水カップ半杯を加え、塩、コショウする。―ふたをして密閉し、ごく弱火で一時間ほど煮る」って、これ私の知っているタジンと似ている、と思ったのです。
 タジンというのは、モロッコを中心に、面白い形をしたのことや、その鍋で作った料理のことを呼びます(参照)。鍋は素焼きの、蓋が円錐形に尖った丸い浅めの土鍋で、無水鍋の考え方と土鍋の遠赤効果の両方を生かせる鍋として、素材の味を尊重した料理が出来上がるので大変馴染みやすく、何を料理しても美味しいのですが、どうもこれに酷似しているのです。
 ここでかなりのめり込んでネット検索が始まりましたが、「タジン ラグー」や「ココット タジン」など様々な検索ワードを使ってもフランスとモロッコの関係からこの料理の歴史を手繰り寄せることはできませんでした。とても残念ですが、ココットの原料である鋳物の歴史に遡ると、紀元前1500年頃の前千五百年 頃なのです。エジプト のパピルスに、足踏みふいごで風を送り、るつぼの中の銅を溶かして取 り出す作業が描かれているそうです。その流れで、エジプト⇒メソポタミア⇒中国大陸⇒ 朝鮮半島、⇒日本の順に伝わったとされています。この流れで、フランスが鋳物を取り入れた時代とココット鍋の関係がわかるわけはないので、その辺を調べたのですが、関連付けができるソースが見つかりません。なんだか未消化なのです。いつか、この先に、タジンとココットの料理法が似ているのはどうしてか?そこまで調べたいと思っています。

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 さて、今日のラグーは魚です。どんな魚でも良い、という意味でこのレシピには種別の特定がありません。ラグーは食材を選ばない料理でもあるので嬉しいです。私は、あっさりとした白身の甘い身が好きなので、鯛を半身で買ってきました。
使用する鍋は、ココットと同じ効果が得られて、タジンのように焼き物で出来ている伊賀焼の土鍋です。材料を順番に放りこんで、1時間煮こめばでき上がりです。

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 オーブンに放り込むのと同じ要領です。( )の中は、実際に私が使用した分量です。また、参考までに、昨年タジンで作った「魚のタジン」もどうぞ☞レシピ

材料

身のしまった魚(鯛頭付き半身)・・500g
油脂(オリーブオイル大さじ1+バター30g)・・50g
じゃが芋・・600g
玉葱・・大2個
塩・・小さじ1
胡椒・・適宜
ブーケ・ガルニ(タイム、ローリエ、ミント)
水・・半杯

作り方

  1. 鯛の鱗を完全に落とすために、熱湯を回しかけて直ぐに水で洗い流して鱗を取る。
  2. 1を人数分に切り分けdる。
  3. じゃが芋は皮を剥いてスライサーでスライスする。
  4. 玉葱は5mmのくし型にスライスする。
  5. 鍋にオリーブオイルを伸ばし、じゃが芋と玉葱の半量を鍋底に敷きつめて塩・胡椒をかるくする。
  6. 鯛の切り身をその上に並べて、バターの小片をところに置き、残りの玉葱とじゃが芋で覆うようにかぶせる。
  7. ブーケ・ガルニを散らして最後に水を回しかけたら蓋をし、極弱い火で一時間程煮こんででき上がり♬

続きを読む "フランス料理の魚のラグーとモロッコのタジンと関係があるのかな"

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2010-11-25

極東ブログ「韓国人が居住する延坪島に北朝鮮が砲弾を撃ち込んだのはなぜか」日本は世界一の暢気者

 昨日の極東ブログの「韓国人が居住する延坪島に北朝鮮が砲弾を撃ち込んだのはなぜか」(参照)では、北朝鮮について考えるのがやっとでした。しかし、金正日氏を「世界一の臆病者」と罵った私の、もっと気になっているのが日本の平和ボケと、その暢気で陽気な政府です。そのことが頭にあって、気楽にTweetもできない始末です。
 さて、その昨日のエントリーの最後は、「弱そうなところがどこかについて、解説は不要としたい。」で終わっているのです。これ、日本じゃないと思っている人いませんよね。こんなタイトル出してしまうと、ウヨウヨ出てくるのかもしれないですが、気になることを少し書いておくことにします。
 北朝鮮の今後について色々気になることもあり、ネットのニュースなどには注意しているのですが、日本が気を付けなくてはならないのは、アメリカの動きに敏感な中国の動きを読むことだと思います。何故日本に白羽の矢が立つのか?それは、いじめやすいからです。抵抗という抵抗はしませんし、うるさく騒ぐと直ぐにしっぺ返しがきます。それに打って出ない気弱さが日本なのです。また、尖閣諸島沖の漁船衝突問題では、ビデオ流出騒ぎで隠れてしまった仙谷sorryの「密約」問題も、結局問題にもならないで葬られてしまいました。よって中国には、日本と秘密を共有して、政府同士の内々の仲良しもできない阿保だと思われているはずです。
 さて、黄海上の韓国・延坪島(ヨンピョンド)に砲弾を撃ちこんだ北朝鮮は、アメリカの出している条件をのまないことには六カ国協議への復帰はできない状況です。が、経済的にも困窮している北朝鮮にとっては、核保有を認めさせた上で制裁措置も解除してほしいというのがその腹の内ではないかと思います。これに関しては、昨日の極東ブログでも引用されていたThe Teregraph(参照)が分かりやすいです。
 砲撃後の現在は、そんな馬鹿な事はお云いでないよ、と言われるのかどうなのか、様子見をしているといった状態にあるのだと思います。この北朝鮮に核保有を認める国はないと思いたいですが、北朝鮮がソウルや日本に照準を合わせて、その射程距離においていることは間違いないことです。いざとなれば狙い撃ちできる能力を持っているのです。極東ブログは、北朝鮮がソウル市民を人質にしようとすればできるということを見せつけるための砲弾だと分析しています。だとすると、どこにそれが向けられてもおかしくない話です。脅かしやすい日本かもしれないのです。特に、韓国と同様に日本もアメリカと同盟国ですから、アメリカの首を縦に振らせるためにとばかり、こちらに向く可能性だってあります。さしづめ、東京でしょうか。
 昨日の前原外相のコメントについて、ごもっともなお説なのですが、日本の立場が一言も語られていないのは何故なのか?何もしないのか?何か考えているのか?六カ国協議の一員としの自覚がどこにあるのかがさっぱり分かりません。どこかで他人事にしているような気がしてならないのです。

➠6カ国協議の再開狙う=北朝鮮砲撃で外相指摘(時事ドットコム

前原誠司外相は24日の記者会見で、北朝鮮による韓国・延坪島砲撃について「6カ国協議の再開、あるいは米朝の直接協議で自らの要望を受け入れてもらいたいという意図があるのではないか」と述べ、北朝鮮には国際社会の関心を引く狙いがあったとの見方を示した。その上で、「ゆがんだ意図は国際社会で到底受け入れられない。国際法に反するような蛮行を一切やめないと、対話の糸口は狭まり遠ざかると認識すべきだ」と、北朝鮮を強く非難した。

 また、この政府が武器輸出三原則を解禁するであろうという観方についても、変化しつつある世界情勢とNATOとの連携を思うと、それも苦渋の選択となるのかもしれない、というところまでは思考もついてきたところでした(極東ブログ「民主党政権下で日本の武器輸出三原則が終わるだろう参照)。この重大な案件をどのように結論し外交をどのように推進するのか、今の政府にかかる責任は重いものです。これについて、どのように議論されるかも関心はかなりありましたが、こんなニュースを見つけてがっくり。

➠三原則見直しに異論続出=新防衛大綱提言案で-民主調査会(時事ドットコム

 護憲派でつくる議員グループ「リベラルの会」世話人の今野東参院議員は、原案に盛り込まれた武器輸出三原則見直しについて「今までの民主党の考えと違う。いろんな点があいまいだ」と批判。「日本のソフトなイメージを損なう。リスクが大きい」との慎重論も出された。国連の役割をどう位置付けるかが不明確だとの指摘もあった。
 中川氏らは25日以降も全体会合を開いて意見集約を進め、月内に調査会としての提言案を取りまとめたい考えだ。(2010/11/24-18:43)

 ついでに言っちゃうと、おもいっきり右派的な意見ばかり言っているわりに「リベラルの会」なんですね。滑稽です。
 それにしても、この「今までの民主党の考えと違う。いろんな点があいまいだ」と「日本のソフトなイメージを損なう。リスクが大きい」は、議論ではないです。国の方向性もなければ、正当性を問うような内容もなく、これ何ですか?特に「日本のソフトなイメージ」って、そんもので北朝鮮の砲弾を避けられるのですか?アメリカと協調しなければ、守られるべき市民の命は誰が保証するのですか?
 まったく、その暢気な阿保も大概に、馬鹿も休み休みにしてください。

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野菜のジャルディニエール(Jardinière Légumes:温野菜の付け合せ):「修道院のレシピ」トマトのファルシの隣のレシピより

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修道院のレシピ
猪本 典子

 野菜のジャルディニエールって何?
 いや、トマトのファルシのレシピのとなりに書いてある料理の名前なんです。「修道院のレシピ」のP245の。前に極東ブログで紹介のあったトマトのファルシを参考に、我が家の畑のトマトが美味しくできた暁にはつくると張り切って作った、あのファルシ(ドルマ☞レシピ)のおさらいのつもりでこのページを開けてみていて気づいたのです。「ジャルディ二エール」って英語でもおそらく同じで、ラテン語かな?とか、辞書で調べると「装飾用植木鉢」とあります。で、また別に料理用語として、「 《料理》ジャルディニエール:肉料理などのつけ合わせ温野菜」とあります。なるほど、カラフルでいかにも小さな可愛い花を寄せ鉢にする、といったイメージを当てはめると、そのような語彙に納得します。ということは、彩りを考慮して野菜を選び、茹でて料理するということですね。
 という解釈のもとに材料を見ると、「にんじん、じゃが芋、蕪、グリーンピース、インゲン、バター」とあります。なるほどなのですが、調味料がない。なんと、調味料なしでっか?ふむ、なしです。
 作り方は、サイの目に野菜を切り、火の通りの悪いものから順に鍋に放り込みながらゆでる。野菜に火が通ったら水気を切り、暖かうちにボールで溶かしバターとみじん切りのパセリを混ぜ合わせる。だけです。ここで思ったのは、味付けはバターなのです。私は無塩バターを常に使っていますが、おそらくこのレシピは、有塩バターを使用している筈です。なるほど。でも、それにしても塩分が少ないですね。しかも、胡椒も使っていません。確かに、お花の寄せ鉢に猫がションをして、砂をかけたようなのは見栄えが劣りますね。なるほど。
 これだけ読んで、このシンプルさが気に入った。ってか、これしか書いていないのですが。
 これは何としても作らねばと、そう思って材料を見るに、グリーンがありません。仕方ない、ブロッコリーの茎があるジャマイカ!と思って切り始めると、ついていない時とはこういうものです。茎の中央に「す」が入っています。かなりショックで、皮を剥き、何とか空洞部分の堅いところを捨て去って残りを寄せ集めました。これでグリーンの確保はおっけ。

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 他の材料は誰のお宅にもあるようなにんじん、レンコン、スイートコーン、じゃが芋で整えました。如何でしょう?可愛いミックスベジタブルの出来上がりです。
 バターだけでこれ程美味しいとは思いませんでした。バターの風味と塩分だけにもかかわらず、野菜の一つ一つの味がはっきりするのでかえって美味しいのです。特に、レンコンが、シャキシャキした食感で、甘いのには驚きでした。
 書く程でもないのですが、一応参考までに、今回の材料と作り方を添えておきます。なお、本分では、材料の合計が1600gに対してバターを60g使用しています。私はこの換算率で野菜総重量に対するバターの分量を割り出しました。

➠お弁当に

材料

  • じゃが芋・・150g
  • にんじん・・150g
  • レンコン・・150g
  • ブロッコリーの茎・・150g
  • スイートコーン・・100g
  • 無塩バター・・26g
  • 塩・・3g

 有塩バターを使用する場合は、塩は加えません。

作り方

  1. 野菜をサイの目に同じ大きさに切る。(1.5mm角)
  2. バターは茹でる鍋の傍で溶かす。
  3. パセリをみじん切りにする。
  4. 鍋に水をはり、じゃが芋を加えて茹時間をずらしならが、レンコン、ブロッコリー、にんじん、スイートコーンの順に茹でる。
  5. 野菜が全てゆで上がったら水気を切る。
  6. 暖かいうちにボールに移し、溶かしバターとパセリのみじん切りを混ぜ合わてでき上がり♬

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2010-11-24

極東ブログ「韓国人が居住する延坪島に北朝鮮が砲弾を撃ち込んだのはなぜか」金正日は世界一の臆病者

 私もつくづく平和ボケしちゃっているなと思ったのは、極東ブログに掲げられた「韓国人が居住する延坪島に北朝鮮が砲弾を撃ち込んだのはなぜか」(参照)を読んだ直後です。
 誰かにヤラレル前に、普通は守るための装備を整えます。日本のように戦争をしないと公言している国以外は、どこも弾頭ミサイルや原子爆弾などを保有し、協定の基にその使用を管理しています。日本は、外からの攻撃を守るすべがないので、アメリカと同盟国になり、アメリカの核の抑止力に守れています。とりわけ、中国、パキスタン、イランなどは、核を持って自国を守っていますが、これらの国がいつ何を目的に仕掛けてくるか分かりません。ですが、ここで変な疑問が湧いたのです。何のためにこれらを備えるのか?仕掛けるためか、戦争が好きだから、主張を通すためか、営利目的か、何故でしょうか?
 その本当の理由に迫って考えたのは、今回が初めてだったかもしれません。そして、その根本は、人の生きる事への貪欲なまでの原点なのだと思ました。たった一人の愚かな臆病者のなせる業に、世界中が恐怖に慄いたのかと思うとやりきれない気持ちになりました。
 北朝鮮の金正日なる最高指導者は、世界一臆病者で怖がりだから、ウランを抱いていたいだけなのだと。そのウランを守るためなら、となりの韓国の大都市の住民さえ人質にとれば、アメリカも韓国も攻めては来ない、と。それを世界に知らしめるために昨夜は、砲弾したのだと、こんな馬鹿な指導者がいたのだと、呆れたのです。そして、この理由に気がつかなかったのも、私が平和ボケしているせいです。弱い者は、どうやって身を守るのか、その思考回路が働かなかったためです。
 今朝、The Telegraphの「North Korea shells South Korean island: Q&A」(参照)がTwitterで流れ、北朝鮮が攻撃してきた本当の理由は何か?という視点で読んでいましたが、何度読んでもその文脈が見えてこないのです。「記事読みましたか?」と聞かれて、まさかに読んだとは言えません。一番知りたい部分だけが読めなかったのですから。それもそのはずで、金正日氏のことを学ばなくては、この文脈は到底読めるものではありませんでした。

金正日は臆病者というかあるいは脇が甘くないというべきか、イラク戦争でイラクのフセイン元大統領や幹部がピンポイント空爆に遭っている際、恐れて長期に渡り身を隠していた。テロと空爆によって殺傷される恐怖心はかなり強い。現状で朝鮮戦争のような事態になれば、韓国は自主的に軍の指揮権は取れないし、同様に北朝鮮へのピンポイント空爆も米軍の管理下に置かれるだろう。つまり問題は米軍のピンポイント空爆に対する人間の盾にソウルを使いたいということになる。

 ここへ来てようやく見えてきたのが、ソウル攻撃です。「新時代の戦略」ということであれば、極東ブログの「北朝鮮によるソウル急襲シナリオ」(参照)が浮かびます。

 イラク戦争で示された米国の圧倒的な戦力と北朝鮮の国力低下から、北朝鮮は80年代に策定した軍事シナリオを放棄せざるをえなくなっている。つまり、朝鮮戦争のような半島全体に及ぶ軍事活動は北朝鮮はすでに無理。そこで新時代の戦略として、ソウル占領作戦が出てきたようだ。ソウルを国際社会に向けて人質に取る作戦だ。

 この時既に準備しているらしいことは掴んでいたのですが、忘れていたのは私がこの件に危機感がなかったとしか言い様がありません。あの国を危機に曝してはいけないのです。かと言って何が出来るでしょう。
 このことを今後に生かす方向で、前向きな対応にまで触れられているのが救いです。

 今後延坪島住民の安全を守るという表向きの理由で韓国軍がここに軍事力を強化すれば、その影で米国は中国の北京の入り口を事実上封鎖できる。これは美味しい。
 この読み筋は、別段、陰謀論でもなんでもなく、ただそこまでは読まなかった北朝鮮の短慮の結果論としてそうなるということかもしれない。案外、北朝鮮は自国の命運のために中国に対して米国で牽制しておいてもよいかもしれない、ということかもしれない。

 文字で書くとこれくらいのことなのですが、事態がわからなかった昨夕は、どうなることかと思いました。現在の住民は、危険な目に合わぬようどこかに非難されたらと思いますが、確かにそれを盾に、軍備を強化することは賢いです。
 今日は引用が多くなってしまいましたが、最後に日本に関係の深い関わりに触れています。

 今回の事態では、しかし中国が黙っていると漁夫の利として米軍が黄海を抑え込む可能性がある。その動きが可視になれば、中国はなにか珍妙な動きに出てくるだろう。こうした場合、中国は直接の関係国ではなく、弱そうなところをこづき回す。
 弱そうなところがどこかについて、解説は不要としたい。

 日本が一番平和でボケていますから、弱くて戦略も何も無い無防備な国です。尖閣諸島の二の舞をせぬよう脇を閉めてください。

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極東ブログ「[書評]ネットで成功しているのは〈やめない人たち〉である(いしたにまさき)」について

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ネットで成功しているのは
〈やめない人たち〉である
いしたに まさき

 一昨日のこと、たまたまネットで検索していた時にこの著書がヒットし、Amazonでチラッと拝見したのでした。それが、昨日の極東ブログでの書評で紹介されているではないですか(参照)。こう言っては何ですが、勿論、注文したのは書評を読んだからで、そうでなかったら購入には至らなかったでしょう。とても偶然な出会いです。
 当初、タイトルの「ネットで成功しているのは〈やめない人たち〉である(いしたにまさき)」から連想したのは、アフィリエイト(インターネット広告)で稼いでいる人達の成功話満載の本くらいのインパクトしかなく、本の紹介もすっ飛ばしでした。また、表紙の軽い漫画チックさが若者向けを狙っている感じがして、それだけで私が読むものではないといった印象でした。逆に言えば、その印象が記憶に残っていただけでした。で、驚いたというわけです。
 この本、一体何の本?と、いう疑問から書評を読んで分ったのは、儲かる話ではなく、儲からないブログなどを何でこの人達は続けるの?という、観点から読むとよいのかもしれないということです。中には本当にアフィリで儲かっている人の話もあるのかもしれません。私の期待にこたえてくれる本だといいなあ、と思いつつ早速予約注文しました。勿論極東ブログのAmazonAccountからですよ。(紹介の本は恒例です)
 ところで、アフィリで儲かっているのかですが、、ブログをそこそこ書いている私ですが、そんな野暮なことそんなこと聞かないでと言いたくなります。また、「儲けよう」など一回も考えたことはありません。じゃー、何で広告貼っているのか?その理由は、このブログを始める当初、finalventさんにデザインの監修をしてもらった時に「GoogleAdsenseをできるだけ早く貼ったらいいよ」と言われたのがきっかけです。
 当時は、そんなことどうでも良かったのですが、今はある意味これに救われています。100ドルを円に換算してGoogleのアカウントに貯まると、自動的に私の指定している銀行に入金するシステムを採用しています。人がブログを訪問し、クリックしたり広告記事から何かのアイテムを注文されると、相手企業からGoogleを通して私にマージンが支払われる仕組みです。私や読者の懐は一切痛むことはないので、ページに目立たないように広告を貼っています。これで入金されたお金は貯まって儲かっているか?ですが、とんでもないです。でも、そのお金で救われているのは事実です。
 ニフティーにココログの月額使用料(このブログの使用料)の形で1000円支払っているので、通帳内でGoogleの入金とココログへの支払い関係で相殺され、少し残高として残っている程度です。つまり、いくら貯まったか楽しみに金勘定するほどは残っていないということです。
 でも、このシステムのお陰で、私は自分の死後のブログの月額使用料の心配は要らないので、安心して「終活」したつもりになっています。ニフティーが存続する限り、また、訪問者がある程度維持できる限り、無人で管理されるという問題はクリヤーできています。今更ですが、finalventさんは、おそらくここまでの配慮があっての当初のお勧めではなかったでしょうか。ありがとうございます。
 つまり、ブログをいつまで続けるのか、または、いつ止めるのか、ということに私が向き合って考えた挙句の果て見えてきたシステムでもありました。その部分が、どうもこの書籍の内容と一部関係がありそうなのです。興味を引かれたのは、そこからでした。

 一言でいうなら、面白ってことを大切にして、無理をせず、発信続けること、なんだけど。
 ブログとかツイッターが面白いなと感じ、本書にもあるように、無理をしないという飛行体勢が3年維持できれば、それ自体が大きな変化だろうし、その変化は各人が意味づけもできるだろう。
 そうした一人一人の意味づけに、本書はネット的な距離感でそっと風が通りやすいようにも開かれている。

 書籍のタイトルの「〈やめない人たち〉」とは、アンケートに協力した「著名ブロガー、ネット文化のわかる文化人、ネットで著名なエンジニア、Webサービス運営者、そしてそれに収まらない人110名」の方々で、私からすると、先駆者とも言うべきネット界の諸先輩方です。前段の儲け話の観点から言っても、ダントツに儲かっている方達です。つまり、ブログの訪問者数の比じゃない方々の話です。だから何?って感じがしたのも事実です。
 私などは足元にも及ばない方々の話ですが、毎日ブログを続けてきて、それなりに積み重ねがあり、これ自体がドラマのようなものです。その点だけは共感できるものです。本書の元になっているそのアンケートに私も無意識に答えているので笑った。こういうことに答える無意識の部分って、一体なんだろう?

  1. いちばん好きなWebサービスは何?
  2. これまで一番衝撃を受けたWebサービスは何?
  3. ネットで情報発信する際にいちばん必要なスキルとは?
  4. ネットで発信する際に心がけていることは?
  5. 収入面での変化はあった?
  6. それはネットをはじめて何年ったってから?
  7. ブログのアクセス数を増やす努力はしている?
  8. ツイッターフォロワー数を増やす努力はしている?

 私は、ネットが好きでブログにはまった訳ではないので、最後の二問を答えようとすると、「儲ける」という目的を持った人への質問にしか見えてこないのです。読み手がいてこそ書くとも違うし、読み手がいなくても書く私なので、ブログは単にそのツールというだけなのです。だから、書き方の努力はしている?と聞かれたほうが答えやすいとは思いました。これだけでもかなり現代の若者とは感覚が違うと思われるので、アンケートに答えた方達の考えに触れてみたいと思いました。

***

 徒労とも言うべき作業の事を考える時に思い出すのは、山本七平さんの言葉だったりします。(参照)また、思い出したので書いておきます。 

AmazonNetShop人間はカネにならんことを一生懸命やっている限り堕落しないと私は信じているのだ。

しかし、このカネにならない仕事を長期間継続することは、相当の決心と持続力がいる。問題は「餓え」より安易につきたがる心情だろう。

私は常に楽観的なのだ。いずれ人びとはそれに気づき、自らを少しでも貧しくするため、「金にならないことは何でも」一心に行い、それで心の空白を満たすようになるだろうと思う。それは根拠なきことではない。江戸時代にはそういう人はいくらでもいたのだ。

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真鯵(まあじ)のポワレ:細挽きのパン粉で油控えめでヘルシーに

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 スーパーのお惣菜コーナーは、いつも多くの客でにぎわっています。先日は、かなり多くの人が集まっていたので何事かと思い、立ち止まってじっくり見入ってしまいました。
 好みのおかずを好きな分量だけ自分でセレクトして計量器で量り、1g/1円で値段のタグを受け取ったら容器に貼ってレジで会計をするという仕組みなのです。この方式は、東京の息子の住んでいる町内のスーパーにも確かありました。
 魚料理や肉料理、サラダや煮物、何でもごじゃれです。特にここで多く見られたのは揚げ物でした。買っている人に「どれが美味しいですか?」と試しに聞いてみると、「あまり美味しくないけど、家で揚げ物するのは面倒だからここで買う。」と、言うことでした。これがきっと平均的な主婦の思いなのだろうなぁ。とか思いながら、肉や魚のフライを見ると、形が変わってしまうくらい大きな粒のパン粉がこってりついています。しかも、こげ茶色に揚がっていて美味しそうなのです。身を食べると言うよりは衣をほうばると思えば納得ですが、それにしても、アレ何グラムでおいくら?と、計算が頭をかすめました。しかも、カロリーも高そうです。と言うわけで、隣の鮮魚で鯵を買って自分でフライにすることにしました。

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 フライを家で作るなら、パン粉のキメを細かくサラサラにするのをお勧めです。こうすることでパン粉を最小限度に抑え、少ない油でフライパンで揚げ焼きすることができます。使用するのは、私は大概オリーブオイルをカップに半部ほど使い、ターナーで少し押さえるようにします。これで、ムラ焼けしないで均一に火が通ります。そして、後片付けも簡単です。

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 市販のお惣菜選びの際、自分の好きな物に傾倒しがちです。わざわざ嫌いなものを選ぶ人はあまりいないでしょう。揚げ物が好きなら、日替わりでいろいろな揚げ物を毎日食べることもできるのです。また、最近聞いて驚いた言葉に、「嫌いなものを無理して食べる理由が分らない。」と話した30歳代男性もいます。大人になってからこれでは、どこから教育が途切れたかを聞かないと、ヘタに途中の説明は通じないということも分りました。栄養が偏るので、健康を害さないよう注意が必要なのだと付け加えておきます。
 今日は、前段の話を受けて、意識的にあっさりした衣を使ったレシピにしました。しかも、さくさく感もあるので是非お試しを。

☆ 参考➠油脂の栄養価について

材料

  • 真鯵の開き・・3尾
  • 塩・胡椒・・適宜
  • オリーブオイル・・カップ1/2

  1. 小麦粉・・大さじ2
  2. 溶き卵・・大さじ2と同量の水
  3. パン粉・・大さじ3

材料

  1. 頭を切り落して腹から尻尾に向かって包丁を入れ、腸を取り出し、流水で洗ってから腹側を開く。
  2. 中骨のついている身を手前に置いて包丁を入れ、骨に包丁を当てながら引き、最後に骨を切り取る。
  3. 2に軽く塩を振り、水が滲み出したら吸い取る。
  4. 3に軽く粉を振る。
  5. パン粉を細かく砕いて(袋に入れて麺棒を押し当てて転がす)ボールにいれ、解き卵に水を加えてつなぎを作る。
  6. 4の鯵に卵液を絡めてパン粉の入ったボールに入れ、揺すってパン粉をまぶしたら押さえてバットに並べ、ラップをかけて冷蔵庫で最低10分おき、パン粉を落ち着かせる。
  7. フライパンでオリーブオイルを中火で温め、パン粉摘まんでを試しに落とし、直ぐに散らばるくらいになったら鯵の皮目を下に焼く。
  8. ターナーで軽く押さえて均一に火が通るようにする。
  9. 焼き色を確認して裏返し、完全に火を通す♬

