冷凍モンゴイカのフライを作っちゃおう:初心者に良いかも:「鳩山由紀夫首相、辞任」から二大政党制崩壊の理由
今日は、モンゴイカのフライです。今までモンゴイカでフライをしたことが、そういえばないなぁなどと思いながら買い物を済ませ、帰宅してもどうしようかちょっと迷ってしまいました。というのも、烏賊のフライと言うと油が跳ねやすく、今まで相当取り組んでクリヤーした食材なので(☛参照)、モンゴイカのような肉厚の烏賊はイカガかと躊躇した次第です。
このような時、私は、食材を調べる意味で裏技などを使わずに、普通にやってみるのですが、結果から言うと、モンゴイカ(冷凍)は、普通にパン粉をつけて揚げても油が跳ねたりしませんでした。これは、冷凍だからということもあります。解凍によって烏賊の繊維に含まれている水分がかなり出てしまうため、油ハネしないのではないかと思います。
烏賊フライを柔らかい食感にする時の注意として、油の温度は高めの180度位で手早く加熱処理するのが良いのですが、モンゴイカの性質上、加熱しても身が硬くなりません。ですから、揚げ油が常に180度に保たれていれば失敗ということもないと思います。温度調節機能のついたIHなどのように揚げ油の温度を感知して、勝手に調節してくれると助かるのですが、失敗の原因は、揚げ油の温度が始めから低すぎることと、揚げている最中に低くなることだと言われています。たっぷり油を用意し、鍋は、温度に左右されにくい厚手がよいと思います。揚がったネタを引き上げる時は、鍋の真上で約5秒油を切る。これは、ネタとの温度差が少ない所で、油を切るに限るからです。油きりにのせ、ネタの水蒸気が飛びやすく置くことは最後の気遣いです。
では、手順からチェックしてみてください。
烏賊を解凍して両面に包丁で格子の浅い切り込みを入れます。烏賊の表面には繊維質の膜があり、加熱によって縮むので丸まってしまうのです。今日は、二口サイズの短冊に切って食べやすくしたので小さいネタですから、衣つけの手間を省いた手順にします。
天ぷらの衣よりもやや硬めのつなぎ生地を用意し、烏賊に絡めてからパン粉をまぶします。このパン粉つけもボールに多めにパン粉を入れ、つなぎ生地をつけた烏賊を放り込んでからボールをゆすってパン粉をまぶし、取り出す時に、手で軽く押さえて馴染ませます。最後に残ったパン粉は袋に入れて冷凍庫で保存し、次回にまた取り出して使います。どうでしょうか?これなら気軽にフライに挑戦できるのではないでしょうか。では、材料からどうぞ。
材料
- モンゴイカ・・1枚
- パン粉・・カップ1弱
- 卵のつなぎ
- 揚げ油
- 付け合せ野菜:レタス+紫アスパラ+エンドウ
卵のつなぎ生地
- 溶き卵・・大さじ2(同量の水)
- 小麦粉・・大さじ3
作り方
- 烏賊の両面に浅く包丁目を格子模様に入れ、1.5cm幅4cmの長さの短冊に切りそろえる。
- ボールで溶き卵と水を混ぜ、小麦粉を加えて軽く混ぜ、1の烏賊を混ぜ合せる。
- ボールにパン粉をとり、2の烏賊をひとつずつ入れて、ボールを揺すってパン粉をまぶしたらバットに並べる。
- 3を15分ほど冷蔵庫で休ませ、パン粉を馴染ませる。
- 付け合せの野菜を用意する。
- 揚げ油を180度まで上げ、4の烏賊を注意にあるように、揚げる量に注意してカラッと揚げる。
- 皿に付け合わせの野菜と一緒に盛り合わせてでき上がり♪
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昨日、鳩山さんが辞任しました。前夜まで民主党首脳陣が二回に渡って会談を行い、その内容が明かされないままというのもあり、これは、幹部が鳩山さんに辞任を説得しているのだろうかくらいに思っていました。いろいろ憶測が飛んでいますが、真相は分かりません。私は、鳩山さんか小沢さんが辞意を表明するようなことでもあれば、それは二人同時に辞める時ではないかと思っていました。前にもここで話しましたが、小沢さんは、この夏の参院選の先を見ていると思いますし、次の選挙に軸足をかけているための行動ではないかとも推測します。
