甘塩銀鮭の切り身と夏野菜の包み焼き:カボナータのバリエーション
料理にバリエーションを生み出す時に私が意識していることは、出来上がった料理が新鮮な印象を与えることです。見た目が違うことや味付けの意外性が話題になるだけで、その料理は成功と言えます。その時は唯一私も嬉しいと感じるときです。今日のバリエーションは、この夏殆ど冷蔵庫に毎日のように常備して食べていたカボナータ(☞レシピ)と鮭の包み焼きです。
鮭は何処にでも売っている甘塩の銀鮭の切り身ですから、超手ごろな食材です。この鮭に細かく切り刻んだカボナータとチーズをのせて包み、オーブンで焼くだけですが、包みを開けて食べるということが既にわくわくすることです。とても豪華な包み焼きに変身しました。
鮭の扱いで注意したいのは、切り身では鱗を下ろしてないので、蒸し焼きだと口の中に不愉快に残ることもあります。そこで裏技です。家庭菜園用ではありますが、バーナーで鱗だけを焼きます。焼けた部分がめくれてくるまで10秒ほど当てているだけです。この下処理をするとしないでは出来上がりがまったく違います。
また、甘塩の鮭は、本当にありがたいほど丁度よい塩加減なので味付けはしません。そのまま細かく刻んだカボナータをたっぷりのせ、ミックスチーズを散らして包み込みます。
今日のカボナータは、茄子、ズッキーニ、パプリカ、トマト、きゅうり、にんじん、玉ねぎでした。この材料も夏場に採れるその時々の野菜なので、特に珍しいものでもありません。総じてあり合せの野菜と手ごろな甘塩鮭の切り身だけで作る包み焼きです。
※間違って途中までアルミホイルを使用したため、説明と画像に矛盾がありますが、最終的にはクッキングペーパーで包んでからオーブンで焼いています。
材料(2個分)
- 甘塩銀鮭の切り身・・2枚
- カボナータ・・300g
- ミックスチーズ・・60g
- クッキングペーパー・・33cm×25cm×2枚
作り方
- 鮭をアルミホイルにのせ、バーナーで鱗を焼く。
- カボナータを2cmほどの大きさに刻む。
- クッキングペーパーに1の鮭をのせて2のカボナータをたっぷりかけ、チーズをのせたら封をする。
- オーブン、またはオーブントースターの温度を230度に予熱し、10~15分焼く♪
| 固定リンク
コメント
カボナータと鮭の包み焼き
美味しそうです
素敵な料理 レシピありがとうございます
投稿: ryuji_s1 | 2010-09-27 09:53
ryuji_s1 手ごろな甘塩の鮭が即戦力になっているレシピですが、忙しい人にも喜ばれると思います。材料の割りに豪華な見栄えですし。
投稿: ゴッドマー | 2010-09-27 10:01