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2010-11-23

グラタン・ドフィノワ(Gratin Dauphinois)じゃが芋のグラタン:finalventさん絶賛の「修道院のレシピ」より紹介

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修道院のレシピ
猪本 典子

 「修道院のレシピ」Cours de Cuisine というレシピ本があるということは何かのきっかけで昔から知ってはいたのですが、忙しさにかまけて購入するチャンスを逃していました。偶然にも、先日、Twitterでfinalventさんが、「 レシピ本の最高傑作は「修道院のレシピ」とつぶやいているではないですか。すかさずこの話題に乗って、とうとう手元に取り寄せたのです。
 私の憧れ的なレシピ本でしたが、実は、あえて買わなかったという理由もあったのです。それは、ブログを書くようになってから、できるだけ自分自身で考えて作った「我が家の料理」の記録として展開しようと思っていたため、レシピ本然とした本にはあえて触れないようにしていました。ところが、それに拘ってもあまり意味がないと思い始め、最近はTPOにあった相応しさが料理にはあると思うようになり、特にオリジナルに固執しなくなりました。
 というわけで、早速この本を紹介したいのですが、ちょっと困った問題があるのです。本の紹介といっても、この本は正にレシピしか書いていないのです。料理の背景や季節感、食材の特徴といった情報は全くないと言ってもよいくらいです。ページをめくっても、時々著者が気に入っている料理の画像が出てくるだけで、普通の書籍にある「はじめに」みたいな部分に数ページ、この本が生まれるまでの経緯について書いてあるだけです。ですから、料理自体にストーリー性といったことはないのです。結局考えた挙句、書籍の紹介をするよりも、作ってその料理の話をすることで何か伝わることでもあれば良いのではないかと、そんな風に思って書き始めました。 ところで、憧れ的な理由以外に、この本がとても楽しみだっだ理由があります。
 finalventさんが、「だけどある意味、この本はつまらない。」「暗号みたいになっているから。」そして、「Godmさんならわかりますよ。わかって驚くと思う。」と意味深な事を言われたのです。なんだかわくわくしてきて、久々に魅惑の世界の扉でも押し開けるようなそんな楽しみを抱いていました。

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 そうかと言って、レシピ本自体にあまり興味がない理由もあります。ここで話すのは初めてかもしれませんが、エッセイ的な部分や著者の料理に対する考えなどに興味があるのです。それは、どのような本が好きかという一般的な本に対する考え方を聞かれても同じ答えなのです。そういう意味では、この本はハズレなのです。が、届いてからその内容に触れて、例の言葉の謎にはどうしても関心が向き、何が「暗号」で、「最高傑作」と称される料理はどのような料理を指すのかと、レシピ本を読もうとして読んだのは始めです。そして、その謎が少しずつ解けてきました。でも、これは秘密です。

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亡命ロシア料理
P・ワイリ, A・ゲニス

 さて、早速手頃な材料で作れるレシピはないものか、と探しているうちに、オーブン皿の上で薄い黄色の何かのスライスが並んで焼かれている画像が興味を引き、レシピを見ると、なんだか私の手間なしキッシュ(☞レシピ)の様ではないですか。 この料理は、 「亡命ロシア料理」のオムレツにならって卵液に小麦粉を加えて焼きますが、「修道院のレシピ」では小麦粉に変わって卵がつなぎになっています。しかも、日本では当たり前のようにベシャメルソースで絡めるグラタンが主流なのに対して、このレシピでは単に牛乳です。これは、カロリーコントロール上嬉しいことです。また、家にあるもので直ぐにできる料理です。よって、これに決定。
 ところで、シンプルで美味しく簡単な料理ではありますが、これがこの本の代表料理というわけではありません。言い忘れましたが、600種に近い料理を一冊にまとめてありますから、代表料理を決めるのは困難極まりないです。また、これだけの料理が一冊にまとまるというのはちょっと驚異なことです。本を見ればわかると思いますが、システマティックにまとめてあることに驚くのはきっと私だけではないと思います。「暗号」の謎がここに隠れているのです。
お弁当に

材料

  • じゃが芋・・400g
  • 牛乳・・85cc
  • 全卵・・1個
  • 塩・胡椒・ナツメグ・・適宜  

  ※使用したじゃが芋はアンデス。皮は紫色で、身は黄色くホクホクしているのが特徴。

作り方

  1. グラタン皿に輪切りにした(スライサー使用)生のじゃが芋を並べる(バターを塗布)。
  2. ボールに卵を割りほぐし、牛乳、塩、コショウ、ナツメッグを加える。
  3. じゃが芋の上に注ぎ、高温のオーブンで15分焼く。

  ※分量はレシピに書いてある量の三分の一にしました。また、オーブンの性質の違いもあるので、様子を見ながら焼き加減してください。

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2010-11-22

極東ブログ「柳田法務大臣は辞任すべきではなかった」:民主党が民主政治をやめた記念すべき出来事

 早朝のNHKニュースでは、昨晩、柳田法相が続投の意向を表明する声を聞き、次に、8時に柳田さんが総理官邸を訪問して会談中だと聞きました。さらに仙谷官房長官との会談後、辞任が報じられました。この時、なんて露骨なやり方をするのだろう、とバーターに柳田さんが応じたのだと直感しました。「あに言ってんだよ、このばーか」とか、あるいはブーイングでもオッケです。
 バーターっていろいろな意味がありますが、この場合は「取引」です。国民感情としては、あんな軽口を叩く人、法相なんかやらせるべきじゃないと思っている人がほとんどでしょう。だから、極東ブログで「柳田法務大臣は辞任すべきではなかった」(参照)に賛成するようなことを書くと、先日頂いたコメントでご心配頂いたような事になるやもしれません。が、おかしいことはおかしい。変なことは変だという意見を持っている事が同じなので、やはり声を大にして言います。
 民主党は、補正予算の可決のため、野党と取引したに決まっています。仙谷さんと馬淵さんの問責が与党によって可決されなかったこともあり、柳田さんは絶対に落とすと息巻いていた野党を振り払えば、補正予算が否決されると踏んだに違いありません。今朝、辞任を促したというのが真相ではないかと思います。
 民主党幹部が声を揃えて辞任すべきではないと、ちょっと前あたりから言い出したのはあくまでも柳田さん本人の意志による辞任だと見せたかったからに決まっています。兼任するという仙谷さんは、当初は辞任をほのめかしていた唯一の人でしたが、18日「仙谷氏も同日夕の会見で、「資質に問題があるとはまったく考えていない」と辞任の必要はないとの認識を示した。また同日夕、菅直人首相も官邸で記者団に柳田氏の辞任を否定した。」と、急に意見が変わったようでした(SANSPO.COM)。ところが、本人が辞任の意向を出したのです。野党が問責を出してくれば、避けられないと読んだのでしょうか。

 いずれ問責決議案は避けられないという情勢というか空気を民主党も読んで、今朝の事態に至ったということだろうが、これで結局、政権交代後でも言葉狩りで大臣を打ち落とす前例を作ってしまったことになる。
 しかもこれ、予算を通すためのバーターでしょ。政治が汚いというのは愚かしいがここまで汚い風景を演出することはないんじゃないか。

 この惨たらしい政府の姿を私達の前に晒すべきじゃないのです。あまりにも露骨過ぎています。民主的な国家を理想に民主党が立ち上がり、政権をとらせたのは私達国民です。が、とうとう民主党も道を外し、狂ったとしか言いようがありません。
 しかも、仙谷sorryが兼任なのですよ。開いた口が塞がらないとはこのことです。まさかに仙谷sorryは国会答弁で『個別の事案についてはお答えを差し控えます』と『法と証拠に基づいて適切にやっております』に終始することはないのでしょうね?歴代の法相がそうだったそうですが。

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極東ブログ「民主党政権下で日本の武器輸出三原則が終わるだろう」について

 率直な感想を先に言ってしまうと、世界は本当に変わってしまったと思いました。何といえばよいやら、言葉にもならないほど落胆してしまいました。ちょっと待って、こんな筈ではなかったでしょ、と私が育った昭和と思わず比べてしまいました。極東ブログ「民主党政権下で日本の武器輸出三原則が終わるだろう」(参照)のタイトルからの連想で「ああ、またこの政府の馬鹿が・・・」と、この政府になってから特に外交的には失敗ばかりです。皮肉な話です。この政府が馬鹿のように狂ってもいたし方のない世界情勢なのだということが、とりあえず平面的に捉えられると思います。
 冒頭にその理由が述べられている通り、北大西洋条約機構(NATO)の変化が大きく、その影響を与えているのは、ロシアの協調だと言うのです。まずこれに驚きです。
 大戦後、欧州寄りの西側諸国と冷戦が続く旧ソ連のような東側アジアの共産圏を締め出すための軍事同盟としてNATOが設立されたのです。そのNATOにロシアが協調するとなれば、よほどのメリットがなければあり得ないというのが言わば昭和的なところなのですが、日本とNATOとの関係が活発になってくれる事は、日本にとっては望ましいことです。北朝鮮の核実験に強く反対的な態度を示してくれることが何よりも救いです。
 日本の関わりとしては、アフガニスタンの人道的支援を保ってきていますから、NATOとの関係は、前政権までは良好だったと言えます。今思えば、こういう点では安倍政権や小泉政権での外交がありがたく思えてきます。このNATOが活発化することは喜ばしいのですが、何故ロシアが加担するのかという点で、極東ブログによると二点挙がっています。

 不安定な中央アジア諸国の情勢にアフガニスタン戦争の影響を受けることを避けたいという思いもあるだろう。

 NATO側の本音を言えば、ロシアからの脅威に対抗するためのMDなので、ロシアの協調というのは不思議にも見えるが、それ以上に重要な課題がのしかかった。明白なのはイランの弾道ミサイルの脅威である。当然ながらロシアもカバーしているので共通の敵と言えないこともない。
イランもこの動向に反応し、この間ミサイル実験(参照)も行った。イラン側からの声明でもわかるように、イスラエルへの敵意は剥き出しにされており、NATOとロシアとしてもイランとイスラエルの暴発の可能性に備えるという意味合いもあるだろう。さらにはパキスタンからの防衛という複雑な問題も絡んでいるだろう。

 日本とロシアと言えば、先のAPECでのロシアのメドベージェフ大統領と日本の菅首相との会談が最新ですが、アメリカとロシア間にはすでにお約束が交わされていたということもあって、かなり強気な姿勢という感じを受けました。この空気には、日本もいずれうんもすんもなく合流せざるを得ないとするものがあったのかもしれません。
 別の話ですが、11月6日「極東ブログ「非核三原則が実質的に終わる時代へ」に寄せる思い」(参照)では、ニュージーランドが日本と並んで非核原則を守ってきた国でしたが、アメリカとの軍事的合意の方向へ協議が進んだことを話しました。一体世界はどうなってしまうのか、大国はどんどん手を組みならが軍備を整え、他国の攻撃に備えていっています。唯一の被爆国日本は、「日本版のアンザス危機」(参照)を迎えるのではないかとの懸念も持ちました。そして今度は、武器輸出禁止三原則の終りまでもが起ころうとしていると言うのです。私はできれば、野党が否決すれば阻止できる範囲の話にして欲しいと思ったのです。
 武器輸出禁止三原則は、佐藤栄作首相が衆院決算委員会で表明したのが始まりで、①共産圏諸国、②武器などを輸出してはいけないと国連決議で禁じられている国、③国際紛争当事国、の国に対して、武器輸出を禁じたものです。加えて、76年の三木内閣で、対象をすべての国に拡大することによって、憲法9条をより鮮明にしたのです。が、にもかかわらず、中曽根内閣の83年に、例外が設けられたのです。これは、米国にだけ限定された例外としての扱いでした。理由は、日米貿易摩擦の中での圧力を親米家の中曽根首相の配慮による外交の結果かと思います。
 つまり、この三原則は、時の首相や政権担当の政党で可決されれば、如何様にも変更可能なゆるいお約束事とも言えるのです。そう思っている私の浅知恵から、政治家の考え一つでなんとかなることだと思っていたのです。
 ところが、幸か不幸かこの緩さが、解禁にまで及ぶ可能性があるというのです。

 特に重要なのは、日米がMDで共同開発している海上配備型迎撃ミサイルSM3の扱いだ。日本が武器輸出三原則を固持すると、共同開発の米国としてもこれを第三国に供与することが不可能になる。MDを推進しようとするNATO側からしてみれば、日本がNATOのMDの傘を妨害する要因に見えるし、平和への侵害とも見えてしまう。
 これを回避するために民主党政権は武器輸出三原則を見直し、共同開発の対象国の拡大を検討している(参照)。拡大対象は、NATO17か国と韓国およびオーストラリアの計19か国となる予定だ。

 中曽根政権がアメリカと交わしたように、また、最近では、小泉政権の給油問題で、アフガニスタン戦争に加担しないという表向きを作ったように、それぞれのケースで政府は慎重に扱ってきたのです。それを今後維持しながら、この三原則は清く残すべきだという保守的な考え方がでてきます。それが何故できなくなるのか?国民が普通に持つ疑問です。その答えはこうあります。

 武器輸出三原則の例外を閣議決定すれば、武器輸出三原則は無傷で残る。だが、19か国へも主要先進国に例外が拡大されても原則は維持されているというのは滑稽な響きがある。実質的には、民主党政権下で日本の武器輸出三原則が終わることになるだろう。

 武器輸出三原則を頑なに守ろうとすれば、文字通り「日本版のアンザス危機」と言うものです。世界から村八分にされ、孤立するのです。「武士は食わねど高楊枝」とも言っていられないということなのですね。日本は、なりふり構わず尻尾を振って、大国についてゆくしか生き延びる道はないという話でしょうか。
 もう一つ、何故、NATOがイランやパキスタンに備えようとするのか?という単純な疑問も抱きました。が、直ぐに思ったのは中語との関係です。パキスタンとの関係は、極東ブログ「中国によるパキスタンへの核武装強化の支援」(参照)で詳しく解説されています。また、イランについては、中国は以前から武器を輸出していることは明らかです。このような、中国の核化拡散の勢いを伸ばそうとする動きを国際社会の話題にし、中国こそがその動きを断念せざるをえないようにしなくてはならないと思います。そのためのNATOであるなら、それは日本も大いに協力的でなくてはならないでしょう。
 ただ、中国は一筋縄ではいきません。アメリカも手を焼いている通りです。先日も少し話題になったノーベル平和賞授賞式に出席しないように、との要望が中国から出され、賛同しているのがパキスタン、イラン、インドだそうです。このような動きを静止する権利も持ちませんが、寄り添って行く国を見れば、それは中国の息のかかった国々で、どうすることもできません。日本も多少の躊躇をしたのか、参加申し込みが締め切りから二日ほど延びた時は、この政府には不安ばかりなので、実は、冷や汗ものでした。
 私は戦争の痛ましさを割りと身近に見聞きしてきましたから、戦争は怖いです。今までは、法律で命を守ってもらう以外考えられませんでしたが、現実の世界情勢の中で、日本だけ関わらないわけには行かないということがわかってきました。
 心境は、誰かにしがみつきたいほど心細くて仕方がないです。
 このところ大騒ぎしている「「暴力装置」が国家」なのだということがイメージできない人には打って付けの現実問題です。武器によって国家を守ると政府が決めることは、市民の総意でなくてはなりません。「暴力装置」は国家ではないと言う人達にとって、それを目の当たりにすれば理解できるのでしょうか。ただ残念なのは、言葉を理解できないだけではなく、武器輸出三原則がなくなることなどには無関心のようです。Twitter検索しても、この話題はあまりないようでした。この世界情勢になびく政府に国民が反対すると、今の中国のような状態になるのか?他国と歩調を合わせないと、日本は、世界から孤立状態になるのです。その先の日本の姿は、私には想像できません。

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鯛のレモン焼き:本格ベスーゴ・アル・オルノを小さな鯛で一人分

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 この料理はスペインの漁師料理と言われていて、大きな鯛を一尾丸ごと使ってオーブンで焼き、大勢で分け合って食べるそうです。私も、半身でしたが以前作ったので、鯛の尾頭付きにするならこの料理にしようと機会をうかがっていました。見た目もゴージャスですが、とても美味しいのです。レモンの酸味が身に染みこみ、表面にはアーモンドと松の実のペーストが香ばしく、焼いている最中から出来上がりが待ち遠しくなるのです。いつか作りたいと思っていましたが、大きな鯛を食べるほどの人数も集まらず、未だ実現していません。なので、今日は、小さな鯛で作ってみました。

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 一人分のサイズとして最大でも25cm程です。三分の一は頭ですから、食べる部分は限られています。ただ、頭が付いていると美味しい出汁がでるので、ソースにすると、これが絶品なのです。このソースのために尾頭付きを指定するようなものなのです。実は。
 作り方は、以前作った方法と同じですが、材料を少し変えています。ペーストに松の実を入れない代わりに、アーモンドのスライスをたっぷりかけてみました。香ばしくて焼き立てはカリカリしているので、食感が楽しめます。また、注意するのは、鱗を綺麗に取り除くことです。食べている最中に硬い鱗が混ざるのは、美味しさを半減させてしまいます。

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 最近の鯛は、天然のほうが安価で、買い求め安いお値段になってきていると思います。なんだか、今のうちだぁ的に一度試してみませんか。以前作った時のレシピ記事で、知人の、そのまた知人のスペインのおかあちゃんが作っているのをYoutubeにアップしてくれました。参考にどうぞ☞こちら

材料

  • 鯛・・2尾(25cm)
  • 玉葱・・半分
  • レモン・・1個
  • オリーブオイル・・大さじ1
  • 白ワイン・・30cc
  • 水15cc
  • アーモンド(スライス)・・10g
  • にんにく・・10g
  • オーブンシート・・1枚

   ※付け合せは、茹でた里芋です。焼いて香ばしくします。
作り方

  1. 玉葱を1cmの櫛型に切り揃える。
  2. 鱗を卸して内蔵を取り除く。
  3. 鯛の皮目に斜めに中骨まで包丁を斜めに入れて4本レモンを挟む切り込みを入れる。
  4. レモン1/2を8等分に切り、種を取り出し鯛の切り目に挟み込む。
  5. オーブンシートを天板にのせて玉葱をバラバラに散し、オリーブオイルを振り掛け鯛を乗せる。
  6. 残りのレモンを鯛にまんべんなく絞りかけてアーモンドスライスを散らし、10分ほど置いて味を馴染ませる。
  7. オーブンを200度に予熱し、鯛に混ぜ合わせた白ワインと水を振り掛けて焼き始める。
  8. 全体で25分焼きますが、15分後と20分後に焼き汁をスプーンで掬いながら鯛に回し掛けます。(15分よりも早くオーブンを開けても焼き汁があまり出ていませんので早く開け過ぎないこと)
  9. 20分後、皿の底に溜まった焼き汁を魚をうまく押さえながら擂鉢に移し、よく混ぜ、このソースを鯛に回し掛けてオーブンに戻す。
  10. 同じ温度で5分仕上げ焼きをして出来上がり♪

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2010-11-21

極東ブログ「自衛隊ではなく国家が暴力装置だから国民は安心して暮らせる」について

 仙谷官房長官の参議院予算委員会での「自衛隊は『暴力装置』だ」発言は、世間に波紋をよんでいるようです。騒ぎの元となる部分には二面性があり、「暴力装置」という言葉の解釈と、使われた時代背景を知っているか知らないかという問題があると思います。が、これがなかなか理解されないのだと思うので、再び触れておくことにします。
 仙谷さんは、直ぐに「実力組織」だと言い直し、陳謝したとはいえ、仙谷さんも本来の意味を取り違えて使用していることに気づいてはいないと思うのです。というのは、19日の会見では、「われわれの時代と言葉のイメージ違がう」(11・19記者会見参照))、と言われているからです。ここは微妙なので補足しておきますが、「暴力装置」と国会で発言した直後の18日の会見では、自ら「ちょっと言葉が走った。ウェーバーを読み直し、改めて勉強したい」(11・18産経ニュース)と、誤解または誤読を意味するような発言をされているからです(両方共その理由なのかもしれません)。このころ同時に、既にTwitterでは人を渡って言葉が迷走しているような状態になり、早々に極東ブログで、「暴力装置」の原語から訳を加え、出典を明らかにされた上で解説されました。(参照)。つまり仙谷さんの18日の会見で言われたウェーバーの説を解説されたのです。
 私は、この「暴力装置」という言葉の誤解と、全共闘よろしく学生運動に関わった世代なら普通に「暴力装置」という言葉を使っていたことを含めて、現代ではその語彙は通じないという点で書きました(参照)。これで、言葉の意味と出典や時代背景が整い、仙谷さんの使い方の誤りも理解したつもりだったのですが、読者側ではあまり理解されませんでした。それで再度、噛み砕いた説明のためのエントリーを掲げられたのが昨日の「自衛隊ではなく国家が暴力装置だから国民は安心して暮らせる」です(参照)。
 ところが、それでもまだ文章が読めない、意味を理解出来ない日本人がいるのを知って呆れました(参照)。これというのも仙谷さんの発言のお陰で露呈したことなので、理解できる人とできない人の存在がはっきりしたというものです。無知は恥ではないです。無知で利口な人は人の話に耳を傾け、そこから学ぶチャンスを得て知識を蓄えます。はてはブックマークにコメントをされている人々の多くは、無知な上に気の毒です。きっとまだお若いのでしょうけど、学びの道は随分狭い人達です。自分と違う考えを受け入れない姿勢のどこかに、自分は正しい、というのがあるのでしょう。自分は間違っているかもしれないと疑わない、自信のある人は気の毒だとしか言いようがありません。
 ところで、昨日Twitterで流れた小さな記事で、このようなことが本来は批判されるべきことと思ったので挙げておきます。

➠「暴力装置」発言、官房長官を擁護=前原外相(時事ドットコム

 前原誠司外相は19日の記者会見で、仙谷由人官房長官が自衛隊を「暴力装置」と表現したことについて「昔よく共産党系の本も読まれていたんだろう。その中に暴力装置のような言葉があったやに本人から聞いた。それが間違って出てきたものだと思っている。あくまでも本音ではなく、言葉が誤って出たものだと認識している」と述べ、仙谷長官を擁護した。

 前原さんの発言は確かに仙谷さんを擁護するつもりで言われたのでしょうけど、擁護になっていません。仙谷さんはご自身の解釈が誤っていることに気づいていない上、ご自身の立場としては相応しくない言葉だったと会見で言われています。この擁護の仕方だと、「暴力装置」の意味を誤解させます。また、「言葉が誤って出てきた」のが「共産党系」の本だというのなら、何という書物でどのように出てきたかまでを明らかにしないと、これでは「共産党系」に失礼です(非ぬ誤解のもとです)。
 仙谷さんは言葉のイメージを強調されていますが、意味の取り違えとは思っていないようです。あくまでも本音だと思います。次のように言われています。

 仙谷由人官房長官は19日の記者会見で、自衛隊を「暴力装置」と表現したことを石原慎太郎東京都知事が「軽率でバカだ」と批判したことについて、「批判を甘んじて受け止める。われわれが慣れ親しんできた時代とちょっと言葉のイメージが違う。こういうポジション(官房長官)に就いているので、思いを致すべきだった」と述べた。

 仙谷さんもですが、前原さんも「暴力装置」の意味を知らないと見えます。「暴力装置」は国家のことです。自衛隊は暴力なのです。紛らわしくて何のことか分からないという方は、極東ブロブをよく読んでください☞こちら 
 「暴力装置」は国家なのだと日本で言えば、お前は阿呆か、と罵倒されるのは私も承知しています。繰り返しますが、何故って、「暴力」という言葉には、「乱暴な力を振う良くない行為」と認識されているからです。だったら違う表現を使って分かりやすく言えよ、と批判されるのも分かります。が、言語の出典を尊重して、定義されたとおりに学ぶのが学問です。
 極東ブログで現在進行している内容は、学問的(社会学)な立場から解説されているのです。だから、これは社会学という前提で『暴力装置』、という言葉の解釈を教わったのだと会得できるか否かなのです。
 これが通じない上、意味も解釈できずに人を嘲笑し、礼儀も知らない恥ずかしい人が多いのには驚きです。はてなのブックマーク界隈だけの特別なエリアの話だとは思えなくなりました。

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諏訪周辺で作られるポピュラーなきのこ汁(市販茸で作るためのレシピ)

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 先日作った信州味噌仕立ての「きのこ汁(平茸・椎茸・しめじ)」(☞レシピ)でも触れましたが、いつか食べた信州のきのこ汁の懐かしいさを思い出されという方の話から、都会では入手できない茸ばかりを使ったレシピでは気の毒な気がしていました。舞茸などを使えば出来るだろう、と推測的な考えを言った手前、それは自分でも作ってみないことにはチト無責任な気がしたので、早速作りました。しかも、こちらで作るポピュラーな味付けでないと再現した事になりませんし、その雰囲気にも浸れないのではないかと思ったので醤油味にしました。また、加える野菜も当地の一般的な材料である白菜だけです。
 結論から言うと、きっとこれだ!と、納得の行くきのこ汁ではないかと思います。普通は、茸と豚肉に白菜を加えて煮こむのですが、ここに山芋(大和芋)を擂って、団子のように一口大に切りながら落としました。これだけはオプションですが、理由は、適度なとろみがお汁を冷めにくくするので、真冬には大変体が温まるためです。因みに、長芋は使用禁止です。固まらずに汁に溶けてしまいますので、間違えないように購入時に要注意です。

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 さて、肝心の味付けですが、決め手になるのが「舞茸」です。勿論栽培物で、普通にスーパーに売っているものです。このマイタケがきのこ汁のベースの味になるというのは言わずもがな、良い出汁がでます。これに、エノキダケとブナシメジを加えるだけで十分に風味が豊かなになります。また、白菜をたっぷり入れてしなしなになるまで煮こむと、白菜の甘さがお汁全体をまろやかにします。
 これなら都会で味わる茸汁として太鼓判を押します。是非お試しあれ。

材料(5~6人分)

  • 豚バラ肉・・5mm厚で100g
  • 舞茸・・1パック(200g)
  • エノキダケ・・1/2株(市販のサイズ)
  • ブナシメジ・・150g
  • 白菜・・300g
  • 昆布・・10cm
  • 水・・1500cc
  • 白醤油(普通の醤油でも可)・・大さじ2
  • 醤油・・大さじ1
  • 酒・・大さじ2
  • 塩・・小さじ1(味見して加減)
  • 大和芋・・300g
  • 七味唐辛子・・適宜

作り方

  1. 分量の水に昆布を浸して半日以上置いて、水出汁を取る。
  2. 豚肉を切って鍋に並べ、弱火でじっくり油を出す。
  3. 2の豚肉の油で白菜を炒める。
  4. 1の出汁を加えて煮込み、沸騰したら小房に分けた茸を入れ、沸騰直前で火を弱くして10分煮込む。
  5. 大和芋を擂って一口大に箸で切りながら落とし、浮いて火が通ったら味付けする。
  6. お椀に注ぎ分け、七味唐辛子を振ってでき上がり♬

