ピーマンのための豚ロースケチャップ焼き:「恐るべき失望の民主党」の次のチャンス
今日は、大量のピーマンを食べるための豚ロースのケチャップ焼きなのです。レシピの前に二三話しがあるのです。そのひとつでまずピーマンのこと。
最近ピーマンの小袋というのを見かけなくなりました。よくわからないのですが、大小様々な大きさや形のを15個ほど大袋で200円とかなのです。お得感はバッチリですが、量的に多いのかあまり売れ行きが芳しくないようです。前に政府が天候不順による野菜の高騰を懸念したとき、農家に、廃棄処分にしていたような規格外商品も全て出荷するよう要請を出したと聞きましたが、そのためでしょうか。個人的には大歓迎なのですが、一般的にピーマン嫌いが多いことが手伝うのか、売り場のピーマンの山がなかなか減らないようです。ピーマンは傷みにくいので、沢山あってもあまり困らないし、炒め物や肉詰めなどにでどんどん食べられるものです。せっかくなので、ピーマンを沢山食べられる味付けを考えてみました。
ヒントになったのは、私が中学の頃、母がよくお弁当に入れてくれていたピーマン炒めなのですが、沢山のピーマンを千切りにしてケチャップで炒め合わせたおかずでした。時間が経っても味が薄まらず、冷めてもおいしいのがケチャップ味なのです。また、千切りにすることで嵩が減りますから、沢山食べられる切り方だと思います。ハンバーグの付け合せにもよくピーマンと玉葱の炒め物を添えますが、トマトベースのソースが絡むと大変美味しく、食欲が一層進みます。今日はお弁当に詰めるわけではないので、ケチャップで絡めずに軽く塩コショウでいため合わせ、ケチャップは肉に絡めてピーマンを一緒に食べるという風にしました。肉は、片栗粉をパラパラしてソテーし、火を止めてケチャップを絡めただけです。
ここでケチャップのことですが、実は、私は日本のケチャップが甘すぎるので敬遠してしまうのです。母が使っていたケチャップは、昔は今ほど甘くなく、酸味が効いていてトマトソースのような感じだったのです。メーカーは何処のか知りませんが、今売り出されている日本製のケチャップとはまったく違います。HEINZのケチャップを知るまでは、トマトを煮詰めてソースにしたものを自分で作って冷凍保存したり、トマトの完熟をフレッシュのまま冷凍して使うのが常でした。HEINZの宣伝をするわけではありませんが、透明感があってトマトらしさを感じます。このケチャップならそのままでも嫌味がないので、個人的には気に入っています。着色料や甘味料などが使われていないのも安心です。
材料
- ピーマン・・6個
- カラーピーマン(黄)・・半分
- 塩・・小さじ1/3
- 胡椒・・適宜
- バター・・5g
- 豚ローススライス(焼肉用の厚さ)・・5枚
- 片栗粉・・小さじ1
- HEINZのケチャップ・・大さじ2
作り方
- ピーマンは縦割りにし、種を出してから5mm幅の千切りにする。
- バターで1を軽くソテーして油が回ったら塩と胡椒であじつけし、盛り付ける皿の上に広げて蒸気を飛ばす。
- 豚肉を広げて片栗粉を両面にパラパラとふりかけ、少量の油を引いて両面を焼く。
- 肉の色が変わったら火を止め、ケチャップを加えて全体に絡め、3の上に広げてでき上がり♪
***
菅直人さんが正式に立候補したってっ!なんとまー、民主党をクリーンにするために鳩山さんは辞任したと言うのに、これではまたダーティーに戻ってしまうじゃないの!と、怒りと驚きが一度にやってきて困った。普段書いているせいか、これをどうにか書きたくて何としたものかと思っていました。このような思考に移行するのは、既にブログを書くのが気違いとも言われるゆえんですから悪しからず。これを書くための上手いソースを極東ブログ内で検索中、更新ボタンを押したら新しいエントリーが現れた。棚から牡丹餅とはこのことです。正に私が書きたいと思っていたことに触れています。
菅さんが立候補したと聞いて直ぐに浮かんだダーティーな事というのは、「草志会」のことです。
