2010-07-14

らっきょを挟んだチキンカツ:ふっくらとした鶏胸肉

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 ピクルスは肉や魚料理の添えたりソースに加えたりして、味のアクセントにしますが、私は、肉の間に挟んでフライやポワレにします。相性が良いのは分かりきっていますが、発想を変えてみただけです。肉の間に挟むということは、その部分に空気の層ができるということなので、火の通り方が速く、均一に焼けます。
 また、ピクルスの酸味や味が肉にまろやかに広がって、味付けの代わりになってしまうのです。そして、食べてみてみないとこの細工に気づかないので、会話も弾む愉快な料理です。特に、らっきょが苦手だという人も、おそらく美味しさを見直すのではないかと思います。

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 方法は簡単。▶胸肉1枚を半分に切って、厚みの中心に包丁を入れ、切り離さないように開きます。▶ここに適当な厚みにスライスしたらっきょを並べ、反対側の肉を被せて閉じます。▶後は、小麦粉をまぶして卵をくぐらせ、パン粉をまぶします。
 パン粉の扱いですが、食パンで作る場合は、好みの大きさにきったり挽いたりできますが、市販のパン粉の場合は、粒は殆ど同じです。油の切れを良くするには、細挽きの状態がベストです。
 方法は、フードプロセッサーやバーミックスで挽くか、固い平らな場所に置いて麺棒を転がして潰します。又は、コップの裏側などでつぶします。

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 今日は、フライにしたので、揚げ油はたっぷり使いましたが、フライパンでポワレにする時は、フライパンの底が隠れるくらいの油で片面ずつ焼きます。この場合は、先に焼く側を好みの色に焼いて裏返し、火を通します。最初に焼いた方が表になるように盛り付けます。厚みを半分にしたのもあって、いつもより早く焼けます。

材料

  • 鶏胸肉・・1枚(240g)
  • らっきょ・・5~6粒
  • パン粉・・1/2カップ
  • 解き卵・・小さじ2(同量の水)
  • 小麦粉・・小さじ2
  • 付け合せ野菜
    • キャベツの千切り
    • 絹莢エンドウ
    • カポナータ☞レシピ

【ulalaさんちのご飯】

ulalaさんちのご飯

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コメント

ゴットマーさんのビーフカツレツだったかなぁ。
これ揚げちゃうのか?というないいうすぎり牛肉の間にピクルスをはさんで揚げて、サンドイッチにしちゃうアレ。家族が大好きというアレ。

それを思い出しました。

酢漬け系のねぎ系(へんないいかたすんません)をはさんで揚げると、うぉーっとびっくりするようなおいしいカツができますね。

空気の層でジューシーに、酸味と塩味と食感がアクセントに。
いろいろ応用してみます。
夏場もさくさく食べられそう、つくるほうは汗だくですが。

汗かいてこー

投稿: みみこ | 2010-07-16 17:14

みみこさん、あれは、これ☞http://godmothers.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/post-f47d.html
で、こっちも☞http://godmothers.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-4028.html
よろしくねん♬

投稿: ゴッドマー | 2010-07-16 17:22

もも肉もいいですが、この胸肉のなんか身の詰まった感じいいですね。
今度はもっと薄く切って、らっきょが入る面積を広げよう。ごちそうさま。

投稿: ulala | 2010-07-19 17:16

ulalaさん、頑張りましたね☆

これ、ささやかなプレゼントですっ!
http://www.youtube.com/watch?v=2N0C4Rw9Yiw

投稿: ゴッドマー | 2010-07-19 18:00

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» 鶏胸肉のらっきょネギカツ [だからオレは泌尿器科医でおしっことちんちんの医者なんだってば!]
nbsp;欧米では鶏のもも肉じゃなくって胸肉の方が主流なんだそうだ。脂肪分が少ない組成でまずヘルシーと。かつ、イミダゾールジペプチドなるものが多量含まれており(それは知りませんでしたがガッテンでも言っておったそうな)、欧米で風邪ひきの時といえば、卵酒(死語?)じゃなくって胸肉のチキンスープなんだそうな。へぇー。それとはなんの関係もなく、たまたま、らっきょをつける季節に高知らっきょに遭遇し、またたまたま、らっきょ液なる便利なものがあるのも発見し、ただ単にそいつに漬け込んでとんがらしを入れた自... [続きを読む]

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