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2010-11-20

極東ブログ「自衛隊は暴力装置ではない。タコ焼きがタコ焼き器ではないのと同じ。」について

 一昨日の仙谷官房長官の「自衛隊は『暴力装置』だ」について詳しい語訳と共に、仙谷さんの常識と非常識の紙一重部分が明らかにされたようです(参照)。
 テレビ放映されている国会で、しかもそれを視聴しているのは殆どが一般市民括弧笑なので、「暴力装置」という言葉が、社会学や政治学や法学で用いられる用語であるなら正しく使って頂きたいものです。また、正しく使われたからと言って、それで誤解を招かないかと言えばそうでもなく、エントリーでも指摘されているとおり、「おおやにき」「池田信夫」「石破政調会長」の有名な諸氏も、仙谷さんと同種の間違えを公然と述べられてるようです。なのに、白羽の矢がたったのは仙谷さんだけ。理由は、仙谷さんだから。
 仙谷さん関わりのエピソードがたくさんある中、「柳腰外交」という言葉を発して大いに国民を笑わせてくれた時、誰が何と言おうと「撤回しない」、と頑張られたお陰でこの言葉もようやく定着し、案外使い勝手の良い言葉として現政権の外交を評価する代名詞になりました。でも、元を正せば、間違った言い回しです。この「柳腰外交」の言葉も、どの様な背景で生まれ、誰が使い出したかというお里がはっきりしていて、なおかつ、仙谷という名の政治家が間違ったまま使用することにさも意味があるように呈した曰くつきの言葉です。この前提条件を「柳腰外交」という言葉とセットで後世に伝え繋がなくては誤解を招きます。そして、「暴力装置」という言葉も同様です。
 このようなケースで言えるのは、一表現であり、いい変えれば時代のギャグのような言葉として定着しているというだけです。が、一過性の言葉にすぎないという認識は、あまり後世には引き継がれません。言葉だけが残るのが殆どです。
 「柳腰」の意味は、辞書では「《柳腰(りゅうよう)」を訓読みにした語》細くしなやかな腰つき。また、細腰の美人。」という意味です(参照)。仙谷さんは、単に「しなやかな外交」を言いたかっただけかもしれませんが、誤用を指摘されても、その語彙を訂正することもなく押し切ったのです。
 前置きが長くなりましたが、極東ブログで解説されている「暴力装置」は、いつの間にか間違った解釈のもとに誤用されているということがはっきりした上、その解説は、「柳腰外交」という言葉も同様に、注意して使用しなければならない言葉なのだと理解しました。
 暴力=悪の解釈をしない分野があり(「識者のみなさんが元にしている社会学の泰斗マックス・ヴェーバーから考えて」)、「暴力装置」の意味がたこ焼き器と並べて説明させているのが何ともお茶目で、極東ブログ風味を漂わせています。

 つまり、「暴力装置」というのは、各種の暴力を独占して扱う国家の装置("apparat")という特性を述べている。各種の暴力をあつかう装置("apparat")だから「暴力装置」なのである。タコ焼きを作るのがタコ焼き器("apparat")というのと同じことなのだ。タコ焼き器もまた、コンロ、金型、ひっくり返し用キリ、油引き、粉注ぎと各種の要素をまとめた装置("apparat")なのである。 

 国家は暴力ではなく暴力「装置」("apparat")。もちろん、その文脈でいうなら、自衛隊は「暴力」ではある。そして「支配手段」("a means of domination")でもある。だが、「暴力装置」ではない。
 よって、自衛隊は暴力装置ではない。

 なんとなくややっこしい感じですが、暴力=悪という解釈のもとでこの文脈を読むとまちがった解釈になるので、一般的には難しい言い回しかもしれません。そこを悟った長官は、国会で直ぐに訂正したという常識的な部分もあったというわけです。
 しかしながら、先に述べた諸先生方と同様に仙谷さんも、それからTwitterで大騒ぎした諸氏も皆さんお勉強不足だったというわけです。因みに、この言葉に引っかかりもしなかった市民も多くいるので、今後の誤解を避けるためにもこのエントリーで一線引かれたのは有用です。

追記

 誤解を「避けるためにも有用」なエントリーだと書いたばかりですが、今朝ほど該当エントリーの「はてなブックマーク」(参照)を拝見したところ、どうも、日本語の文章を正確に読めないからではないかと思うような頓珍漢なコメントが多く、これには唖然としました。困ったと言うべきか。極東ブログの内容は、日本の新聞が読めたら読解できる内容だと私は思っています。物を知らないと文脈が読めないと言うことはありますが、文章が読解できないと言うのは、新聞を読む以前の問題だと思います。なんだか、これはとても問題だと思いました。

追記

 先の追記とほぼ同時くらいに極東ブログから補足のエントリー「自衛隊ではなく国家が暴力装置だから国民は安心して暮らせる」(参照)があがりました。読者に読解力を求めるよりも、もっと分りやすく噛み砕いて書き直した方が良いと判断されたようです。
 やはり「国家が暴力装置である」は、「乱暴な力」ということではないということが通じないため、誤解や曲解が多かったようです。また、「「その暴力(乱暴な力)をふるうApparat(組織体/装置)が自衛隊や警察」というのはシンプルな間違いだ」として、その説明を加えられました。
 この理解が重要なのは、私達が憲法に守られていることを説明しているからです。

 だから憲法がある。憲法というのは、政府の暴力(Gewalt)をルールによって規制するということだ。この規制が正当性を担保する。
 さらにいえば、暴力装置として暴力を独占した政府から最終的に市民を守るための契約が憲法なのであるし、そう認識できなければ、そもそも憲法を理解していなことになる。また、この契約を守らせるために可能なかぎり権力(Gewalt)を分散しバランスさせる仕組みが、民主制度という政治制度なのだ。

 この部分の理解に不安な方は、どうか、極東ブログをじっくり読んでいただきたいです。

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麻婆春雨(マーボーはるさめ)なるもの、作りました

 「麻婆春雨」なる料理は、本当に中華料理にあるのだろうか?いや、これ、テレビのコマーシャルでやっていたよ。ふーん、料理の雰囲気はわかる気がします。ググってみてもこの料理自体を説明するサイトはなく、商品としての味付け調味料やレトルトばかりヒットします。おそらく正式に中国料理ではなさそうです。勿論手持ちのウー先生の本にもありません。でも、 「麻婆春雨」の響きから、あの味が染み込んだ春雨をツルッと食べるのを想像するといかにも美味しそうです。そこで、市販のものを意識しないで、オリジナルの「春雨の炒めもの」として、食べたいイメージのとおりに作ってみました。

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 まず、味付けのベースには豆鼓を使います。豆鼓は、日本では「豆鼓醤」という名称で調味料として製品化されています。以前買った製品は甘い味付けで、ペースト状で、色も形態もちょうど八丁味噌のようでした。腐すわけではないのですが、調合した味が付いている調味料を使うと、何でも同じ味のベースになってしまい、料理が面白くないと感じました。全てではないのですが、中華料理は、シンプルな調味料を絶妙に使いこなすことに面白みがあるので、私は豆鼓醤の原料となっている豆状のものを使っています。
 豆鼓は、大豆を塩漬けし、発酵させたのち乾燥させたものです。このコクと香りがとても深い味を持っていて、少し加えるだけで、料理全体に中華料理らしさがひろがります。この特徴が料理全体に広がるように、紹興酒と醤油を使って鶏ガラ出汁と一緒に煮こみ、最後に春雨に吸い込ませました。
 まず、豆鼓の香りを出すために、最初に葱の粗未みじん切りと一緒に気長に炒めます。油に味が染み込んだところに豚の挽肉を炒め合わせ、鶏ガラスープでしばらく煮込みます。ここに、熱湯をかけて蒸した中国春雨(緑豆春雨)を適当な長さに切り、木綿豆腐を千切りながら加えて春雨が透き通るまで煮込みます。最後に合わせた調味料を回しかけ、千切りの生姜を炒め合わせて仕上げます。ぴり辛にするには、注ぎ分けた後にラー油(☞レシピ)をかけて好みの辛さにします。

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 味をよくしみ込ませるためには、豆腐や春雨に火が通っている事が条件です。この点に注意すれば誰にでも美味しい「麻婆春雨」が簡単にできます。
お弁当に

材料(4人分)

  • 豚挽肉・・150g
  • 中国産緑豆春雨・・100g
  • 鶏ガラスープ・・500cc
  • 木綿豆腐・・150g
  • 長葱・・10cm
  • 豆鼓・・大さじ2
  • 生姜の千切り・・1片分
  • 醤油・・大さじ2
  • 紹興酒(なければ酒)・・大さじ1
  • 塩・・一摘み

作り方

  1. ボールで春雨に熱湯をかけて蓋をし、20分ほど蒸しながら戻してざるに上げる。
  2. 豆鼓は細かく砕き、長葱は粗いみじん切りにし、生姜は全切りにする。
  3. 鍋に油を少々引き、豆鼓と長ネギを弱火で焦がさないように炒めて香りを出す。
  4. 3に挽肉を加え、中火で色が変わるまでゆっくり炒める。
  5. 鶏ガラスープを加えて10分ほど煮込む。
  6. アクを掬って、適当な長さに切った1の春雨を加え、一緒に豆腐も手で千切って加えて煮込む。
  7. 春雨が透き通って来たら予め合わせた調味料を加えて煮込み、味をしみ込ませる。
  8. 最後に千切りの生姜を混ぜ合わせてでき上がり♬

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2010-11-19

Twitter時事問題:仙谷官房長官の「自衛隊は『暴力装置』だ」という発言と馬淵氏を擁護した事について

 Twitter時事問題とも言うべきか、昨日は、私がフォローしている人の一部で仙谷さんが参議院予算委員会の答弁の際、自衛隊を「暴力装置」と表現したことが話題になっていました。このことから、少し気になることもあるので触れておくことにします。
 私は、丁度、仙谷さんが国会でこの発言をした時にテレビ映像を見ていて、唐突に飛び出したこの言葉に違和感はありました。自衛隊を「暴力装置」という言葉に言い換える仙谷さんの意図すること、「暴力」という言葉の含みに合法である自衛隊に対する批判的、この言葉の出処などをです。何故自衛隊をこの言葉に置き換えてあの場面で表現したのか、これらの理由から相応しくない言葉を使ったと瞬間に感じてました。と、同時に、仙谷さんの背後からの野次の影響か、「実力組織」と言い換え、さらに質問者から謝罪と撤回を要求されてから謝罪した、という一部始終を見ていました。これは少し問題に挙げられるのではないかと思っていた通り、夕方、finalventさんが「官房長官の「暴力装置」発言で謝罪=直接注意へ−首相を」(時事ドットコム)の記事をTwitterで流されたのです。私は画像で見た部分がそのまま問題になったと思っただけでしたが、その直後から、別の角度で混乱が始まったかに見受けられました。
 その混乱の元になったのは、おそらく仙谷さんを擁護する側に立つ誰かが「マックス・ウェーバーは警察や軍隊などの物理的強制力を「暴力装置」と呼んでいる」と解釈し、その言葉を仙谷さんが引用しているから正しいというように擁護しようとしたのではないかと思いました。これをTwitterで流したことに対する反応が多く、騒ぎが大きくなりつつあったのではないかと推測しました。私のタイムラインでは、話が途切れてしまうので、途中でラインの読み方を変えて、finalventさんにどれだけの情報が集まっているのかを集中的に見られるように変更し、やり取りを読んでいました。
 この発言の何に反応してマックス・ウェーバーの事が引用されたのか、そもそも、その出典も明らかではない上、仙谷さんが「暴力装置」という言葉に何か特別なメッセージ性の含みを持たせて発言したのか、それさえもはっきりしていないというのに、どんどん憶測が広がり、言葉がTwitterのラインで流れてゆく様子を見ていると驚異でした。
 私は、「自衛隊は『暴力装置』だ」と、国会で官房長官が使用して良い言葉ではない、というコモンセンスが通じない世代の話くらいに受け止めるのがやっとでした。finalventさんは、思い込みや、明らかにそれは違うといった人の解釈に疑問を投げかけたりの対応をしていたかに思います。
 Twitterで誤解がまかり通るということに対しては、ある程度対応できることで、時間はかかりますが、諦めずに引用している出典が明らかになれば、誤用しているのかどうかも説明はつくことです。finalventさんの努力も決して無駄ではないのです。
 後で彼のタイムラインを読むと、半らこの騒ぎは鎮静したかに思ったのですが、昨夜の産経の記事に目を通すと、仙谷さんの若かりし頃の話と共に、ジーンとするものがあり、この人も世代の傷というか背負うものの重さを感たのかと思い、気の毒な気がしました。お涙頂戴のオチをつけるつもりはないのですが、発言に及んだ背景を知って、仙谷さんの人生に共感する部分もあり、これからの日本にとって、良いことかもしれないと感じました。その話も含めて、ここで仙石さんの「暴力装置」発言に触れておきたかったのが理由でもあります。

➠仙谷氏「暴力装置」発言 謝罪・撤回したものの…社会主義夢見た過去、本質あらわに(産経ニュース

 現在では、自衛隊を「暴力装置」といわれると違和感がある。だが、旧社会党出身で、東大時代は日韓基本条約反対デモに参加し、「フロント」と呼ばれる社会主義学生運動組織で活動していた仙谷氏にとっては、なじみ深い言葉なのだろう。

仙谷氏は著書の中で、「若かりし頃(ころ)、社会主義を夢見た」と明かし、その理由としてこう書いている。

「社会主義社会には個人の完全な自由がもたらされ、その能力は全面的に開花し、正義が完全に貫徹しているというア・プリオリな思いからであった」

 仙谷氏は後に現実主義に「転向」し、今では「全共闘のときの麗しい『連帯を求めて孤立を恐れず』を政治の場でやるとすってんてんの少数派になる。政治をやる以上は多数派形成をやる」(7月7日の講演)と述べている。とはいえ、なかなか若いころの思考形態から抜け出せないようだ。
 「ちょっと言葉が走った。ウェーバーを読み直し、改めて勉強したい

 自衛隊が「暴力装置」だと表現された時点で気づくべきでしたが、青春をかけて闘った学生達が、国家権力としての警察を「暴力装置」という代名詞を普通に使った時代の言葉です。この言葉が口をついて出ただけだと気づくべきでした。ただ、仙谷さんにとっては重たい問題であると自覚していただきたいです。この言葉を意図して使ったわけでもなさそうで、それだけに、国会答弁という場で出てきたのは言葉だけではない内面の問題があるのだと思います。昔の反骨精神丸出しのようになったご自身の政治家としての資質について、今回は、向き合う機会になればと願うものです。
 また、この政府は菅総理を始め旧社会党のメンバーにも、仙谷さんのように「昔とった杵柄」組がいるのです。リーダー格が自らを省みる姿勢になると、政党内にも変化が起こると思います。国会議員が政府の合法機関を批判している姿は、国民目線にはどのように写っているかに気づいていただきたいです。
 ところで菅さんですが、首相の座についてからこっち、なんだか覇気を感じませんが、今回の仙谷さんの反省から連想したのですが、責任ある立場になってやっと分かってきたのかもしれないと思いました。こんな上から目線な言い方はよろしくないですが、率直に言うと、失態で気づくという経験です。「言葉が走った」辺りに問題があることに菅さんも気づいたのだとすると、青春を投下したあの全共闘時代の自分を一掃するくらいの覚悟がないと、民主的な日本にはならないです。反骨精神のまま、国家権力と化しているのは自分なのだと気づいたとしたら、姿勢も考えかたも変わるのではないかと思います。それに気づかれたとしたら、それはおめでとう良かったね、なのですが、国会議員という職についてからではやや遅蒔きです。国民にとっては、迷惑な話だとも言えます。

***

 私にはもっと気になる議員として、馬淵氏と仙谷氏がいます。馬淵氏の出鱈目発言に対して、庇い立てした仙谷氏に対する問責決議案を野党が提出し、社民党が反対した結果、却下されたことが解せないです。
 馬淵氏は、率直に言って卑怯者です。この件は、先日も書いたとおりです(参照)が、彼の嘘発言で、海保の情報管理体制が、さもずさんであるように報じられたのが最初です。その後の調べでも、確かに海保の管理に問題はあるとは思いますが、国民に与えた印象は、「国会議員は真当な仕事をしている」、「海保は何をやっとるんじゃ」であったし、捜査を長引かせた要因にもなったと考えます。馬淵氏と、馬淵氏を擁護するかのような「保安官と政治家は問われる責任が違う」と、発言をした仙谷さんの責任は大きいです。
 この発言の元になる思考形態は、ご本人が認めているように「暴力装置」という発言と同じで、かつての国家権力闘争時代のものではないでしょうか。このお二人の政治家としての責任を問うための問責決議案が却下されたことは、これらの問題を放置することになります。それは、民主党の体質の改善にはマイナスであるとともに、正すとはどういう事か、ということから考えなおさなければならなくなります。間違った事を間違っていると主張し、改め正すことを寸断させてしまわぬうちに、早期の解決を求めます。

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きのこ汁(平茸・椎茸・しめじ)

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 寒くなると出てくる茸の筆頭に平茸(ひらたけ)があります。先日、八百屋さんでこの平茸が目に止まったのが、偶然と奇跡が同時にやってきたとしか言い様のない喜びでした。
 茸採り名人に言わせると、平茸はブナの木に折り重なるように大量に密集して生えるので、一度に沢山採れる茸だそうです。が、出まわっても数は少なく、タイミングがよほど良くないと買うことは難しいです。肉厚でしっかりとした茸で、加熱するととても良い香りと深みのある出汁が出ます。焼いたりバターで蒸したりするのも美味しいのですが、平茸があればやはり真っ先にきのこ汁です。買い置きの椎茸とブナシメジと一緒にキノコ汁にしました。

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 茸料理で先日もコメントで、茸につく虫が気になる場合は、唐辛子を水に入れて茸を浸すと良いと教えていただきました。が、虫は殆どいない模様です。ラッキーといいますか。そうは言っても、かなり熱いお湯で洗う方法が効果を発揮しているのかもしれません(☞茸の掃除方法)。
 入れる具は、きのこ類の他に時期の野菜なら何でも良いのです。あまりいろいろな材料に拘らず、本当に身近な野菜で良いと思います。ただし、お汁が冷めにくいように豚肉や油揚げなどを加えると一層美味しくなります。
 味付けは、この辺では醤油味が多いのですが、私は信州味噌が好きなので、一年物のあっさりした甘口の味噌を使います。画像の汁の色が茶色く見えるのは、茸の色と紫芋から出た色です。当たり前ですが、野菜と茸をじっくり煮こんで味を引き出し、最後に葱と味噌を加えます。味噌は長く煮こむと香りが飛んでしまうので、出来上がったら直ぐに食卓へ直行です。

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 天然の茸に勝るものはないとは思いますが、一昨日作ったこのきのこ汁を弁当にしたら(☞参照)、この時期に採れる茸で食べた味を思い出したという人から美味しかった思い出を聞き、都会では難しいかなとは思ったのですが、使う茸によっては再現も出来ると思います。癖のある舞茸をたくさん使うとそれらしくなると思います。例えば、舞茸です。他にエノキダケやシメジなどです。そして、食べる直前には一味唐辛子を必ず一振りします。
➠お弁当に

材料

  • 平茸・・150g
  • 椎茸・・5枚
  • ブナシメジ・・100g
  • 豚バラ・・150g
  • 大根・・100g
  • にんじん・・150g
  • 紫芋・・100g
  • 下仁田葱・・1本
  • 昆布出汁・・1リットル(昆布10cm)
  • 信州味噌・・お玉に1杯

作り方

  1. 1リットルの水に昆布を浸して半日以上置く。
  2. 汚れている茸を70度前後のお湯に入れてじゃぶじゃぶ洗い、仕上げに水で軽く濯いで笊に上げる。
  3. 大根とにんじん、紫芋、豚バラを一口大に切り、粗みじん切りに切る。
  4. 鍋に油を薄く引いて豚バラを並べ、肉からできるだけ油を出したら野菜を炒める。
  5. 野菜に油が回ったら昆布出汁を注ぎ、沸騰する頃にアクを掬う。
  6. 沸騰してきたら茸を全て加え、沸騰後火を弱くして10分煮込む。
  7. 最後に葱を大きめに小口切りにして加え、味噌で調味する♪

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2010-11-18

外交と軍事は壊滅的とされるこの政府は、塞翁が馬とできるのか

 気になることは山のようにあり、その元にあるものが上手く出せないのですが、少しずつ書いてみることにします。
 まず、昨日Twitterで拾ったニュースで、中国の軍事力のことを知ったことから。

➠横田や嘉手納「中国、ミサイル攻撃可能」…米紙(参照 

15日付の米紙ワシントン・タイムズは、米議会の「米中経済安全保障見直し委員会」が作成した報告書草案の内容として、中国が有事のミサイル攻撃で、東アジア地域・周辺の主要米軍基地6か所のうち、日本の3か所を含む5か所を破壊する能力を持つと伝えた。
 同紙によると、5基地は、日本の三沢(青森)、横田(東京)、嘉手納(沖縄)、韓国の烏山、群山。日本の3基地については、短・中距離の弾道ミサイルや、地上発射型の巡航ミサイルで破壊できるとしている。
 草案はまた、中国が米空母への攻撃を想定した中距離弾道ミサイル開発の実験段階にあるほか、ステルス機能を持った「第5世代」戦闘機の開発も進め、2018年にも配備可能としている。(2010年11月17日08時04分  読売新聞)

 ここで、日本を攻撃可能な照準に合わせたのだと知ったと同時に、有事に至らないための日本の政治力はあるのか?と考えざるを得ませんでした。これは、心底今の政権に信頼を置いていない、という私の心の表れなので隠せませんが、このままじゃ本当にマズイことになると思ったのです。後でソースが削除されてしまうこともあるので全文を転載しました。日本の政治さえきちんとしていれば国民が無駄に恐怖に怯えることもないと思うのです。fnalventさんがこの後にこんなコメントを出されました。

政治力というのは広義に外交と軍事のバランスが含まれている。そこがこの政府はほぼ壊滅してしまった感はある。これを塞翁が馬(さいおうがうま)とできるか

 正にその通りです。外交に関しては、ずっと失敗続きで、APECで何とか顔つなぎくらいの役割はできたかに思いますが、中国は容赦なく次から次に難問課題をこの政府に当ててくるようです。
 ノーベル平和賞授賞式に、ノルウー日大使の出欠の是非が15日の締め切りを過ぎても出せず、昨日やっと「出席」という結論に達したと言うのです(参照)。これは、中国から世界各国に欠席するよう要請があったそうで、既にインドやイラン、パキスタンは出席しないそうです。これで日本がブレるのかとも思いました。
 さて、問題は、この政府にどれだけこの壊滅してしまった政治力の立て直しができるかです。その前に、もともと政治力があったのか、と問うと、なかったのかもしれません。百歩譲って「あったのかもしれない」としても、良いリーダーがいません。菅総理もそうですが、最近際立っているのが仙谷官房長官です。
 尖閣ビデオ流出問題はまだ終わったわけではありません。馬淵外相と共に仙谷さんこそ問われなければなりません。このことは、「極東ブログ「第五管区海上保安本部海上保安官を逮捕できず」について」(参照)で、詳しくその理由も書きました。ですが、一つの問題を解決する前に次から次に露呈してくる失態が後を絶たず、野党の問責や不信任といった案件も効力を持たせる隙がないようにも思います。先のfinalventさんの言葉を借りるとすれば「塞翁が馬とできるか」と言ってもそれは運を天に任せるような話の例えで、今のこの政府が積み重ねた失敗が何のきっかけでどのよに好転するというのでしょう。神頼みをする前に、資質を備えた人材がいれば「三人よれば文殊の知恵」とも言います。何とかできないものかと、今度は野党に頑張ってもらいたいじゃありませんか。
 強いて言えば、今の野党は、与党の野党時代と同じ体質の野党をやっていてはダメです。政権担当を直前まで担っていた政党なのですから、そこからしか発せない言葉があると思うのです。例えばロシア外交が良い例です。メドベージェフ大統領が国後島へ視察に来た時も、戦後旧ソ連や現ロシアから一人も大統領が来なかった理由はこうで、何故それを今回に限ってこのような行動に出たのか、そのことをロシアに何故政府は問わないのかと、そこを追求しない野党がおかしいです。政府は牽制はしましたが、その効果がなかった時こそそのチャンスでした。ロシア大統領にそれを問い正してこそ対話が始まるというものです。これは、菅総理がAPECでできたことです。
 この政府の政治力、つまり外交と軍事もこれまでということなのか。もう一度言葉を借りると「雨降って地固まる」まで待つしかないということでしょうか。

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旬の小松菜と豚ロースのオイスターソース炒め

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 寒さが増すごとに秋蒔きの小松菜が甘くなってきます。夏を除いてほぼ一年中入手可能な野菜ですが、美味しい時期は晩秋から春先です。この時期は朝夕の寒暖の差が大きく、そのお陰で野菜全般が美味しくなります。特に、小松菜の茎の部分が甘くなるのが特徴ですから、せっかくの茎が美味しく味わえるように料理に生かします。

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 今日の炒め物はウー・ウェン先生の方式に習って、スライスの肉をさっと茹でて、余分な脂を抜く下ごしらえをします。この方法は、先日の「ピーマンと胸肉の回鍋肉風」(☞レシピ)で、鶏の胸肉でも柔らかくできました。
 水気を吸いとってから片栗粉を軽くまぶし、小松菜と炒め合わせます。味付けは最後に合わせ調味料として一気に加えます。肉にまぶした片栗粉の効果で、まろやかなオイスターソースの味が絡み、加えて滑らかな食感となった豚肉と小松菜は絶品です。また、肉は切らずに大きなまま炒めるのもちょっといつもと違った趣で、自然に肉で小松菜を包んで口へ運ぶようになるので、食べ方がとても上品です。

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 ウー先生の料理哲学と言うと大げさなようですが、でも、組み合わせる野菜や肉は、シンプルなものが素材の味が味わえるということです。これは私も同じ考えで、ウー先生の料理が好きな理由の一つです。また、使用する調味料もシンプルで、日本の醤油、酒、塩、胡麻油、胡椒が主ですから、家庭にある調味料で作れる身近な中華料理として嬉しいです。
 今日の調味料は、オイスターソース、醤油、酒、塩を一つまみだけです。

 

材料

  • 小松菜・・1束
  • 豚ローススライス(薄めの焼肉用)・・7枚(160g)
  • 片栗粉・・小さじ2
  • 鶏がらスープ・・50cc
  • オイスターソース・・大さじ1.5
  • 醤油・・大さじ1/2
  • 酒・・大さじ1
  • 塩・・一つまみ

作り方

  1. 小松菜は軽く下茹でする。詳しい方法はこちら☞godmotherのHint&Skill
  2. 小鍋にお湯を沸かし、豚肉を一気に入れ、色が変わったら引き上げて水を切る。
  3. キッチンペーパーに2の肉を広げて水分を吸い取り、両面に片栗粉をまぶす。
  4. 小ボールに鶏がらスープより以下の調味料を合わせておく。
  5. 1の小松菜を7cmくらいに切り揃え、熱したフライパンに油を引いて炒める。
  6. 続けて3の豚肉を加えて炒め合せ、4の調味料を炒めながら絡めて出来上がり♬

