2010-07-06

鶏もも肉ソテーに桑の実とヨーグルトのソース

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 家の桑の実がとうとうお終いになりそうなので、最後に少し取ってヨーグルトソースを思いつきました。私は、ソテーした鶏肉をブルーベリーで煮る料理には馴染んでいるので、色的には違和感はありません(☛レシピ)今日は煮込まずに鶏肉を焼いた後のフライパンで炒め、ヨーグルトを加えてのばしただけのソースです。
P6140002 桑の実には酸味は殆どなく、真っ黒なくらいの実でないとあま実が出ません。木で熟して地面に落ちるくらいのが甘くて美味しいのですが、狙っているのは私だけなく、虫や鳥も食べにきますので早い者勝ちです。また、中心に芯があって、その芯が割りと硬いのですが、実が熟しているとあまりそれも気にならなくなるのです。
 桑の実がどれほど美味しいのかと聞かれると、今の果物などとは比べようもないほど不味いものだと思われるかもしれません。それに、沢山食べるものでもないと言うか。昔、学校の帰り道に友達と一緒に桑の実を食べて帰るのが、あれが美味しかったのです。それを忘れることができずに、毎年この実でジャムを作ったりしています。

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 さて、作り方は最初に話した通りで、鶏肉の余分な脂を掃除してから筋切りし、適当な大きさに切ります。いつもはここで塩と胡椒を振ってすぐに焼くのですが、今日はソースにあまりとろみがないので、食べながらソースの絡みがよくなるように片栗粉を少し肉につけて焼くことにしました。焼き方は、ここをいつもご覧の方はご存知の「ジューシーラインをキープする焼き方です(☛godmotherのHint&Skill)。 そういえば、焼き方を褒められることがあるのですが、これは私が凄い腕前だからではなく作るその時毎が練習なんです。うっかりすれば、私も失敗します。気を抜かずに毎回が練習であり勝負なのです。どうか誤解のないように。
 では、材料から。

材料(二人分)

  • 鶏もも肉・・・1枚
  • 塩・・適宜
  • 胡椒・・・適宜
  • ヨーグルト・・150cc
  • 桑の実・・10粒
  • バター・・5g
  • 片栗粉・・小さじ1
  • 付け合せ野菜
  • ズッキーニの輪切り・・適宜
  • 絹莢エンドウ・・適宜

作り方

  1. 肉の皮の内側の余分な脂肪などを取り除き筋に対して90度に包丁を当てて浅く筋を切る。
  2. 肉が極端に厚い部分は、包丁を入れて開いて厚さを均一にし、塩と胡椒を両面に振って片栗粉も指先でぱらぱら振る。
  3. 付け合せの野菜を用意する。
  4. フライパンでバターを溶かし、直ぐに肉の皮から弱火で焼き始める。ターナーなどで肉を押さえて焼くとむら焼けしない。
  5. 肉の周囲の色が変わり、皮に焼き色がついたら裏返てして火を通す。肉の焼け加減が不安なら、竹串を刺してみて、肉汁が透き通っていたらおっけ。
  6. 肉をさらに盛り付け、フライパンに残った脂を払って桑の実を炒める。果汁が出てきたらヨーグルトを加えて火を止め、味を見て塩で加減する♬

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