2010-05-26

コーレの豚肉巻きコレ如何に:沖縄基地移転問題にもう一つの目シーラ・スミスと鳩山不渡手形の後始末

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 「コーレのお浸し、これいかに」ってTwitterでつぶやいても、誰からも反応されなかったおばさんギャグにシンミリ。あとで思ったのが、コーレを知らなかったら通じるわけがないので、まあ、ボツられても仕方ないかと慰めた次第。ということで、コーレが何であるか、今日はお知らせを兼ねたレシピです。
 コーレと言うのは、実は、ユリ科のギボウシ属オオバギボウシで、ウルイと普通は呼ばれていると思います。多年草なので、なんとなく毎年同じ場所に固まって生えます。緑の葉が大変美しく涼し気で、あまり目立たずにひっそりと咲いています。この新芽が5~6月に出てくると、この土地の方は一斉に取って、味噌汁やお浸し、甘味噌で和えたぬたなどでひとしきり楽しみます。今日は、温泉お風呂で毎朝会うお婆様から届いたので、新鮮なうちにあれやコレやと料理しました。地元の方の料理とは違って、一風変わった趣だと思いますが、コーレの茎はよく火を通すと滑りのような感じが出て食べやすくなる上、シャキシャキした食感も楽しめます。癖のない甘さだけなので、味付けの工夫が楽しめる食材です。

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 2%の塩を加えた70度のお湯で、4分ほどゆっくり下茹でしコーレを水にさらして色よくします(☛Hint&Skill参照)。水気をよく絞てラップにぴったり句るんでおくと、このまま数日冷蔵庫で保存できます。この下処理は特にしんなりしやすい葉物にはお勧めで、冷蔵庫保存すると、手軽に直ぐに料理に使える状態なので重宝します。

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 さて、きょうの料理のレシピはあるようでないくらいなものです。豚のもも肉を広げて、コーレの上下を交互に重ねて幅に合わせた長さに切ったら丸めます。肉の巻き終わりの接着剤などは必要ありません。焼く時に、その綴じ目を下にして焼くと、肉のタンパク質が接着剤代わりになって剥がれなくなります。また、今日の巻物の味付けは、私の配合で作り置きしている「割り下」(☛レシピ)と、半量の酒だけです。そして、この割り下が肉によく絡むように少し片栗粉をまぶして焼くだけです。焼き終わった肉を斜めにスライスし、フライパンに残ったタレを回しかければ申し分のない味付けになります。

⇒お弁当に

材料

  • 豚ももスライス・・4枚
  • コーレ・・300g
  • 片栗粉・・小さじ1
  • 割り下・・大さじ3
  • 酒・・大さじ1.5

作り方

  1. コーレの葉を切り落とし、たっぷりのお湯を70度まで沸かして2%の食塩を加えて4~5分温度を保って下茹でする。
  2. 1を冷水に取って冷まし、水気をよく絞る。
  3. 豚肉を広げ、2を上下交互に合わせ、豚肉の幅に切ったら1/4を端から巻くき、片栗粉を軽くまぶす。
  4. フライパンを中火で熱して薄く油を引き、豚肉の巻き終わりを下に並べて焼き付ける。
  5. 時々転がして肉に火が通ったら取り出し、フラパンに酒と割り下を加え、煮詰まってきたら肉を戻して味付けする。
  6. 斜めにスライスし、煮汁をかけてでき上がり♪

***
 昨日Twitterで流れてきた(参照)YouTubeのクリップ情報が(参照)、興味深かった。沖縄基地移転問題に関するシーラ・スミスさんの考えは、冷静に考えれば分かることですが、鳩山さんの計画が一人芝居で終わった原因を示してるとも思いました。基地の移設先を県外か国外とした上で、何故嘘つき鳩山に終わったか、その話も、本当に一人の人物が言っているとは信じがたいほどころころと内容が変り、頭が可笑しくなったのではないかと疑いました。 沖縄問題の各論ばかりが表面化してきた原因が、このシーラ・スミスさんの話からよく分かりました。また、解決に当たっての意見は明瞭でわかりやすいと感じました。以下がその書下ろしです。

