2010-07-22

民主党の権力交代?

 政府の動きに関して何もないわけでもないが、9月の選挙までは実際は大きな動きが取れないというのが今の政府の状態だろうか。あれほど国民に不安の材料を提供してくれていた民主党も、参院選で大敗した余韻はいまだに残っているという点や、民主党代表選の結果を受けてから、連立の枠組みの話を具体化するということなのか、現時点では大きな動きにはならない模様だ。
 参院選は大敗に終わったが、国民の民主党に対する審判という点から浮かび上がる問題点は、管総理の軽率な発言が原因ということだけではない。政権交代後というおおきな括りから見ると、この政党では、公約が履行されなかったことに大きな問題がある。ねじれた国会運営をしなければならなくなったということは、民主党にだけ国政を任せられないという民意だ。誰に白羽の矢が立つのか分らないが、代表に立候補するのであれば、この十ヶ月間の総括、並びに今後の政策のビジョンを明確に提示しなければならないのは必須だと思う。
 このようなところから代表が決まるのが道理ではないかと思うが、なんとなくいやな予感もする。
 先日のニュースの深層で高橋洋一氏のコラム(参照)にもあったが、国家戦略局の機能を縮小し、首相に政策提言や情報提供をする「助言期間」にする方針が固まった。これには、表現に困るほどの怒りとも呆れとも言いようのない気持ちが湧いた。何が驚きかというと、参院選のマニフェストには、実現したことの二番目に掲げてあった(参照)にもかかわらず、選挙が終わった途端にこれを下げてしまったことだ。それで、もっと頑丈な機関を生み出すと言うのであればそれもよいとは思うが、そうではない。実際には、民主党の売りだった脱官僚が逆行することを意味している。
 政治主導をするためだったはずの国家戦略局がなくなると、官僚に依存することになる。では、誰が実務をこなすのかと思えば、官房長官の仙石氏しかいない。高橋氏の説明は道理にかなっている。それだけに恐ろしいのは、その推測だ。仙石氏に情報が集まれば、実質的な権力は仙石氏が握ることになると言うのだ。菅さんはもはやゾンビと化してしまったのか。

 こうなってくると、小沢さんの動きが確かに気になる。
このまま、9月の代表選に菅総理は出馬できず、なし崩し的に菅政権から仙谷政権になるのか、また菅総理が巻き返すのか、それとも、検察審査会の2回目の議決をみながら、小沢一郎氏本人かその周辺から出てくるのか

 先日、八丈島で釣りに勤しんでいたと聞いた。静かだなぁ、小沢さん。
 参院選後の民主党が、国家戦略局を外したことは、更にマイナスイメージのダメ押し的なだけに、ここで代表になる人物には相応の覚悟を以って政治に当たってもらいたい。と、そう願うのだが、配する駒がない。
 困ったなぁ、これ以上語りだすと私の方がオーバーヒートしてダウンしてしまいそうだ。
 暑中お見舞い申し上げます。

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