手作り太った餃子 inspired by ゲゲゲの女房NHK
NHKの朝ドラ、ゲゲゲの女房を毎朝観ています。夏の暑い日、何かスタミナのつく料理はないかという時に、キャベツがたっぷり入った餃子を作るシーンがあって、餃子に関しては私もいろいろ思い出すことがありました。
布美枝さんが夜食に餃子を作るという場面で、一人10個として数を勘定する指が、一本ずつ折れる時、いつだったか、丁度同じような場面が、私の昔の実際の生活にもあって、ふっとそのことが浮かび上がったのです。このようなことはめったにないのですが、よほど餃子と言う事に記憶が織り込まれているのだと感じました。中身はちょっと内緒。そうそう高校時代、常にお腹を空かしていた私は、母の手作り餃子を一食で50個は食べていました。多分それ以上の時もあったかと思います。凄まじい食欲でした。とか、ちらち他愛もないことを思いだしていました。
あの頃は、確か、餃子の皮は市販に無かったのではないかと思います。というか、満州に長く住んだ経験のある母は、餃子の皮は小麦粉を捏ねて自分でのばして作るものだと思っていたのだと思います。私は、そういう餃子作りをある時は手伝ったりしていたので、お陰で、手作りすることは苦になりません。
ゲゲゲの女房では、プロダクションの設立のお祝いの席でも出されいて、布美枝さんの気取りの無いおもてなしがジーンと伝わってきました。私も食べたくなって、早速作りました。
ニーダーもあるのですが手捏ねをしないと意味がないとか思って、じっとり汗をかきながら作る生地も良いものでした。
粉は、私の手が一番馴染み易い400gにし、残った生地は「葱油餅(ツォンユーピン)☞レシピ」にでもしようかと残しておくことにしました。具には大量のキャベツを入れたのですが、蒸して叩いて布巾に包んで絞ったら、ほんの一塊になってしまいます。このキャベツの絞り汁から50ccほど具に混ぜ込みます。少しでもキャベツの甘味を生かすためにこうします。
生地の捏ね方と餃子の成型方法は、画像を含めた説明のエントリーを参考にどうぞ☞レシピ。また、大きな画像の包み方は中国式で、茹で餃子の方法なのですが、その方法でも焼き餃子になります。下にスクロールすると、違った形の包み方の餃子の画像がありますが、それが今日作った餃子の包み方です。
そうそう、今回はぱりぱりの食感を添えようと、一般的な呼び方では「ハネ」ですが、餃子のつなぎのような役割にもなります。ここでは、ウー・ウェン先生のレシピから「ゴーティエ☞レシピ)」で紹介しています。ハネの分量は水100ccに小麦粉こさじ2と、割と濃い目にしました。
材料(具)
- 豚ひき肉・・200g
- キャベツ・・500g
- にら・・1束
- 玉ねぎ・・1/2個
- にんにく・・2片
- 八角醤油・・大さじ1.5(醤油に八角を長く漬け込む)
- 塩・・小さじ1/2
- 砂糖(隠し味)・・小さじ1
- 胡麻油・・小さじ2
- キャベツの絞り汁・・50cc
生地(約100個分)
- 強力粉・・300g
- 薄力粉・・100g
- ぬるま湯・・180cc
ハネ用(一回分)
- 小麦粉・・小さじ2
- 水・・100cc
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