2010-04-15

鰹節たっぷりの豚スライスの土佐焼き:日本が変わるための火種は作るしかないんじゃない

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 今日は、超美味しくてシンプルな焼肉です。それも醤油と肉の旨味を鰹節にしっかりとつかませて、正真正銘の土佐焼きです。「土佐焼き」というネーミングは、鰹節をたっぷり使った筍や蓮根の煮物などのことをそう呼びますので、同様の方法だからそう名付けただけなのです。でも、このような料理はもしかしたら世間に存在するかもしれないと思い、念のためネットで調べてみましたら案の定、「鶏の皮と韮を味噌で炒めたもの」を土佐焼きと呼ぶそうです。紛らわしい名前は止めようかと思ったのですが、他にどう表現したら良いのか分からず、紛らわしいですが「豚肉の土佐焼き」で行きます。
 豚肩ロースのしゃぶしゃぶ用の肉が最近のマイブームで、この間も好評を得た「豚肉スライスと湯通し野菜の中華風サラダ」で肩ロースを頂いたばかりですが、あの薄いスライスが何とも食べやすくて、野菜も沢山食べられるので気に入っていました。今度は、味付を和風に変えてみたというのがレシピの誕生に繋がったのです。

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 とは言え、和風の味付けは、割り下と鰹出汁を半々で足した下地が主で、これも鰹出汁が効いていると申し分なく美味しくできるのですが、今日の料理では、出汁を加えると下地が薄まってしまいまい、味がぼやけてしまうのです。そこで、もっとインパクトが欲しかったので、鰹節をのまま採用したというわけです。
 作り方は、できればフッ素加工のフライパンを使います。油を薄く塗ったフライパンに、肉を最初に並べてから火にかけます。肉の色が変わって、軽く肉が菜箸で持ち上がるくらいに焼けたら裏返し、脂身が透き通ってきたら割り下をかけて削り節を一掴みのせ、火を消します。これだけです。あまりの速さに、付け合せの野菜を忘れないように先に用意しておきます。割り下は、私が長年使っている分量で簡単にできるので、多めに作りり置くと何にでも使えて重宝します。

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  見た目にも豪華で、来客に軽い食事としてやお酒のお供にもおそらく喜ばれると思います。お醤油と鰹節の濃厚な味がそのまま肉と一緒に食べられるので、ご 飯も美味しく、話題も途切れませんよ。 

➠お弁当に

材料

  • 豚肩ロース・・150g
  • 割り下・・大さじ2
  • 花鰹・・一掴み
  • 割り下・・大さじ2➠レシピ

付け合せ野菜

  • プチベール
  • トマト

***
 自民党舛添要一前厚生労働相 が、大阪を特区として「大阪独立国」とする構想をいつから言い始めたのか、「特区」という言葉を再三再四ニュースで聞いて、何のことかと気になってはいました。「大阪を香港に」と言い換えてもよいくらいの構想らしい。
 昨日も少し触れましたが、私は政府に、子ども達の将来や高齢者の暮らしがよくなるために、私達世代の出来ることをやれるような現状を作って欲しいと願っています。そのためには、政府は小さい方がいいに決まっているという考えです。どう考えても今の民主党の向かっている方向は違うと思いますし、先日結党した「たちあがれ日本」も、党首の平沼さんはタカ派で、手を組んだ与謝野さんはリベラル(?)。とは言え、共通項は「大きな政府」です。
 対して、みんなの党の渡辺喜美さんが以前から「小さな政府」をずっと言い続けている、今となっては唯一の党で、私はなんとなく期待するものがあります。また、ここで舛添さんが次の一歩をどう踏み出すのかということにも期待のようなものを持ちます。
 舛添さんは、昨日、大阪の橋下知事と宮崎の東国原知事との接触を

舛添氏は「経済活性化と地方分権の二つをどこかで実験的にやれるところが必要だ。新党という報道があるが、(知事とは)政策で連携する」と強調した。(asahi.com2010 年4月14日20時40分

