簡単にできるラヴァシュ(トルコのパン)とケバブ風ひき肉炒め
ラヴァシュと呼ばれるパンは、ヨーロッパの様々な国で食されている。発祥はトルコかイランかギリシャなのかよくわからない。あの辺の国です。パンと言ってもクレープの厚手版といった感じで、もちもち感がなんとも言えない質感があるのが特徴です。同じ小麦粉でもこうも違うものかと驚くのですが、使用している粉は薄力粉で、特徴はグルテン(たんぱく質)が少ないため、パンのようなスポンジ状で生地が繋がったような焼き上がりにはなりませんが、あえてイーストなどを使ってガスを発生させる事で細かい穴が生地一面にでき、もちもちした食感にプラスして、ふんわりした面白い生地になります。本格的にはどのように作るのか本場のレシピは知りませんが、今回起こしたレシピの配合で作ると、現地のものとかなりそっくりにできます。変な話、「現地のもの」と言っても「これがそれ」と、限定できるものではないのが食べ物です。言い換えれば、レシピはあってないようなもので、どれがオリジナルか特定できないものです。
この生地は、ボールに粉と塩、イースト菌を混ぜておき、ここにぬるま湯注して菜箸でよくかき混ぜます。多少ダマがあっても大丈夫。ラップをして室温で発酵させます。夏場なら1時間ほどで2~3倍に膨らみます(冬場は温かい場所で)。粉の発酵などをしている間に挽肉や野菜などの具を用意し、それでも時間が余ったらTwitterなどをします。
この生地は、ボールに粉と塩、イースト菌を混ぜておき、ここにぬるま湯注して菜箸でよくかき混ぜます。多少ダマがあっても大丈夫。ラップをして室温で発酵させます。夏場なら1時間ほどで2~3倍に膨らみます(冬場は温かい場所で)。粉の発酵などをしている間に挽肉や野菜などの具を用意し、それでも時間が余ったらTwitterなどをします。
焼き方は、クレープを焼くよりもアバウトな感じで、表面のごつごつは多少あっても弾力でカバーできます。しかも、ホットケーキのようにフライパンに流してお玉の腹で撫でつけるようにして丸するので、麺棒で生地を伸ばすような技術も必要ありません。つまり、誰もが取り掛かりやすい粉料理です。
そして、ケバブのように成型して串刺しもしないのに味は一丁前にケバブなのです、ラムの挽肉がなければ、牛肉だけもでも、何なら豚肉でもいいです。その場合は、ベーコンなどを混ぜるとお洒落かな、と。それに、トマトと薄くスライスしたレモンをフレッシュで挟めばかなり豪華なおご馳走です。
そうそう、忘れるところでした。肉の黄色は、先日「黄色い炊き込みご飯」で紹介したターメリック製剤のカプセルから、耳かき程度の量を混ぜました。別に黄色くする必要はないので、なくてもおっけです。
材料(4枚分)
- 牛挽肉・・100g
- マトン挽肉・・100g(ない場合は牛肉だけで)
- 玉葱・・100g
- クミンシード・・少々
- コリアンダー・・少々
- オレガノ・・少々
- ターメリック製剤・・ほんの少し
- 塩・・こさじ1/2
- 胡椒・・少々
- トマト・・1個
- レモンスライス・・適宜
- マッシュポテト
- 赤カラーピーマン
生地
- 薄力粉・・200g
- ぬるま湯(人肌)・・200cc
- 塩・・10g(5%)
- ドライイースト菌・・小さじ1(約10g5%)
作り方
- ボールに薄力粉と塩、イースト菌を取って混ぜ合わせ、人肌のぬるま湯を注ぎいれながらもう片方の手で、菜箸でかき混ぜる。
- やや粘りが出てきたらラップをかけて室温で、2~3倍の量になるまで発酵させる。
- 玉葱をみじん切りにし、トマトは薄いスライス、レモンはできるだけ薄くスライスする。
- その間に、鍋にオリーブオイル少々(分量外)とクミンシード、コリアンダーを炒り付けるように弱火で香りを出し、次に玉葱が透き通るまで炒める。
- 続けて肉を加え、弱火のままゆっくり炒めて火を通し、最後に塩、胡椒、オレガノ、ターメリックで調味する。
- 2の生地の発酵ができたらフライパンを弱中火に掛け、薄くオリーブオイルを塗り広げてお玉一杯分を中央に流して外側に向けて広げてのばす。
- 生地全体が透き通ってきたら裏返して両面から火を通す。
- 生地を半分に切り、具材と一緒に皿に盛り付ける♪
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