2010-09-06

冷凍カラスカレイのフリッター:初心者でも失敗のない揚げ方

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 カラスカレイはアブラカレイとは違う種別だと言われています。肉質自体は非常によく似ていて、脂を多く含んでいるのは勿論のこと、ソフトな食感はそのとおりだと思います。煮付けたりして火が通ると身が崩れやすくなるのですが、衣をつけて揚げ物にすれば扱いは楽です。また、フライのようなしっかりした衣だと良いのですが、普通の天麩羅の衣では扱いは少し難しくなります。今日は、そういった問題を一気に解消できるフリッターにしました。
 表面がカリカリで、時間が経ってもくったりいない衣は誰もが理想としています。その衣を目指して苦労して、このかた何年だったかな?自分。振り返ると昔はよく失敗もありました。その失敗の繰り返しから生まれ、今や定着している方法で今日は作ります。揚げ物の初心者でもまず間違いなく失敗しない方法だと自負していますで、恐れずに試してみてください。
 苦労の軌跡は一応こちら☞「豚ヒレ肉のフリッター:壇さん、大竹のまことちゃんを越える肉天とは:高校生が喜ぶヘルシーな肉料理」で触れましたが、大竹まことさんの肉天と壇一雄さんの本格フリッターを足して割ったようなレシピです。

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 具に下味をつけるかどうかは、食べる時にタレをつけたり塩をまぶしたりするかどうかもありますが、往々にして下味をつけると肉や魚は硬くなってしまいます。ところが、衣がしっかりしているフリッターではそういうことがありません。また、水分が揚げ油に吸収されずに静かに揚がります。これが講じて良いこともありますが、逆に今日のカラスカレイは冷凍なので水分は多いので、衣をつける前にキッチンペーパーなどでよく吸い取ります。

材料

  • 冷凍カラスカレイ(切り身)・・3枚
  • 付け合せの野菜・・レタス・にんじん・パプリカ・きゅうり等

衣の分量

  • 小麦粉・・50g
  • 溶き卵・・大さじ1
  • 黒ビール(ギネス)・・60cc

なければ普通のビール

作り方

  1. カラスカレイを解凍し、キッチンペーパーなどで水分をよく吸い取る
  2. 付け合せの野菜を水にさらしてしゃきっとさせ、皿に盛り付ける。
  3. 揚げ油の温度を180度まで上げる。
  4. 小麦に空気を含ませるように笊で振るう。
  5. ボールに溶き卵と分量のビールの半量を混ぜ合わせ、4の小麦粉をさっくり混ぜ合わせ、揚げる直前に残りのビールを混ぜる。
  6. 油の温度が180度になったら1のカラスカレイにたっぷり衣をつけて揚げる。
  7. カレイが表面に浮いたら引き上げて油を良く切り、器に盛り付けて出来上がり♪

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コメント

冷凍カラスカレイのフリッター
美味しそう
素敵なフリッターですね

投稿: ryuji_s1 | 2010-09-12 11:33

ryuji_s1 さん、手ごろな食材で簡単にできる料理がこの夏、ウケています。お試しください。

投稿: ゴッドマー | 2010-09-12 11:57

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