しし唐の蕎麦つゆ和え:種の取り出し方
夏が旬と言えば、しし唐が盛んに育っています。ここ諏訪では今頃からピーマンやしし唐が収穫できるようになります。五月の連休以降に苗を植え、長い梅雨の終わりを静かに待っていたと言わんばかりに急に花が咲き始めます。収穫量も徐々に増え、最盛期になるとさてどのように料理するかと考え込んでしまいます。ご安心ください。ピーマンの大量食いレシピがあったように(参照)しし唐にもちゃんとあるんですよ。前にここによく寄ってくださっていた方から教えて頂いた料理ですが、大変美味しくて簡単な味付けです(参照)。レシピの前に、しし唐のことにちょっと触れておきます。
しし唐というと、種は食べてしまう料理が多いですね。焼き鳥と同じように串刺しで焼いたり、素揚げしたりがダントツだと思います。この料理では種は全て取り除きます。これがおそらくしし唐の新鮮さを味わえる第一歩になると思います。ピーマンが駄目だという方には是非一度、種無しのしし唐を試してみることをお奨めします。
種を取り出したしし唐を油で炒めると、鮮やかな緑色に変わります。分量の蕎麦つゆを一気に鍋肌に回し掛け、香りが立ってきたら火を止めて鰹節を絡めるだけの料理です。一番時間がかかるのは種の取り出しです。
前に紹介したときは縦に二つ割りでしたが、この方法だと両方とも種の付け根を意識して摘み取る必要が出てくるので時間がかかります。今回は少し頭を使いました。単純なことですが、家族が多かったり、しし唐が思いのほか大収穫の時は、数も馬鹿になりません。少しでも時間節約のためです。
種の摘み出しを1個につき一回にするために、ヘタの真横から先端に向かって斜めに包丁で二つに切り離します。こうすると先端の方には種は少ししか残りません。ヘタの付け根から種をつまんでむしり取れば一回でできます。
材料
- しし唐・・200g
- 鰹節・・一掴み
- 麺つゆ・・大さじ1.5
- 炒め油・・大さじ1
作り方
- しし唐は縦に半分に切ってタネを取り出し、大きいものは更に斜めに半分ぐらいに切る。
- フライパンを中火にかけて油を回し、しし唐に油が回るまでよく炒め、しんなりしたら鍋肌から麺つゆを回し入れる。
- この時点で焦げ付きやすいので火から下ろす。
- 麺つゆの香りが回ったら鰹節をかけて出来上がり♪
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