キササギの素揚げ生姜醤油:キササギの名前の不思議
キササゲと地元で呼ばれるササゲ(細々牙)(ササギとも言う)の仲間で、一般には蔓が延びるのですが、今日のは、蔓は延びずに地面から40㎝程の背丈で実をつける品種です。温泉風呂で会うお婆様からもらった種を蒔いて、初めて育てたものです。
ササゲに「キ」がついているのを不思議に思って調べたら、面白いことに高木の「キササゲ(Wikipedia)」と関係があるらしいのです。この木の果実がササゲの莢(さや)に似ていることから、キササゲ(木細々冴)と呼ばれているそうです。今日のキササゲがその莢なのですが、名前にはすでに「キ」がついています。木の名前はこの大角豆に似ているからと言うのであれば、この「キササゲ」は何処から来た名前なのか?という疑問が湧きますが。分かります?この疑問。長くなるので置いといて、と。
絹莢エンドウが春一番に蒔く豆に対して、5月の八十八夜が過ぎてから蒔く遅蒔きの豆なので、入れ替わりに最盛期を迎えます。お陰で我が家は毎日豆、豆、また豆の食卓です。ちっとも飽きないのはどうしてかと不思議ですが、色々な料理でしっかり味わっています。
今日は、私の大大大好きな素揚げの生姜醤油です。
この世にこんなに美味しい食べ方があって本当に良かったと、いつも夏のこの時期に思う美味しい食べ方です。
ヘタを取ったら油が静かになるまで2~3分揚げて油を切り、直ぐに生姜醤油をまぶすだけです。また揚げ物ー!って言わずに、是非一度お試しを。このキササゲが入手困難なら、モロッコ隠元がかなり似ています。又は、隠元でも細くて短いタイプのでもおっけです。以前の調理例で、モロッコインゲンと莢インゲンのレシピはこちらです☞
材料
- キササゲ・・200g
- 生姜醤油・・大さじ1※醤油に好みの量の擂り卸した生姜を入れて冷蔵庫保存したもの。
作り方
- 油を180度まで加熱する。
- その間にキササゲを洗ってヘタを切り取る。
- 設定温度になった油で数本ずつ揚げ、油の音が静かになったら引き上げて油を良く切り、バットなどで生姜醤油をかけて和える♬
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