移設先を沖縄県内で探してきた15年の歴史があるが
名護市への移設案は明らかな失敗だと言える
普天間の移設先を県内で探してきた経験から
私たちはもっと現実を見るべきだ
地域振興策を進めても名護市長が何度代わっても現実は変わらない
名護市には「基地を建設してほしい」という圧倒的な支持は存在しない
先日の「県民大会」は1995年の抗議集会と違う点がある
今回は保守系の政治家である翁長那覇市長や中居真知事の姿もあった
今までと非常に異なる顔ぶれが出席していた
1995年の少女暴行事件後の集会とは全然違う顔ぶれだ
私が言いたいことは参加人数などの話ではなく
沖縄政治力学の変化だ
今では保守系の政治家でさえ「沖縄県外への基地移転を望む」と公言する
こんなことは以前の日米政府には予想もできなかった
県内に移設するために多大な努力が行われてきたが
今年に入り正しい解決方法ではないと感じるようになった
私たちは現実にある不公平を一度も率直に認めていない
在日米軍の75%が沖縄県にあるという事実を
問題は日本の防衛だけでなく北東アジア圏全体の安定だ
このことは真剣に考えないといけない
最近北朝鮮が韓国の哨戒艦を沈没させたとされる事件もあった
北朝鮮で今後5~10年以内に起こりうる政権移譲のことも考えなければいけない
おそらく5年以内が現実的だろう
政権移譲の際には北東アジア情勢が不安定となる時が来るはずだ
地域の安定を考えたときにに日米両国が焦点をあわせて取り組むべき課題は多い
だからといって海兵隊を辺野古に置けということではないそれは別次元の話だ
より大きな地域的な視点で日米がどの部隊が必要かを話しあうべきだ。
そうした大きな視点からの議論こそ日米両政府が今持もつべきなのだ
根本的に日本国民が米軍基地という負担を分かち合う気があるかどうかだ
現実としてアメリカ政府が求めているのは
日本国民や地元の合意がある「持続可能な基地」だ。
それが民主主義だ
アメリカ政府はどういう基地なら海兵隊が移れるか説明しなけらばならない
その点で日米が歩み寄って妥協していく必要がある 

 

シーラ・スミス(Sheila A. Smith):米外交問題評議会CFRの上級研究員で、普天間問題は日本政府だけで解決できる問題ではなくなってきていると、指摘している。

 選挙に勝って政権交代を目論むがためのマニフェストだった、と、結果的にそう言われても仕方のない呆れた政府です。ごく普通の解釈をするならば、政権が変わると同時にこれまで訴えてきたことがそのまま新政権で生かされるというのが筋で、当初、アメリカは日本の新政権の様子を窺っていたのは言うまでもないことですが、途中で、呆れて相手にもしなくなったのだと思います。
 ⇒「辺野古」表明は「米政権の勝利」 米紙報道 :(日本経済新聞)この記事を微妙に誤解して揶揄する日本人が多いことに驚きました。アメリカニューヨーク・タイムズで書かれた記事は、一記者の意見であってアメリカ全体の日本の捉え方とも違うとは思いますが、ほぼ当たっていると思います(参照)。ただし、同盟国である相手国と張り合う意味などある筈がないので、敵視からのコメントは可笑しなものです。
 さて、このシーラの意見を聞いて振り返るに、鳩山さんがオバマさんに当初表明した、沖縄基地を県外か国外へ移転したいという意向は、「常時駐留なき安保論」(参照)という理不尽な考えだということが露呈しないまま、暗黙の了解という誤解の元に進んだわけです。シーラさんは、抑止としての位置づけが日本では変化していると見ているようですが、そこまで日本国民の考えが及んでいるかどうかとても疑問です。抑止と日米安全保障条約を先に話しあわずして、基地移転だけを解決しようと先走ったのは鳩山さんですが、国民に渡した約束手形は、抑止の解除と引換になるという事を国民に問わなければならなかったのです。これは極端な言い方ですが、「駐留なき安保論」とは、アメリカの世話にはならない、と、こういう事です。ここで新たに問題が発覚したのは、鳩山さんが抑止の事を知らなかった発言です。もうこの時点で、当初の約束手形は不渡りを意味していたのですが、国民の感情は、政府云々の話よりも鳩山バッシングで混乱に陥り、結果馬鹿馬鹿しくなってしまったのです。
 もう一度日本が立ち直れるのか、鳩山さんに引導を渡すのは誰なのかといろいろな思いが巡ります。

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