絹莢(きぬさや)エンドウのイタリアン風味炒め:莢(さや)の剥き方
適度に雨が降り、日中やや蒸し暑さを伴った柔らかい日光のお陰で、毎日抱えるほどのエンドウが収獲できます。今日は、このエンドウが中心の野菜炒めにしました。ちょっと驚かれる量かもしれませんが、実は私も始めて。特徴を出すために、味付けをイタリアンにしてみたのが今日のレシピです。イタリアンといっても、オレガノとトマト系のソース類を使えば、なんとなくそれらしくなるのです。末の息子に以前、ピザの作り方をきかれた時、食パンにケチャップを塗ってオレガノをパラパラし、野菜とチーズをのせればできると教えた時にひどく驚いて、毎朝自分でちゃっちゃと作って食べていました。
そうそう余談ですが、「エンドウ豆」とは言わないように、何故なら漢字で書くとわかるのですが「豌豆」と言った上に尚且つ「豆」と付けると変ですね。昨日のNHK朝の情報番組で、「エンドウ豆」とアナが言ったのを聞いてちょっと恥ずかしかった。
さてと、今日も難易度1です。手順で一手間あると言えば、絹莢豌豆の筋を取り除き、下茹ですることくらいです。この筋の取り方ですが、一番きれいにできるのは、先端を三日月形になっている内側のアール(豆が付いている側)方向へ千切り、筋をヘタの方向へ引きます。ヘタのところまで筋が届いたらそのまま外側のアールの方向へへタを千切って先端まで引きます。つまり、先端からヘタを経由して先端へ戻るように筋を引いて来る方法です。この時に、途中で切れたりするのは、筋がそこまで固くないという事を意味しますから無視します。
筋きりしたエンドウは下茹でします。そのまま炒めてもよさそうなものですが、畑から収獲してくる時に、育ちすぎのも混入していて、豆が少し大きかったり、何かの加減で莢が硬かったりするのです。そのため、予め火を通しておきます。市販のなら、そのような不揃いはないと思うので、下茹で無しでも大丈夫かもしれません。兎に角、均一に火が通るようにするためです。
また、今回はHEINZのトマトケチャップを使用しましたが、完熟のトマトが買い置きにあれば小さく切って炒め合せるだけでも美味しいです。鶏胸ハムは「短時間でできる鶏胸ハムとソテー(難易度1)」のレシピを参照ください☛。
材料
- 絹莢エンドウ・・250g
- パプリカ・・1/3
- エノキ茸・・50g
- 鶏胸ハム・・80g(☛レシピ)
- 塩・・小さじ1/2
- 胡椒・・適宜
- オレガノ・・小さじ1
- HEINZトマトケチャップ・・大さじ1
- オリーブオイル・・大さじ1
作り方
- エンドウの筋を取り除き、1リットルの水が沸騰したら20gの塩を加え、色が変わるまで茹でて笊に上げる。
- パプリカは縦長に細く切り揃え、エノキ茸は半分の長さに切る。
- 鶏胸ハムは薄くスライスし、そろえて短冊に切り揃える。
- フライパンにオリーブオイルを引き、エリンギ以外の材料を全て炒め合せる。
- 野菜に油が回ったら塩と胡椒で下味をつけ、エリンギを加え、全体にしんなりするまで炒め合せ、最後にケチャップで調味する♬
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