 また、昨夜のNHKニュースの「舛添氏 執行部は危機感足りない」(4月14日 23時0分)では、

「党執行部は永田町の中だけ見ており、危機感が足りない」と述べ、自民党執行部の刷新をあらためて求めました。

 ということは、新党結成は考えになさそうです。橋下、東国原両知事とは、その言葉の通り連携のための会談だったのか。いずれにせよ、自民党に新風が吹いているかに見て取れます。
 一方、気になるみんなの党の渡辺さんは、講談社の現代ビジネスで「業種横断的エコ・アジア・サイエンスの3本柱戦略を主張する。」と、具体的に挙げながら(リンク先をどうぞ)、「不毛な政治に魂を入れよ」と、マニフェストと言ってもよいくらいの具体的な考えを述べていて、説得力のある内容だと思います。 が、残念なことに野党なのですよね。また、舛添さんの構想ががどれほど良くても、与党でなくては話にならないと、結論的にはそういうことです。先の言葉がありません。
 また、これを応援しようとする声どころが、一連の舛添さんの行動に石破さんから批判も出ているようです(MSN産経ニュース)。直ぐにモグラたたきのようなことが始まるのですが、火種を熾さなければ焚き火にもならないと思います。
 鳩山さんが沖縄の普天間基地問題でこけた時に、民主党には何の用意があるかといったら、小沢さんが次期総選挙を目論んでの準備と思われる「二人擁立」による基盤固めであるし、自民党は、舛添さんの個人的とは言え、その動きに見られる地方との連携が足固めなのか。同時に執行部の批判するというのは、自民党を背負って立つという考えからなのか、その辺も舛添さんだから気になるのであって、これは一つの新風であり、ともすると火種とも言えると思す。

 で、ここまでは客観的なところからの私の考えですが、個人的な思いを言うと、政治家のお坊ちゃんである二世三世議員には、私にキモイ感があって、「陸(ろく)な事がなかったな、今まで。」というのが拭えません。それだけでみんなの党からは私は引いてしまいます。ここまで書いてきて、なんだ、最後の三行が一番言いたいのかっ!ってなっちゃいますね。困った。一番良いのは、民主党と自民党の党員が、「大きな政党派」と「小さな政党派」で分かれて、二大政党を作ればよいのにと思います。

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コメント

沖縄のアラカキです
今日卵焼きの実験をしたら出来栄えが良かったと自己満足しました。
プロの調理と比べるために立ち寄りました。
記事の右下にtという文字がありクリックしました
私のtwitterのホームに行きました。一昨日から始めたtwitter初心者なので
ツイートをクリックしたら、なんと私のページに載ってしまいました。自動的にフォローするつもりでしたが、記事掲載になってしましました。
不都合がございましたら、連絡よろしくお願い申し上げます。
周超音波研究所
新垣 周三
追記
調理や政治の話に乗っかりたかったのですが次回にいたします。

投稿: arakaki | 2010-04-15 12:18

arakakiさん、こんにちは。その玉子焼きの画像を見せて頂きたかったですね。卵焼きはオムレツと似て非なるもので、日本の玉子焼きはコシを残すと美味しいと言われています。白身と黄身が分かれるのですが、それでも美味しい卵焼きにめぐり合うことは少ないです。

さて、Twitter開設おめでとうございます。(いや、おめでたいのかどうかは別として)ブログやホームページとはちっと違う感覚のものですね。記事の下部の「t」は実験なさった通り、この記事をご自身の発言に引用したり、皆にバラマク時に使います。followするときは、私のTwitterのホーム(http://twitter.com/godmother)にアクセスして、名前アイコンの下のボタンをクり7ックすると「follow開始」になると思います。「arakaki」さんでTwitter検索したら山のように出てきて、どなたか分かりませんでした。TwitterのIDを教えていただけると私からfollowしますが・・・。

投稿: ゴッドマー | 2010-04-15 15:45

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