里芋とほうれん草と茸の速炒め:野菜の高騰:夏蒔きほうれん草の収穫
「お母さん、東京では野菜の値段がそうとうヤバイことになっているよ。」と、生活感のある話を息子から時々聞くようになりました。生きるということがわかってきた様子ですが、そんなことに喜んでいる場合じゃないですね。確かにニュースでも報じていました。デフレで物価が下がっている傾向の中で、天候で市場相場が左右される野菜などは、想定内のこととは言え高値だそうです。
夏場に雨が少なく高温があれだけ続けば、秋に収穫を見込んで蒔いた野菜は、芽も出ずに全滅と聞きました。ここをしのぐには、成長の早うて回転率の良い水菜などの水耕栽培野菜です。逆に白菜やキャベツは見込めず、9月に入ってから育ち始めたほうれん草や小松菜などが今後少し見込めるかもしません。
そういう展開でもあった中、私が育てていたほうれん草は、雑草に囲まれて養分が回らなかったので生育不順でした。それというのも、7月に顔面を蚋(ブヨ)に噛まれて癖癖してしまい、草引きをサボったせいなのです。生き物は何でも正直だなとつくづく思いました。
その中で生き延びたほうれん草少々を収穫したので、早速炒め物に加えました。今日のレシピは、今年美味しい里芋と、常に入手可能な茸とほうれん草を一緒に炒めたレシピです。最後に鍋肌からさす醤油が味付けのポイントになっています。
▶里芋は先日から繰り返し話している通り、表面を洗ったら耐熱の皿にのせてラップを軽く乗せ、電子レンジで八割方蒸します。
▶そのまま置いて余熱で完全に火を通すと同時に冷めます。芋の付け根から皮を剥くと綺麗に簡単に剥けます。
▶里芋の下準備が出来るまで、ほうれん草を洗い、茸をほぐしてベーコンを1cm幅に切って置きます。
▶里芋の皮を剥いたあと食べやすい大きさに切ります。
▶フライパンにベーコンを広げて弱火にかけ、炒め油にするために脂を出し、カリカリの状態にします。
▶ここでほうれん草と茸を一緒に炒め合わせて軽く塩と胡椒を振り、油が回ったら里芋を加えます。
▶里芋が馴染んできたら醤油を鍋肌からさして、香ばしい香りを全体に広げます♪
材料
- 里芋・・250g
- エノキダケ・・60g
- ブナシメジ・・60g
- 舞茸・・60g
- ベーコン・・3枚
- ほうれん草・・120g
- 塩・・小さじ1/2
- 胡椒・・適宜
- 醤油・・大さじ1.5
| 固定リンク
コメント