2010-08-23

極東ブログ「[書評]ヒストリエ 1-6(岩明均)」について

   ううう。歴史が好きな人は、アレキサンダー大王のギリシャ出兵の話などはもりもりに盛り上がるのでしょうね。と、なんとなく他人事のような言い方になってしまうのですが、私は、まだまだ歴史が面白くなる途上です。それに、今まで言及したことはないと思いますが、漫画が苦手なんです。今、NHKの朝ドラの水木茂さんの「ゲゲゲの鬼太郎」だってまともに読んだことはないのです。絵と文字を追いかけながら、皆よく読めるものだと、いつも感心したものです。
 読むのが凄く遅くて駄目。漫画の読み方って、特殊技能みたいですね。漫画読みの早い人の目を見ていると、ものすごい速さで飛びますが、ストーリーを追いかけながら擬音語(擬声語)を見て状況を想像しながらその頁の最後の部分と真ん中のストーリーをきちんと繋げられるのですよね。あれが凄いと思ってその目の早さを見ていました。
 で、今日紹介の漫画の歴史本(私の呼称)は、六巻もの(参照)。というか、20巻くらいまで、年に一冊ずつ発行されるような話になっているそうです。だから、生きている間に全部読破できるのかな?っていう疑問も出てきて当然。我が家の息子達も、「名探偵コナン」「スラムダンク」「・・・」いろいろ取り揃えていますが、全巻並んでいると壮観な眺めでもあります。一巻ずつあれも書かれていたので、まとめてどかーんという事ではないのでしょう。揃っているのといないのでは全く歴史の重みが違います。何年もかかって書かれた大作なのでしょう。

ギリシャ神話 トロイアの書

  いろいろ言っていますが、内容にはとても興味があります。「ギリシャ神話 トロイアの書 斉藤洋」も、極東ブログお奨めの子供向け童話で(参照)、と言っても、確かに素晴らしい内容の本でした。船は、この船を漕ぎ出したと言うものです。この歳になって漫画の手解きを受けることになろうとは思いも寄らなかったことです。
 ちょっと余談ですが、私がしつこいくらいに極東ブログを追いかけているのには、ある理由があるのです。その理由は兎に角、そう決めてずっとエントリーを読み込んできました。結果(まだ途上ですが)、ここで言えることは、決めた以上好き嫌いは言っていられないのです。例えば、エントリーの内容が苦手だったり関心のないことだったりしてもパスできないのです。決めたのだから。それくらい自分を縛り付けないと苦手克服はできません。Netは便利なので、好きなことや関心事だけ拾っていても良いわけです。でも、私のような中途半端な学習をしてきた者は、これくらい厳しさがないと先細ってしまうのです。これから先、もっと人生が楽しめるように肥やしていかないと、と思えるようになったのです。これはあくまでも、やってきた結果論ですが、一石二鳥という事です。
 さて、だから、ママは頑張って漫画を読みますっ。 

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