極東ブログ「明日に迫った参院選」これではっきりした
選挙の前日に読んで選挙に備えないと意味がないのが今日の極東ブログのエントリーの意味だ「明日に迫った参院選」(参照)。選挙に当たって何か良い案は落ちていないかと探すように読んでみた。
ふーむ。ちょっと複雑。投票しない政党は決まっているのは私も考えは同じで、自民と民主の増税は現段階では絶対に回避したい。みんなの党の「二枚舌」というのが先日分かった時点で、というか、個人的にもあまり好きではないので候補からは降ろした。残る政党でどれにしようか?なのだが、極東ブログでも触れているが、小政党は投票しても無駄になるだけだし、インフレターゲットをはっきり打ち出している新党改革も殆ど存在の印象がない上、主張が聞こえてこない。
ところで、長野県の候補者は自民1、共産1、民主2、みんな1、諸派1なのだ。つまり、私の場合は、共産か諸派しか残らないことになる。これは二者択一なので簡単だが、選択肢が沢山残った場合の決め手となる考え方は、今日の極東ブログの内容が参考になる。迷っている人必見なところ。
その展開は、議席数のあたりからみると面白い。断っておくが、私はこれまで選挙が面白いなどと思った記憶がない。いつも憂鬱。理由は、誰に選んでも日本が変わるわけではないと思っているからだ。いや、今回もそう思っているのは確かだが、あれやこれやとそれなりに考えてくると、「狙い」を定めることと想定した結果が出るかどうかは別の問題だとはっきりしてくる。また、意に反した結果が出ても、自分の読みの中で政治家や政治の動向に関心が向いて行くことになる。
話を戻すと、自民党が善戦して過半数を取った場合の仮の話と、自民党との大連立のことだ。
仮にというなら、もう一つ面白いシナリオはある。たぶん、菅さんの内心にくすぶる思いというか、財務省のプランBでもあろうが、増税へ向けての自民党との大連立という線だ。このまま日本の政治をさらに混乱させて、大手紙あたりを誘導していけばそれも不可能ではないだろう。
菅さんの胸にくすぶるというのは分かる。当初10%増税を口にした時、「自民党案でもある」として自民党に目配せしたからだ。例の谷垣さんの、「バカも休み休み言え」と激怒させた言葉の元になったのは可笑しかった。自民と民主が増税で大連立を組むなんて、や、やめれ!そんなことをさせては大変です。
まとめると、少し国民の気分が変われば、それなりに面白い風景の見えそうな選挙だが、それほどの変化はなく、民主党のうんざりした政権が続くのではないかと思う。そのあたりが財務省の実質的な思惑でもあるのだろう。
あまり気分が変わるでもないが、長野県の私の場合は、残る共産ということになる。実は、私は、今まで共産党に投票した経験がないように記憶している。これだけでも私にとっては大変化だ。無党派の票の動きで、確かに変化が見られるという点だけでも結果が楽しみだ。
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