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2010-11-17

牡蠣とほうれん草のキッシュ風(タルト生地のないタイプ):気になる「亡命ロシア料理」のオムレツ

 牡蠣が美味しい季節の到来です。今年の春のチリ大地震の影響で牡蠣の養殖場が被害を受けたことや、海水が温かく、広島産の牡蠣の入り方が芳しくなかったため、あまり食べませんでした。今シーズンは少し挽回したのか、出回り始めから大変大粒の牡蠣が見られます。

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 今日は、1パック150g(実質)の加熱用牡蠣を使って大きなキッシュを作りました。若い男性ならおそらく半分以上、一食で食べてしまうくらいの量ですが、我が家では食べ過ぎないように小分けにして食べます。残りは、お弁当にと思い翌日になっても生臭みが気にならないように丁寧に掃除をします。
 また、牡蠣とほうれん草を卵液に混ぜる前に、小麦粉を軽くまぶしてバターソテーします。ちょっと一手間の、この小麦粉の威力は絶大なのです。
 牡蠣をソテーすると縮んで小さくなることはご存知ですか?貝類は水分が多いので大変小さく縮んでしまいます。ソテーしながら、いつまでソテーすればよいのか、その目安が分らなくなるほど延々と水分が出ます。最終的には凝縮された旨味が残るのですが、小さくなった牡蠣の存在感はトホホです。今回は、これを解消する技を使って下ごしらえをします。この方法を知っておくと、オムレツや炒め物にも牡蠣を具材として使えるようになるので、料理の幅が広がります。

まず手始めに、臭みが残らない掃除方法です。 
 ▶2%ほどの食塩水を小ボールに作り、黒い筋の入った「貝ひも」の特に内側の部分を軽く指先で撫でるように一つずつ食塩水の中で洗います。次に、流水で洗い流して笊に上げ、まずを切ります。この時、ボールの食塩水が黒っぽく濁るので、どれ程汚れているか確認できます。かなり濁ります。これが全て、臭みの元になっているのです。
 料理する直前に、キッチンペーパーなどで牡蠣の水分を吸い取り、小麦粉を軽くまぶします。できるだけ薄くつけるのが好ましいので、刷毛を1本持っていると便利です。この小麦粉は、牡蠣が縮むのを防ぐためと、牡蠣から出る旨味の含まれた水分を逃がさずに閉じ込める役割をします。バターソテーする時は、割りと強めの火加減で表面を素早く焼きます。
 ▶次に卵を溶き混ぜ、牛乳や他の調味料を混ぜてから下湯でしたほうれん草と牡蠣を軽く混ぜ合わせます。ほうれん草の下茹での詳しい方法はこちら☞godmotherのHint&Skillバターを縫った耐熱のパイ皿に生地を流し込み、表面を平らにしてチーズをのせます。200度に予熱したオーブンで10分、焼き具合を竹串などで確かめて出来上がりです。ここまでだと、なーんだスパニッシュオムレツのオーブン版じゃん!なのですが、実は卵液には市販のクッキー用のプレミックス粉が少し混ざっています。これが裏技なのです。

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 この方法を覚えたのは二つあって、故長島亜希子(長島茂雄夫人)の「私のアメリカ 家庭料理」に書かれている「Impossible Quishe(まさか!のキッシュ)」のレシピからと(☞レシピ)、もう一つは、極東ブログ「オムレツと小麦粉についての悩ましい問題」(参照)の記述にある、「亡命ロシア料理」に書いてあるオムレツのレシピからです。ただし、両者が同じ考え方で作られているかどうかは不明で、これは推測ですが、「亡命ロシア料理」に言及されているオムレツの方が歴史的には古いので、移民の多いアメリカに、ロシアの小麦粉を卵に混ぜて焼くオムレツが影響を与えたのではないか?と、関連づけてみました。ずっと長い間、このことは不思議なままなのです。実は、私はこの本は未読ですが、finalventさんは、「卵2個に小さじ1の小麦を加える」という、この本のレシピに忠実作っていたというのです。その理由を聞かれた私も、最初は小麦が何のためなのか分りませんでした。そこで早速実験をしてみて、初めて、その効果が分ったような気がしたのです。

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 話が外れたついでなので寄り道しますが、一般的なオムレツは、表面がしっかり焼いてあって成型され、中は半熟のようなスクランブルエッグ状態になっているものです(Youtube参照)。「亡命ロシア料理」では、このあと予熱したオーブンでオムレツを焼くとあるそうです。ね、変でしょ。せっかく中はとろとろ状態にしたというのに、さらにオーブンで焼くというのです。実は、この不思議に私はまんまと乗せられて、このエントリーが掲がった直後に試してみたのです(☞レシピ)。小麦粉の力は、ここで初めて発揮されたと言っても良いと思います。
 オーブンの熱でどんどん膨らむ理由は、オムレツが半熟であることが必須条件なのです。スクランブル状になった卵は空気をたっぷり含んでいるため、オーブンの熱でその空気が膨張して膨らんでいたのです。本当に風船のように膨らむのです。それを「数秒以内に食べる」という理由も、取り出せば直ぐに納得がいく筈です。いや、このときは楽しかった。お陰で、キッシュの卵生地に小麦粉を入れるというのが恒例になったのです。つまり、膨らんだ状態をそこそこに安定させる効果です。小麦粉をもっと入れれば、オムレツの膨らみ具合はもっと大きな状態で長く持ちこたえそうなものですが、粉っぽくなってしまうような気がします。だったら、初めからパンケーキをお作りなさいよという話に帰結しちゃうのです。こんなことを終日考えていたら、やっぱり「亡命ロシア料理」を読んでみたくなり注文しました。Twiitterでこの本のことを聞くと、大変面白い本だと知り、まずは読んでみます。

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 さて、牡蠣のシーズンですから、諸先生方の歴代のレシピを生かしつつ、美味しい牡蠣のキッシュを味わってみてください。作り時間は概ね30分です。これは、牡蠣を丁寧に洗ってバターソテーするまでの時間で、オーブンで焼いている時間は料理時間とは数えません。昨日のフォカッチャのエントリーに「パン焼き機かオーブンが欲しくなった」というコメントを頂きましたが、如何でしょう?このような卵料理は早速オーブンが活躍します。オーブン料理の良いところは語りつくせないほどありますが、大雑把に言うに、材料を放り込んだら後は焼けるのを待つだけです。魚などはふっくらとジューシーに仕上がります。塊の肉はゆっくり焼いてこんがりしあがります。ハムもできます。右のカテゴリー欄の「オーブン料理」が多少参考になるかと思います。

材料

  • 生卵・・3個P9290006
  • ほうれん草・・1束
  • 牡蠣(加熱用)・・150g
  • 塩・・小さじ1/2
  • ナツメグ・・適宜
  • 胡椒・・適宜
  • 牛乳・・100cc
  • ゴーダチーズ・・60g
  • クッキーのプレミックス粉(無ければ小麦粉)・・大さじ1
  • バター・・10g
  • 耐熱の皿
  • 塩水(2%)・・小ボール

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2010-11-16

極東ブログ「第五管区海上保安本部海上保安官を逮捕できず」について

 タイトルの「逮捕できず」が「逮捕した」であったら、私はどれ程この政府をコケにしたかと思います。その根底には、機密情報の扱いも充分にできず、中国との裏取引も満足に守れず、挙句の果てが「逮捕した」としたら、それは政府の怠慢を一人の国家公務員のせいにして「卑怯者」呼ばわりする以外にありませんでした。今回のビデオ流出で、警察から事情聴取を受けている最中にAPECが開催されたことも相俟って、一時は、本当に「逮捕」の線で逃げ押せるつもりなのかとも疑ったほどです。よくよく考えると、私にはそれくらいの信頼しかこの政府にはおいていないということだのだと情けなくもなりました。心に正直になると、そういうことなのです。
 昨日のTwitterでは、「逮捕されない」というニュースについては予想以上の反響も無く、大方国民の納得の行く結果だったのだろうと思ったと同時に、多くの国民が今の政府を支持していないのだということも思い知ることになりました。極東ブログの「第五管区海上保安本部海上保安官を逮捕できず」では、当初からこの流れを「政府」の関与とその責任の所在という文脈で確かめることができます(参照)。
 ビデオ流出発覚時からfinalventさんの拾うニュースに沿ってきたという点で、同じような観点で考えてきた私です。が、昨夕のNHKニュース「逮捕せず任意捜査進める方針」(参照)では、思考パターンの違いと、何を問題と捉えるかという焦点の当て方の違いを知りました。余談ですが、この違いは、民主的な解決をしようとする時には大切です。「同じであると嬉しい」の反対に、「違うと嫌い」になりがちな日本人の多くは、これでやってきた国なのです。これは民主的な解決を遅らせる根本だと私は思っています。一般論として、「違って当たり前」と言う言葉を合言葉にしているうちはよいのですが、実際に違う意見や批判に何らかの反発的な感情がある時は、その感情を棚上げしないと話が進みません。喧嘩から始まるのです。国民性というかお国柄として、日本人が民主的に事を進めるには、試練や経験が必要だと思います。余談とは言え、これが今の政府ができないことなので大きな問題です。
 話をニュースにもどします。

 警視庁と東京地検は、政府が一般には公開していない映像を職場の共用パソコンから入手した疑いがあることから、国家公務員法の守秘義務違反に当たるという見方を強め、15日、今後の捜査方針について協議を行いました。その結果、これまでの説明に事実関係と大きく異なる点はなく、みずから出頭していることから、証拠を隠したり逃亡したりするおそれはないと判断し、海上保安官を逮捕せず、任意で捜査を進める方針を固めました。 

 この内容に関して直ぐに浮かんだのは、保安官が自らビデオを流出させたことを認めてはいるものの、入手先は一切明かしていないということと、捜査の途中、同僚の一人がパソコンからUSBメモリーに取り込んで持ち出したという話が持ち上がった時に、共犯説も浮上したことです。このことが解明されなくてもよいのだろうか?保安官が「sengoku38」と同一人物か否か、それを究明されなくてもよいとは思えません。さらに捜査が続くのであれば、同時に、「共犯」という形で守秘義務違反を問う人物が増える可能性もあると思ったのです。そこで返ってきたレスポンスは、「いえ問われるのは馬淵さんですよ。」だったのです。これが先に述べた「焦点の当て方」です。ここで、この件の本当の恐ろしさのようなものを感じました。
 見るべき視点はその奥の真髄部分であり、そこから目を逸らしてはいつまで経っても政治家の誤魔化し言い逃れが繰り返されるのです。私も含めて国民の多くが今まで、各論の表層部分にばかり目を向け、そこに潜む核心部分を引き出せずに見過ごしていたのではないでしょうか。体たらくな「仙谷」政権から露呈した様々な醜い部分を、きっと、もっと知ることにもなるのだと覚悟するつもりです。
 馬淵さんの出鱈目な発言は、責任逃れだと問われるべきですし、保安官と政治家は問われる責任が違うなどと発言して、馬淵氏を庇うような姿勢を示した仙谷さんの責任を問わなくてはならないと思います。片や「機密」であると、情報は守られるべきだとする政府にしてはあまりにも矛盾したその管理体制を、言い逃れや屁理屈で通させるわけにはいかないと言うのが国民感情であれば、大いに議論されるべきです。
 遅かれ早かれ問責決議案が提出されれば、そのやり取りを傍観できると信じたいです。そして、この議論こそが民主政治に託されているのです。まな板の鯉か針のむしろといった嫌いもあるでしょう、が、潔く議論に応じてもらいたいです。

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零余子(むかご)とホタテの炊き込みご飯:秋の終わりを告げる

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 秋の終りを告げる零余子(むかご)が実れば冬の到来です。今年の諏訪の冬は比較的暖かくて過ごしやすい上、山には秋の実りが溢れていました。一昨日山にはまだキノコが生えているだろうかと思い足を伸ばすと、なんと、零余子とご対面でした。せっかくなので雑木林をしばらく歩いて零余子狩りをしました。
子供の頃の懐かしい話に触れて前にちょっと書きましたが(参照)実は、今では山芋自体見つけるのが難しいのです。以前、零余子を探しに山に入ったことがありますが、探す時は見つからず、探していないこん時に突然目の前に現れるという偶然でした。これで、毎年、この場所へ行けば零余子や山芋に出逢えということが分かりました。

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 さて、単純にご飯に混ぜて焚き込むむのもシンプルで美味しいのですが(☞レシピ)、今日は、乾燥貝柱と油揚げを一緒に、味付けした炊き込みご飯にしました。白米と餅米の割合を3対1にしたので、もちもちした食感と零余子のほくほくした食感の違いが楽しめるご飯です。また、餅米が入っていると冷めてももちもちした食感が変わずに美味しいのでお勧めです。
 乾燥帆立の旨味と零余子の味と香りがどこかしら似ているという発見があり、大変美味しかったです。東京都内でも、雑木林の藪のようなところで、意外と蔓にぶら下がっている零余子が見つかるかもしれませんよ。

材料

  • 白米・・カップ3/4
  • 餅米・・1/4
  • 零余子・・100g
  • 油揚げ・・1枚
  • 乾燥貝柱・・50g
  • 昆布・・5cm
  • 白醤油・・大さじ2
  • 酒・・大さじ2
  • 塩・・小さじ1/2
  • 水・・醤油と酒を足して普段の分量

作り方

  1. 米を炊く分量の水から1カップを使い、昆布と乾燥貝柱を戻しておく。
  2. 零余子は水で洗う。
  3. 油揚げは、キッチンペーパーに挟んでてえ押さえて油を吸い取り、5mm幅の短冊に切る。    ※油通しするよりもきれいに油を取り除きます。
  4. 米を炊く30分前に洗って、笊に上げておく。
  5. 土鍋に4の米と零余子、戻した帆立、油揚げを乗せる。
  6. 残った戻し汁、調味料、水を米を炊く分量にして加え、15分置いて強火で加熱する。
  7. 沸騰してきたら蓋をして10分、弱火で炊き、火を止めて10分蒸らしたらできがり♪

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2010-11-15

finalventさん式フォカッチャ(石窯焼き風クラッカーテイスト)

 先日Twitterで見かけたちょっとした一言「 フォカッチャ焼いとる。フランスパン風に水蒸気で焼くと表面がちょっとクラッカーテイスト。」でピーンときたのが、表面がサクッとした食感の香ばしい厚皮フォカッチャです。ピザの生地とも違う感じ。「クラッカーテイスト」というのが正にそれで、もう少し香ばしく焼いた感じが浮かびました。食べたくなったので、早速焼いてみました。

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 この「クラッカーテイスト」をもうちょっとうるさく言うと、この間の「finalventさん式焼きりんご」(☞レシピ)で、奪い合いになること間違いないと称えた「パンの耳」。アレ。あんなのがこよなく好きな人って多いと思います。もっと言うと、パンの耳を揚げてお砂糖をまぶしたのとか、クラッカーの香ばしいのとか、ピザの焦げたようなところが好きとかいう人には絶対にお勧めなのが今日のフォカッチャです。題して「finalventさん式フォカッチャ」です。「finalvet式」がつくレシピがどういうものかなど語るのは野暮と言うもので、ここを眺めている人ぞ知る、食材の旨味を満喫できるレシピです。使う道具も時間も材料も、これと言って特別なものではないことが多く、その辺にある普通の食材を絶品の味わいにする料理法とでも言っておきます。今日は、それを普通のフォカッチャで味わいます。
 通常のフォカッチャを焼く時は、まず、生地にオリーブオイルを混ぜてこねます。きめの細かいモッチリとした食感の生地になります。また、焼く直前に表面にオリーブオイルを塗ると、皮が乾燥せずにしっとり均一に焼けます。これにフランスパンを焼く要領で、生地をオーブンに入れて、表面をかりかりとしたクラッカーテイストにします。
 フランスパンの焼き方は、庫内に蒸気を発生させ、この効果で生地の表面に高温で湿気を与え、表面の生地(小麦粉)を堅い皮に変化させます(☞レシピ)。この反応をフォカッチャに生かして焼くのです。これが「クラッカーテイスト」に早変わりするコツです。つまり、オリーブオイルと焼き方、焼き加減によってでき上がります。

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 方法は難しくないのです。蒸気を使ってフランスパンを焼く機能付きのオーブンなら、そのオーブンの説明書の方法で焼きます。私のオーブンは200vの大型で、温度と焼き時間はマニュアルなので自分で調節します。しかも、スチームはでません。このタイプのオーブンを持っている人は、二段式で、天板が二枚入るタイプならできます。設定温度は250℃まであれば良いですが、230℃位でもできます。
 文字にするとなんだかややこしくなりますが、作ってみると、「こんなもんか」と、意外に簡単です。何よりも、キツネ色に焼けるのを待っている間が楽しいのです。一度、お試しあれ。

フォカッチャの材料

  • 国産強力粉・・300g
  • 天然酵母・・20g(無くても可)
  • インスタントイースト・・5g
  • 砂糖・・10g
  • 塩・・5g
  • ぬるま湯(35℃くらい)・・180cc(生地の60%)
  • 粒塩(表面用)・・小さじ2
  • オリーブオイル・・大さじ1
  • オリーブオイル(表面用)・・小さじ4
  • スーパーのレジ袋・・2枚(衛生的な状態のもの)
  • 丈夫な紐・・二本(タコ糸など)
  • 小石・・天板に敷き詰められる量
  • 水・・300cc

オーブン環境
二段式で温度設定が自在に調節できるタイプ。または、スチーム効果でフランスパンが焼けるタイプ。

フォカッチャの作り方

  1. ボールで粉と材料を全て混ぜ込み、ぬるま湯を注いで一まとめにしたら15分こねる。
  2. 表面が艶々になったら丸めて発酵用の二重のレジ袋に入れてきっちり紐で縛る。 袋の底部をあらかじめ紐で縛り、裏返して生地を入れる(「「たった2つ!の生地で作れるパン」で、もっと速く焼く「低温圧力長時間発酵パン」:朝焼きのパンへの道のり:ピストール」☞参考)。
  3. 生地の醗酵を促すため、電子レンジの弱(解凍モード)で30秒温め、冬場なら部屋の一番暖かい場所で30分~1時間醗酵させる。
  4. 袋がパンパンに張ったら生地を取り出し、ニ等分して丸く丸めてから10cm幅の楕円にし、フォークで所々突いて穴を開ける。 これは、パンが平らに膨らむようにする為で、突いた先が下の台まで届かせるのがコツ。
  5. オリーブオイル小さじ2を表面に塗り粒塩を振る。
  6. 天板に小石を敷き詰めてオーブンの下段で250度に予熱する。
  7. 天板にオーブンシートを敷いてその上に4の生地を二枚並べてオーブンの上段に入れ、下段の天板に300ccの水を注いでオーブンの扉を閉める。
  8. 2分後、オーブンの温度を210℃に設定しなおして20分焼く。
  9. 表面が狐色に焼けたら取り出し、網の上などで冷ます♬

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2010-11-14

極東ブログ「日中首脳会談は公式ではなかった」間違っても「公式」なんて言っちゃイケないよ!

 真夜中に起き出して今朝のエントリーを書く前に、昨日のAPECをテーマに書きたかったこともあって、流石にこの私も各紙の社説や、日中の会談に的を絞ってニュースには目を通しました。そして、「finalventの日記」の本日の社説コーナーをその後チェックしてみて、日本の新聞屋さんには冷や汗ものでした(参照)。
 各紙の今朝の社説の、「会談」の捉え方が違うことを指摘するコメントが付されていました。百聞は一見にしかずですから、是非その様子を見てほしいという意向を伝えるためのエントリーを書き終えるころ、極東ブログで「日中首脳会談は公式ではなかった」が掲げられたのです(参照)。
 日本の一流と言われる新聞社の社説が、あろうことか、中国胡錦濤主席来日時の管首相との会談を伝える文章に、これだけの差があることです。しかも、事実とは微妙にズレがあるのです。勿論読む側の解釈も当然変ります。こんなことを言っては新聞社さんに失礼とも思いますが、事実の把握は、報道の基本じゃないですか。それをブロガーに拾われて並べられた挙句、コメントまでもらうという、手取り足取りの子ども扱いです。が、そうされて、私の気も納まったのです。なんというか、腹立たしさを通り過ぎていましたから。とにかく、社説の執筆者さんの記者魂というか、職業意識はどうなのでしょうか。がっくり質も落ちたものだと思います。
 そして、私が気になっていた会談の内容につしても、やはり期待薄のようです。極東ブログのこのエントリーは、報じ方を是正することから入っていますが、本題を喋るのに、その作業がエントリーの大半を占めざるを得ないほどなので仕方がありませんね。半分より下からその話に入っています。

 結論からすれば、今回の日中首脳会議は、中国側としてはまったく公式の会談ではなかったということなので、日本側が正式会談という大本営発表をしているとまた痛い目に遭いかねない
 外交的に見るなら日中間の現状は、菅・温廊下立ち話以上の進展はない。であれば、やはり「仙谷」政権詰んだなという状態には変化はないことになる。せめて三手詰みが五手詰みになったくらいの違いだ。
 そうなると、気になることがある。尖閣ビデオを機密とするというれいの「密約」はどうなるのだろうか。さすがに中国側としても苦笑して反故とするか、あるいはまだ生きているのか。
 それは、明日わかる。私としてはどう考えてもこれは逮捕できる話とは思えない。なのに…という線が出るなら、またこの「仙谷」政権は中国漁船拿捕のような失態を国内向けにしてしまうことになる。さすがにその線はないと思いたい。

 「日本側が正式会談という大本営発表」と「中国漁船拿捕のような失態」という部分に注目です。これネットウヨ様方が一番引っ掛かって、どうしようもなく外れずに勘違いする部分です。中国に対して「日本は正しい」という事を誇示するのは、中国国民を刺激し、中国政府バッシングの良い材料になるのです。それが、反日デモという煙幕を張った反政府デモ騒ぎになるのです。これを沈静化させるために「中国政府は日本とはつるんでいない」という姿勢を中国国民に見せなくてはなりません。そのために、大きなパフォーマンスをすることになるのです。それが、フジタの社員逮捕、廊下会談、今回のさりげない会談だったりする。という話が本当だったら、つじつまが合いますよね。
 日本政府が漁船を拿捕し、その船長を起訴しなかったどころか釈放した事や、政府がビデオを公開しないことにたいする国民の反発はあります。また、海保の保安官をヒーロー扱いする、といったような一部の過剰反応を大渦化してしまうような民衆の流れをつくります。ネット上でも同じようなことがありますが、これらは全て、日本にとって不利な状況を作る元になると思います。
 これで痛い目に合うのは日本政府、つまり私達市民に直接かぶってくるのです。中国を刺激する材料になるということをお忘れなく。叩たけば、そのホコリは、中国政府は鬱陶しのです。また、そのホコリを払うために、日本に対して強硬姿勢を取る必要が出てしまうのです。
 中国がこの会談を「非公式」に扱いたい理由は、中国国民向けだという点です。露骨にいうと、日本政府が中国に「恩を売る」形にしておくのが良いのです。このようなことを極東ブログで書かれると、どの道ウヨサヨが湧いてくるので、私がぶっちゃけました。

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尖閣諸島は「日本にとって、これは法の問題であり、中国にとっては敬意の問題」というデイビット・ピリング氏の指摘(FT)

 昨日開かれたAPECでの首脳会談の後、夕方近くから流れるニュースで、菅首相が中国の胡錦濤主席との会談の成立を報じ、続いてロシアのメドベージェフ首相と会談したのを知りました。中国とはその会談の場は持たれないと思っていましたし、ロシアとは逆に無策ならしない方がましだと思っていた私なので、内容が気になります。
 中国とは尖閣諸島の領有権問題が根底にあり、中国漁船と日本の巡視艇の衝突事件を発端に、その時のビデオが日本の海保から漏洩した問題と同時に、中国の内政問題を抱える政府の対日対応に日本政府がどう対応するのか、そういった点で厄介ともいうべき問題に発展しています。
 その騒ぎの合間に、ソ連のメドベージェフ大統領が国後島に「国内旅行」として視察に立ち寄っています。この時、尖閣諸島問題で中国に対してイニシアティブを取れない日本は、ロシアにも領土を返してもらえなくなるのではないかと懸念しました。韓国から竹島を取り返せない日本と同じ事をまた繰り返すのだと、そう思うと、衣服を剥ぎ取られるような恐怖心さえ持ちました。ない頭と少ない情報を繋ぎ合せ、自分なりに腹の落とし所を掴まないことには居ても立ってもいられないというのが正直な気持ちです。
 中国とロシアの首脳と会談できたことは喜ばしいことですが、内容にはあまり期待でいないです。まず、具体的なことがあれば直ぐにニュースで報じると思いますが、それが無いということは、良くも悪くもないと解釈するのです。考えてみると、日本はホスト国ですから、受け入れる側であるホストが会談を申し込めば、断るというのも外交上は無礼に当たるので、形だけでも取り繕うのが常識人だと思います。逆に、アメリカでオバマ氏が鳩山さんとの会談を受け入れなかったように、ホストの都合で断るのは無礼にも当たりません。その点で、今回日本が舞台だったのは功を奏したと思います。
 無理だろうと思ってた胡錦濤主席との会談を取り付け、この先どのようなやり取りがあるのか、それも興味深い話です。が、そもそも尖閣諸島問題に決着をつけないことには、中国外交は先に進まないと思います。中国国民が、対日感情に絡めて中国政府に批判的だという内政事情を鎮静化するため、尖閣諸島の領有権を主張しているものだとばかり思ってた嫌いが私にあり、本当のところ、中国政府はどう思っているのかは定かではありませんでした。何故、この日本の言い分が通じないのか、不思議でならないのです。
 11月10日のファイナンシャル・タイムスのOpinion:「Why China and Japan are oceans apart」(参照)で、デイビット・ピリング氏が日本と中国の尖閣諸島問題を通して面白い分析をしています。この記事の訳文、JBPressの11月12日に「日中間の隔たりがこれほど大きく深い理由」で丁度取り上げています(参照)。
 始めにえッと驚いたのは、1300年代の明の時代のことから話が始まるのです。それは、中国の領有権の主張がどこからくるのかというルーツを説明するためなのですが、ここで私が「えッ、そんな古い時代のことを持ち出してどうすんの?」みたいな気持ちになった事が、この記事の後半の、日本の政府の今を表す鍵になっている、という指摘と重なって愕然としたのです。以下がその部分です。

決定的なことに、主権と国民国家という欧州の概念を最も完全に吸収した国は日本だった。日本は1868年の明治維新で半ば封建的な幕府を解体し、議会制度に置き換えた。

 また、偉大な国家になるためには帝国を手に入れなければならないという西側の考えも取り入れた。それが日本を地域における拡張主義という悲劇的な軍事行動へと向かわせることになった。

 この辺の後始末は、第二次世界大戦後のポツダム宣言(参照)で出来ているものと了解していましたが、私の世代では、つまり戦後10年以上も後から生まれた世代は、平和ボケというか、戦争をしない国家のもとに育っていますから歴史上の事実として受け止めていると思います。
 一方中国はどうか。

 中国側に言わせれば、この島々は台湾の一部だ。台湾は日清戦争(1894~1895年)で清が敗れた後、日本の植民地になった。従って、日本が第2次世界大戦で負けて台湾の支配をあきらめた時に、島の領有も放棄したはずだとしている。

