2010-05-14

蕪を丸ごと使った美味しい浅漬:首相官邸では毎日何が起きているのか?極東ブログの趣向をパクリッ!

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 野菜のレシピが続きますが、取りあえず旬の野菜の事が先決だと思い、急ぎ足で書いています。
 今日は、葉つきの蕪の浅漬のレシピです。蕪は年間を通して割と多く食べる機会がありますが、葉が青々としている時期は短く、しかも蕪に葉がついていなかったら価値がないと言っても良いくらい美味しいです。浅漬は、塩もみした野菜をそのまま漬け、水が出た後に塩を吸い込んで、なじめば直ぐに食べられます。原理の通りに作るだけですが、より簡単にしっかりとした味に漬ける方法としての紹介です。

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 市販の味に慣れている方にとっては、少し物足りなさを感じるかもしれませんが、昆布や柚子の皮などが塩の味をまろやかに香り豊かにしますので気に入ることでしょう。また、この浅漬けは、酢を加えますので、思ったほど塩を使わない割に、酢のコクと旨味が深みが加わり、しっかりとした味を感じます。酸っぱいとはほとんど感じないので、酢が苦手な人でも抵抗なく食べられます。
 もう一つ、柚子の皮は、当然今頃は存在しません。が、旬の時に皮だけ剥いて、ラップに句るんで冷凍保存しているのを使っています。手持ちに無い場合は、レモンの皮を代用すると趣も変わって美味しいです。

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 漬け方ですが、画像のような圧力をかけて漬ける方法が一番早く水が上がるのでお勧めですが、浅漬の道具らしきものを一切持っていなくても大丈夫。ZIPロックつきの袋か、なければ大きめのビニール袋を使って、空気をすっかり抜くことで圧力がかかります。少し長く時間がかかりますが、1~2日も待てば、美味しい浅漬ができ上がります(➠水菜の浅漬参照)。

材料(野菜の合計が500g)

  • 蕪・・中2個
  • 蕪の葉・・4個分
  • 人参・・30
  • 柚子の皮・・適宜
  • 酢・・60cc
  • 塩・・25g
  • 昆布・・5cm

作り方

  1. 蕪はよく洗って付け根から3cm程のところで葉を切り落とす。
  2. 葉は、3cmのざく切りに、蕪は皮を剥かずに8~9当分の櫛切りにする。
  3. 人参はマッチ棒くらいの千切りにし、昆布は水で湿らせてからはさみで細い短冊に切る。
  4. 1と2を大きめのオールに移し、分量の酢、塩、を加えてよく馴染ませる。
  5. 続けて昆布と千切りの柚子の皮も混ぜて、漬け込み容器に移して圧力をかける。
  6. 半日ほどして水が上がったら圧力を抜き、そのまま1~2日置いてでき上がり♪

***

 アメリカのブッシュからオバマに政権交代し、日本では麻生から鳩山へ、イギリスでは、ブラウンからキャメロンへと、このところ政権交代が甚だしい、もとい、続出しています。極東ブログでは、口火を切ったアメリカの交代劇の様子を伝えています(参照)。これは右へ習えするしかないだろう、という変な共感を抱いたので書くに至りました。内容は、あまりないよぅ!

 私としては、鳩山さんには首相としての資質の点で、もはや役不足と思っていますし、実際、もう辞めて欲しいというのが本音です。ところが、最近閣僚達が口を揃えて、鳩山さんを養護するような発言に一致し始めているのが、異様に映るのです。同じ政党内で、しかも与党内で反目し合いうのも如何なものかというのもそうですが、この政府はそんなことはお構いなしと言ったように、今までは内部の不一致を顕にしてきたので、些か拍子抜けと言った感触を拭えません。鳩山さんが自ら期限を作り、そのために苦労して、もしかすると墓穴を掘ったとも言われかねない状態です。昔なら、「責任をとって辞任」ということもあったかもしれません。この前の政府では、阿部さん倒れ、福田さんが逃げ、麻生さんがやったと、なんとなくそれなりの人が立ったという経緯もあり、アレが良かったかどうかは別として、では、今の政府に後釜的な人物がいるかと言ったら、狙っている人はいても、思い当たりません。
 責任をとって辞任するというのは、後の用意がなくてはできることではないので、この政府では鳩山さんが続投する他方法はないのかもしれない。こんな言い方も失礼ではあると思うのですが、マニフェスト違反あり、口蹄疫問題の陰で各種法案を強引に決めてしまうような事が実際おきている政府で、鳩山さんがここで降りてももう驚かないのですが、誰も降りろとは言いません。逆に、だからこそチバリヨーと言う他ないです。
 このような中で、昨日の日経が堪忍袋の緒が切れたのか、一日の首相の発言を羅列するだけ、みたいな記事を載せています。

□ 首相、普天間「6月以降も努力」 5月決着断念認める 日本経済新聞

縄の米軍普天間基地の移設問題で、鳩山由紀夫首相は13日午前、「5月末決着」が困難になったことを認めるとともに、6月以降も首相を続投して地元や米国との交渉を続ける意向を初めて表明した。

首相は首相公邸前で記者団に「5月末の期限を私はつくったからできる限りのことはする。すべてが果たされるかどうかということだから、当然、6月以降になっても必要があれば努力をする」と語った。

首相は昨年12月の記者会見で「5月までに新しい移設先を含めて決定したい」と述べ、普天間問題の決着期限を5月末に設定した。その後も国会審議などで「私が約束したから5月までに移設先を必ず決める」「国が責任をもって5月末までに結論を出す。必ず履行する」などと繰り返し発言してきた。

 並べられるとガックシくるのですが、一般的にはこのような言い方は矛盾していると言います。ただ、心と実態がチグハグなだけで、鳩山さん自身の「思い」は一貫していいるとも言えます。また、この公式発表をアメリカではどう聞いているのか調べると、

□ 「公約破り」に不快感=ポスト鳩山に視線-米 時事ドットコム

米政府はオバマ大統領に直接伝えた公約をほごにするものとして不快感を強めている。織り込み済みの事態とはいえ、首相に対する視線は一段と厳しさを増し、「ポスト鳩山」への関心も高まっている。

「ルース駐日大使には『ハトヤマに面会する場合は一日の最後にしろ。考えがころころ変わるから』と助言している」。アーミテージ元国務副長官は今月上旬、訪米した旧知の防衛庁長官経験者に、痛烈な皮肉混じりのエピソードを披露した。

 ルースさんはなかなかスマートな方だと思います。この発言だけを取り上げて、これが痛烈な批判かどうかはわかりませんよ。単に、人を読んで付き合い方の一手を仲間内で話しているだけと思います。こんなことはどこにでもある話です。
 鳩山さんは、自らの言動によって、この八ヶ月間で全世界に鳩山人物像を知らせたわけなので、今後やりやすくなったと言っても良いのじゃないかと思います。現にご本人が誰に何と言われようとも、屈することのない精神力で進んでいるのです。避難は沢山飛んでくるのに、当たるでもなくかわすでもなく。
 とても不思議。問題にならないのは何故?この前の政府の阿部さん、福田さん、麻生さん達は非難轟々の上入れ替わった上、政権まで返上しました。何故、この政府はまだ20%もの支持率があるのでしょう?
 その違いは、なぜ?
 鳩山さんだから。

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