蛸(タコ)ときゅうりの和え物:酢の物の考え方
信州の高原の気候とは言っても、このところ夏日を思わせる暑さで、交わす挨拶は「暑いですね」から始まります。30度を越えるような地方では、暑さを凌ぐのにきっと大変な思いをされていることでしょう。
娘と久しぶりに電話で話し、ここにある夏のさっぱりレシピは殆ど作ってしまったらしく、何か他にないのかと言うことでもないですが、お弁当に素麺のようなサッパリとしたものをどうやって職場にもって行くのかなど話し合ったところです。そういう話の流れもあって、今日はタコのさっぱりした和え物です。酢を少し加えて酸味はありますが、三倍酢ほど強くない味付けです。一日汗をかいて帰宅した時に、あまり味が濃くない方がかえって食が進みます。また、刺し身のように単品だとご飯のおかずになってしまいます。単純にこの方が良いような気もしますが、経験上、このご飯を噛むのが億劫になるようなことが食欲減退状態なのです。そこで、汁気の多い和え物で、優しい味付けの酢の物はどうかと考えてみました。
実は、一昨日の夕刻、畑で1時間ほど草むしりをして、汗をかいてクッタリした時に、どのようなものが食べたいかと考えてついたのです。食べやすかったのでレシピを起こしました。
タコは味見をして下茹での塩加減を感じておき、全体の味付けの時に、味付けのバランスを調整します。時々塩辛いのに当たることがありますから、その場合は、水にさらして塩抜きします。
きゅうりは蛇腹に切って塩水に15分ほど浸し、しんなりしてから硬く絞って千切ります。丸ごと乱切りする方法もありますが、しんなりするまでに時間がかかるので、蛇腹がお薦めです。
茗荷を斜めに刻んだら、後は予め混ぜ合わせておいた調味液で和えるだけです。
材料
- タコ・・100g
- きゅうり・・1本
- 茗荷・・2個
調味料
- 鰹出汁・・100cc
- 白醤油・・大さじ1.5
- 酢・・大さじ1
- 味醂・・小さじ1
作り方
- きゅうりを蛇腹に切って水400cc、塩大さじ1(分量外)に30分ほど浸して、きゅうりをしんなりさせる。
- その間に、タコの肉厚の部分はスライスにし、足の先端部分は乱切りにする。
- 茗荷は斜めに薄くスライスする。
- ボールに調味液を混ぜ合わせておく。
- 1のきゅうりを適当な大きさに千切り、2のタコ、3の茗荷と一緒にボールの調味液で和えたら出来上がり♪
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