➠ フィナンシャルタイムズ曰く、恐るべき失望の民主党にだって希望はある、たぶん
鳩山首相が「とことんクリーンな民主党に戻そうじゃありませんか」と言ったとき、その脳内に走ったのは、多分、「草志会」のこと。昨年11月27日産経新聞「菅氏「寄付金偽装」で違法性を否定」(参照)より。
鳩山さんの脳裏に浮かんだかどうかは知りませんが、私の方には浮かびました。小沢さんにも鳩山さんにもあった「私は何ら悪いことはしていません」というヤツデス。このことが昨年の11月に発覚したこともさることながら、政治家の資金団体からこのようなことが噂されたり、疑いを持たれているという段階でアウトではないかと思います。
草志会は1口2万円で年会費を募り、平成16~20年の5年間に個人から計約6000万円の寄付を集めた。このうち延べ1246人分の4224万9120円について総務省から「寄付金控除証明書」の交付を受けたことが判明。政治資金規正法は後援会費の税額控除を認めておらず、同法違反(虚偽記載)の疑いが持たれている。
見て見ぬ振りをすること自体が既に火種を作っていることになりますが、政治家はこのようなことをどう心得ているのかと些か残念に思います。菅さんの兼ねてからの悲願である総理の椅子に目がくらんだのか、この時期に総理を引き受けるような貧乏くじは誰も引きたくないから口を紡ぐのかなどと勘ぐりたくもなるのは、政党に自浄作用がなくなりつつあると感じるからです。極東ブログでこのことをいち早くすっぱ抜いたのは善行です。
そういえば、菅さんはイギリスの二大政党制を学ぶというような名目でイギリスの視察に行きましたね。帰国してからその見聞報告の一部に記憶がありますが、経済畑ではない菅さんなのだと思ったのは、イギリスの政治体制を日本もできるというようなことをサラッと口にした時でした。単純な方だと呆れたのですが、イラカンのあだ名のとおりだとすると、短気で怒りやすいand早飲み込みでは困るんですけど。
もう一つの気がかりは、亀井さんとの今後です。菅さんが消費税を導入するしていることに、亀井さんは真っ向から「やらせない」と反対しています(参照)。何かと小競り合いの多いこのお二人ですが、閣内の人事の問題はどうなるのかが気になります。
ファイナンシャルタイムズは、財務相としての菅さんをかなり買っているようで、消費税に関しても言及しながら高く評価しています。
菅直人、財務相であり党指導者として前線に立ち、だから首相の器のある彼は、民主党と日本をまとめ上げる能力のある政治家だ。菅氏の人気は、汚染血液スキャンダルの暴露を支援した一大臣であった15年前に遡る。
以来、彼は民主党の共同設立者として、かなり一貫性のある経済政策を描いてきた。これには、財政赤字を厳格な制御の下に置くための消費税引き上げも含まれている。
鳩山さんが郵政の社長に斎藤次郎起用を失敗したと後悔したように、菅さんに反対する勢力も内部にはあるので、足を掬われないとも限らない要素が多分にあります。亀井さんが通そうとしている郵政改革案は、民主党の公約違反とも言われている内容です。これを強引に通過させようとしている今、正にその正念場でもあります。もしも、菅さんがこの亀井案を覆して、小さな政府への道に軌道修正してみせてくれるのなら立派なものです。
| 固定リンク
コメント
グッドマザーのレシピ見ていると作りたくなるけれどいっつもできなくてやっとこれならできるかなっておもって以前使っていたHEINZのトマトケチャップ近所のスーパーに買いに行ったのですが値引きしていな~い!
結局冷蔵庫に残っているケチャップ使うしかないかぁでやる気が失われてしまいましたが、がんばります。
投稿: | 2010-06-15 15:24
HEINZのケチャップでなくてはダメとも思いませんが、私の好みなのですね、このケチャップ。でも、いつか値引きの時でこの値段なら良いと思えるときにでもお試しください。確かに、同じものを使って同じように作りたいという思いはよくわかります。
頑張ってくださいね。
投稿: ゴッドマー | 2010-06-15 15:46