 中国政府と日本政府は異なるレンズを通して尖閣諸島(釣魚島)を見ている。中国は自国の領有権主張を、この地域を西側(および、その継子である日本)がめちゃくちゃにする前の状態に戻すことによって歴史上の過ちを正すという大きな使命の一環として捉えている。

 中国政府にとっては、尖閣諸島を巡る論争は南シナ海の似たような争いと並び、150年にわたる屈辱の歴史を覆す活動の一環にほかならない。

 この指摘の通りだとすると、この両国の主張の接点は何なのか?ものすごい大きな厚い壁のようなものを前にしているような気がします。永遠に接点などは見いだせないのではないか?そう思ったのです。加えて、ロシアについても昨日触れたように(参照)、歴史的な背景が現政権下でも反映されている辺りは、中国と似ている部分かもしれません。それに対して日本の法律を盾にとっても、それは、観点が違うのはごもっともです。
 中国は事あるごとに昔の日本の戦争の爪痕を言いますが、それが、国家に敬意を払う所に元があるのだとすると、菅さん仙谷さんが、このようなことまで配慮しているとは思えないです。中国という国の理解が全く出来ていないとしんみり思いました。

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鶏胸肉の朴葉味噌焼き:卓上焼きコンロでじっくり焼く

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 子ども達が家から巣立ってから料理する量も減りましたが、食べ方にもいろいろ変化があります。一度に少ししか料理しないとなると、例えば卓上でホットプレートで焼たり、BBQのようにグリルする料理は今までのようにはできなくなったのです。食べる人数が少ないと、焼き時間と食べる時間にズレが出て、食事がスムーズに運ばなくなります。そう思って、昨年試しに銘々で自分ペースで焼ける、小型の卓上コンロを使い始めました。燃料は、固形のアルコール燃料で、大きなものだと、30分近く火が耐えません。つまり、ちょっとした富貴鍋や焼き蟹(☞レシピ)、焼き物(☞レシピ)には適しています。

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 今日は、岐阜がメッカの「朴葉味噌焼き」風に、鶏の胸肉を味噌ダレに浸して朴葉の上で香ばしく焼いてみました。弱い火力でゆっくり焼くため、肉が大変柔らかく、美味しく焼けました。また、肉の浸けダレにオリーブオイルを加えたのは、さらに肉を柔らかくする効果があったようです。

▶作り方は、胸肉の皮をはがして包丁を斜めに倒して削ぎ切りで、できるだけ薄く切ります。
▶バットで味噌ダレを両面に浸けながら重ね、30分ほど置いて味を染みこませます。
▶朴葉はあらかじめ水に30分ほど浸して戻しておきます。
▶朴葉の水気を拭き取って火にかけ、肉を焼きます。

材料(2~3人分)

  • 鶏胸肉・・1枚300g
  • 信州味噌・・40g
  • 味醂・・20g
  • 酒・・20g
  • 長葱・・10cm
  • オリーブオイル・・大さじ1

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2010-11-13

時論公論 「対ロシア情報収集強化」-何もしないAPECもあり

 今回のAPECで、日本と中国が会談を持てるかのかどうかは期待するものではないと、昨日書いたとおりです(参照)。仙谷さんが中国に送った密使を介して、尖閣ビデオを公開しないという密約を成立させていたとすると、その約束は果たせなかったわけで、中国は日本を相手にしないだろうという結論に達します。そして、もう一つの気がかりであった、対ロシア外交に関しても、日本は何もしないと予想を立てていました(参照)。ここへ、昨日のTwitterクリップ記事で「時論公論 「対ロシア情報収集強化」(By石川一洋 NHK解説委員室)をキャッチし、目を通してみるに、次の部分があまりにも率直なので感心したのです。

 APECで日ロ首脳会談を行う方向で調整が進んでいますが、メドベージェフ大統領の国後訪問の後、何の戦略もなくただ会うためだけの会談であるならば会わない方が良いでしょう。APECでの日ロ首脳会談は領土交渉を再構築するための外交的戦いの場であるべきです。
管総理、前原外務大臣のリーダーシップの下、外務省では今度こそ情報戦に負けないように詳細で正確な分析に基づき、緻密な戦略を立てて、日露首脳会談に臨むよう求めます。

 これには私も同感で、尖閣ビデオ問題に隠れてロシアに関する情報の詳細を見落としたのかも知れませんが、このところあまり聞きません。政府は準備しているとあるので、そうなのか?と半信半疑ではあります。
 極東ブログではこの動きを追うように11月1日のエントリー「ロシア、メドベージェフ大統領の国後島訪問の思惑は二島返還だろう」(参照)に随時「追記」が加筆され、最終部分では、メドベージェフ大統領の予定が分るようになっています。

 【ウラジオストク共同】北方領土を事実上管轄するロシア極東サハリン州の複数の当局者は10日、共同通信に対し「近い将来、メドベージェフ大統領を受け入れる予定はなく、準備もしていない」と述べ、北方領土や同州では今のところ、大統領訪問の兆候がないことを明らかにした。
 大統領は同日、ソウルに到着し、韓国、日本への歴訪を開始。14日午後に日本を出発する予定だが、日本訪問後の北方領土再訪問の可能性は低いとみられる。
 メドベージェフ大統領は10~12日は韓国の李明博大統領との会談や20カ国・地域(G20)首脳会合出席のためソウルに滞在。その後、13~14日に横浜で行われるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議出席のため12日夜に日本に到着する予定。
 北方領土の択捉、国後、色丹各島の当局者によると、10日現在、大統領の受け入れ準備は行われていない。

 この部分を見て、私がさらに思ったのは、「ロシアンスクール」解体後、外務省にはロシアを熟知した官僚が少なく、ロシアの情報を集める能力が乏しいと言われる日本は、その専門の組織だったものが必要になるのかもしれないということです。外国のそういった組織に代わるのが、日本では外務省ですが、役人の人事移動は癒着問題などを回避するためにあるようなもので、部署によってはそれが弊害になります。石川氏も指摘している通り、内部の適材適所の観点から「宝の持ち腐れ」は免れないことです。
 中国やロシアだけでなく、その国の情報を収集して政府の外交が円滑になるような組織なりシステムなりが機能するとよいと思うのです。私如きが言っても届くことでもないですが、長い目で見たら、日本はこのまま外交の苦手な孤島になりかねないです。
 APECの関心事として、対ロシアのことも気になります。今日から始まる首脳陣の協議がどのように展開するのか、気をとめておくことにします。

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イシモチ(石持ち・白愚痴)のオリーブオイル焼き:魚のオリーブオイル焼きのお勧め

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 イシモチの産卵期は春から夏にかけてですが、魚屋ではほぼ一年中見られます。あまり人気がないと聞きますが、白身でさっぱりしていることが返って料理しやすい魚だと思います。
 今日は、塩焼き用に既に捌いてあったので、そのまま塩焼きもよいのですが、洋風にオイルをかけて焼きました。このオイルの効果はかなりあると思います。
 まず、皮がカリカリに焼けて中はしっとり焼けるのは基本ですが、オイルの高沸点の効果で全体が均一に早く焼けます。また、オリーブオイルは「食べるオイル」と言われるほど、健康にもよいようです。単に塩焼きするよりもオイルをコーティングして焼いた方がより美味しく、洋風であれば、ハーブや香辛料も目先を変える方法として応用しやすいです。

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 今回は、塩と胡椒を両面にふってオイルを刷毛で塗ってからオーブンで焼きました。焼き上がりにレモン果汁を一捻りすると、爽やかな風味と酸味が淡白なイシモチのアクセントになります。
鱗を下ろし、腹に切込みを入れて内臓を引き出し、エラを切り取って飾り包丁を入れる。塩・胡椒をふってオーブンシートにのせ、250度に予熱したオーブンで10分焼く。

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 いつものように、オーブンに放り込んだあとはお任せなので、付け合せ野菜や他のおかずに気配りできます。

材料

  • イシモチ・・2尾
  • 塩・胡椒・・適宜
  • レモン・・1/2個
  • オリーブオイル・・大さじ1

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2010-11-12

極東ブログ「sengoku38の一手で「仙谷」政権、詰んだな」-言及に至りましたね

 私としてはできるだけ穏当な線で推測してきたつもりでいる。だから、尖閣ビデオを巡って中国政府と「仙谷」政権に密約があったという話は避けてきた。それは密約というほどでもなく、外交上通常の信義というレベルではないかと思っていたからだ(極東ブログ「sengoku38の一手で「仙谷」政権、詰んだな」)(参照

 私がこの密約のことを知ったのは、数日前Twitterで流れた短い記事で、しかもfinalventさんが発信元でした。「密約」ということは、他の場所でもひそひそされていたのは知っていましたが、少なくとも彼がこの件に関してブログで言及するまでは、私は黙っていようと思っていました。
 そして、今日昼ごろ、8日付け毎日新聞「アジアサバイバル:転換期の安保2010 「尖閣」で露呈、外交の「弱さ」」(参照)のクリップ記事がTwitterで流れ、その後直ぐに極東ブログで「sengoku38の一手で「仙谷」政権、詰んだな」のエントリーが掲がり、この密約に言及するに至ったことを知りました。その意味は、この政府の終わりを告げるものです。

 「仙谷」政権、詰んだな。まさか、こんなふうに詰むとまでは思わなかった。
 なお、APECへの胡錦濤主席出席だが、「アジア四か国訪問に向けた米国オバマ大統領の声明: 極東ブログ」(参照)で東アジアの貿易で中国外しが明確にされた以上、黙って中国がこれを受け入れるはずはなく、この圏内での貿易のプレザンスを示すためにも不参加はありえなかった。

 一晩寝て起きたらこれは夢であり、「今日から輝ける日本の始まりだよ」と告げてくれる使者が訪れはしないかと思います。
 私のこの政府に対する思いは今朝書いたので(参照)、これ以上言いたいことはありません。ただ、極東ブログのエントリーを読みながら、こみ上げるものがあり、この世の終わりを告げられたような脱力感を覚え、遂にダメ押しを食らった感がしました。残念な惨めな政府の下で、一市民がこれ以上何をか況やです。

 

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極東ブログ「尖閣ビデオの流出者の証言にはだまし絵のような印象がある」から考えたこと

 「だまし絵」のような事件とはよく言い当てたものだと、この尖閣ビデオ問題では、だらだらとあらぬ方向へ向かいつつあるような気がします。その方向を見極める手立てとして二つのことが挙がります。一つには"犯人"特定に時間がかかっている背景がはっきりしない点。もう一つは、政府の犯人探しの暴走の先に何があるのかという疑問です。
 現在事情聴取を受けている海上保安官(43歳男性)が、自らの告白によって任意の事情聴取を受けているにもかかわらず、"犯人"確定に至らないのことが何とも奇怪です。事件の確信であるビデオ持ち出しの経緯だけを明かさないまま今に至っているというのは、この先、どのような方向性があるというのか、わからないところです。
 極東ブログが遂に口を開きました(参照)。逮捕でもないのに、まるで逮捕者としての扱いを公然としている異常な事態に対して疑問を投げかけているところから始まります。この話を辿ってみたいと思います。要約すると以下の点がその疑問点として挙がっています。

  1. 罪状が決まってもいない上、被疑者とするにも証拠がなく、言わば「無罪」であるにもかかわらず家宅捜索へ至っている。
  2.  事情聴取から流出を裏付ける情報が得られない。
  3.  家宅捜索するに足る根拠がはっきりしない(証拠隠滅の可能性を問うほどの罪状が明らかでない)。
  4. この海上保安官は犯人ではない。
  5. 逮捕を避けているとしか見えないこの対応の意図するもの。
  6. 海上保安庁本庁内で同ビデオが機密扱いではなく、公然と閲覧されていた可能性。 
  7. 当初検察庁に海保から提出されたビデオは「研修用」として作成されたビデオだと確認されれば、馬淵澄夫国土交通相が8日、これを否定したことは出鱈目になる。 

 私も、このような疑問に注目していますが、ここで思考が止まるのです。極東ブログの考察では、保安官は、海保の実態の暴露を目論んだのではないかとしています。

 同保安官の名乗り出の目的は、"犯人"であることの証明ではなく、海上保安庁本庁内の実態の暴露ではないだろうかと考えてみる。彼は現場の状況を知っていた。これならこの場の誰でも流出可能だと思っていたところ実際に流出した。であれば、そこで自分が"犯人"だと名乗りでたら、この実態が暴露されるだろう。実際に自分がやっていないのだから足が付くはずもない……。

 この仮説は、現状に沿ったもっともな仮説で、これが本当なら目から鱗です。本人は、犯人を疑われても痛くも痒くもないのです。ただし、公務員には守秘義務という職務規定があり、海保職員は国家公務員なので、国家公務員法 第100条 第1項 に当たります。

「職員は、職務上知ることのできた秘密を漏らしてはならない。その職を退いた後といえども同様とする。」と定められている。違反者は最高1年の懲役又は最高3万円の罰金に処せられる。

 これを覚悟で、承知の上の公開であったとすると、証拠としてのビデオの存在が確認されれば、彼は海保という職場の実態と本来公開されるべき衝突時の様子を国民に知らせた、という目的を達成できるのです。証拠であるビデオが検察の手によって捜索され、それが出てくるのを一番待っているのは彼なのかもしれないのです。これは私の夢想で、産経の記者と同じ思考回路を辿っています。
 ところが、指摘されている通り、もし、彼が逮捕を覚悟でこのようなヒーローになりたいのであれば、この話を検察に話さないのは逆におかしいです。堂々と、暴露するための出頭でよいはずです。
 気がかりなのは、この人物の名乗り出以前に接触のあった読売新聞記者からの当初の誘いが、ビデオ投稿者(sengoku38と名乗る者)に会ってみたいか、だったそうです。他にこの事件に関与する者がいて、その人物と保安官が精通していれば、そのような誘いには乗る必要はないと考えます。この記者が何故そのような誘い方をしたのかは分りませんが、その方法で誘導する必要があったのでしょうか。このやり取りがもう少し知りたい部分です。
 保安官が流出経路を知る本人ではないとすると、検察の捜索によって早急に発見されるのが一番の解決の道のように思えてきました。
 昨晩のMSN産経の扱いで面白い記事が流れていました(参照)。

➠【海保職員「流出」】尖閣ビデオ庁内ネットで拡散か パスワード怠る?

 石垣海保職員からパスワードを聞いた神戸海保職員がアクセスし、パスワードを入力しデータをコピー。その後、データの入ったファイルは削除する-という具合だが、「ファイルにパスワードを設定せず、どの識別番号のパソコンからでも中身を取り出せるという状態にしておくこともできた」(海保関係者)。
 石垣海保の捜査関係者らが事件直後、面倒なパスワードなどの手続きをせずに映像をやりとりし、一定期間削除せずパソコン内に残したまま「公開」していたり、刑事資料という意識の薄かった捜査関係者が、事件と直接関係ない職員に映像を送信した可能性もある。

 捜索すればするほど海保の内情が明るみに出てきて、これを国民は何とみるかが気になりますが、仙谷さんにとっては「国家機密扱いビデオ」の流出ですから、怒りは既に心頭に達しています。
 と、そこに昨夜Twitterで流れたZAKZAKクリップ記事。これが、アイタタタ(参照)。

➠こんなにある無責任内閣ぶり 誰か辞めたら「辞任ドミノ」に

 尖閣ビデオ流出事件で、仙谷由人官房長官は海上保安庁の鈴木久泰長官の更迭は示唆したが、馬淵澄夫国土交通相や自身の責任は回避する姿勢を明確にしている。絵に描いたような「トカゲのしっぽ切り」だが、サラリーマンの世界なら、手柄があれば自分のもの、失敗すれば部下に責任を押しつける無責任上司は最も忌み嫌われる。民主党政権は、無責任体質が染みついているのか。

 「本来、公開すべきものを出さなかったから、こういう結果を招いた。結果責任は大きく、担当閣僚や官房長官の罪は非常に重い」(渡辺喜美・みんなの党代表)などとして、参院への馬淵氏や仙谷氏に対する問責決議案提出も含め検討している。

 民主党内でも非主流派から「内閣に総括を求める問題だ。責任をあいまいにしたまま進むことが新たな事態を起こす」(原口一博前総務相)などと厳しい意見が出ている。

 これが民意というものだと思いますが、政権交代後のこれまでの民主党の失態を個々の責任に問うのであれば、残る人は少ないです。小沢氏の秘書が逮捕されたことを歯切りに、その上司が管理責任を自らの「ココロ」に問えないという体質の問題かもしれません。辞任は、その責任の取り方ではありますが、私はそれ以前に問題があるように思います。
  因みに、自民党政権当時も同様に、首相が小刻みに変わったという経緯もあり、どちらかというと日本の現職国会議員の多くは、無責任な体質の改善を怠ってきた人達の集まりに見えるのです。それも、世代的には、戦後直後に生まれた世代です。冒頭の第二番目の「政府の犯人探しの暴走の先」の考察をするまでもなく、この世代の政治生命が残る限りは国民は我慢して、新陳代謝の末、浄化が終わるのを待つしかないように思います。そして、その政府の姿は、私が生きている内は見ることはないと思います。

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大根葉のトン汁

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 すみませんね。まだ大根葉の料理が続いています。
 昨日の「大根葉の佃煮」(☞レシピ)で話したような経緯から、現在大根の葉を消費中なのです。たから、前置きは飛ばして、今日はレシピに移ります。
 大根葉が沢山あったら、まず塩茹でして水気を固く絞り、できるだけ空気に触れないようにラップして冷蔵庫で保存します。本当に大量にある場合は、茹でてからなら冷凍でも大丈夫です。それを取り出し、他の具と一緒に炒め合わせて出汁を加えて味噌汁にします。
 大根葉に合う具は何かと考えるに、まず、しらたきです。大根葉に良く火が通っているとバリバリせずにほっくりとした食感になります。これは、寒い時期の大根葉に限りますが、このホックリとした食感にしらたきを組み合わせ、鰹出汁には豚肉の旨味が加わると一層美味しくなるので、少し厚めに短冊に切ったばら肉を使いました。これでトン汁らしくなります。

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余談ですが、私のレシピを見ている友人から不思議がられるのですが、私の食材選びはいつも「食べたいもの」 から入らないという点です。「食べたいもの」からの発想でで献立を考えないというのは、それは本当です。今日の大根葉もそうですが、まず手ごろにあるものからです。それは自ずとに季節のものになるので、他の具材もほとんど同じ考え方から入手します。その点で、今日は、トン汁が食べたかったのではなく、大根葉を使って何を作ろうか?からはいっています。
 このトン汁は、大根葉の変わりに小松菜や搨菜(ターサイ)、青梗菜(チンゲンサイ)でも美味しいと思います。シンプルな材料のトン汁もなかなか美味しいです。

材料

  • 大根葉・・1本分
  • 豚ばら肉・・2cmの厚み10cm
  • しらたき・・200g
  • 木綿豆腐・・150g
  • 鰹出汁・・1リットル
  • 信州味噌・・お玉1杯

作り方

  1. たっぷりのお湯を沸かして塩1%を加えて大根葉の色が鮮やかになるまで下茹でし、溜まり水に取って硬く絞る。残ったお湯は捨てない。
  2. 1を2cmの幅に切りそろえる。
  3. 豚バラは、5mmの厚みで短冊に切る。
  4. しらたきは、大根葉を茹でたお湯でさっと下茹でする。
  5. 鍋に油を引き、3のバラ肉を並べ、そのままで脂を出すようにゆっくり弱火にかけておく。
  6. バラ肉から脂がしっかり出たら2の大根葉としらたきを入れて油が回るまで炒める。
  7. 鰹出汁を加え、煮立ったら木綿豆腐を千切っていれ、再び煮立ったら味噌を溶く。

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2010-11-11

尖閣ビデオ問題-finalventの日記「没エントリー」からみえること

 この事件は結局、何を事件とするかよく分らないままですが、ビデオ投稿者が現れ、持ち出しの“犯人”と確定できない、というところで事情聴取は昨夜中断し、今日へ持ち越されたそうです。中日新聞Web版(参照)の、神戸海上保安部の保安官の取調べの状況から、これはおかしな話だと思いました。

 関係者によると、保安官は10日午前9時ごろ、勤務中の洋上で巡視艇船長に「自分が映像を流出させた」と申告。神戸港に帰港後、神戸第2合同庁舎内で捜査1課の事情聴取を受け「私がやりました。国民にこういう事実を知ってほしかった」と供述した。

 保安官は自ら映像を持ち出したことや神戸市のインターネットカフェに行ったことを認めているが、いつ、どこで入手したかについては具体的には明かさず、映像について「海保の職員なら誰でも見られる状態だった」と話している。警視庁は供述について慎重に裏付けを進めている。

 神戸のネットカフェのパソコンを使って問題のビデオを流出させた本人が、その入手状況を曖昧にしている点です。普通に考えると、曖昧にする必要性は何かマズイ事を隠蔽する意図が働いているという疑念を持ちます。しかも、ビデオは沖縄の石垣海上保安部で作成され、保管されていたものです。しかもこれは“国家の機密ビデオ”だと仙谷さんが騒ぎ立てた代物です。本当は確信犯がいて、その人物を庇い立てしているようにも思いますが、この先の真相は明らかになるのでしょうか。その量刑もかなり低くなるという話なので、何か釈然としないままです。
 今回の事件で興味深く思ったのはGoogleの当初の福岡高検に対する対応でした。顧客情報の提示を跳ね除けた点でした。極東ブログ「どういう法的根拠でグーグルは尖閣ビデオ流出記録を開示するのだろうか」(参照)の

この国は報道の自由を弾圧する中華人民共和国ではない。自由な情報を持ちうる日本国である。中国の情報弾圧に屈しなかったグーグルなのだから、中華風味の日本政府による情報弾圧があればはねのけてほしい。

 この意見に私も同調しました。昨日、令状が出た時点で情報提供に応じたとは言え、当初の姿勢は天晴れでした。この姿勢が世間に伝わっただけでも、日本の腐ったなあなあなやり取りに釘を刺したことになるとは思いました。また、犯人逮捕前とはいえ、finalventの日記では気がかりな点が挙げてあり、中でもYoutubeのサーバーの下りなどは興味深く思いました(参照)。
 ところで、この一連の騒動で浮かび上がった目玉とも言うべきは、仙谷さんの面白さが爆裂したことです。国会内で仙谷さんと菅さん(?)が二人で一枚の紙を介して話している場面で、この紙は“極秘文書”らしいのです。これを毎日新聞では「盗撮された」として9日付け読売新聞夕刊を批判したらしいのですが(参照)、極秘文書を公衆の面前(国会内会議場)で大々的に広げていること自体不謹慎です。その辺は、自分自身の不注意を省みないお方ですね。
 件のビデオも、“国家機密”の扱いならそれだけの厳重な管理下に置くべきで、「海保の職員なら誰でも見られる状態だった」ところからの漏洩なら、それは内部文書持ち出しと管理不十分を問うだけの話しではないかと、そう思うのです。憎めないのですが、このキャラにも困ったものだと思いました。
 大げさに騒いで悪戯に犯人を作り上げ、わざわざ事を大きくするという。昔、小学校でもそういう子がいました。そういう子は大概、先生に「騒ぐな」と叱られていました。

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大根葉の佃煮:30分煮込んでできる野菜の佃煮;ポイントは酢

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 霜が下りる季節になっても、大根の葉や白菜の葉は枯れることなく元気です。寒さを耐え凌ぐために葉や茎は、少しだけ厚みを増して丈夫になるのです。これが夏場の野菜と違うところです。そして、筋張ってきて硬くなりますが、冬場の葉物は貴重なので何か保存に耐えるものに作り変えるのが田舎の知恵です。近年のように、年中野菜が食べられるようになってもこの辺りでは、冬場の保存食への知恵は残っています。
 近所のお婆さんから教えてもらった大根葉の佃煮のレシピですが、大根の葉が出回っているうちにここで紹介しておくことにします。以前、ゴーヤの佃煮を紹介しましたが、味はよく似ています(☞レシピ)。近所同士なのでそれもありなのかと思います。

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 ところで、今日の佃煮の分量は、大根ニ本分の葉で作っています。我が家のように家庭菜園でも作っていない限り、普通の家庭で大根ニ本分はなかなか一度に消費できないと思います。ここで、どうするか?八百屋さんには大根の葉をいらないからと言っておいてゆく客もいるものです。聞いてみると案外あるものです。スーパーも同じです。ここまでやれる方が果たして世間にどれだけいるかな?とか、思いますが、それでも作って欲しいと思うのがこの佃煮です。
 大根葉にご縁があったら是非作ってみてください。

材料

  • 大根葉・・ニ本分(茹でて硬く絞って300g)
  • 醤油・・50cc
  • 酢・・30cc
  • 砂糖・・70g
  • しらす干し・・大さじ2
  • 鰹節・・カップ1
  • 白炒り胡麻・・大さじ2

作り方

  1. たっぷりのお湯を沸かして1%の塩を加え、大根の葉が鮮やかな色になるまで塩茹でする。
  2. 1を溜まり水に取り、固く絞って3cmに切りそろえる。
  3. 鍋に調味料を合わせて中火にかけ、2の大根葉を入れて蓋をして30分煮る。
  4. 煮汁が残ってていたら蓋を取って蒸気を飛ばして煮詰める。
  5. 最後に火を止めてしらす干し、鰹節、炒り胡麻を混ぜ合わせる♬

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2010-11-10

極東ブログ「アジア四か国訪問に向けた米国オバマ大統領の声明」について

 アメリカの大統領の声明ともなると、菅さんとは違って迫力があります。世界の公人という位置づけのもと、もちろん、全文に触れられるのはありがたいことです(参照)。
 市場開拓のためのアジア四カ国訪問にインド、インドネシア、韓国、日本を選んで訪問することを冒頭に挙げているので、目的ははっきりしています。中間選挙の直後であるし、米国民から出された評価に対して政治力で答えるしかないオバマさんにとっては、アメリカ経済の建て直しを輸出で図ろうということらしい。と、ここで中国がのっけから外れている。これが一つ目のメッセージであるとことは大きいです。そして、二つ目については日本のこと。アメリカが気になることは沢山あると思うのですが、週末に横浜で行われるAPECと環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)で少し触れられているのみです。

 ありきたりの話と言えないこともないが、中国を見事に無視した内容や日本について腫れ物に触るような扱い、さらには、米国大統領って私企業の社長さんですかといった印象が興味深い。

