2010-05-08

初カツオのたたき(園芸用バーナー使用):「フィナンシャル・タイズムズ曰く、鳩山首相は普天間飛行場問題に歯を食いしばってチバリヨー」で思うこと

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 今の時期から夏に向かって、九州から三陸沖に北上するのが初鰹です。秋に南下する鰹を戻り鰹と呼んでいます。回遊魚ならではのおいしい旬をいただける日本の環境は素晴らしいものです。Twitterで、「目には青葉 山ホトトギス 初カツオ」山口素堂(やまぐちそどう)の初夏を詠んだ俳句を投げかけられて、一雨降った空気が一層美味しく感じられました。

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 今日は、身が締まってあっさりした初鰹のたたきです。わら焼きにすると藁(わら)の煙で燻されるので、鰹の生臭さみを消すと言われていますが、残念なことに、家には藁はありません。で、園芸用のバーナーを使って、両面を焼き付ける方法を使います。因みに、牛肉のたたきも同様です(➠レシピ)。ついでですが、料理用のバーナーは何故かお高いです。園芸用なら格好はゴツイ感じですが安価で、携帯ボンベのガスを使って簡単に焼き付けができます(新富士バーナー➠サイト(ホームセンターではもっと安価でした))。
 鰹のたたきを作るときに買ってくる鰹のサイズの話ですが、体長は40~50cmで、普通たたき用に細長い柵(3cmくらい)で売っています。鰹を三枚に卸し、腹側と背側に、二等分した状態が「柵」と呼ばれています。数え方はひと柵、ふた柵です。この状態で買うと、丁度血合いのところで90度の角度に切り口ができます。この血合いも、たたきにする時には焼き付けますので、殆ど血生臭い感じは残りません。また、腹側の方が脂がついていますので、選ぶときには、好みで見分けます。

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 さて、バットの上に鰹の柵をのせ、玄関先でイザ。焼付け開始後1~2分で裏返し、全面を焼くのに4~5分で完了します。この後、氷水などで〆たりせずに生暖かいままで切って頂きます。これが、より漁師料理らしいと言うものです。焼いた鰹に少量の塩を軽く振って、手の平で叩きます。これが「叩き」の由来です。こうして味を染み込ませます。ここにレモン汁などをかけて薬味で頂きますが、今日は、手製の酢昆布醤油(➠レシピ)を鰹の出汁で薄めてタレを作りました。鰹のたたきの場合は、生姜の擂り卸しをタレに混ぜておきます。好みで、にんにくのスライスなどもよいです。
 そうそう、切り方はちょっと注意してください。マグロの刺身と同じで、厚すぎず薄すぎずの丁度よい厚さは8~9mmです。8mmはぎりぎりの薄さです。何故って?長年食べてくると、それくらいが丁度美味しい厚さだとわかってくるのです。

材料

  • 初鰹・・1柵(1/4尾)
  • 薬味・・細ねぎ(季節の茗荷、大葉、好みでにんにくなども)
  • 塩・・小さじ1
  • 園芸用のバーナー

タレ

  • 昆布酢醤油・・大さじ2(➠ レシピ) 
  • 鰹出汁・・大さじ1
  • 生姜の擂り卸し・・大さじ1

作り方
鰹の皮の部分を上にバットに置いてバーナーで焼付け、適度に焦げ目をつけたら裏返して血合いの部分も焼き、全体の色が変わるくらいに焼く。
塩をまぶして手の平で叩いて塩を馴染ませる。
薬味の細ねぎを切り、生姜を摺ってタレを作る。
鰹を厚め(8mm)に均一に切って皿に盛り付け、タレをかけ、薬味ネギを散らしてでき上がり♪

