豚ももスライスのりんご巻きバターソテー:豚肉を柔らかくするためのヒント
今日は、私の住む信州育ちの「サンツガル」を豚肉のスライスで巻いたバターソテーです。今年は、9月の中旬頃から店頭で見かけるようになりました。この種のりんごは「早生種」として、お盆を過ぎた頃から食べられるようになります。足が早く、収穫後早めに食べないとボケてしまうのです。店頭に並ぶ頃は収穫してから一週間以内ではあると思いますが、家に置いても4~5日で食べきるのがよいと思います。今日は、うっかり長く置いてしまってややボケ気味。とにかくりんごがぼけるとこれ(☞レシピ)とかいって、コンポートにするのですが、如何せん一つなのでコンポートでは作り甲斐もありません。なので、りんごと相性の良い豚肉のスライスで巻いて、蒸し焼き状態のりんごにして、バターでソテーした豚肉の香ばしさと同時に味わえる料理にしました。
ここでちょっと裏技を使ったのですが、豚のもも肉は脂こそ少ないので、カロリーコントロールのためにも出来れば部位としては「腿」を選んでいたいです。が、繊維が気になるので敬遠する人も多いはずです。肉屋さんの話でも、もも肉は人気がないと聞いています。対策として、私は、片栗粉をパラパラとまぶす方法も使いますが、りんごの季節になればすり卸しをまぶします。軽く酸味と甘味が乗って美味しくなる、という効果も同時に狙っています。
料理法にはいろいろあって、その応用などを思うとここに書ききれないことが多く、少し気になっていますが、りんごのこともそうでした。ここで言及するのが初めてではありませんが、この情報を知っていたら、と何か後悔の様な思い当たることでもあったら試してみてください。
材料
- 豚ももスライス(大)・・4枚
- りんご・・1個
- バター・・10g
- 塩・・少々
- 胡椒・・少々
- 白ワン・・大さじ1
作り方
- りんごを10等分して芯とヘタを切り落とし、一個はすり卸し、一個は食べる。
- 豚肉スライスを縦に二等分し、バットに移してりんごのすり卸しをまぶす。
- 2の豚肉を広げ、りんごを端から丸めて包み込む。
- フライパンにバターを置いて中火にかけ、バターが溶けたら豚肉のまき終わりを下にして並べて焼く。
- 時々場所を変えながら全体に焼き色が付いたら塩と胡椒を振って表面に味付けし、皿に盛り付ける。
- 残ったバターに白ワインを加えてアルコールを飛ばし、5にかける♬
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