 確かに「腫れ物に触るような扱い」になっていると思います。何故かな?日本が政権交代してからこっち、オバマさんからこれと言った内容を持った話は特になかったような気がします。鳩山政権がどれほどの印象を与えたかというのは大きく影響していると思いますが、菅さんになってから「再選おめでとう」だけではなかったかに思います。あまり相手にされていないのかもしれない。
 ここでTPPへの参加を10月に菅さんが表明したことで大きな関わりが発生するものと思いますが、この件では、日本の省庁でも賛否両論だと聞きます。損か得かの試算を挙げているそうですが、それでも菅さんは積極的に進めようとしています。このような内政はそのままアメリカに悟られていると思いますし、何よりも、オバマさん自身がねじれ政府を率いていかなくてはならない身として、日本を理解していると言えばそうなのかもしれません。
 それにしても、アメリカ大統領がアジア訪問に向けて「輸出外交」にしか触れないというか、それしか目的がないというのも前代未聞な話です。が、アメリカ国民にとっては心強く感じるのではないかと思います。一方、日本はこれからどうなって行くのだろう?こう思うようになったのは随分前ですが、最近は、今の政権で潰れてしまうと思うようになりました。アメリカは日本を輸出国の対象に考えているようですが、その照準は、日本のTPPへの合意だと思います。円高ドル安の状況下でも、自由に貿易ができるようになるとアメリカのメリットは大きいと思います。が、期待できるほどの日本なのだろうか?そっちの不安の方が先に立つのです。
 余談ですが、昭和の後半からアメリカ製品は日本から姿を消し、韓国、中国、タイ、インド、ブラジル製品に入れ替わりましたが、それ以前からアメリカ製品と言えば車くらいしか覚えがありません。それも、ガソリンを撒き散らすどうしようもない代物とう印象です。他には飛行機ですか?で、今後のアメリカの輸出は何が目玉商品なのでしょう?まさかに武器、ということもないでしょうけど、製品の精度などを加味すると、アメリカ製品の品質にあまり期待できません。
 日本は輸出国で、円高で散々儲けている国だと非難を浴びている嫌いもありますが、アメリカはQE2効果を発揮するためにも輸出に力を入れるというのであれば、急成長時代の日本を見るような気がします。その先が今の日本のようになるわけはないのでしょうけど、アメリカは、先に進んでいくように見えます。反対に、なんだか日本が立ち遅れて孤立するような気もします。TPPへの参加というのは、政府のそういった危機感からなのでしょうか?いや、そんな危機感を持つような敏感さ、この政府にはなさそう。APECでは、オバマさんは慎重な態度で終始一貫するのでしょうか。先日、仙谷さんが味見していたラーメンでも食べて、くつろいでいってください。
 さて、オバマさんが一切触れていない中国に関しての情報で、昨夜のTwitterのクリップ記事には驚きました。

➠“日中国辱密約”発覚 尖閣触れずを条件に胡錦濤APEC出席参照
 「中日両国間で密約が交わされた。まず、中日外相会談で、前原誠司外相が一連の問題発言に対する反省を伝えること。そして、菅直人首相と胡主席が首脳会談を行う場合にも、領土問題には一切触れないこと。映像流出問題も東シナ海のガス田問題もナシだ。議題に上げるのは、戦略的互恵関係の確認と、文化・経済交流の活性化など5項目に限られる」

 政権交代から1年余り。民主党政権は対米、対中、対露外交のすべてで大失態を演じた。内外から「市民派政治の限界」「外交能力なし」という厳しい声が噴出している。このままでは、日本は「亡国の道」をたどる以外にない。

 この密約が本当だとしたら、APECでの対中・ロ協議に期待するのは難しい。というか、ここまで中国が条件を出すほど中国の内政も大変厳しいということが伺えます。この条件を、日本政府は無条件で承服したのかが気になるところです。
 また、オバマさんから無視されたまま、中国が参加しないというのも中国にはあり得ない話で、ここは強気に出てくると思います。つまり、黙っていてもAPECには参加してくると。だったら、中国の条件などのまなくてもよさそうなものだと、おばちゃん的には思います。甘いと言われるかな。

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豚挽き肉団子と里芋の速煮:食材別にしたごしらえが違うわけ

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 挽肉をよく練って手に掴み、親指と人差し指で作った丸い穴からにゅっと押し出しては茹で、どんどん肉団子を作ります。これを冷凍保存しておくと、いつでも何にでも使える食材として重宝します。肉団子については、以前に小うるさく書きました(参照)。その応用で、里芋と合わせて転がすように炒め、表面に味付けする煮っ転がしの速煮のレシピです。
 最近の私の煮物の作り方の傾向は、火の通りにくい材料をあらかじめ下茹でして、最終的には全部の材料を一気に炒め合わせて最後に味付けします。見た目も食べてみても煮物なのですが、作る手間と時間は相当に短縮できます。

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 今日は、火を通す時間がまたっく違う食材で試してみました。
手順は、肉団子はあらかじめ作り置いたものを使用し、里芋は皮付きのまま耐熱皿に置き、にんじんも2cmほどの乱切りにして電子レンジで蒸します。予熱で火を通した里芋の皮を剥き、全ての材料を大きな鍋で炒め合わせます。ここで材料に火が通っていることが必須一条件で、例えばこの段階でインゲンが生煮えだとします。他の具財がどんなに良い状態で出来上がっても、インゲンが半生状態で味付けしてしまうと、インゲンに味がしみこまない上半生のままになってしまいます。味付けのタイミングは、具財の火の通り加減の見極めが大切です。この点に注意すれば、具財は何でもよいことになります。いきなり応用もできるはずです。
 今日は試しに四点の食材で作りましたが、他には、こんにゃく、筍、干し椎茸、鶏肉など、何でも良いと思います。

材料

  • 里芋・・300g
  • にんじん・・1本(150g)
  • インゲン・・100g
  • 肉団子(茹でたもの)・・150g
  • 鰹出汁・・100cc
  • 醤油・・大さじ3
  • 酒・・大さじ3
  • 味醂・・大さじ3
  • 炒め油・・大さじ1

作り方

  1. 肉団子の作り方☞牛肉ミンチボールのレシピを参照
  2. 肉団子を室温で解凍する。
  3. 里芋は洗って皮付きのまま耐熱の皿に並べ、ラップをふんわり被せて8分電子レンジで蒸す。
  4. 1の粗熱が取れたら付け根の部分から先端に向かっては皮を剥く。
  5. にんじんは2cmほどの乱切りにし、里芋と同様にレンジで5分蒸す。
  6. インゲンは先端とヘタの部分を少し切り取る。
  7. 大き目の炒め物用蓋つき鍋に油を引き、肉団子、インゲン、にんじん、里芋の順に炒めて火を通して行く。
  8. 鰹出汁と酒を加え、蓋をして5分蒸す。
  9. 味醂と醤油を加えて蓋をして2分ほど蒸したら蓋を外し、蒸気を飛ばすように鍋を揺すって煮詰める♬

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2010-11-09

極東ブログ「どういう法的根拠でグーグルは尖閣ビデオ流出記録を開示するのだろうか」について

 先日の極東ブログエントリー「尖閣ビデオ流出で溜飲を下げる水戸黄門様心情は中国には通じない」(参照)が、中国人のみならず日本人にも通じないらしく(中国とは逆の意味で)、ブックマークが賑やかな様子です。他の方法で関連した記事を検索すると、陰でいろいろ言ってる人のブログも目には止まるのですが、大きく勘違いしたり誤読の上で非難しているようなケースも確かに多いです。
 結局、どう説明しても通じる相手ではないと思うのですが、「辟易して書かない」と、finalventさんから言われるのが読者としては一番困ります。ところが、ガラッと角度を変えた形で昨夕、「どういう法的根拠でグーグルは尖閣ビデオ流出記録を開示するのだろうか」(参照)が掲がり、やったー!ありがとう。また、揶揄の嵐かと思ったら意外にそうでもなさげ。ふーん、偏った見方からはこのエントリーは、揶揄するに値しないの?私にとっては、一本の筋上でつながっています。
 それは、尖閣諸島沖の衝突ビデオは元々国民が見る権利を有するビデオだという筋です。少し記憶も薄らいでいるので、当時のNHKニュースの内容がHPから引いてこられるかと思ったのですが、該当ニュースは見つかりませんでした。何の話しかというと、当初、この衝突を報じた時に、何故ビデオ公開を同時にしなかったのかという点が不可解でならないのです。つまり、「公開しないことで守られるべき国益」とは何か?です。
 政府筋の見解に、公開するのはマズイという理由があるのは理解できるので、当初は政府の考えを尊重したつもりです。ですが、ここへきてリークされた後の政府の対応を見ていると、どこに尊重されるべき理由があったのか、と馬鹿馬鹿しくなりました。中国側にも日本国民にも何の説明もないのです。そして、犯人捜しにだけに躍起になって奔走している現在です。この実態は、極東ブログでつぶさに分析されています。
 隠す意味は何だったのか?と、問い正したいのはこちらです。それをあろうことか、Googleにお伺いを立てているとは、まったく呆れます。だから、本来は、陰謀論も存在しないし、中国の肩を持つ必要もないのです。国家機密にしたため、リークされればそこに「犯罪者」を作ったかに見えるだけのことです。中国外交に描きがないからそうことになるのです。そもそも、国家機密なるものが施錠もない部屋で自由に使用できるPC、という環境に置かれていたとはね。
 当初は、これを言うにはあまりにも無根拠で、言ってしまえばただの誹謗中傷になってしまうので控えていましたが、極東ブログの今回のエントリーでの分析を確認するうちに報道の流れがつかめてきたので、ここではっきり言っておくことにします。
 その部分というのは、政府の方針を仙谷官房長官が言及した内容にあります。

「現在の秘密保全に関する法令の罰則では抑止力が必ずしも十分ではない」と述べたうえで、今後、守秘義務違反の罰則強化も含め、秘密保全に関する法制のあり方について検討を進める考えを示しました。

 これは、NHKの11月8日12時13分のニュースです。この内容は、もっともらしく聞こえますし、国の機密に関してはそうあるべき物もあると思いますが、今回のビデオに関しては、元々「衝突の事実を報じる情報の一部」として扱われるべきものであって、これを端から国民の前に公開しなかった政府の方がおかしなことをしていると思います。その上でYoutube運営会社であるGoogleに、「投稿者の私的情報を開示せよ」とはよく言ったものです。悪徳お代官様宜しく、甚だしく思います。

 もちろん、その必要はあるだろ。しかし今回の事例で言うなら、もしかするとこの情報は国民が知るべきものだったのかもしれない。ディープスロートからイランコントラ事件まで米国の現代史を見ていると、民主主義とリーク情報にはそうした微妙な関係がある。
 なのにこの「仙谷」政権は、脊髄反射的に、あるいはご主人様のご機嫌を損ねまいとする小姓のように、目先の取り繕いで厳罰化に走ろうとしている。この強権志向の姿勢はどうなんだろうか。これが自民党政権に変わって登場した民主党政権の姿なのか、あと何歩でスターリニズムに到達するだろうか、そんな懸念まで浮かぶ。

 この政府を言い当てる、比喩する良い言葉はないものかなあときょろきょろしちゃいます。いい足りないほど頭にくるというか。スターリニズムへと暴走を始めた政府と言っても過言ではないと思います。

 私の考えでは、現段階では、グーグルは投稿者の情報開示に応じるべきではないと思う。この国は報道の自由を弾圧する中華人民共和国ではない。自由な情報を持ちうる日本国である。中国の情報弾圧に屈しなかったグーグルなのだから、中華風味の日本政府による情報弾圧があればはねのけてほしい。

 極東ブログからGoogleにこのメッセージが発信されていることに私も同調します。また、民主的解決方とはこれだと、日本のお手本になるようわが政府に見せてほしく思います。

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ウー・ウェン先生の回鍋肉風ピーマンと胸肉の炒め物:鍋を回すべからず

 どうして「ホイコウロウ」は「回鍋肉」というのでしょうか?
こんなことに今更な説明ですが、ウー・ウェン先生の「台所革命」から引用します。

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中国の一般的なお惣菜。漢字の「回鍋肉」のもともとの意味は、塊肉をゆでて保存したものを必要なときに切り分け、他の材料と合わせて料理すること。
手軽につくりやすい薄切り肉なら、さっとゆでることにより、肉の余分な脂分が落ち、下ごしらえが簡単にできます。
季節の美味しい野菜とあわせて作ってみてください。

 つまり、「回」というのは、鍋や肉を回すのではなく、保存用に一旦ゆでた塊肉を切り出して使うことで、鍋に肉が戻ってくる、というような意味ではないかと思います。

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 さて、我が家は少人数家族と化してしまったので、塊肉が保存されていると大変重宝します。普通は、スライス肉を使い切る分だけ買ってくるか、傷まないうちに二回くらいで使い切ると考えがちです。私もそういう方法が多いとは思いますが、塊肉の使いこなしとして、ハーブに漬け込んで下味をつけて茹でたり(☞レシピ)、低温で焼いたりして保存した(☞レシピ)肉も実は大変重宝なのです。この方法は、ウー先生も話している通り、余分な油が落ちて旨味が凝縮されるので、コクのある肉になります。このように下処理された肉は、冬場なら冷蔵庫で一ヶ月はもちます。夏場でも2週間は楽に保存に耐えます。
 今日は、下味をつけて茹でた鶏の胸肉を切り出してスライスし、厚めに輪切りにしたピーマンとパプリカと一緒に炒め合せ、醤油ベースの味付けをしました。この料理でなるほどと、頷いたのは、茹でたスライス肉にもかかわらず、炒める前に片栗粉をまぶすとよいのだということです。この方法は、片栗粉が水分と馴染んで肉や野菜に味が良く絡むということは充分わかりますが、私の片栗粉の使い方として、柔らかくジューシーに仕上げるという目的が大半だったので、この工程は意外でした。
 ウー先生のレシピは、「豚ももにくの薄切り」を使っているのですが、湯で豚ではないのに、わざわざお湯で完全に火が通るまでまず茹でるのです。片栗粉をまぶすのはそのあとなのです。生肉スライスを最初から使うのでしたら、私なら、片栗粉をまぶしてから油で軽く焼いてしまうところです。
 思ったのは、どんな肉でも良いのですが、先の引用にあるとおり、肉をゆでる目的は余分な脂を落とすためだとあるので、ウー先生の方法はその理由から?そこが良く分りません。

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 早速作り方ですが、ウー先生から「考え方」と「案」だけ頂いて、材料は、鶏肉に変えてパプリカを加えました。作ってみれば分ることですが、野菜や肉を大きく切る意味が分ると思います。食感が残っていて、豪快に食べる時の満足感が他の切り方では味わえません。
➠お弁当に

材料

  • ピーマン・・3個
  • パプリカ・・1個
  • 茹で鶏のぬね肉スライス・・150g
  • 片栗粉・・小さじ1
  • 醤油・酒・・各大さじ1
  • 胡椒・・適宜
  • 塩・・一つまみ

塩茹で鶏胸肉の作り方(1枚分250g)

  1. 鶏胸肉は皮を剥いで大さじ1の塩を良くまぶしつけ、手で揉みこむ。
  2. 鶏肉と同量の水と一緒に耐熱の袋に浸けこんで、冷蔵庫で最低30分は置いて、味を染みこませる。
  3. 鍋に水を張って2を袋ごと入れ、中火で温度を上げて沸騰直前で火を弱め、5分そのまま茹でて火を止める。予熱で味を染みこませる。

回鍋肉の作り方

  1. 上記で作った塩茹で鶏を150gスライスして、片栗粉を両面にまぶす。
  2. ピーマンとパプリカは、ヘタの部分を丸く切り取り種を出す(野菜の型抜きを使用すると良い)。
  3. 2を1cmの輪切りにする。
  4. フライパンに炒め油を熱し、ピーマンとパプリカを色鮮やかに炒め、肉を加えていため合わせたら調味する♬

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2010-11-08

極東ブログ「米国中間選挙の感想」から受けた印象

 選挙について、人の感想を聞くのは合わせてその国の政治を読む情報として興味深いものです。米中間選挙が分りきった予想通りの結果を齎したという点で、退屈な話かといえばそうですが、当てられている角度によっては見えてくるものが違うのだと感じ、エントリーではその感想に興味深い点があります。(参照)。
 まず、ティーパーティーが反共和党的な性格を持ち合わせていることに気づいたとき、時既に遅かりしだったとしながらも、その文脈とは違う角度の風景です。それを、米国民気風をあえて選挙の「波」として捉えて説明されていることです。そして、これは私の印象ですが、ペイリン氏は、ティーパーティーが反共和党的な性格を持っていることを見えにくくするような煙幕的な存在だったような気がします。実質的には、彼女が率いた共和党ではなかったのです。
 米国の大統領選挙に関心がある人なら、ペイリン氏といえば2008年の合衆国大統領選挙の候補者ジョン・マケイン氏に副大統領として指名され、保守層の支持を集めてオバマ氏を一時逆転した人物です。が、そこからこの選挙を見ない方がアメリカの政治情勢が分りやすく、すっきりと見えるのだということが分りました。
 引用されているワシントンポストのクラウトハマー氏の「正常に戻った」というのがあまりにも端的に明瞭です。結果的に共和党が議会に復帰した点は、オバマ氏への評価なので、かなり具体的に今後の政権を揺する機動力となるのは間違いないのです。そこで一番気になるのは今後の日本への影響という点ですが、良くなるのではないかというのが興味深いです。

むしろ、共和党の勢力が議会に復帰したことで、議論が促進され、内向きな民主党よりも国際政治に発言力が増してくるので日本にとっては好都合だろう。また、自由貿易も促進されるので、日本の環太平洋戦略的経済パートナーシップ協定(TPP)への態度も強く問われるようになるだろう。

「議論が促進されると内向きな民主党よりも国際政治に発言力がましてくる」ということは、かつてのオバマ氏の陰が薄れているという前提で言われているような気がしますが、そうなのだと思います。余談ですが、私が混乱するのはいつもこのパターンなのです。
 日本の場合で言うと、政権を獲得した民主党は野党時代の民主党ではなくなり、野党に逆転した自民党以前の、戦後の自民党のように変化しつつある点などは最たるものです。このことを日々の現民主党の変化として落胆的に見てきた今、アメリカの中間選挙でその姿に近いものを感じています。が、これが日本にとっては「好都合」という文脈ではまだ受け止められない私です。この辺が実感としてわいてこないのですが、今後のアメリカの動向を掴む他ないと思います。
 気になるのは、日本です。民主党政権になってから、これと言った目の覚めるような手腕を外交政策に見たことがありません。手際のよさ、すらもないです。最近の対中国・ロシアにしても、頼りない対応だったと情けないです。ついでなので言ってしまうと、一線を引かないと中国に乗っ取られてしまいますよ、日本は。竹島が取り戻せなくなったように、侵食されて行くようで、怖くて仕方ありません。アメリカの中間選挙とは関係ない話ですが、でも、アメリカがどれ程日本にとって好都合になろうと、肝心の日本がそれを生かす力を持ち合わせているか?ということが、何よりも絶望的に見えてこないです。ここにアメリカのコラムニスト・トバイヤス ハリス氏の意見があります。これは、昨夜のTwitterで見つけたクリップです。
 ニュース・ウイーク日本語版の「菅は貿易協定で「小泉」になれるか」に、鋭い意見が投じられています。

 私が思うに、日本がTPPや日米自由貿易協定などの大胆な貿易協定に参加するためには、首相が問題に正面から取り組み、貿易自由化支持派を結集し、国民に支持を呼び掛ける以外に道はない。ひとことで言えば、小泉純一郎元首相が郵政改革を推進するために行ったのと同じことをするしかないのだ。

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                  日本の舵取りを期待(?)された頃。

 これが本来の民主的な手順だと思いますが、現民主党は政権についてから民意を問いながら政権運営しているとは思えません。暴走しているといえばそうですが、無視されている観が強いです。

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牛乳のホワイトソースでいただく鶏肉のソテー:ポイントはビックル液の下味だけ

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 オーブンで焼くよりも、たまにはソテーしてソースをかけて食べたくなったので作りました。フライパンでソテーしたあとに残った肉汁の旨味をそのままソースに生かすので、牛乳だけで充分濃厚な味わいになります。オーブンで焼くと、このホワイトソースは作りにくいという理由からフライパンで焼くのですが、フライパン焼きの方が焼き加減を自由自在にできます。

Photo

 ビックル液に軽く漬け込んで下味をつけた鶏のもも肉をオーブンで焼いたレシピがありますが、今日の下ごしらえも全く同じです(☞レシピ)。画像を比べると分るように、焼き色が全く違います。そして、オーブンの肉の方が縮んでいません。その分、水分や油分が肉中に多く残っていると思われます。確かに肉も柔らかくジューシーに仕上がりました。その点で、ソースがなくても食べやすいのです。ところが、直火でのフライパン焼きの方は、香ばしい焼き色に焼くと、肉はそれなりに縮まって平らではなく、丸まっています。こうなるので、喉越しの良くなるようなソースが欲しくなるというわけです。ちょっとした違いですが、いろいろ作っていると微妙な点でこの違いを味わうのも楽しいです。

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焼き方
焼き方は、ビックル液から出した肉にオリーブオイルを刷り込んでフライパに並べ、それから火にかけて弱火でゆっくり焼き始めます。途中一回くらい肉を回して、それまで焼いていなかった場所に移動させます。これは、肉のムラ焼け防止と効率よく焼くためです。(☞Hint&Skill大体5~6分焼くと、肉の中央部分を残して周囲の肉の色が変わり、火が通ったとわかります。ここで裏返し、皮目の約半分の時間で、中まで火を通し、熱湯で温めた皿に盛り付けます。
ソースの作り方
フライパンに残った油だけ掬い出し、バターと小麦粉を焦がさないように炒ってから温めた牛乳を一気に加えて火を弱め、手早く混ぜて滑らかにします。この時、別の方法として、フライパンで小麦粉を炒ったら火から下ろして少し冷まし、冷たい牛乳を加えてよくかき混ぜてから火にかけても滑らかにできます。最後に塩と胡椒で味を調えたら出来上がりです。

材料

  • 鶏もも肉・・1枚
  • 牛乳・・150cc
  • 小麦粉・・小さじ2
  • バター・・10g
  • 塩・・適宜
  • 胡椒・・適宜

ビックル液の材料

  • オレガノ(ホール)・・小さじ1/2
  • バジル(ホール)・・小さじ1/2
  • タイム(パウダー)・・少々
  • 塩・・小さじ2
  • 胡椒・・適宜
  • 水・・30cc
  • オリーブオイル・・大さじ1

ビックル液の浸け方

  1. もも肉の余分な脂を取り除き、筋目に包丁を軽く入れて筋切りする。
  2. ポリ袋にハーブなど全てを混ぜ合わせ、1の肉を入れて揉みこんで水分が無くなるまで下味をつける(約30分)。

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2010-11-07

極東ブログ「尖閣ビデオ流出で溜飲を下げる水戸黄門様心情は中国には通じない」-APECへの影響は?

  尖閣諸島沖で起きた中国漁船と日本の巡視船の衝突の一部始終を収めたビデオが流出したことは、結局何が問題なのか良く分りません。にもかかわらず、ニュースを聞いていたというのが正直なところだったので、この分析をエントリーで掲げられたことは何よりもよかったと思います(参照)。指摘されている通り、「水戸黄門様心情は中国には通じない」ということを日本人が理解すれば、このような大騒ぎが意味のないことだと分ると思います。
 また、気になるのは、誰が何の目的でこのようなことをしたのかです。仮に、民主党内のアンチ仙谷の仕業かと疑うにしてはあまりにも間抜けなので、返って他の可能性を模索してしまいました。エントリーを読み進めると、どうやらその間抜けの仕業らしいのです。何よりも、世間がその無駄な模索に奔走するのをいち早く食い止めるという意味で、エントリーのタイミングが早くてよかったです。
 極東ブログを読めば分ることなので、ここでさらに書くことはないのですが、気になることを少し書いておきます。
 ビデオの公開者のIDが「sengoku38」というのが笑いが止まらない。リークしたのが内部関係者であれば、民主党がねじれているということを露呈したのは確かですが、問題は、来週行われるAPECへの影響です。この会議の前に「sengoku38」のハンドルネームを使う意味と、映像をリークする意味があったとしたら、このことで誰がダメージを受けるか?です。これが良く分らないのです。
 日本政府にとってAPECは、中国とのギクシャクした状態を修復する絶好の場です。このチャンスを逸することなく、良いコンディションに持って行ってもらいたいものだと思っていた矢先だったので、このビデオ流出がどのように影響するのか、またはしないのかなどの意見が聞きたかったのです。

 リーク以前の状況から見て、現政権にとって最大の懸案は今月中旬横浜で開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に胡錦濤中国主席を出席させ、ぎくしゃくした日中関係の修復を図ることだ。であればその後に「仙谷」政権としても国会に押された形での6分版映像の公開という流れを落としどころとしていたのではないか。今回のリークはその落としどころは阻止したことにはなる。
 リークの効果が、胡主席の訪日阻止だったとまで言えるだろうか。疑問なのは中国には通じないこの程度のリークで、はたしてそこまでの効果があるものだろうか。ないのではないか。

 この説明から、誰かが困るほどのことはないかに思えます。日本で拘置された船長は、中国では「英雄」です。その英雄が勇ましく日本の巡視船に立ち向かった記念すべきビデオなので、中国からダビングの依頼が来てもよさそうなものです。が、それがそこまで届くかが問題、そもそも。仮に届いたとしてもこれがリークなので、日本政府の中国への不義理にはなりません。また、国民の政府に対する「見せない」態度への不満は解消され、政府へのバッシングが逸れたことは何よりな話で一石二鳥です。
 結局、誰も困る人がいないではないですか?

