Twitterで静かな話題の韓国料理「ジョン」
先日Twitterで韓国の「ジョン」の話が出て、「ジョンふうピカタは簡単でうまい。エントリ書くかな。」で終わっている話がある。ボツネタになってしまったのか準備中なのか。なかなかエントリーがあがりそうもなく、考えていたら食べたくなったので私流に作ってしまいました。ピッカータに固執したわけではなく、豚ロースのスライスを使ったチヂミのつもりで軽く作りましたが、ジョンの作り方で、何か面白い方法でもあるのかなと、「ジョン風ピカタ」も楽しみにしています。
関連して、日本のお好み焼きが浮かびます。作り方は、私が知る中では広島焼きと関西風です。昔、歌舞伎座の裏手の東銀座のお好み焼き屋によく行きましたが、関西風の作り方でした。今は、個性的なお好み焼きが増えて、様変わりしているのでしょうか。個人的には、器で生地と具を混ぜて丸く焼く関西風よりも、「のせ焼き」の広島風が好きなのです。山盛りのキャベツが熱で圧縮され、二つ折りにして供してくれます。諏訪に一軒だけ、広島の人が経営する広島焼きのお店があり、そこで焼いてくれるのをて見ていて知りました。
韓国にも色々な作り方があると聞きますが、ジョンはチヂミの一種で、小麦粉と卵の生地を具につけてから焼く方法と、小麦粉を具につけて、解き卵をくぐらせて焼く方法があるようです。が、これも定かではありません。
今回の方法は、どちらでもないといえばそうかな。もっと手抜きみたいな、、、。韓国の人に教えてもらった、家庭の作り方です。
具は何でもよい。基本的には、全体がまとまりやすくなるような長い野菜、例えば、細葱、もやし、韮など。それと彩りとしてパプリカや人参も。魚介類や肉類も何でもよい。スライスの肉の変わりにベーコンも大変美味しいですよ(☞レシピ)。
まず、つなぎの為の細長い野菜を決めます。これに、バットの上で小麦粉をまぶします。つなぎの解き卵の半分をざっくり絡め、油を引いたフライパンに均一に広げます。他の野菜をその上に散らし、バットに残った卵と小麦粉に残りの玉を加え、混ぜ合わせながら寄せ集めてまわしかけます。最後に肉のスライスで覆うように広げます。底の部分がはがれて動くようになったらターナーでひっくり返します。
いつもはここで松の実入りの酢醤油を流し込んで味付けするのですが、他にまだ焼く予定があったので、付けダレにしました。
つなぎの丘ひじきは初めて使ったのですが、しゃきしゃきした食感でとても美味しかったです。強くお薦めです。
材料(25cm×2枚)
- おかひじき・・80g
- 人参・・5㎝
- パプリカ・・1/4個
- ピーマン・・1個
- 豚ローススライス・・4枚
- 卵・・3個
- 小麦粉・・大さじ2
タレ
- 松の実・・大さじ1
- 酢昆布醤油・・大さじ2☞レシピ
- 胡麻油・・小さじ1
作り方
- 野菜を洗って水気を切ったら、オカヒジキだけバットにのせ、小麦粉大さじ1をまぶす。
- パプリカとピーマンは縦に細長くスライスし、人参は適当に薄くスライスする。
- オカヒジキの半分を別に取り置き、バットに残したオカヒジキに卵の1/4量を絡める。
- フライパン(フッ素加工がベスト)に油を塗り、3のオカヒジキを平らに並べ、人参とパプリカ、ピーマンを散らす。
- バットに残った卵と小麦をスパチュラで集め、残りの卵の1/3を足して混ぜ合わせ、4に回しかける。
- 最後に豚肉を多い被せるように広げ、そのまま底から剥がれるまで焼き裏返す。
- 裏返したらターナーで所々押さえてむらなく焼けるようにする。
- 焼き上がったら切り分け、タレをかけて食べる♬
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