極東ブログ「[書評]多面体折り紙の本、3冊」ボケ防止と紙一重
折り紙。嫌いじゃない。好きかというと、多分そう。折り方が分らないためにその魅力に入り込めていない。そうか、折り紙の本ってあったんだ。
いつか折ってみたいと思っている形がある。画像のもその一つだ。近所のお婆様からいつだったかもらって、分解して折り方を調べようと思っていたまま、背中には「鯛の鯛」を入れたまま飾ってある。いつも目の前に置いてあるのだが、なかなか分解しようというところまでに行かない。そうか、折り紙の本ってあったんだ。
折り紙が如何に身近かと言ったら、新聞折込の長方形の広告の紙をそのまま折って作るお三方のような箱の入れ物は沢山ある。広告の中でも一番小さな長方形が入ってくるたびに箱の入れ物を作って溜めている。これを何に使うか?例えば、お菓子を作る時の小麦粉や砂糖を量るときの入れ物にしたり、昔は、子ども達にお煎餅やかりんとうをおやつにあげる時の入れ物にした。いつでも、惜しみなく手軽に使える入れ物として重宝している。折り紙は、私の暮らし中で密着した関係にあるので、違和感などはない。それよりも、紹介の「ユニット折り紙エッセンス(参照)」がほしいと思った。
近所のお婆様達が、ボケ防止に折り紙をやっているとは疑いもしなかったが、書評の最後にそう書いてあってなるほどと思った。かなり複雑なユニット折り紙を手がけているお婆様達は、折り紙が趣味かと思ったが、ボケ防止関連の一過性の流行ものなのだろうか。例えば、家が折り紙だらけということでもない。ボケ防止に良いよ、みたいなきっかけで何かを始めるのは、その時だけであまり長く続かないのかもしれない。教えてほしいと思って折り方を聞いたことがあるが、忘れてしまったと言っていた。折り紙ってそういうものなのかも。好きで折っている人が周囲にいなかったこともあって、なかなかレパートリーが広がらなかった。
自分ではできないけれども、うわっ素敵、と思った時、もらっておいた折り紙の作品を溜めている。その箱がどこかにあるはず。この際だと思い昨夜探したが、海で拾った桜貝が入っている箱と勘違いしていた。見つからない。人が見るとガラクタの箱なので、捨てられてしまったのだろうか。
あと十年もしたら、折り紙を折る私の姿ってボケ防止をしている老婆にしか写らないのかな、と思うとちょっと焦ってしまう。折り紙を折る年配の方をそのように思って見たことがないのもあるが、趣味の域としてやっているなどと言い訳ができなくなるのかぁ。そのくらいの歳になると。そういえば、お爺様たちのボケ防止は何かな。女性のように取り組んでいる様子を聞かない。囲碁とか将棋?それだったらダーツなどはどうだろうか。数を数えるし、そこそこの競争心を掻き立てられる。それなりの刺激もある。交友関係も広がる。なんだか、折り紙をボケ防止にはしたくないなぁという思いがある。で、友人が見たらきっとそう思うに違いないことは分っている。
ユニット折り紙エッセンス、買ってみよう。
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