2010-07-12

参院選を終えて、今後について思うこと

 気乗りしない選挙だからと言ってぐずぐずしていても仕方ない、さっさと済ませてこようと思い、早朝に投票を済ませた。いろいろと考えあぐねた結果、最後は消去法で残った政党に投票したが、支持する政党ということではなかった。開票速報が出たのを受けて(毎日新聞)、少し思うことを書いておくことにする。
 与党・民主党の獲得議席数は、過半数はもとより50議席にも届かなかった。国民新党と合わせても過半数が取れないことが確定した。これで、菅さんは責任を取って辞めるのかというと、どうも続投の意向らしい(NHK7月12日 1時6分 )。
 さて、ここで極東ブログの政治の風景画(参照)がいくつか思い出された。50議席を割るあたりからの風景画で、個別の政策ごとに連立を組むかという線だが、50議席どころの話ではない。惨憺たる結果だ。勿論、私は民主に議席を与えたくないので、これはこれでおっけだ。野党第一党の自民党や、善戦したみんなの党、公明党が揃って連立の考えを持っていない。というのは、感情的にはそれも当然だが、NHKの日曜討論などを聞いていても、過去に連立の考えを示したようなことは、確かになかった。菅さんは、早くも連立の考えを示しているが、枝野さんはまったくその意思はないようだ(参照)。党内で議論されていないのか、個別の考えが錯綜しているだけなのだろうか。両氏共に、NHKの番組での発言だ。だが、菅さんがここで続投を断念すれば展開は変わる。というか、野党三党を抱え込むには、そうするしかないが多分この案はありえない。小沢さん再登場という別の面白劇場は見られそうもない。
 そして、どうなるかと思った自民党とみんなの党が善戦したことで、ばっちり過半数を獲得したわけだが、すっかり気が大きくなった谷垣さんが「バカも休み休み言え」と罵倒した菅さんに衆院解散の指摘をしている(日経新聞)。解散になると、衆院選は面白くなる。が、国民にとってはデフレスパイラルにハマったままの増税話が、やたら鼻先にぶら下がることになるのではないか。どちらにしても国民にとってはよい話はない。
 結局、極東ブログで指摘していたように、菅さん続投なら風景的にはあまり変わらないということではないかと思う。まあ、うんざりする政治が続くということ。
 国会は、「ねじれ国会」となるわけだが、民主党の議席数は衆院では300議席を超えるとは言え、与党で3分の2には届かないことになるので、野党の協力なしには法案の可決ができなくなるわけだ。
 ここで気になるのが、廃案になった郵政改革法案のことだ。枝野氏は、「9月の臨時国会で最重要法案として速やかに成立させる」と記した文書を送ったそうだが、ここで野党が議長ポストを握るので、参院の主導権が野党に移ることになる。7月の臨時国会で、このねじれがどう影響するかと言うことになると思う。菅さんはどの道9月までの任期ということで、国民新党の亀井さんが法案成立をこの7月の国会で成立させろと言いかねない。菅さんにとっては厳しい状況になったとは思う。

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