2010-04-27

手羽先のアドボー(早煮):「民主党鳩山政権はなぜ失敗したのか」から何を模索するのか

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 我が家ではよく作るチキンアドボー(adobo=フィリピンの漁醤煮)の味付けは、本来ならパティス(漁醤)を使いますが、入手できないので タイ産のナンプラー(漁醤)を使います。鶏肉ならどの部位でも美味しくできるので、買い置きの鶏肉があれば短時間できる手軽な煮込み料理です。また、酢が苦手だという人も、この料理なら食べられるという人が少なくないです。肉の部位は問わないと言っても、やはり骨付きは骨から美味しい旨味が出ますので、コクのあるアドボーができ上がります。ご飯が美味しく食べられるので、これからの季節、食欲不振の助けになるので覚えておくとよいと思います。
 今日は手羽先なので、真ん中には二本の細い骨があります。丸ごと使うよりも、アドボーのような短時間の煮込みの場合は、皮から身が出ていた方が味がつきやすく、時間短縮できますので半分に切ります。方法は、骨の中央に包丁を差し込んで肉を手で支えて立て、骨に沿って包丁を引き下ろすと関節の部分できれいに二つに切り分けることができます。こうすると骨からの身離れが良くなって食べやすくなります。潰したにんにくから香りを油に移すために、冷たいフライパンににんにくと油を注ぎ、弱火にかけて、じっくり時間をかけて揚げます(放置状態でも可)。この油で二つ割りにした手羽先を揚げ焼きようにしますが、フライパンによっては、ある程度肉の表面が焼けないと底にくっつく場合があるので、肉が剥がれるまでしばらく触らずに焼きます。

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 調味料は酢とナンプラーだけなので、味見しながらでも簡単にできますが、平均的な味付けとして参考にどうぞ。煮汁が好みの濃さに煮詰まったら抵当なところででき上がりとします。この煮汁を御飯にかけて猫マンマにすると、超美味しです!

材料

  • 鶏手羽先・・10本
  • にんにく・・2片
  • ナンプラー・・大さじ1.5
  • 酢・・大さじ1.5
  • 水・・大さじ3
  • オリーブオイル・・大さじ1

作り方

  1. 手羽先をまな板の上に立てて手で固定し、包丁を骨の間に差し込んで引き下ろして関節を二つに分け、反対側関節も同じように切り分けて2本の骨付き肉にする。
  2. にんにくを潰し、鍋でオリーブオイルと一緒に弱火で炒め(揚げるような感じで放置)、焦がさないようににんにくが透き通るまで香りを油に移す。
  3. 2に1の手羽先を並べて肉の色が変わるまでしばらく焼く(途中肉を動かさない)。
  4. 肉が簡単に鍋から剥がれるまで焼いたら、分量の水、酢、ナンプラーを加えて蓋をし、煮汁が半分になるまで煮込んででき上がり♪

***
 作日まではリーク問題で政治の裏に流れる物を一つ垣間見た、ということで気持ちを納めたのですが、日を捲って翌日に当たる昨日は、「民主党鳩山政権はなぜ失敗したのか」という極東ブログのタイトルです。そう書いてもらうと、最初から妙に落ち着いて読み進めることができるもので、なるほど、仰る通りです。この政権に期待がある内は、怒りもその裏腹な気持から起こるものですから、自分自身に言い聞かせて落ち着きを取り戻しながらも何とか、見守るというスタンスを保ってきたのです。それも少しくたびれ気味で、呆れ果てると見ても見ないふりができてしまうものです。そうなったら、一度きちんと検証して、自分の原点に立ち戻るということをしないと、まともに生きていられません。そういう意味でも、この政権の失敗の検証をまとめてもらってよかったです。 ここには抜粋させて頂きます。
 いきなりですが、こう始まっています。

・民主党の政治手法そのものに原因があると思う。
  構造的な問題が一番大きい(構造というのは、政調を置かなかったこと)
  政調を置かなかった理由:族議員が跋扈する自民党政治への反省から。
  小沢幹事長の主導のもと、政策決定を政府に一元化する方針を掲げ、党の政策調査会を廃止した。
  政調を置かないことが政治改革につながるのだという意見は、民主党の元立法スタッフだったトバイアス・ハリス氏など、政権成立後ですら強く支持していた。

失敗例

高速道路の建設を促進するために見直しを組めという要請を受けて法案を提出した。料金割引の財源を高速道路の整備に充てると、割引は減ることになる。要望しておきながら料金が上がってはいけないと言うのは、二律背反になった。