 むしろ、今回のリークを水戸黄門様心情で喝采し、欧米のウィキリークに模して、機密情報はインターネットにリークされる時代とかのんきな受け止め方(実際のウィキリークは慎重にニューヨークタイムズやガーディアンと連繋している)を見ていると、リーク者がハンドル名「sengoku38」なのも、「うその三八」といったほどのこともなく単に「仙谷さんパー」と言いたいがための愉快犯のようなものではなかったと思える。

 仙谷さんは、ハンドルネームが不愉快な様子らしいですが、これが謎を解く鍵ではないかとやっぱり思うのです。私は「sengoku3(左)8(派)」と最初に思ったので、民主党内のアンチ仙谷的な人物ではないか、と。ですが、エントリーをこうして読むうちに「うその三八」でもないだろうとも思いました。

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 ところで、極東ブログでは時々捕り物風味になるのですが、「うその三八」は普通に通じるのかな?という疑問は野暮でしょうか。江戸の治安のために家康公が引き連れた「三河」の「八部」をお供にした時、残った八部の人間が拷問による自白などで捕り物を請け負っていたため「うその三八」が通称になったらしいのです。「嘘っ八」というか。
 「『うその三八』でsengoku38なのかな」と、仙谷さんが漏らしたそうですが(参照)、咎められるような疚しさが心に潜んでいますか?最近仙谷さんのキャラが面白くなってきたのは私だけではなく、このsengoku38さんも、ビデオリークでからかっただけなのかも。画像:6日午後、横浜市のパシフィコ横浜:横浜APEC開催を7日に控え、展示ブース開所式でラーメンを試食する仙谷由人官房長官(SANSPO.COM)。

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薬研(やげん)の蟹ペースト風味炒め:目先を変えるための味付け

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 タイ食材の「蟹ペースト」の旨味を薬研(やげん=鶏の軟骨)で食べるのはどうか?と、ふと軟骨の食感に飽きたなと感じて思いつきました。このタイ製の蟹ペーストが非常な兵(つわもの)で、マジ美味しいのです。これを使ったからと言って、例えば、ナンプラーのようににガラッとタイ料理に変わるというものでもないのです。 中華で言えば貝柱の粉末のような旨味です。日本では、あまりこのような旨味のある調味料はありませんが、代わりに珍味として、烏賊の塩辛などは近い感覚だと思います。でも、味は全く違います。

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 この蟹ベースとにんにくをヤゲンにまぶすようにして下味をつけ、焼く直前に片栗粉をちょこっとまぶして焼き、最後に鍋肌に醤油を垂らしただけです。こ、この美味しさには驚きました。
是非お試しあれ!(今日はこれだけです。たまにはイイでしょう。)

材料

  • ヤゲン・・150g
  • 片栗粉・・小さじ1
  • 蟹ペースト・・大さじ1
  • にんにく(すりおろし)・・大さじ1
  • 白胡椒・・適宜
  • 醤油・・適宜
  • オリーブオイル・・小さじ1

作り方

  1. ビニールの袋にヤゲンとにんにくのすり卸し、蟹ペーストを入れてヤゲンの身が取れないように揉み込んで10分置く。
  2. バットに片栗粉を散らして1をあけ、転がして片栗粉をまぶす。
  3. フライパンにオリーブオイルを引いて弱火で2を焼く。焼き色がつくまでヤゲンは箸などで触らない。
  4. 裏返して焼き色がついたら鍋はだから醤油を垂らして全体に絡ませて出来上がり♬

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2010-11-06

極東ブログ「非核原則が実質的に終わる時代へ」に寄せる思い

 ちょ、ちょっと待って。なにこれ。
 ニュージーランドがアメリカとの軍事同盟の再構築を目指すことになった、と。「ウェリントン宣言」というらしい(参照)。

 非核原則を掲げていたニュージーランドの方向性が実質的に変換すると同時に、この動向は日本の非核原則にも影響を与えることになると思われる。自民党時代にはそれなりに堅持されてきた非核原則が民主党政権下で実質的には終わる時代へと進むだろう。

 こんなこと、そんなに簡単じゃないでしょ、と思うのですが、何を根拠に「この動向は日本の非核原則にも影響を与えることになる」と、しているのでしょうか。このことは、日本もいずれ核武装する方向になるということでしょうか。
 昨日の私のエントリーでは、尖閣諸島問題と北方領土問題を具体的に挙げて、現政権の今後の外交をどうするのか、それが読めないことの不安を話したばかりです(参照)。今度は、ニュージーランド新政権が、「アンザス(太平洋安全保障条約, ANZUS:Australia, New Zealand, United States Seurity Treaty)復帰」に向かっていて、いずれ日本も影響を受けるだろう、とは。これが、私のエントリーへの答えだとしたら信じがたいことです。
 何故こんな理屈が成り立つのか、自分の目で確かめないことには納得がいきません。もう一回じっくり読んで、その辺のところをきっちり押さえて置くことにします。エントリーにはこうあります。

 政権交代後の民主党政権以降では不明確ながらも、日本の非核原則の歴史的経緯の明確化に合わせ何らかの再検討を求めているようもであり、それがうまく機能しなければ日本版のアンザス危機が起きる可能性もある。このことは昨年ゲイツ国防長官訪日時にすでに議論されていた。関連記事はジャパンタイムス「A good time to remember the ANZUS alliance's fate」(参照)で読むことができる。

 言われるままにジャパンタイムスの記事に目を通しました。かなりの長文で政治的な背景や思惑が含まれているとみられ、一部に訳しきれない部分も残しました。ここで確認したかった部分だけ後で拾うことにするとして、まず、ゲイツ氏が「アンザス危機が起きる可能性もある」と示唆したことから、このアンザス危機を理解する必要があります。Wikipediaから引いてきました(参照)。

太平洋安全保障条約(たいへいようあんぜんほしょうじょうやく、Australia, New Zealand, United States Security Treaty)は、アメリカ合衆国とオーストラリア・ニュージーランドの間で結ばれた軍事同盟に関する条約。1951年9月調印。締結各国(オーストラリア・ニュージーランド・合衆国)の頭文字をアルファベット順に取って、ANZUS(アンザス)と略される。

 このアンザスに危機が起きたというのはエントリー中に説明されている通りです。以下がその部分です。

 アンザス危機が発生したのは、1984年非核原則を掲げるニュージーランド労働党(デヴィッド・ロンギ首相)が政権につき、同国に寄港する船舶に核保有検査を義務づけたことがきっかけだった。
 米国は当時から戦略上、軍船の核兵器保有を明示しないことが原則であったたが、新政権の方式により米軍船のニュージーランド入港が不可能になった。事件としては米軍船USSブキャナンの入港拒否がある。この対応に怒った米国はニュージーランドの防衛義務を停止するに至った。また貿易面でも関係が悪化した。インフレは進み失業率は悪化し、国は疲弊した。

 「日本版のアンザス危機」というのは、どういう危機なのか?つまり、アメリカが日本に見切りをつけて非核三原則が解消され、同盟国ではなくなるという危機です。そうならないようにしたいと匂わしているのが、昨年11月、ゲーツ氏の訪日時、北沢防衛大臣との会談での意味深な言葉です。

Secretary Gates, and Sawa Kita Defense "secret agreement" when discussing the issue, "we would love to have a negative impact on bilateral relations and the nuclear deterrent is careful not care," he warned. The same applies to "the first use."

ゲーツ長官は、「核密約問題が核抑止力と日米関係にマイナスの影響を及ぼさないようにすることを希望する」

 この「核密約問題」というのは、日米安全保障条約の際佐藤栄作首相とニクソン大統領間で交わされたとされる例の密約(参照)です。密約によって暗黙の了解があったということは今では明らかですが、昨年のこの時点ではその発覚を念頭に置かざるを得なかったわけです。このことが最初の疑問である「この動向は日本の非核原則にも影響を与えることになると思われる。」につながるのではないかと思います。
 昨年、政権交代した時点で鳩山政権が掲げていたのは、「対等な日米関係」や「普天間基地の県外国外移転」「官僚支配を終わらせる」などでした。あからさまに、対米従属をやめようとしている観を強く感じましたが、これらを受けて、日米安保体制を壊そうとしているという見方がアメリカにあり、ゲーツ氏から先のコメントが出されてのではないでしょうか。 そしてこれが、極東ブログの解説の以下の部分につながります。

 英国や豪州などの政局の動向を見ても、労働党的な政権がより世界情勢の変化に合わせて現実的な政権に変化する傾向がある。かなり遅れた日本でもようやく近隣の危機状況や世界の現実に合わせた政権に今後は移行するようになるかもしれない。

 日本は世界で唯一の被爆国であり、ニュージーランドの非核三原則よりも、より国民の意識が核廃絶に敏感ではないかと思います。近隣の危機状態に足並みをそろえて、まさかに日米同盟解消へ向かうとは思いたくありませんが、本当にそうなるのかもしれないという危機感は持ちました。「歴史は繰り返す」といいますが、その変革期にさしかかっているのだと仮定して民主党の動向をこの一年で振り返ると、否定できないのです。
 昨日極東ブログのこのエントリーを読んでから、私の気持ちの中に起こった抵抗が邪魔して過去記事や古い文献が素直に読めず、解読するのに時間もかかりました。日本がニュージーランドの後に続くようなことがあってはならない、と、そう強く抵抗するのですが、この政権が続くうちは安心できないのだと感じました。
 非核三原則の背景に「密約」があり、その密使だった若泉敬氏の悔恨の念が虚しかったことを思い出し、極東ブログ「沖縄本土復帰記念日」(参照)を読みながら改めて惜別の思いがこみ上げました。

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栗茸ともやしの中華風炒め:栗茸の使いきりレシピ

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 先日大量買いして掃除済みの「栗茸」の残りで、中華風に味付けしてとろみを付けた炒め物にしました。栗茸を鶏すきと炊きご飯にしてみて分ったのですが、香りが何とも素晴らしいのです(☞レシピ)。癖のない渋い香りで、やたらと香ばしく感じるのです。なので、癖のないもやしと片栗粉をまぶして揚げた高野豆腐と一緒に炒め、鶏がらスープでとろみをつけました。勿論胡麻油を効かせましたが、期待を裏切ることなく、この栗茸とばっちりな相性です。
 ところで、今回の揚げ高野豆腐は、実は、作り置きです。暇な時に高野豆腐を戻して、固く絞ったところに刷毛で片栗粉をまぶしてから揚げにし、長く置く時は冷凍保存しておきます。揚げ物のついでにも手軽にできるほどの手間なので、これは、炒め物や含め煮の材料素材として用途が広いので、是非、作り置きを推奨します。

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 そして、栗茸の方は、昨日の説明の通り、熱めのお湯にさらして大まかな汚れを落として水で仕上げに濯ぐ方法で下処理をしたものです。つまり、今日のこの炒め物は、材料を揃えたら直ぐに出来上がるスピード料理というわけです。その代わりと言っては何ですが、もやしの根と目は一本ずつ手で千切ります。これに慣れている人で、一袋15分くらいです。

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ね、頑張ってみてください。キノコは、栗茸がないことの方が多いので、他でお勧めなのはマイタケやブナシメジなどです。

材料

  • もやし・・1袋
  • 栗茸(下処理済)・・200g
  • 揚げ高野豆腐・・(8cm×5cmを四等分して)2個分
  • 鶏がらスープ・・200cc
  • 片栗粉・・小さじ1(同量の鶏がらスープを混ぜる)
  • 白醤油・・大さじ1
  • 塩・・小さじ1/2
  • 胡椒・・適宜
  • 砂糖(隠し味)・・小さじ1
  • 胡麻油・・小さじ2

作り方

  1. もやしの根と目を手で千切る。
  2. フライパンに炒め油(分量外)を引いて、もやしと揚げ高野豆腐に油が回るまで炒める。
  3. キノコと鶏がらスープを加えて蓋をし、煮立ったら調味する。
  4. 最後にがらスープで溶いた片栗粉を回しいれてとろみを付け、2分ほど煮込んで出来上がり♬

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2010-11-05

極東ブログ「北方領土問題を巡るクローリー米国務次官補発言について」で示唆された日本の外交についての補足

 11月3日の極東ブログ「北方領土問題を巡るクローリー米国務次官補発言について」(参照)の読みで、私としては非常に気がかりな点を昨日のエントリーで取り上げたのですが、充分に咀嚼できていないこととして気になっていました(参照)。昨日、Twitterでfinalventさんがクリップされた記事で、その意図は分りませんが、私の気がかりを紐解く鍵となったので、その展開を補足的に書いておきます。
 まず、一番気がかりであったのは、極東ブログの分析による日本外交についてです。

日米安保条約の第五条はあくまで同盟国の施政権に対する防衛の軍事同盟であって、施政権外には適用されない。つまり、これは実効支配に限定されると見てよい
 仮にの話だが、北方領土を自国領土だから防衛にあたるとして日本が武力行使に踏み切った場合、米国は静観するということだ。また同様に仮の話だが、尖閣諸島の実効支配を日本が揺るがし、そのことを自国の施政権への侵害であると見なさない民主党の柳腰外交が続けば、日米安保適用外となる可能性もあるのだろう。
 米国としては北方領土に関する日露問題は太平洋戦争を終結させるという意味でも、また国連における米露の建前からも、日露の平和条約の締結が先行すると見てよく、であれば、やはり1956年の日ソ共同宣言がそのステップになるしかないのだろう。

 私の疑問は二つあります。一つは、北方領土に関して、米国の手助けなしにロシアとどのように交渉を進めるのか?二つ目は、中国の執拗なまでの尖閣諸島占有の主張に対して、日本政府は今のままで守り通せるのか?という疑問です。疑問は疑問なのですが、心情的には不安に怯えているというのが正直なところです。ですから、単に記事を読んで解釈できればよいというのではなく、日本はこれからどうなるのかを考えたいのです。
 昨日Twitterでクリップした日本のロシア外交について考えられた記事についてです。結論から言うと、この政府は何もしないのではないかということです。これについては最も早くfinalventさんが示唆していますが、その裏づけとなる同記事が以下です。

➠北方領土:「露のシグナル見逃す」 東郷元欧州局長が分析(毎日jp)

 東郷氏は「交渉で領土を取り返す以上、日本政府はロシア側のシグナルを外してはならなかったのに、『やる気がない』と彼らが受け取るメッセージを昨年出してしまい、(現在の菅政権に至っても)修復の兆しはない」と最近の歴代政権を批判した。

鈴木宗男前衆院議員との太いパイプで領土問題に取り組んだが北方四島支援事業などに鈴木氏が関与した問題に絡み、駐オランダ大使を最後に免職となった。今年3月には、衆院外務委員会の参考人質疑に出席、日米核密約に関する内幕を暴露して話題を呼んだ。 

 東郷氏の関わりや経歴から見て、信憑性の高い見解だと思います。また、「鈴木宗男前衆院議員との太いパイプ」とあるように、日本では対ロ政策を考える時、この人物なくしてどうやって考えるのか、と言うほど他の政治家は北方領土問題に関わりが薄いです。かと言って、宗男さんがどれ程精通している方かは存じ上げません。
 ただ、橋本行政改革の際、スーパーエリート官僚の不正が発覚したのを歯切りに、「ロシアンスクール」にも白羽の矢が立ち、結局、鈴木宗男氏との関わりから日本の対ロ政策が壟断されたという経緯があります。この話は、政治経済情報誌『インサイドライン』編集長・ジャーナリスト歳川隆雄氏のインタビュー記事で、内側のごたごたの様子が詳しく書いてあります(参照)。
 さて、東郷氏の見解からこの政府をみると、誰が、またはどのように対ロ政策を推進できるのか、と考えてもその人脈すらないのが現状です。菅首相にカンしては、ロシアの大統領が北方領土入りしたのをメディアで知ったなどと報じられる始末です。
 二点目の対中に関して、尖閣諸島は守り通せるのかに関してですが、これは「柳腰外交」では心もとないというのが不安材料になっています。
 アメリカのクリントン氏の声明によって日米安保条約第五条より、日本が直接的に施政下に置いている限りでは安全内ということです。これに少しでもブレが生じると中国は即行で占有してしまうと思います。中国の環球時報の社説記事を引用して報じている産経ニュース「領土での強硬一辺倒を戒め 米国に利益と中国紙社説」(参照)によると、

 また尖閣諸島は日本に実効支配されており、短期的に中国の支配下に置くことが難しい現実を「中国人は受け入れるべきだ」とし、スローガンを叫ぶのではなく、戦略的な解決方法を探る必要性を強調している。(共同)

 このように中国人への示唆が含まれ、「戦略的な解決方法を探る必要性」を伝えています。ここも読みが難しかったです。つまり、「米国と争うな」と読めませんか?と私が問われた部分なのです。「日本を上手に攻めろ」ではないのです。
 中国は、「日本が実効支配している」と、きちんと認識しているということがまず文中にあリます。これが日米安保条約の第五条の効力の及ぶところです。ここが重要です。尖閣諸島は日本の領土だと主張するよりも、鳩山さんあたりが別荘でも建てて、誰か住まわせるともっと良いかもしれません。柳腰外交ができるとしたら、そういうことはできると思います。
 日本が、日本の領土だと主張する尖閣諸島と北方領土は、たとえそうであっても中味が違うのです。この違いを踏まえて、日本の政府はどう対応しようとしているのか伝わってこないので私は不安でした。今回のクリップ記事が疑問点を埋めるような形でつながった点は大きかったです。
 また、この二点に関する記事読みで、昨日Twitterでは、finalventさんの時間をかなり割いてもらい、やっとここまで漕ぎ着けました。深く感謝いたします。

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栗茸の炊き込みご飯と栗茸がメインな鶏すき:キノコの掃除方法

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 さすがに寒くなってきたせいか、二週間前にキノコが大豊作だったのが嘘のように店頭から姿を消しています。また、昨日から霜が下り始め、紅葉は見事に落ち葉となってしまいました。すっかり冬の様相と化してしまった諏訪です。そして、この秋、恐らく今回の天然キノコが最後ではないかと思われるので、我が家なりの味わい方で満喫しました。

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 このキノコは、傘が赤茶色で「栗茸」と呼ばれています。希少ではありますが、この辺りでは割と見つけやすい部類のキノコだそうです。このキノコが合う料理といえば、炊き込みご飯や、肉と煮炊きだと聞いたので、今日は、大きさに合わせてそれぞれの料理をしました。
 その前にそのようなキノコを料理する時に必ず考えるのが、石突の土や松葉、腐葉土などのごみを掃除する方法です。洗わないのがまず一番良いことです。風味や食感をそのままで食べるに越したことはありませんが、やむを得ず掃除の必要がある時の順番は、 息を吹きかける。 布で拭き取る。 水で洗う。でした。笑わないでくださいね。こうするのは、いかにもキノコが貴重な食材であるかという由縁です。
 で、今回のキノコには、そこそこに汚れていて、見るからにいきなりのだろ、という具合でした。買うのをやめようと思ったら、すかさず店主が、「美味しいよ」と迷わすのです。ここで始めて、汚れを洗い流すとキノコの形がなくなって残念なことになるので勿体無いと話すと、「お湯で洗う」、と、教えてくれたのです。キノコは熱が加わると表面からぬめりが出ます。そのことを利用して洗い流すとごみや土はさっと落ちると聞いたのです。喜び勇んで買って帰り、早速試してみました。

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 結論から言いますと、熱湯ではなく、手をつけると手が真っ赤になる位の熱さで、かといって手が浸けられないほど熱くない温度のお湯を大きな器に溜め、ジャブジャブ大雑把に洗って笊に受けます。この後、水を溜めてもう一度同じようにジャブジャブしたら笊にとって水を切ります。勿論、洗う前に石突の泥のついた部分だけ切り取ってからこのように洗いました。
 温度のことまでは聞かなかったのですが、熱湯だとキノコがかなりぬめってしまい、実質火を通してしまうため、風味や食感が抜けてしまいます。その点にだけ注意が必要です。
 さて、大きさがまちまちなので、大中小に分け、大はキノコ主体の鶏すきに、小は、炊き込みご飯にして残りの中は袋に入れて冷蔵庫で保存しました。鶏すきにした理由は、一番癖のない肉として、キノコの味と喧嘩しないからです。

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鶏すき
肉は薄く削ぎ切りにし、油を薄く引いて最初にキノコと鶏肉を並べて弱火でじっくり焼きます。これがジューシーラインを意識した焼き方です(☞Hint&Skill)。肉がほぼ焼けてきたら割り下を適度に回しかけ、しばらくは肉とキノコだけ味わいます。半ばで、他の野菜や豆腐などを加え、同じように焼いて食べるか、鰹出汁を同量加えて煮るか、好みで火を通します。

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炊き込みご飯(もち米と同量の米)

  • 米・・2合
  • もち米・・2合
  • 栗茸(下ごしらえ済み)・・400g
  • 昆布・・10cm
  • 昆布の水出汁・・普段の分量から以下を引いた量
  • 白醤油・・大さじ2
  • 醤油・・大さじ2
  • 酒・・大さじ2
  • 味醂・・大さじ2

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作り方

  1. 米ともち米を洗って30分置く。
  2. 土鍋に1と分量の調味料、昆布の水出汁を入れ、栗茸をのせて蓋をせずに沸騰するまで強火で過熱する。
  3. 沸騰後、蓋をし、火を極小にして8分加熱後、火を止めて12分蒸らす♬

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2010-11-04

極東ブログ「北方領土問題を巡るクローリー米国務次官補発言について」これはこの政権にとって最重要課題だと思う

 北方領土の問題が解決しない一番の原因は何かと考えてみると、北方四島は日本の領土だとする日本に対し、二島は返還してもいいとするロシアとの間に、どちらも妥協を許さないのが簡単な理由だと思います。現時点では、四島ともロシアの施政下であるため、日本の北方領土関係者とロシア人居住者にはビザなしで渡航を許可されているというのが現状です。そして、これが「日米安保条約の第五条の適用から外れる理由」につながるので、後で触れたいと思います。
 その前に、極東ブログの昨日のエントリー(参照)を何度か読むうちに、北方領土問題を解決せずにはいられない事態に直面していると感じ、重要な課題ではないかと危機感さえ持ちました。さらに考え進めると、日ソ共同宣言(1956年)に遡ってその切り口を見つける必要があることが分りました。そのために、まず、略歴を押さえておくことにします(参照参照)。

  • 1945年(昭和20年)8月14日に日本がポツダム宣言の受諾を決定した後、1945年8月28日から9月5日にかけて赤軍(ソ連軍)は北方領土に上陸し占領した。北方領土は現在に至るまでソ連およびそれを継承したロシアが実効支配を継続している。ロシアによる事実上の領有状態のため、日本政府が領有権を主張しているものの、一切の施政権は及んでいない。
  • 1956年10月19日に日本とソビエト連邦がモスクワで署名し、国会承認をへて、同年12月12日に発効した外交文書(条約)のこと。
    これにより両国の国交が回復、関係も正常化したが、国境確定問題は先送りされた。日ソ国交回復共同宣言ともいわれる
  • 1960年、岸信介内閣が日米安全保障条約改定を行った事に対してソ連が反発し、歯舞群島と色丹島の返還(ソ連側は「両国間の友好関係に基づいた、本来ソ連領である同地域の引き渡し」と主張)を撤回したため、両国の政治的関係は再び冷却した。
  • 1973年に日本の田中角栄首相がモスクワを訪問するまで、両国の首脳会談は17年間も開かれなかった。その後、(平和条約締結後に歯舞群島・色丹島を日本へ引き渡すことを明記した)日ソ共同宣言は、1993年のボリス・エリツィン大統領来日時に「日ソ間の全ての国際約束が日露間でも引き続き適用される」ということが確認され(東京宣言)
  • 2000年にはウラジーミル・プーチン大統領が来日時に「56年宣言(日ソ共同宣言)は有効であると考える」と発言した。
  • 2001年に両国が発表した「イルクーツク声明」では日ソ共同宣言の法的有効性が文書で確認されている

 ポツダム宣言によって日米関係が復活したことに反発したソ連が、わずか9日間で北方領土四島を占領したことに端を発しています。その後の経過を見ても、この1956年の「日ソ共同宣言」がずっと有効だということが理解できます。極東ブログに話を戻すと、

 米国としては北方領土にカンする日露問題は太平洋戦争を終結させるという意味でも、また国連における米露の建前からも、日露の平和条約の締結が先行すると見てよく、であれば、やはり1956年の日ソ共同宣言がそのステップになるしかないのだろう。

 とあるように、「太平洋戦争を終結させる」ということが大きな鍵になると示唆されていることとつながります。日本の領土問題の解決の道は、国家間で話し合われるべきことで、日本の外相レベルが牽制する程度で収まる話ではないと思います。
 日本の領土を占領した旧ソ連に四つ返してくれとい主張したら、二つなら返してもいいと言われ、いや絶対に四つじゃないきゃダメだ。で、話が終わっているのです。そこを麻生さんは、じゃー二つの線で折れるか、と話をまとめようとしていたのです。
 ここまできてしまうと、この問題を解決するためには、どういう条件なら二つないしは四つ返してくれるのか?または、無条件ではいくつ?と、相手の条件をのむ用意をするしかないと思うのです。現在ロシアが望むものを交換条件として用意すれば成立するのであれば、逆にチャンスでもあると思います。それが極東ブログの前回のエントリーではこう記されてます(参照)。

 現状の困窮したロシア経済を考えれば、サハリン州の日ロ共同開発液化天然ガス工場も順当に稼働させたいし、対中国・対米の関係上、ロシア側としては極東域で日本との関係を友好にしておきたい。おそらくメドベージェフ大統領の脳裏にあるのは、二島返還に加え、「もっとカネを出せ」ということであり、その際、カネにつられて残りの二島民が友好とはいえ日本化するの阻止したいということだろう。

また、この後に追記された部分では、その後のラブロフ外相の会見を受けて次のように分析されています。

 歯舞群島・色丹島が明記されたわけではないが、これらの島への訪問が実施されれば、二島返還論プラスアルファによる領土問題の落としどころはかなり難しくなる。それを見越してのブラフをかけている状態ともいえるかもしれないが、日本側から実質的な対応のない現状(駐ロシア大使は報告のためで報復ではない)、事態の推移を見守りたい。

 この「難しさ」というのは、相手の言いなりになる以外返還される道はないという解釈にもなります。つまり、北方領土問題は悪化しています。ここで最初の気がかりな点に戻します。
 アメリカのクローリー米国務次官補の発言によって、日本はアメリカの助けを借りることもなく、ロシアとの外交は自国だけで何とかするしかないということがはっきりしたのです(参照)。つまり、日米安保条約の五条には当てはまらないということが明確化されたのです。

 仮にの話だが、北方領土を自国領土だから防衛にあたるとして日本が武力行使に踏み切った場合、米国は静観するということだ。また同様に仮の話だが、尖閣諸島の実効支配を日本が揺るがし、そのことを自国の施政権への侵害であると見なさない民主党の柳腰外交が続けば、日米安保適用外となる可能性もあるのだろう。
 米国としては北方領土に関する日露問題は太平洋戦争を終結させるという意味でも、また国連における米露の建前からも、日露の平和条約の締結が先行すると見てよく、であれば、やはり1956年の日ソ共同宣言がそのステップになるしかないのだろう。 

 「仮に」とありますが、私はこれを「最悪は」と読み替えます。起こりうる事態として受け止め、日本政府はこの問題をどうするのか?果たして政府の思慮は、ここまで及んでいるのだろうか?と疑問です。
 昨日は、現地の状況把握をするために、前原外相がロシアの駐在大使を緊急帰国させ、首相にその話を報告すると言っていましたが、まだそういう段階なのだと知って驚きました。このようなことは、9月29日に大統領が「必ず行く」と言った時点で調査ししないのか?と思ったのです。また、一昨日の関連エントリーでコメントに「具体的にどうすれば防ぐことができたと思いますか? 」と言う質問を頂きました。4時間の滞在を防ぐことになるかどうかよりも、威嚇して「来ないで欲しい」と言っただけでは意向を伝えるに過ぎず、結果はご覧のとおりです。私ならこうするということよりも、ここに今日書いている日ソ共同宣言の決着をつけるべく、政府はそのことに着手するべきです。仮にその過程があれば、前原発言は威嚇では終わらなかったと思います。
 前政権までは、特に事を荒げる出来事もそうはなかったわけですが、事もあろうかこの政権になったからこそなのか、日本の対中外交(尖閣諸島沖問題)からロシアはこの政権を学んだのだと思います。日本は無策と思われたのか、試されているのか分りませんが、極東ブログで「仮に」として言われていることは「最悪」起こりうることだと思います。アメリカが言葉を濁さないのは、この問題が双方にとってそれだけ重要だということです。全て、現政権に掛かっていることです。

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大根とマグロのカマの田舎煮:カマの下ごしらえ:たまり醤油の甘さが生きる

 今日は、良くある大根と魚の煮物です。が、材料のマグロのカマが私にとっては意外な結果を齎してくれたので、そのお話を含めてのレシピの紹介です。また、マグロのカマは、普段は多く見かけませんが、年の瀬からお正月にかけて冷凍とは言え、かなり沢山出回ります。その理由は言わずもがな、日本人は刺身としてマグロを大量に消費するからです。なので、食材としてどんどん生かしてみたいと考えてみました。
 そのカマの形態は、冷凍だと30cm近くの長い舟形の骨です。魚焼きグリルではちょっとキツイかなという大きさですから、オーブンで焼くことができるのなら大変お買い得な部位です。が、オーブンもない、または面倒だと思い込んで買わない人も多いかもしれません。今日は焼かずに蒸して、「加工食材」にしてしまうことで使用用途を広げることにしました。まずは、大きな塊の部分で大根と煮ました。 