***
 外国では今の日本をどう見ているのかというのが気になっていて、イギリスのフィナンシャル・タイムズ社説で取り上げられていたらしい。抜粋部分では、鳩山さんの失態を的確に指摘しながらも、エールを送っているという姿勢は、フェアーだと解釈していました(「FT評」finalventの日記)。引き続き、昨日、極東ブログでそのポイント部分とと解説を読んで、立場の違いによる視点によって、何を問題として見てゆくのかということに厚みが加わり、自分自身がフラットな状態に戻ったという印象を持ちました。
 今まで私は一国民として、自国の政権担当である与党や、その総裁である鳩山さん個人を見た時、その資質を問うような視点で批判的であったと思います。それが間違いだは思っていませんが、その先に何も見出すことができずに行き詰まりを感じていました。諦める気持ちを持たずして、何かが誰かがなんとするものか、という不安や恐怖の塊の存在を払拭できない、アンバランス状態だったのだとはっきりしました。所詮、庶民の立場ではここまでが限界かと、そんな風に思いましたが、そこから思うことを少し書いておきます。
 FT紙は鳩山さんに、どのような背景があろうとなかろうと、政権を取るときに国民に約束した事を守りぬけと叱咤激励しています。ここが日本の新聞の社説と違う部分です。ここでついでに言わせてもらうと、最近の日本の新聞の社説は批判も中途半端で、ヘタをすると意図的なのか、国民の一番の関心事を取り上げないことも多く、仮にまともに批判をしたとしても、その姿勢をどういう考え方で問うのかを書きません。ですから考え方が伝わって来ないのです。昔、「赤旗」を批判していたような右寄りの感じが強く、それは国民性から来るのだろうかと疑っています。 より民主的であるなら、批判はどんどんすべき事で、そこから議論が始まるのです。
 日本人は本音を出しあって議論することを避けます。ですから、本題が見えにくく、議論の対象に成りにくい上、各論になってしまうことが多いと思います。「皆違って当たり前」、と言っている本人が人の意見を受け止められず、「言われたくない」という事を弱みとするので、隠します。言えない人は聴けない人なのです。私は、「違って当たり前」の自分なら、自分と違う意見を受け入れるのが本当だと思いますし、相手がよしとするその意見の根源こそが、人の幸せを願うところから発するものであるなら、論点は違うにせよ、願うものは同じだという一点が共通項ではないかと思います。そういう点から見ると、鳩山さんは、批判を受け止めながら、ひたすら幸せを願うという信念でつき進んでいるのかもしれません。悲しいかな、人はそれを「迷走」と批判しますが。

But as he promised to resolve the Okinawan base by the end of this month or quit, he must grit his teeth and press on.

ことがどうであれ、鳩山首相が今月末までに沖縄基地問題を解決すると約束したのだから、歯を食いしばってその断行にチバリヨ-。

 FT紙はもう一点、日本の政治に釘を刺しています。それは、野党の存在価値です。鳩山さんや鳩山政権をやりたい放題にさせ、迷走させている原因に、本来の資質を備えた野党の必然性を言っています。FT紙の指摘は的確だと、私も思います。 
 自民党の分散は一応これで納まったのでしょうか。先月が山だった理由に、各党に配される予算の計上リミットが4月の21日(?)だったようですから、舛添さんの新党結成が急がれたわけです。ご本人にとっては、志が一つとなり満足なことでしょう。私から見たら、自民党という野党に居ながらにして分裂するのは、野党の政党勢力を分散させるというデメリット以外何も見いだせません。そして、民主政治への道のりを遠くしたんだと思います。ちょっとせっかちで短気な舛添さんなのだと感じます。どのような意見の違いがあるにせよ、与党に対向する野党である勢力が、同等の力を持たなければ意味が無いです。こう言っては何ですが、イギリスは二大政党制で、政権が行ったり来たりしている国なので、お互いを批判しあうことに対してはお手の物(一枚上手)という感じがします。ただ、この中身が今問われ始めているかに思います。歴史は繰り返すのだとしか言いようがありません。
 では、さて、これを受け止めて、実際野党が野党たらんとする姿勢になるかというと、それはそう簡単なことではないです。極東ブログでは、「その兆しを秋頃に見ることができるだろうか。」と結んでいますが、できねえだろ!という声のない叫びが心で反目します。民主政治というものが、この日本で果たして確立できるのだろうか。そういう危機的な疑問の払拭すらできません。今はその過渡期であるにしても、私がこの世に生きている間に、そういう日が訪れるのだろうか。気長に待つしかないのだけど、黙って見ているのが良いことでも何でもないので、このような場末からでも発することが参加しているという自覚の表れです。恐れずに、私にできることで参加をして行こうと思いました。

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