政策決定は政府に一元化するとの建前から、政務三役が民主党側と政策会議で検討しても、機構上、党との合意にはならない。このことが、現在小沢氏の暴走を止めることを不能にしている。

 民主党のマニフェストは一部の関係者が密室で短時間に作り上げたものでしかなく、そもそもが矛盾をはらんでいた。なにより予算編成の総括ができなかったツケが現在に回っており、これに政調廃止も関係している。

2005年に挙げたマニフェストと2009年の比較の中で、特に下記に挙げた例では全く逆行したことになる。

■1〈ムダづかい一掃!サラリーマン狙いうち増税なし〉
 衆議院定数80の削減、議員年金廃止、国家公務員人件費の2割削減等、3年間で10兆円のムダづかいを一掃します。

 ムダづかい一掃はできなかった。事業仕分けは、その捻出額を見ればほぼ失敗であったことは明白である。現在第二弾として継続されている事業仕分けは、猪瀬直樹氏が指摘しているように(参照)、特殊法人から12兆円引き出せると誤認した枝野行政刷新相の辻褄あわせのパフォーマンスであろう。
 増税なしも逆で、菅財務大臣は「増税しても使い道によっては景気が良くなる」と増税を語り出している。

■3〈コンクリートからヒト、ヒト、ヒトへ〉
 公立学校改革に着手し、月額1万6000円の「子ども手当」を支給します。
 今回のマニフェストでなぜ財源論が消え、しかも給付額が増えたのだろうか。その説明を私は探したが、小沢幹事長がえいやと決めたという噂くらいしか出てこなかった。

■8〈本物の郵政改革~官から民へ〉
 郵貯・簡保を徹底的に縮小し、「官から民」へ資金を流します。
 郵便局の全国一律サービスは維持します。 

 郵貯問題はまったくの逆になった。

 政調の意図的な不在と国家戦略局の不在は、マニフェストの矛盾によってさらに増幅されてしまった。
 鳩山首相は嘘つきであるとも批判される。しかし、政策面に限れば、それ以外のものを求めることは構造的にも無理があった。

 このように流れをまとめてもらって特に取り乱すようなことはないのですが、私自身の先が見えません。困ったことだとしょんぼりしていているところに、ジャーナリスト一筋の人生を送られている田原総一朗さんの話に励まされたような、私に「じっくり、ゆっくりやりなさい」と言われたよう気持ちがしたので引用させてもらいます。

「ツイッターではいうまでもない事だろうが、僕はテレビから引退はしていない。BS朝日で毎週土曜日の10時から番組をやっている。BS番組は制作費が安い。見る人も多くないかもしれない。だが、僕は気落ちなどしていない。頑張っている。」namatahara

「僕の原点はテレビ東京だ。当時はテレビ東京は制作費も安く、見てくれる人も多くなかった。テレビ番外地だった。でも僕はNHKやTBSに負けるものかと思って頑張った。いわば、原点に戻ったわけである。負けるものか、その思いが、エネルギーを掻き立ててくれる。76歳は若いぞ。」namatahara

そして、日米関係に触れて

「普天間問題ですが、僕は今の日米関係は、冷戦の時に出来たもので、冷戦が終わった今、日米関係を新しく組みなおすべきだと思います。例えば、国連の機関を日本が引き受けるとか、貧しい国々の為の医療の教育センターを日本が作るとか、日本がやるべき仕事はたくさんあります。」namatahara

「 新しい日米関係の再構築の為に、両首脳が時間をかけてじっくり話をすべきなのに、なぜいきなり普天間の話など言い出したのかと、鳩山首相に言いました。「おっしゃるとおり 」と、鳩山さんは答えました。残念だと思う。」namatahara

 田原総一朗さんは26年に渡ってテレビ東京の「サンデープロジェクト」という番組を持っていた方ですが、この春3月で番組が終わりました。私は時々見る こともありました。特に田原さんの大ファンというわけでもないのですが、26年間に渡って番組が続く魅力とは何か、それを維持してゆくエネルギーは何だっ たのだろうということに興味を持ち、田原さんが辞められてからそういう観点で関心がありました。Twitterでフォローはしていませんが、リストに入れてこっそり読ませてもらっています。昨夜、その知りたかった謎にズバリ答えたようにこんな風に語っていて、私の再スタートも原点に戻るだけなのだ、と、ハッとしました。

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