白花豆とトマトのチキンスープ(スロークッカー編)
やっと涼しくなって、豆のスープが恋しくなりました。材料を放り込んでタイマー設定し、スイッチをONするだけで美味しいスープができるスロークッカーの季節到来です。
今日は、久しぶりの白い花豆をたっぷり使って、トマトベースにしました。具があっさりしているのでスープのコクは鶏の手羽中をいくつか一緒に入れました。豆も、下茹でなどの手間は一切不要なのです。と、言いつつ、今回はちょっとしたハプニングがありました。やってみないと分らないのが豆の鮮度です。
新豆が市場に出回るのは晩秋から冬にかけてで、今は丁度その入れ替わり時期の直前です。買い慣れている地場産を扱うお店ではないところで買ったため、何時の豆か分りませんでした。今出回っている豆の最新は昨年度の豆で、この豆ならスロークッカーでは「弱」で6時間で出来上がるはずでした。ところが、遺すところ一時間というのに一部の豆にはまだ皺(しわ)が寄っている状態でした。こりゃ無理、と判断して時間を二時間延長したのですが、それでは待ちきれません。ということで、この日の夕食は変更したのです。
このように、豆が収穫された年度がはっきりしないと料理時間が大幅に違ってきます。分らないのが普通だと思うので、豆料理だけは時間に余裕を持つか、年度のはっきりしたものを入手するのがよいです。
また、スロークッカー料理では水分の蒸発が少ないため、豆の三倍くらいの水で豆とスープ量のバランスが程よいと思います。また、同じ理由から、味付けも最初に殆ど決め、塩分だけを最後に調節する程度でよいと思います。
材料
- 白花豆・・300g
- 完熟トマト(種無し)・・400g
- 鶏手羽中・・6個
- 水・・900cc
- トマトケチャップ(Heinz)・・100g
- 固形コンソメスープ・・1個
- 塩・・小さじ1
- ローリエ・・1枚
- ラクレットチーズ・・適宜
- アク取りシート・・1枚
作り方
- トマトを湯剥きして二つに輪切りにし、金笊の下にボールを置いてトマトをにぎって種を出す。
- ボールに溜めたトマト果汁と、粗微塵に切ったトマトだけスロークッカーの内鍋に入れる。
- 手羽先、白花豆は水洗いする。
- 塩以外の全ての材料を内鍋に入れ、「弱」で八時間にセットする。
- 豆に火が通ってふっくらしていることを確認してから塩で味を調える。
- スープ皿に注いで、チーズを好みの量のせて出来上がり♪
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