2010-10-22

極東ブログ「チリ鉱山落盤事故救出劇のプロデューサー」―嬉しい話

 すっかり救出が終わったという時点でやっとテレビの画像を見たというのが正直なところで、救出作業やこの成功に至るまでの一部始終を私は知りません。
 8月の暑いさなかにチリで落盤事故が起き、地中700mに人が生き残っていると聞いた時点で息が苦しくなったのです。窒息という苦しさをまるで私が味わっているかのような思いでした。その後、ニュースで報じなくなった辺りからがむしろ気になっていたのですが、生存の知らせを聞くと、希望を持つよりも息苦しさの方が先で気が気ではありませんでした。
 いよいよ救出開始と聞いてもニュースの映像はとても見る気になれず、本当に全員が救われるまで、朗報とは反対に悲劇からの数が一人ずつ減るという妙な数え方をしていました。絶望視していたので、そのような不謹慎なことは事は言えなかったのです。極東ブログが今日に至って始めてこの話題を取り上げ(参照)、どうしたことかと思ったのですが、やはり心境は同じだったようです。また、誰も取り上げていないような隠れた部分の話らしいのです。

 救済劇は成功した。フィッシャー氏は英雄になった。それでいいのだが、この物語には、もう少し変わったウラがある。いったい誰が、プランBの費用を負担したのだろうか?

 費用のことどころか、この奇跡的な救出作業のためにどれ程の技術が結集されたかも想像外のことなのです。でも、確かに言われてみれば相当の費用がかかったと思います。例えば、日本だと直ぐにかかる費用が算出され、ニュースで知るのはその費用面の話です。そして、税金の話なり、ああ、また出費かあと。他国の天災でも、日本からはいくら救済費として出されたかを直ぐに報じています。今回は確かに、金額面の話しもそれがどの国からのものかもまったく報じませんでした。
 公にしないときの理由は、それが私企業か個人的なものである場合がほとんどなので、今回は明かされないままになるのかもしれません。
 単純な疑問ですが、突然の災害で救出費用をどうするかという時、何時どのよう決まるのでしょうか。費用を出す人がいてその作業にかかるものなのか?徐々にそういったことが話し合われて行くのか?一連の作業が終わってから後で考えるのか?いろいろなケースが考えられますが、この場合はどうだったのでしょうか。ま、愚問ですね。手を挙げればその人から始まる話に決まっていますね。それが例え政府であろうと、そういうことですよね。
 今回は国名で、英国と日本の投資会社による採掘企業の支援金だと報じられたそうです。しかもその会社名も明かされず、ワシントンポストが少し触れているだけのようです。

 センターロックの技術を実現させた、いわばプロデューサーともいえるその企業はどこなのだろうか。そしてその背後にその支出を即決した一人の日本人がいたかもしれないと思った。

 言われてみると、今回の報じ方は不思議な感じがします。ワシントンポストもそうですが、各国の支援に関する物品にしても、日本のニュースも具体的な会社名などに触れた報道はなかったように思います。
 誰もがこのデフレ不況の中で喘ぐ中、このような奇特な方が日本にいたということは何より嬉しいです。また、メキシコ湾沖の石油掘削施設「ディープウォーター・ホライズン」の爆発事故では、イギリスのイメージダウンになっていたようでもあって、今回救出に協力されてよかったです。余談ですが、あの掘削機は韓国蔚山の現代重工業が建造したのだそうです。それと、偶然でしょうか、経済大国である中国の協力はないかったようですね。こういう時こそ経済的に恵まれている国の協力が大切で、それがその国に対する評価にも繋がることだと思いますが、中国は、他国との協調を図る気がなさそうなので望むだけ無駄かもしれません。兎も角、皆さんご無事でよかったです。

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