野菜と鶏胸肉の蒸し鍋:鍋料理五年分ラインナップ
とうとう鍋が嬉しい季節になりました。夏が長かったせいで献立がひんやりしたものが多く、水気も沢山含んだ料理が長く続きました。急に季節が変わってしまったことで献立も変えるのですが、蒸された野菜は旨味が凝縮されて甘味を増すという特徴があります。この野菜の味が何とも懐かしく、しばらくぶりに濃厚な野菜の味に堪能しました。
この蒸し鍋は、どんな野菜でも良くて、葉物なら他に白菜や青梗菜(ちんげんさい)もその一つです。蒸し鍋のよさは、出汁が要らないので野菜の盛り付けをしたら直ぐに料理に取り掛かれることです。時間のない時、夕食時間が迫ってきても30分以内に食べられ、しかも、栄養満点です。乗せる肉にもよりますが、脂の少ない肉は蒸す前にオリーブオイルをまぶして塩で下味をつけておくのも良いです。
また、タレは、お好みの何でもござれですが、塩と胡椒だけという食べ方も美味しいです。私は、醤油2、酢1の割合で混ぜ合わせ、出汁昆布を一切れ入れて浸け込んだ「酢昆布醤油☞レシピ 」を常備していますので、ポン酢の代わりに何にでも使っています。
さて、今日の蒸し鍋は、キャベツと舞茸、車麩、鶏胸肉の組み合わせを蒸して「酢昆布醤油」をつけて頂きました。▶キャベツは芯の固い部分を取り除いて1/4ほどの大きさに切り分けます。芯は縦に二つに割って一緒に蒸します。お忘れなく!芯が一番甘くて美味しい部分ですから、是非食べてくだい。▶水で戻した車麩(くるまふ)と、舞茸は食べやすい大きさに裂いてキャベツの上に乗せ、オリーブオイルを絡めておいた鶏胸肉のそぎ切りを全体を覆うように広げて乗せます。▶量にもよりますが、沸騰した蒸気で10分ほど蒸し、肉の色が変わっていたら出来上がりです。これだけなのですが、最初に用意する時に「こんなに食べられるかしら」と思って控えることなどありません。多いかなと思うくらいが丁度良い量になること請け合いなしです。
今日は、シーズンの初めでもあるので参考までに、同種の鍋料理のラインナップをしておくことにします。また、最後のリンク先にはブログを立ち上げてから四年分(昨年まで)の鍋料理全般がまとめてあります。よろしかったらご参考にどうぞ。
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ulalaさんちの晩御飯
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