2010-04-26

イトヨ(糸魚)の南蛮漬け:「ワシントン・ポスト紙の普天間基地問題リーク報道、雑感」から何を読み取るのか

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 笊売りの魚が続きますが、今日は小魚のイトヨ(糸魚)で南蛮漬けを作りました。初めて見るこの不思議な魚に引かれたというだけの動機でしたが、帰宅して改めてよく見ると、この魚がとても面白い姿をしていたのです。なんとなく甲冑(かっちゅう=よろい)でもまとっているような金属的な表皮に、棘のように進化した背びれが3本、胸びれが2本あって非常に痛いのです。魚独特の粘りもなく、鱗のような物は見当たりません。早速、ネットで調べてみました。
 Twitterにこの魚の事を投稿すると、このようなレスを頂きました。「@godmother 糸魚川という地名があるのですが関係あるんですかね(SHIN12345)」ええ、そうなんです。「糸魚」と書いて「イトヨ」と読むのがこの魚の名前になっていますが、新潟県の上越市生まれの彼は、直ぐにこの「糸魚=イトヨ)と言う名前で地名の「糸魚川」を思い浮かべたそうです。調べてみると、鮭などと同じように、川で生まれた稚魚は海へ下って成長し、産卵前に川をさかのぼるのだそうです(遡河回遊)。糸魚川という地名の由来は、糸魚(イトヨ)が住んでいた城之川が地下を流れていたので、このあたりの土地を糸魚川と名付けたそうです(参照)。私は随分長いこと、糸魚川というのは川の名前だとばかり思い込んでいたのですが、たまたま買ってきた魚のお里がわかって嬉しかったです。でも、イトヨの名前の由来はわかっていません。

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 さて、この鎧(よろい)をつけたような小魚は小さいくせに針を5本も持っていますので、油でじっくり揚げてかりかりにしないと怪我の元になります。また、丸ごと魚を揚げるときは、軽く洗ったらキッチンペーパーの上に広げて、表面が乾燥するまで広げて放置します。そこに片栗粉をまぶすとカラッと揚がる上、油ハネも少なくてすみます。

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 作り方は、魚の下準備を済ませたら、小鍋でタレの調味料を合わせて一煮立ちさせ、鷹の爪を細く切って辛味をつけます。準備が整ったら鍋に油を注いで170度まで油の温度を上げじっくり気長に揚げます。表面が薄茶色くなってきたら一旦火を強め、油を切って南蛮ダレに浸します。直ぐに食べてもよいですが、冷めて味が良く染み込んでからでも美味しいです。

➠簡単な下処理で作る鯵の南蛮漬け

材料

  • 糸魚・・200g
  • 片栗粉・・大さじ1

南蛮ダレ

  • 米酢・・3/4カップ
  • 砂糖・・大さじ5~6
  • 塩・・小さじ1
  • 醤油・・大さじ1
  • 鰹出汁・・大さじ4
  • 鷹の爪・・1個

***
 このところ、沖縄基地移転問題に関する新聞等の報道から目が離せない状態が続いています。昨日行われた国外・県外移設を求める沖縄県民集会には、交通の便の悪いという条件を物ともしない70,000 90,000人が集まったそうです。それを聞いただけでも、この私ですら沖縄県民の民意の現れだと解釈できます。生縄県民の感情的なことを今更取り上げることもないと思っています。
 そして、一作日ワシントン・ポスト紙が報じた、辺野古移設の修正案として岡田外相が認め、鳩山首相が「事実ではない」としたこの情報も、なんとなく曖昧なままです。同盟国としての日本がアメリカに示す案は、住民が納得した内容でなくてはならないはないにもかかわらず報じられ、これはどうしたものかと、この集会の前日に報じられただけに心配していました(参照)。そして、ワシントン・ポストの報道はリーク(意図的に秘密や情報などを漏らすこと。)報道と極東ブログでは捉えていて、私の不安を払拭してくれるような解説を得ることができました。報道を使って意図的に操作をする、という奥の手をこのように使うこともあるということを知りました。(「ワシントン・ポスト紙の普天間基地問題リーク報道、雑感」)
 それによると、こうです。

 今日行われた沖縄での反対集会を鳩山政権側があたかも沖縄の民意であるかのように、米側の交渉に持ち出すのを拒絶するために、このタイミングでリークしたということなのだろう。タイミング的な文脈は外せないが、そのような策略であったかについては読みが難しい。拒絶というより、留保の線引きのようなものではないか。

 私は、沖縄県民の民意を逆撫するようなタイミングで辺野古案をアメリカに提示し、それが漏洩したことを岡田外相は「誠に遺憾だ」とまで言い残したのです。それが、アメリカのメディアから報じられ、私はまんまと引っ掛かってしまって心底心配していたのでした。アレはなんだったの?と拍子抜けしたのです。が、それはさておき、日本政府は、片方でアメリカとの合意を装い、沖縄県民の反対を盾に保留という体裁をアメリカ側にFoundationするつもりだったのだとするとつじつまは合います。
 そして、今後の問題として重要だと思うのが、中国の軍事拡大が始まっているという事です。私も最初は気づきませんでしたが、同じワシントン・ポストではこう触れているのです。

 4月中旬、中国海軍の艦隊が日本の近くの公海で最大級の演習を行い、中国軍のヘリコプターが日本の海上自衛隊の護衛艦に異常接近する事例があり、こうした出来事も日本政府に方針の修正を迫った可能性がある。

 強引にでも、辺野古案でアメリカと合意する方向を示めしておく必要が、アジア諸国に対する牽制の意味でもあったのだとすると、性急に事を進めた理由として合点が行きます。これが日本政府や日本のジャーナリストの見解でなく、アメリカのワシントン・ポスト紙が報じたことなので、なんだか情けないような、「日本、頑張っておくれ!」と思うのですが、結果的には皆その路線に乗ったわけで、目論見は成功というべきでしょうか。ただ問題はこれからです。

類似の動向は他のアジア諸国でも静かに日本を見捨てる形で進行していくのではないだろうか。

 言葉は柔らかいですが、同盟国としての認識をもう少し深めないと、中国やアジア諸国から、日本は食い物にされるという意味でしょう。
泣けます。本当に。

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コメント

スルガエレガントという静岡特産の柑橘類があります。
それが大量にあるので、セロリと一緒にサラダにしてみます。
ゴットマーさんがサラダに柑橘系果物をよくつかってるのをみて、おいしそうだと思いつつ、まだやったことなかったので。

ドレッシングはセロリと伊予かんのサラダのものを参考にやってみまーす。

こどもウケがどうかな~。ちょっと大人なサラダですよね。

イワシもポワレにするとまたちがった様相ですね。
うちもよくお世話になってるいわしですが、フライか竜田揚げばかりだわ~

投稿: みみこ | 2010-04-26 13:25

みみこさん、柑橘系サラダの進化とは、結局相性の良い野菜を合わせ行く内にトマトに辿り着いたというような感じです。ドレッシングよりも遥かにドレッシングと言うか、ヨーロッパの感覚です。ギリシャのサラダは、オリーブオイルとレモンとトマトにチーズの組み合わせが殆どでなので、日本のドレッシングの多さに逆に驚きます。

分量で砂糖がかなり多く感じると思いますが、作ってみると南蛮漬けはこれくらいの方が落ち着くのです。是非お試しを!!

投稿: ゴッドマー | 2010-04-26 14:52

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