2010-06-09

「菅内閣の経済方針は麻生内閣時代に与謝野馨財務相が主導した「中期プログラム」の劣化版」で気になること

 一拍おいても二拍おいても、吹き出す嫌気を言葉にすまいというのは苦しいものです。立ち上がったばかりの菅新首相の今後の抱負、例のご挨拶に続いて発覚したのは、財政再建重視に新政府は転換してしまったのです。極東ブログでも感極まったのか、今朝エントリーを読ませてもらいました(参照)。今の状況はよくわかるのですが、どうも胸のざわめきがわからない。どうしたものかと、なんとなくネットのニュースを眺めたりしているうちに、日経のニュースが目に止まり、直接ではないにしろ問題が見えてきたかに思います。日に三エントリーも書いたことは無いのですが、ちょっと覚書程度に記しておこうと思います。まず、極東ブログで抑えている問題点などから。

菅内閣は首相失態で崩壊した鳩山前内閣のナンバーツーであったことから、その失態終息が急務であり、また9月に予定される新内閣までの暫定内閣なので、期待を持つとすればきちんと鳩山内閣の尻ぬぐいをしてくださいというくらいしかないそして菅氏については9月に引退するのもスジだろう)。その第一歩は、今からでも遅くないから、報道のオープン化とか言う人たちが声援して、党向けではない国民向けの鳩山由紀夫氏の辞任会見を開くのがスジではないのか。

 こう言いたくのはよくわかります。けーじめー、けーじーめーのないあなたぁ♪なのです。しかも、人の褌(ふんどし)で相撲を取るなと言いたいです。誰のって、与謝野薫さんの昔履き捨てた薄汚い褌です。(下品で申し訳ない。これくらい言わないと先に進めません。)これが、一番進んで欲しくない金融政策なのです。これを何故選んで進むのですか、理由がまったくわかりません。日本の今の状態はデフレのスパイラルにはまり込んでいるのです。多少GDP(国内総生産)が上昇したといっても、生活は苦しいばかりです。世間には働きたくても仕事が無いのです。このような時に、国民の何処から増税分が捻出できるというのでしょう。一番恐ろしいのは、このような生活状態で増税する、という政府への不信が募るのです。すると、働く意欲や生活向上の努力など気力が無くなり、結果、市場に活気が出なくなるのです。どんどん悪い方へ落ちてゆくのです。小泉政権が消費税増税をためらったのは、経済政調を優先したからです。極東ブログに書いてあることをすっかりここに転記したいくらいです。

消費税という言葉は避けられているが、ようするに財政健全化が至上課題であり、そのために増税して、財政が健全化されれば、経済成長と社会保障が実現できるというのだ。大蔵省ケインズ主義というか大蔵省社会主義というくらいの珍妙な話になっている。

 とても残念です。消費税の値上げに反対しているのではなく、今は最悪の時期だと言いたいのです。いつかは増税も辞さないというのはわかりますが、仮に今景気が上向きで増税可能な状態だとしても、それでもできませんよ、菅さん。それが先に述べた「大人のけじめ」というものです民主政権が鳩山総理でスタートした時の国民との約束に、各省庁の無駄を省いて予算を組みなおした上で政策の実現を公約したのです。鳩山さんの時に、それがなんとなくうやむやになったのは、政権交代してまもなく予算の見直しに時間が無かったという理由でした。それどころか、シーリングの廃止をいの一番に取り決めたため、前年の予算が繰り越されず、4兆円不足して子ども手当てが危ぶまれたのです。そして、じっくり議論もしないうちに郵政改革法案も衆議院で通してしまった。まだ、これ終わっていないのです。ここを菅さんは引き継いだのですから、新たに消費税を取り込むような話、お門違いも甚だしいことです。もしも、ご自身の主張を強行するというのであれば、現在の予算を組みなおし、やり繰りするための財源を捻出するのが筋というものです。先ほど日経で知ったニュースですが、付記します。

野田佳彦財務相は9日未明に財務省で開いた記者会見で、政府が6月中に財政再建目標を盛り込んでまとめる財政運営戦略について「10年後には安定的にストック(残高)ベースで縮減に入っていく流れをつくっていく必要がある」と述べた。

 2011年度予算編成では「要求段階からしっかりした資源配分をそれぞれの省の中でしてもらう工夫を考えていく」と発言。分野ごとの予算に上限を設ける概算要求基準(シーリング)の復活については「これから検討する」と述べるにとどめたが、予算要求の膨張を防ぐ仕組みが必要になるとの考えを強調した。

 経済ををどうするかわけのわからない菅財務相、何の議論もなく中小企業の借金は免除すると言い出すような亀井さんが郵政相のままです。また、11年度の予算は確かに大切なマターですが、9月までに菅首相のやり遂げたい政策を進めるのか、鳩山前首相不整備の部分、詰まるところ各法案の議論などを解決することですが、これらをどうするのか議論されていないのではないでしょうか。なんだか、水を得た魚のように、皆、自分のしたいことを勝手に始めて、鳩山政権のスタート時とよく似ています。そして、このような理不尽な事が起きていることに気づかない人も多いと感じます。反民主党な人が、菅さんなら応援するというのも滑稽な事で、私には理解できません。そのことは今朝のエントリーにも書きましたが、人気で持ち上げられた政権は人気の低迷で失墜するだけです。

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コメント

はじめまして。
コメントは初めてですが、愛読させていただいてます。

一つだけ。
>何の議論もなく中小企業の借金は免除すると言い出す
これ、亀井さんのことですよ。

投稿: 網 | 2010-06-09 19:15

綱さん、ご指摘ありがとうございますす。脳ミソがぶっ壊れたようです。ありがとう。訂正しました。

投稿: ゴッドマー | 2010-06-09 19:37

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