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カマの蒸し方
カマは、ゆっくり解凍後、塩を振って手でこすり付けます。臭みの元となる水が出ますから良く吸い取って、蒸気の上がった蒸し器で蒸します。蒸し器がない場合は、いつもの裏技で、大きな鍋の底を上げ底にして網やバットの上で蒸します。
竹串を一番太い部分にさして、出てくる汁が透き通っていたら取り出します。粗熱が取れたら、身を崩さないように骨から身を丁寧に取ります。全部で800gくらいあったので約半分の350gを使って大根を煮ることにしました。

大根とカマの田舎煮
大根は、米のとぎ汁で下茹でします(☞Hint&Skill)。水から火にかけ、沸騰後2~3分ゆでたら蓋をして、予熱で30分以上、保温用のタオルなどで包んで放置します。大根が透き通って真っ白になったら洗い流します。
平鍋に分量の調味料を全て入れ、沸騰後、ほぐし取ったマグロの身煮立つまで加熱し、下茹でした大根を隙間に並べます。アルミホイルの真ん中に小さな穴を開けて鍋に被せて落し蓋の代用にし、中火で沸騰するまで過熱します(3~4分)。ここで弱火にして、最小の沸騰状態の火加減にして5分煮たら火を止めます。この後直ぐに食べるよりも、最低30分置くと、冷めながらどんどん味が染みこんで行きます。食べる直前に温め直すとよいです。

Pb020004  今回の料理法の利点は、カマを蒸すと余分な脂と肉汁が出るので、煮ている時に脂を救い出すまでもなく、手間要らずに煮物が美味しくできます。また、使用した醤油は、いかにも田舎風の色具合ですが、「たまり醤油」の色と甘さのお陰で、煮物自体が優しい出来上がりになります。たまり醤油はお勧めです。

材料

  • マグロのカマ・・1個(30cm)
  • 塩・・大さじ1
  • 大根・・600g
  • たまり醤油・味醂・酒・・各1/2
  • 好みで砂糖・・小さじ2

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2010-11-03

元FRB議長ボルカー氏の指摘には「貿易戦争」への示唆が含まれるのか

 今週アメリカで開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)は2日からだったと昨日思い出して、ニュースもググっていなかったので気になっていました。が、時差のことを指摘されて、まだ始まってもいないのだと気づく始末でした。やれやれ。そして、ここで思い出したのがバーナンキFRB議長の「ミニゴルフ」論のことでした(参照)。これは、先週Twitterで流されたクリップ記事で、なかなか上手い表現で印象に残る内容でした。
 世界が注目しているアメリカの金融政策であるからして、FRB議長の抱える問題とその重みのほどは大変なのだろうと察します。極東ブログでは、先週のエントリー「米国金融緩和がもたらすヌルい戦争」(参照)で分析している通り、FRBが大きな勝負に打って出るようなこともなく、「貿易戦争をするくらいなら通貨戦争のほうがマシ」という選択をするであろ、と見ているようです。

中国が人民元を上げないなら米国がドルを下げるということだ。以前のエントリー「日本を巻き込む米中貿易戦争の開始: 極東ブログ」(参照)で述べたが、貿易戦争をするくらいなら通貨戦争のほうがマシだろうということだ。

 そして、この政策面の具体的な幅というのは、バーナンキ議長の「ミニゴルフ」論なので、概ねびっくりするような事は起こらないという見方が強いのだと思います。既にこの議論や分析は終わっているのでこれ以上のことはないのですが、深夜に流れた関連ニュースを一つだけ拾っておきます。
 それは、ボルカー元FRB議長の最新のコメントで、やはりFRBの今回の件を注視しているようです。記事で知ったのですが、ボルガー氏は、オバマさんの顧問だそうです(Bloomberg )。余談ですが、日本の残念な部分としてちょっと。
 官僚OBは天下りはしますが、政治家の、それも政府のトップクラスの顧問という雇われ方はないですね。高橋洋一さんは、ここでも良く登場してもらっていますが、あれだけ辛辣に物を言う方は逆に敬遠されてしまうのでしょうか。それでも国民のためにはどちらが真実かと問えば、高橋さんのような方が顧問に就かれていたらどれ程まともな金融政策になるかと思いました。
 話を戻すと、このボルカー氏のコメントで気になった部分です(ロイター)。

 エコノミストの間では、FRBが3日のFOMC終了後に、追加緩和策として規模5000億ドル、期間6カ月の国債買い入れプログラムを発表するとみられている。

 ボルカー氏はシンガポールでの金融改革に関する討議で「これは、金利にこれ以上の低下余地がない場合に緩和に向け実施される追加策だ。この措置について非常に強力な結果(overpowering results)は想定していない」と述べた。

 FRBの新たな流動性供給策は、より長期的にインフレリスクをもたらす可能性があると指摘したが「その問題への対応が中央銀行の能力を超えることだとは思わない。かれらは対応を迫られることになる」と述べた。

 原文が見つからないのでこの訳文で解釈すると、予想どおりの追加金融策を実施した場合(5000億ドル)、インフレリスクはあるものの、中央銀行が対応できる範囲でだ」という解釈でよいのでしょうか。
 つまり、何?さらに

また、「金融政策の能力の限界に近付いている可能性がある」との議論に反対しないとし、FRBの政策上の選択肢は限られているとの見方を示唆した。

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 この解釈としては、QE2は最終的な段階での金融政策であり、これ以上のことはFRBのできうる限界を超えてしまうという意味なのでしょう。もっと深読みしてしまうと、今回の選択は、アメリカが貿易戦争よりも金融戦争の方がマシだとするるカーネギー・メロン大学のメルツァー教授の分析の(6)で触れている部分に照らしてみると、二者択一だったのです。この選択に限界があるのであれば、残るのはもう一つの選択である「貿易戦争」ということになります。これこそがアメリカの議会が望む政策につながります。
 つまり、共和党に押されぎみの中間選挙の争点が、貿易戦争という構図を展開しないよう回避するためにも、QE2で時間を稼ぐほうが得策であるという、タイミングの問題があったのかもしれないと思えてきたのです。簡単に言うとQE2の意図することです。あまり妄想に走ると、「まあまあ、待ちましょう」とストップがかかるので、大騒ぎしないことにします。
 事態が急変せずに、このまま静かにQE2が実施されることを迎えるのが現在のところの最良策なのかもしれないと思いました。

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ほうとう風土鍋煮込みうどん:風邪引きには最高の温かい鍋

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 何年ぶりかですが、軽く風邪を引きました。喉の痛みが二日続き、直ぐに咳が出始めたかと思ったら発熱と、なんとなく速いスピードでいかにも軽く一通りの症状を体験しました。一昨夜は、それがピークだったのか、あまり食欲も無いのに何か作って食べなければと、ぐずぐずしていました。
 「ほうとう」と呼ばれるに込みうどんは、隣の山梨県から広がったと聞いています。甲府市内のうどん屋さんには必ずメニューにあるので、今でも親しまれているうどんなのだと思いました。NHK大河ドラマで武田信玄を扱った時に、その足跡を確かめに記念館へ行った時に聞いた説明では水田の少ないこの地方では小麦粉を食べる習慣があり、信玄公の陣中食として栄養のある野菜をたっぷりとって英気を養ったそうです。それと私の風邪は、土鍋一つで作る栄養満天うどんとあれば、簡単で栄養を取って明日の英気を養うという一石二鳥というわけです。

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 作り方は簡単ですが、何種類もの野菜を使うのでひたすら野菜を切るに尽きます。昔なら、ここで小麦をこねて熟成させてから作ったのですから、かなりのおご馳走だったのではないかと想像します。中国もそうですが、小麦粉をこねて作る料理は、客をもてなす時やお祝い事のような時だと聞いています。今回は風邪引きなので、兎に角体が温まって風邪を吹き飛ばせるような栄養のあるものを簡単に食べたかったので、買い置きの乾麺のうどんを使いました。本来のほうとうは、この辺では生麺が多く、鍋で野菜と一緒に打ち粉の片栗粉も煮込むため、麺つゆにとろみがつくのです(☞レシピ)。

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 最後に味見をした上で、八丁味噌と信州味噌を混ぜて加えます。簡単ですが、大変美味しく、怪我の功名とはこういうことかと思ったのでした。
 ほうとうに欠かせないのは「南瓜(かぼちゃ)」だと昔から言われていて、これに是非里芋のねっとりした食感も加えてください。汁に粘りが出て、これも体の暖まる嬉しい食材です。

材料(4人分)

  • 乾麺・・4玉(320g)
  • 南瓜・・200g
  • 里芋・・大4個
  • 大根・・200g
  • にんじん70g
  • 牛蒡・・150g
  • 白菜・・200g
  • 長葱・・1本
  • こんにゃく・・1/2丁
  • 出汁・・1800cc
  • 酒・・大さじ4
  • 八丁味噌・・大さじ5
  • 味醂・・大さじ4
  • 塩・・調整用に少々

作り方

  1. 根菜の大根とにんじんは食べやすいスライスに切り、牛蒡は笹がきにする。
  2. 里芋は皮付きのまま耐熱皿に乗せてラップをかけ、5分蒸して予熱で火を通してから皮を剥く。
  3. 土鍋に分量の出汁と1の野菜を一緒に蓋をして中火で加熱する。
  4. その間に、残りの具財を切る。
  5. 2が煮立ったらうどんを加え、茹で時間の2/3まで茹でたら残りの野菜を順に加える。
  6. 野菜に概ね火が通ったら、酒、味醂、味噌で味付けし、塩加減して出来上がり♬

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2010-11-02

極東ブログ「ロシア、メドベージェフ大統領の国後島訪問の思惑は二島返還だろう」について

 9月29日の時点で「国内旅行」、という位置づけで延期されていたロシアのメドベージェフ大統領の北方領土・国後島訪問が昨日実現したようです。当時、「国内旅行」という表現でロシアの外務省高官が表現したことは寝耳に水で、この時は、これはまるで中国が尖閣諸島を「うちの島」という扱いで日本に挑んでいるのと同じじゃないのかと、嫌な予感もした話です。とうとうそれが昨日決行された、という落胆的な思いが過ぎりました。
 極東ブログで「推測」として掲げられたいくつかの点でそれが確認でき、重ねて、世界で日本はどう評価されるのかという将来的な見方も含めて一緒に考えたいと思いました。(参照)。つまり、領土問題は政権の政治手腕にかかっていると思いますが、深刻なのは、現政権がこの問題を有利に展開できないのではないかという見方があることです。
 内容からいきなり入りますが、この問題は、2012年に行われる次期大統領選挙まで様子を追う必要があると思います。
 北方領土は自国の領土であるという主張を、何故このような形で強行したのか?を大きく二点にまとめられています。

 一番の理由は、中国による強行な尖閣諸島海域侵犯と同様、民主党政権による日本の威信の低下である。

 二番目の理由も中国と同様、ロシアのご事情がある。外部から見える範囲で言うなら、経済運営に失敗したロシア政府は、国粋主義的な強攻策に頼らざるを得ない。加えて、2012年に大統領選挙が予定されているために、現大統領としてはマッチョなシグナルを国内向けに演出する必要がある。

 一番については、ごもっともなのですが、前段に、鳩山さんのロシア訪問の際の会談での話があり、笑えました。一概に鳩山さんだけが原因ではないでしょうけど、忘れもしないオバマさんとの会談を取り付けることができなかったことや、外国首脳陣から無視されても仕方のないような発言を思い出すと、ロシア大統領との会談の中味などあったものでもないでしょう。かえってそれが仇となって、相手に日本の手ぬるさを見せてきたのじゃないかとさえ思います。ええ、これは推測ですが、こんなことは日本人なら誰でも想定する範囲のことです。
 二番目については、本文では具体的な事例は示されていませんが、Twitterに、この二番の内容をカバーしているのではないかと思われる記事がTweetされています。なかなかこのような記事は拾えないのでクリップした次第です。

➠モスクワ市長更迭 地方再編の完了 (1/4ページ)(Sannkei Biz

 ルシコフ氏の任期は来年夏までだったが、それを待てば、後任による来年12月の下院選と12年3月の大統領選に向けた組織固めが難しいと政府は懸念していた。

 解任されたルシコフ氏は9月29日付ニュータイムズマガジンでメドベージェフ氏の民主主義に対する姿勢に疑問を呈し、スターリン主義的な独裁へと逆行するのではないかと警告を発している。

 プーチン首相は「ルシコフ氏はモスクワ発展のため尽力してくれたが、メドベージェフ大統領との関係がうまくいかなかったのは明らか」と更迭を支持。後任選びについて、大統領に意見を述べたという。

 メドベージェフ大統領がモスクワ市長を更迭した直接の理由にはあまり触れていませんが、記事の背景が事実だとすると、まるで独裁政治が始まるのかといった印象も受けます。

 ここが面白いのだが、大統領選で現メドベージェフ大統領が敵対する相手はプーチン首相(前大統領)になりかねない(参照)。こがロシア政局の難しいところでもある。単純なストーリーとしては、メドベージェフ氏とプーチン氏が対立しているというものだが、私はこれはプーチン氏がハッパをかけているくらいものではないかと見ている。

 と、ここまでの背景は分りやすいのですが、疑問が一つあります。ここへこて急に北方領土問題を出してきて、何故日本を困らせるのか?です。中国の時と同様に、民主党は、困ると前原さんが威勢よく威嚇に出るので分りやすいのです。

 現状の困窮したロシア経済を考えれば、サハリン州の日ロ共同開発液化天然ガス工場も順当に稼働させたいし、対中国・対米の関係上、ロシア側としては極東域で日本との関係を友好にしておきたい。おそらくメドベージェフ大統領の脳裏にあるのは、二島返還に加え、「もっとカネを出せ」ということであり、その際、カネにつられて残りの二島民が友好とはいえ日本化するの阻止したいということだろう。

 その辺の分析には納得がいきます。麻生政権時の会談で、「向こうは2島(返還)、こっちが4島では進展しない。これまでの宣言や条約などを踏まえ、政治家が決断する以外、方法はない」と語った。といいますから、その流れだとこの分析は順当だと思います。
 自分で分析したわけではないのにこう言っては何ですが、ネットで可視化の範囲の記事を読み、ロシアの政治や経済状態と照らしてみれば、私程度でも北方領土に何をしにくるのかくらい考えます。犬の遠吠えのように威嚇しても相手が「必ず行く」といえば来るのです。その前に手を打つでもなく、たったの4時間とは言え、ロシアの現職大統領が北方領土に降り立った意味は何を残したのか、重く受けとめてもらいたいです。

 自民党時代ならこうした難問にまだ展望が開けるのだが、民主党の頭の悪さは底なしの様相を示しているので、複雑な外交の機微が読み取れるのかまったく不明である。また、たかがブロガーの稚拙な意見ですら四島返還論の障害とみなされるようでは、この問題は今後もただ硬直するだけだろう。
 なにより誤解していただきたくないのだが、私は別段二島返還論を支持するものではないということだ。四島返還論でもよいと思う。ただ、それならそれできちんと国家戦略が日本国民にもまたロシアにも伝わるようにしてほしい。だが、それはこの政権では絶望的なのではないか。

 「国家戦略」という文字に触れて、ようよう思い出した程度で触れるのも気が引けますが、言わせてもらいます。国家戦略室は、国の重要な政策や方針を検討したり企画する部署ですから、今回の件は、この部署は機能したのでしょうか?外相の前原さんが表に出ては声明のようなことを発表していますが、個人的な見解を述べるに終始してしまうのが目立ちます。後で与野党から批判が出てくるのを見ていると、内部で議論されていないことが推測されます。それが一番気になるのです。つまり、野党とのねじれと民主党内のねじれが同時に起こるので、私には、この政府は混乱した烏合の衆にしか写らないのです。組織の構造の骨組みは何のためなのかと、いつも気になります。

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秋刀魚の炊き込みご飯:輸入物の魚からAmazonの配送料に至るまで

 やっと秋刀魚漁が安定してきた感じがします。一尾100円というのがそう言えるレベルの値段かと思っています。が、なんだか最近は、ノルウェーやカナダ、チリ産の魚はやけに充実していて、それと並んでいると客足もそちらへ流れて行く気がします。それも、円高の折とあって、どんどん値段が下がるようです。このような風景を町で見ると、これからの日本の産業は、デフレと円高の影響でどうなってしまうのだろうかという心配な気持ちが深刻化します。
 これはネットの販売にも起こっているというのを一昨日知って、これは顧客の流出になるのかと思ったら、日本のAmazonがその価格をフォローしているというのです(参照)。しかも、そのAmazonが昨日発表したところによると、「配送料無料 - 便利な配送サービスについて」と題して、全面的に配送量の無料化を決定したそうです。私は、Amazonプライムという有料サービス(年間3900円の会費)で、今まで 一部を除く配送量無料のサービスを受けていましたが、そのメリットが無料の枠内にカバーされてしまいました。お得感がなくなってがっかり。

 ドルが安いのでいろいろ米国から買おうかなとかつい思う。ITMS(iTunes Music Store)で簡単に曲が買える時代だが、ドル安を考慮してないので、米アマゾンからのほうが安価になってきた。と思ったら、その価格を日本アマゾンがフォローしている。すごいとしかいいようがない。そういえば先日、ある商品をいつもショップから買おうと思ったが送料が高いので、ためしに米アマゾン経由でかったら、送料が安かった。呆れた。

 そういえば、サプリメントのクルクミン(ターメリック)をアメリカのネット販売を通して直に買った時も、商品は円高で半額以下の価格になっていた上、送料も1000円ちょっとでした(参照)。「買おうかなとつい思う」の「つい」はなんとなくわかるな。安いからと言って外国製品ばかりに飛びつくと、日本の産業がダメになってしまうのが気がかりです。頑張ることでもないのですが、可能なうちはできるだけ国内の品物を買うようには心がけていますが、何ともね。

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 さて、先日の「ごま鯖の炊き込みご飯」(☞レシピ)に続いて、今日は秋刀魚の炊き込みご飯です。「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」で紹介していたというレシピの元は、秋刀魚を使っての炊き込みご飯でした(参照)。ごま鯖は、その時点で買い置きだったための秘策でしたので、秋刀魚も試してみたかったのです。
 今回の秋刀魚は脂が乗っていて大変大きく、丸々と太っていました。ところが、秋刀魚の脂はしつこさがなく、サラッとした感じにお米に馴染んでしまいました。そこには秋刀魚なりの味の主張を感じ、鯖とは全く違う出来上がりに両者とも甲乙つけがたいと思いました。

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 作り方は鯖とほとんど同じですが、秋刀魚は三枚に下ろす必要はなく、頭と尻尾を落としたら内臓を引き出して洗い流し、大きく三つくらいにぶつ切りしてグリルで両面を塩焼きします。勿論、塩を振って、水が染み出してきてから良く吸い取るという下準備は欠かしません。炊きたてはよいのですが、時間の経過と共に生臭みの元となります。 また、焼いた時に相当の脂が出ます。これがかなりびっくりものなのですが、それでもご飯に混ぜて炊き込むのです。青い魚の脂は体によいことは誰でも知っている通りなので、ここは躊躇しません。

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 炊き上がったら秋刀魚だけ取り出して骨を取り除き、ご飯に戻してふっくら混ぜ合わせます。甘酸っぱいガリを散らしていただきます。また、翌日のお弁当ではさらに味が馴染んで美味しくなっていました。
➠お弁当に

材料

  • 秋刀魚・・2尾
  • にんじん・・60g
  • 野シメジ・・120g
  • ガリ・・適宜(☞レシピ
  • 米・・2合
  • 味醂・・大さじ3
  • 白醤油・・大さじ2
  • 塩・・小さじ1/2
  • 鰹出汁・・味醂、白醤油を足して普段の分量に大さじ1を足す。(野菜に火を通す時に消失するため)

作り方

  1. 米を洗う。
  2. 秋刀魚の頭と尻尾を落とし、腸を出して流水で洗い流してから三つにぶつ切りする。
  3. 水気を拭き取って両面に軽く塩(分量外)を振り、臭み抜きをする。
  4. その間に、にんじんを短冊に切り、椎茸を5mm幅にスライスする。
  5. 1の秋刀魚の水気を吸い取り、グリルで軽く焼き色がつくくらいに両面を焼く。
  6. フライパンでにんじんと椎茸、分量の出汁から大さじ3ほどの出汁で火を通す。
  7. 続けて残りの調味料と出汁を加えて沸騰したら米を加えて均一にならし、5の秋刀魚を乗せる。
  8. 沸騰したら蓋をして弱火にし、15分過熱後10分蒸らす。
  9. 秋刀魚だけ取り出して骨を取り除き、ご飯に戻してさっくり混ぜ合わせる。
  10. 器につぎ分け、千切りガリを乗せて出来上がり♬

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2010-11-01

極東ブログ「朝日新聞「臨床試験中のがん治療ワクチン」報道の捏造疑惑」について

 こんなことがあるのだろうか。まず、驚いた。
 朝日新聞で報じた15日付朝刊1面と39面の記事とネット上の「東大医科研でワクチン被験者出血、他の試験病院に伝えず」(参照)の記事が捏造だとする疑惑が浮かび上がっているそうです(参照)。翌日の16日、「finalventの日記」で取り上げられた朝日社説に対する氏のコメント同様、私も奇異に思っていました(参照)。
 その社説の大意は、朝日新聞がこの問題を「行政の仕組み」と「欧米との開発競争に遅れをとる」という主旨で書かれていますが、論旨が多岐にわたって展開されているため、文脈が曖昧で、当時の時点では詳しく知ることはできませんでした。
 この記事内容に対し、10月29日、Captivation Network 臨床共同研究施設者連名によって正式に、朝日新聞社社長宛に「抗議文」が出されたそうです。今の段階では、まだどちらの言い分が正しいのかはっきりしていません。

 これが真実であれば、朝日新聞の報道は捏造ということになる。朝日新聞珊瑚記事捏造事件(参照)もひどい話ではあったが、今回は医療の、しかも人命が関わる問題であり、捏造であればあまりに重大な事態になる。
 私の率直な印象だが、そんなことがあるのだろうかという疑念のほうが強く、「医療報道を考える臨床医の会」とやらに私がだまされているのではないかという思いすらある。もしそうであれば、後にそのことを追記して明記したい。
 そうした疑念はあるにせよ、もしそれが真実であれば日本のジャーナリズム史上に残る大問題となりうるので、看過しがたく思った。

 抗議文に、「直接取材は受けたが、朝日新聞記事内容に該当するような応答をした「関係者」は存在しませんでした。」とあるので、取材した記者と取材に応じた人物の発言内容を確認してみる以外にはなさそうです。が、既に記事になっているという点で、朝日新聞側のこの抗議文に対する対処がまずは問われています。
 この一連の朝日の報道が捏造であるのかもしれないと、その信憑性を問われているというなら、信頼できる情報の筋を絶たれてしまうことを意味します。これは、朝日新聞社一社の問題では済まされないことだと思います。また、「医療報道を考える臨床医の会」の言い分が偽りであるというのなら、抗議文の連名の医者はどなた様?となります。何が事実なのかを知るまでは、気持ちは穏やかではいられません。

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finalventさん式焼きりんご(紅玉)―これ、絶品!

 初っ端からこんな言い方で何ですが、りんごの産地に住んでいるせいか、焼きりんごをわざわざ作ることは少ないという土地柄もあって、ちょっと馬鹿にしていました。それは、りんごを焼くのは「ボケたりんごの料理」的な偏見がこの土地にある影響かもしれません。知らないお婆さんとかにこの料理のことを言うと、多分、叱られると思います。私は、この土地出身ではないので、焼き菓子としてアップルクーヘン(☞レシピ)やアップルターンオーバー(☞レシピ)、また、ボケたときにはコンポート(☞レシピ)などに生のりんごをばんばん使いますが、勿体無いことをしていると思われている節があります。以上が、今まで焼きりんごに消極的だった理由かと思われます。

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さて、いつも男料理で登場する極東ブログのおいちゃんが、先日焼きりんごを焼いて画像を見せてくれた時のことです。良く見ると白っぽい座布団を敷いています。溢れた汁を染みこませて食べるために、パンの耳を薄く切ってりんごの下に敷いているというのです。なるほど、脱帽です。確かに、このような料理では溢れた汁がもったいないです。そこが一番美味しいのです。例えば、煮豆の煮汁とか肉じゃがの煮汁などがあります。そういう感覚で紅玉の焼き汁が溢れ出した時に、パンに吸わせてそれを食べると言うのは冴えたアイデアです。そして、とどめは、バターと砂糖を芯穴に詰めて焼くということ。以上を伝授されました。蜂蜜やメープルシロップというのは聞きますが、バターと砂糖とはね。ああ、これってカラメルを目論んでの裏技なんですよ。直ぐにピーンときました。
 この情報からどんな味を想像したか?

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 焼けたパンの耳が香ばしくなって、そこにしみこんだりんごの甘酸っぱい果汁とバターの風味。砂糖がりんご果汁で解けた上、カラメル化して飴のようになる。それを柔らかくなったりんごと一緒に食べる時は至福の至りとなる。でした。
 早速翌日、紅玉を買い求めにリンゴ園に走り、思った以上の真紅の紅玉を見つけることができました。ところで、この焼きりんごというのは「紅玉」のための料理のようなもので、それ以外の種類ならどれもお勧めしません。まずいというわけではないけれど、人生で味わっておくとよい、とお勧めしたいのが紅玉で作る焼きりんごです。

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 作り方は簡単。りんごの芯をくり抜いてパンの耳を耐熱皿に敷き、りんごを載せて穴に砂糖とバターを詰め、オーブンで焼くだけです。今回は、初めてだったので、りんごの上部を平らに切り取って蓋代わりにする切り方と、いきなりくり抜く方法を試しました。

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 違いは、蓋を作った方は、野菜の型抜きで両側から押し込むだけで簡単に芯が抜けます。蓋のない方は、片側からメロンスプーンなどでくり抜きます。もっとも、専用のりんごの芯のくり抜き器があるというのであれば無問題です。
 次に気になったことですが、出来上がってみると一個だけひび割れていて形も崩れ、そのひび割れから余分に果汁が流れ出したようで、少し洪水のような感じになったのです。この破裂は、単純に、りんご果汁の沸騰による膨張が招いたのだと思います。防止法を考えたのですが、多分、表面に穴を開けておいたらよいと思います。そう思ってネットで調べると、「竹串で突いて穴を開ける」と言う記述はあるのです。その理由は言及していませんが、作られる時に試してみてください。
 さて、薀蓄が長くなりましたね。最後に、作ってみようと思われる方へ、紅玉は産地といえども11月初旬までなのです。また、熟すのが速いのでボケてしまいます。大量買いには向きませんので、タイミングよく見つけて、ラッキーなら2回くらいシーズンで食べられたら最高です。

材料

  • 紅玉りんご・・3個
  • グラニュー糖・・小さじ6杯
  • バター・・3g×3個
  • パンの耳・・3枚
  • りんごの芯のくり抜き(なければスプーンか野菜の型抜き)
  • 耐熱の皿や器

作り方

  1. りんごの芯をくり抜く。
  2. パンの耳を耐熱皿に敷き、1のりんごを乗せて砂糖小さじ2とバターを穴に詰める。
  3. 180度に予熱したオーブンで30分焼く。
  4. 切り分ける時、座布団のパンも一緒に切る。(奪い合いに注意)

好みでシナモンパウダーやレモン汁をかけるのもお勧めです。

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