2010-09-03

作り置きのミートソースから作るハンバーグステーキ

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 少し多目かな、と思いつつも作ってしまったミートソース(☞レシピ)を何とか塊の肉で食べたいと思ったので、ハンバーグステーキにしてしまいました。当初、余っても良いと思ったのは、シェパーズパイのトッピングやトーストにのせたり、作り直してスパゲッティーミートソースにもなるのでまったく心配なしなのです。が、今回は、残っていた分量が少なかったため、目先を何かしらに変えたいと思ったことも手伝って、まさかのハンバーグにアレンジしました。
 既に火が通った挽肉を?と誰もが思う不可思議な料理ですが、同量の生の挽肉を足しています。ハンバーグの美味しさを今更言うまでもないのですが、肉汁と旨味を中に閉じ込めて焼くところにあります。ところが、日本のミートローフと言われている松風焼き(☞レシピ)は、三分の一肉をわざわざ炒めて味付けをし、生の挽肉と混ぜ合わせて型に入れて焼きます。この方法で作ると、中の肉に独特の食感が生まれ、最初に味付けした肉が満遍なく混ざり合うので濃い味がする部分と、そうでない部分が入り交ざり、何とも言いがたい味わいになるのです。

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 このことをハンバーグに生かしただけですが、肉に旨味が加わってワンランク上になりました。ハデミグラスソースなどををつけながら食べるハンバーグは、肉質を改めて問う必要もなかったのですが、それでも、あのパサつき回避やジューシーに仕上げる努力は一体何だったのか?と思ってしまいました。火が通った肉と生の肉が混ざる時に、微妙に空気を含むのがその理由かもしれません。ふっくら仕上がったハンバーグを見るなり、感慨深いものを感じました。

材料(2個分)

  • ミートソース・・150g
  • 牛挽・・150g
  • 溶き卵・・1個
  • 塩・・小さじ1/2
  • 胡椒・・適宜
  • Heinzのケチャップ・・大さじ2
  • 白ワン・・小さじ2
  • 付け合せの野菜:ほうれん草、もやし、にんじんの炒め物

作り方

  1. 牛挽肉をボールでよく練り、塩と胡椒を混ぜ合わせる。
  2. 1に牛ミートソースを混ぜ合わせ、最後に溶き卵を加えて練り合わせ、小判型に形を整える。
  3. フライパンに薄く油を引いて2のハンバーグを並べ、中火で表面に焼き色がつくまで焼いて裏返す。
  4. ハンバーグを焼きながら同時に野菜をソテーして皿に盛り付ける。
  5. 肉の中心から透き通った肉汁が出てきたら一度引き上げ、残った肉汁とケチャップと白ワインを合わせたソースを作る。
  6. 5のソースに再び3のハンバーグを戻してソースを絡めたら皿に盛り付ける♪

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コメント

はじめまして
このレシピは 1、牛挽肉をよく練る 2、1に牛挽肉を混ぜ合わせて
とありますが2、はミートソースを混ぜ合わせるでしょうか?

投稿: hal | 2010-09-21 06:47

halさん、失礼しました。誤記入でしたので直しました。ご指摘ありがとうございます。

投稿: ゴッドマー | 2010-09-21 09:37

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