鳩山さんの会見が感動ものだったとナベツネ(渡部恒三)さんはフォローしたかったのか、「始めて鳩山君が自分で決めた」とした上で「可愛い男ですよ、彼は」と評価するしかなかったのかもしれません。会見の内容は惨憺たるものでした。鳩山さんは丁寧に言葉を選んだつもりだと思いますが、言葉の端々にお育ちが出ると言うものです。自分の非は結局認めていないのではないかと思います。常に原因は相手なのですね。人に尻拭いをしてもらってきたお育ちなのでしょう、失敗の痛みを受け止めた人間は、その痛みから言葉を発するものです。極東ブログに列挙されているいくつかが、正にそのものです(参照)。
■ 国民に聞く耳がなかった、と
■ 普天間問題の本質は米国に依存する安全保障だ、と
■ 政治資金規正法違反の元秘書は知らぬ存ぜぬ、と
■ 郵政官営化のどこが新しい公共なのか
■ 小林千代美衆院議員に辞職を勧めたのは、よかった
社民党福島元大臣が罷免になった時点で民主党の幹部がドタバタした経緯も、社民党がどのような支持者を持つかという事から推測すれば、その力は大きく、民主党政権をぐらつかせるほどだと言うことは歴然です。社民党にしたら、自分たちの正義を斬られたわけで、仕返しという形がこのような事態を引き起こしたのかもしれないと思いました。その点で関係があるかどうか、鳩山さんがそこまで思ったかどうかわかりませんが、小林千代美議員に辞任を勧めたというはよかったことです。単にグレーないしブラックは退きましょうと言うだけのことかわかりませんが、支持者に自治労や日教組がいます。この書き方はおかしいかな、このような団体から議員を送り込むのです。それが小林さんですから、この人に辞任を勧めるというのはある意味、民主党の矛盾にメスを入れたかに思います。
小選挙区制の特性として、二大政党制にするという利点があり、日本もこの選挙制度によって長かった自民党政権が民主党政権に移ったのですが、今回の鳩山さんの失敗は、自民党の行った政治に対して正義で世直ししようとした思い上がりが原因だと感じます。同じように、先にアメリカで起こった政権交代はどうなのかというと、昨日触れたオバマさんが抱えるグアンタナモ収容所の閉鎖問題に象徴されることと同じだと思います。二大政党制がその定義する通りに機能していない原因は何か?日本の首相は何故短期間で交代してしまうのか?などを考えると、国民が選択している元は、単に、私利私欲からのような気がします。すぐに答えを出すというよりも、やってみた結果に対してその都度考えてゆく必要があると思います。
問題の解決に当たって、担当政権の主張とは違った角度の見方や考えかたを見いだし、それを私たちに提案されてこそ「選択肢」が生まれるのだと思います。野党と与党は互いに研鑽するという立場になることだと思います。「与党」と「野党」の目指す姿が違うのではないかと思います。国会の予算委員会などの質疑応答などを聞いていて、野次をとばし揚げ足をとって相手の立場を不利に導くというような場面が多くありますが、時間の無駄遣いだと思います。問題の核心にまで考え及んでいないということに早く気づくべきです。ついでに言うと、小泉Jrがよくあの場に駆り出されていますが、若い議員をあのように使っては育つものも育たない上、おかしな反骨精神ばかりが身につくと思います。彼がどんなに謙虚に言動しても、内面に思い上がりの強いお坊ちゃまを育てています。 なんだか、大人のそういう部分だけを掬いとったような発言を聞いていると空恐ろしくなります。
次に立つ人は、研鑽的な資質を持ち合わせた方に願いたいものです。
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