2010-06-22

ジュジャクと野菜ソースで海老と胸ハムの冷たいオードブル(ほうれん草とにんじんソース:グラッセの作り方)

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 蒸し暑い日が急に訪れ、夕方くったり。冷たくて喉越しのよい野菜中心の何かないかなぁ。と、またしても思いつきの冷製です。そして、にんにくで勢いをつけたいと思いトルコ料理のジャジュクを思い出したので早速取り掛かった次第です。この時、最初は気分は最悪でしたが、彩のきれいなソースを思い浮かべたり、ジャジュクににんにくを入れ過ぎて息子達から顰蹙を買った昔のことなどを思い出して作っているうちに、なんだかお絵かき気分になったほど楽しい料理です。思うに、食欲のないときや、暑さでくったりしているような時は、まず見た目のインパクト。うあっ!とくるような彩りなどから、これなんだろう?という興味が湧いたら食欲に移行できるものです。料理は勿論味が一番と、思っていた頃もありますが、見た目も同列かもしれません。最近そう思うようになりました。

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 さて、作り方ですが、見たとおり、緑のほうれん草ソースとオレンジ色のにんじんソースが両側に、半月のように広がって、中央にジャジュク。最後に一応メイン風に海老の白ワイン蒸しと鶏胸肉のハムです。ほうれん草のソースは、この間作ってストックしていたもので、にんじんソースは、グラッセを作って、じゃが芋の蒸したものを混ぜてバーミックスでガーッと攪拌ものです。この二つのソースは多用できて大変重宝します。
 さて、ジャジュクは、ヨーグルトに擂り卸したにんにくとみじん切りにしたきゅうりを加えたディップのような飲み物です。トルコやギリシャのような暑いところの飲み物なのだと納得です。きゅうりは体を冷やし、にんにくは活力を与えてくれる。そのとおりに元気が出てくる飲み物です。以前失敗した時は、にんにくを入れすぎたので、かなり辛くてきゅうりの印象がなくなってしまったからでした。ここにミントの葉を加えると、本当に爽やかな気分になります。今日はこのジュジャクとソースが混ざり合って、めっちゃ美味しくなってしまった。
 一度に作るのが大変な場合は、ソースを作り置き、分業にするとよいです。

材料(ほうれん草のソース)☛レシピ参照

  • ほうれん草・・400g
  • じゃが芋・・大1個(150g)
  • 鶏ガラスープ・・300cc
  • 塩・・小さじ1)

にんじんのソース

  • にんじん・・200g
  • じゃが芋・・120g
  • 鶏がらスープ・・200cc
  • バター・・5g
  • 塩・・少々
  • 砂糖・・小さじ1
  • 水・・200cc

グラッセの作り方

  1. にんじんを1cmの輪切りにし小鍋に水、バター、塩、を加え、中火でにんじんに火が通るまで煮きる。途中水がなくなってきたらその都度足す。
  2. その間にじゃが芋を半分に切ってラップに来るんで4分、レンジの「強」で蒸して火を通す。
  3. 人参が柔らかくなったら、じゃが芋、鶏がらスープを加え、バーミックス(又はミキサー)で攪拌してポタージュくらいの滑らかさにする。

ジャジュク☛レシピ参照

  • ヨーグルト・・120g
  • キューリ・・1本
  • おろしにんにく・・小さじ1
  • ミント・・フレッシュの場合は葉を数枚、粉末なら小さじ1/3
  • 塩・・小さじ1/2
  • オリーブオイル・・こさじ1
  • 無頭海老(5cm)・・8尾
  • 塩・・少々
  • 白ワイン大さじ1
  • 鶏胸ハム・・100g☛レシピ

作り方

  1. 海老は殻を剥いて背に包丁で浅く切り込みを入れて取り除き、軽く塩を振って白ワインをまぶす。
  2. 1にラップを軽く被せ、レンジの強で約2分加熱して火を通して冷ます。
  3. 鶏ハムを3mmの厚みに削ぎ切りにする。
  4. ヨーグルトに擂り卸したにんにくとみじん切りに切ったきゅうり、他の調味料を加えてよく混ぜ合わせる。
  5. 白い皿にほうれん草のソースとにんじんのソースを向き合うように流し、中央部分にジャジュクを流し、よく冷やす。
  6. 3のハムと2のえびを乗せてでき上がり♪

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