2010-07-11

極東ブログ「韓国産パプリカ・沖縄産クレソン・トンガ産カボチャ」のカポナータ(イタリア)、作りました

 蒸し暑さが遠ざかり、なんだか風がとても爽やかになりましたよ、急に。今年の夏は、なんとなく、昔感じた涼しい信州の夏という感じがして、「変な天気」の代名詞が返上されるような予感がします。長年、嫌な気候が続いてきましたものね。

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 今日は、先日極東ブログで紹介していたカポナータを作りました。あの、つぶやきエントリーのすっ飛び話で、初っ端にちょっこし触れていた料理です(「韓国産パプリカ・沖縄産クレソン・トンガ産カボチャ」)。この料理を冷蔵庫にいつも置いておくと手軽で、手間無しのオムレツやピザの具としてもアレンジでき、栄養バランスも大変良くなります。
 エントリーにも書いてある通り、ラタトゥイユと何が違うの?と思いがちですが、本来は、揚げ茄子の甘酢煮です。生まれはイタリアのシチリアだということですが、イタリアの何処へ行っても食べられる料理なので、土地によって微妙な違いはあると思います。これだ、という本物はよくわかりませんが、今日のは私流としてご理解ください。

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 えっと、茄子の揚げたのは必須。他のものと炒めない理由は、茄子を揚げるのが一番美味しいからです。他の野菜は、ついでに混ぜましょうか程度。使うオイルはオリーブオイル。ノンコレステロールで安心ですが、揚げるとなるとカロリーが高くなってしまうので、私は普通に炒める程度の量で蒸し焼きにします。高温で蒸し焼く方法は、揚げるのと同じような仕上がりになります。同時に、別の鍋で他の野菜を炒め合わせ、茄子を加えて酢と砂糖と塩で調味します。

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 極東ブログにあるように、私もカットを小さめにしてトマトを少し減らしてみました。小さめのカットの方が食べやすく、オムレツなどのアレンジにも使いやすいと思います。また、酢が入ると、さほど塩を入れなくてもそこそこ味が調うので、砂糖と塩は一番最後に味見をしてから好みで加えると良いです。分量はあくまでも参考までに。
 余談ですが、茄子のヘタは軸の硬い部分を除いて食べると絶品です。天麩羅でもヘタは最後に残されていますが、シーズン出始めの茄子のヘタは柔らかく、そして、甘いのです。是非、捨てずにこの煮物にも加えましょう。
【参考料理】
ラタトゥイユ
茄子のキッシュ
ラタトゥイユ(トマト煮込み)
ラタトゥイユで冷たいパスタ

材料

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    茄子・・3個
  • パプリカ赤・黄・・各1個
  • ズッキーニ・・1本(200g)
  • 玉葱・・中1個
  • トマト・・200g
  • 人参・・1本(180g)
  • オリーブの酢漬け・・15粒
  • オリーブオイル・・大さじ2
  • りんご酢(又は白ワインビネガー)・・150cc
  • 塩・・小さじ1
  • 砂糖・・大さじ1

作り方

  1. 茄子は1㎝程の厚みに切り、他の野菜は小さめにカットする。トマトは皮を湯剥きにする。
  2. 大きなフライパンにオリーブオイルを引いて茄子を並べ、残りの大さじ1のオイルを回しかけ、焦がさないように蓋をして蒸し焼きにする。途中で裏返す。
  3. 茄子を蒸している間に、別の鍋にオリーブオイル大さじ1(分量外)で人参を炒め、油が回ったら玉葱、パプリカ、ズッキーニを加える。
  4. 3の野菜がしんなりしたらトマトとオリーブの実の酢漬けを加えて、酢、塩、砂糖も加えて10分ほど煮込む♬

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