2010-04-30

シャキシャキ新じゃが芋の中華和え :「昨年五月の鳩山さん曰く・・・」という考えの一貫性

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 新じゃが芋ならではの食感と甘みは今しかないものなので、その醍醐味を味わえるような和え物にしました。この時期にはよく作るのですが、酢を使った中華風が多かったため、じゃが芋自体の甘さを相殺してしまっていたような気がします。ですから、今日はあっさりとした味付けにしました。簡単ですぐに出来ますが、一つだけ取り組むことがあります。
 料理に慣れると分かるのですが、切る太さがバラバラだと火の通りにも差が出ます。幅はこの際、あまり関係ないです。この料理では、その差が歴然としますので、今日は均一の大きさに切る練習も兼ねてということで、チャレンジャーとして頑張ってください。また、火を通すと言っても、湯通しするだけなので、材料を切ったら熱湯に30秒ほど浸して出来上がるスピード料理でもあります。お湯を沸かしている間にじゃが芋の千切りが出来るとスムーズに事が運びます。

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 実は、このシャキシャキとした食感の秘密に切り方が大きく関係しています。主婦の味方に千切りやスライスが出来るカッターがありますが、この道具で千切りをしたじゃが芋の断面はシャープではないので、湯通しすると食感がソフトになるのです。生で食べる場合はあまり感じませんが、切っている最中に汁が沢山出るのがその証拠です。強引に押し切りするので繊維を破壊してしまうのです。ですから、今日の料理では包丁で切るのが必須です。

➠お弁当に

材料

  • 新じゃが芋・・3個(230g)
  • きくらげ・・適宜
  • 切り胡麻・・大さじ2
  • 醤油・・大さじ1.5
  • 胡麻油・・小さじ1
  • お湯・・3リットル
  • 塩・・60g(2%)

作り方

  1. 木耳(きくらげ)をたっぷりの水で30分程戻す。
  2. お湯をかわし始める。
  3. 新じゃが芋は強く擦ると皮は剥けてしまうので、洗いながら薄皮を剥く。
  4. 1~2枚薄くスライスしたらその面を底にして安定を保ち、同じ幅でスライスする。
  5. 4を少しずらして重ねたまま横にして端からスライスの幅と同じ幅に切って千切りにし、水に5分ほど浸してえぐみを取って笊に上げる。
  6. 1の木耳は、じゃが芋と同じくらいの幅に千切りにする。
  7. 2のお湯がたぎったら塩を加え、じゃが芋と木耳を浸して、じゃが芋が透き通ったら笊に引き上げて水気をよく切る。
  8. 7が温かいうちに調味料を順に加えてよく混ぜ合せる。
  9. 最後に切り胡麻で和える♪

***
 「昨年五月の鳩山さん曰く「(普天間の)県外移設を目指すという考えを変えるつもりはない。政権を取る前と取った後で党の重要な考えを変えるべきではない」(finalventの日記)には、なんと鳩山発言の主だったものを2000年からピックアップしてあった。発言は事実として証拠扱いできるのだから、このエントリーに羅列されているものをもって、首相を訴えられるのじゃないかとさえ思いました。それにしても、現状ではとても沖縄基地移転は不可能を極めるものだというのに、鳩山さんは、ただの思いを言っているだけにすぎない亡者のようにも思います。
 それでも昨日、どんな動きをしているのだろうかと、ネットのニュースを見ていましたら、はっきりと鳩山さんの「腹案」と言及したわけではないにしろ、日経が大きく扱っていました(参照)。これによると、どうやら次のニ点が骨格ということになるようです。

(1)同県名護市辺野古のキャンプ・シュワブ沿岸部を埋め立てる現行計画を修正し、沖合でのくい打ち桟橋工法に変更(2)鹿児島県・徳之島に沖縄の米軍ヘリ部隊を最大1千人規模で移すか訓練の一部を移転

 5月4日に鳩山さんは、沖縄に行くことになったそうですが(初めて!)、おそらくこの二案の提示のために県知事と会談するのでしょう。「沖縄の負担を軽減する」という意味では、桟橋の方式を変える案や一部の人員の移動先としての徳之島案など、着々と準備を進めているとは報じていますが、(1)は、そもそも鳩山さんの約束違反に当たります。(2)は、確かに県外ではあるけれど、アメリカが了解するとは思えない上、沖縄同様、島民が了承するには時間がかかるでしょう(現状不可能)。ところが、(2)については、この島出身で元衆議院議員の徳田徳田虎雄氏を訪問したというのです。これは何のための訪問なのか調べると、YouTubeが見つかったのですが、筆談による面会の様子から、鳩山さんの意向を伝えただけのような内容でした(参照)。

鳩山総理が28日、自ら足を運んだ相手は、徳之島にいまも強い影響力を持つとされる徳田虎雄元衆議院議員です。総理は航空部隊1000人を徳之島で受け入れてほしいと要請しましたが、徳田氏は「無理がある」と答えたといいます。1時間20分に及んだ会談の後の徳田氏に、その胸の内を聞きました。

 内容はそれだけですが、含む物は大きいと思います。一国の総理大臣が「お見舞い」と称して個人を訪問し、そこで総理ご本人の徳之島案に関して話したということに、含みを持たないわけがありません。政府の要人の持つ、無言の圧力というものはあります。これがいつか、実現できなかった時のための言い訳とならないとも限らい、そう私は思うのです。
 「県外移設を目指すという考え」は確かに変わっていないのでしょう。でも、国民のほとんどは、5月に県外移設すると約束している、と、解釈していると思います。だから、日経の伝えている二案については、呆れています。そして、普通の感覚ならこのありえない二案とは別に、本当は、「腹案」があるのだろうか?とさえ、多少の期待を持つのです。とても実現不可能な二つの案をとって、努力した証とするのには無理があると思います。それとも最終的には、努力はしたのだから無罪放免とでも?

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