シャキシャキ新じゃが芋の中華和え :「昨年五月の鳩山さん曰く・・・」という考えの一貫性
新じゃが芋ならではの食感と甘みは今しかないものなので、その醍醐味を味わえるような和え物にしました。この時期にはよく作るのですが、酢を使った中華風が多かったため、じゃが芋自体の甘さを相殺してしまっていたような気がします。ですから、今日はあっさりとした味付けにしました。簡単ですぐに出来ますが、一つだけ取り組むことがあります。
料理に慣れると分かるのですが、切る太さがバラバラだと火の通りにも差が出ます。幅はこの際、あまり関係ないです。この料理では、その差が歴然としますので、今日は均一の大きさに切る練習も兼ねてということで、チャレンジャーとして頑張ってください。また、火を通すと言っても、湯通しするだけなので、材料を切ったら熱湯に30秒ほど浸して出来上がるスピード料理でもあります。お湯を沸かしている間にじゃが芋の千切りが出来るとスムーズに事が運びます。
実は、このシャキシャキとした食感の秘密に切り方が大きく関係しています。主婦の味方に千切りやスライスが出来るカッターがありますが、この道具で千切りをしたじゃが芋の断面はシャープではないので、湯通しすると食感がソフトになるのです。生で食べる場合はあまり感じませんが、切っている最中に汁が沢山出るのがその証拠です。強引に押し切りするので繊維を破壊してしまうのです。ですから、今日の料理では包丁で切るのが必須です。
材料
- 新じゃが芋・・3個(230g)
- きくらげ・・適宜
- 切り胡麻・・大さじ2
- 醤油・・大さじ1.5
- 胡麻油・・小さじ1
- お湯・・3リットル
- 塩・・60g(2%)
作り方
- 木耳(きくらげ)をたっぷりの水で30分程戻す。
- お湯をかわし始める。
- 新じゃが芋は強く擦ると皮は剥けてしまうので、洗いながら薄皮を剥く。
- 1~2枚薄くスライスしたらその面を底にして安定を保ち、同じ幅でスライスする。
- 4を少しずらして重ねたまま横にして端からスライスの幅と同じ幅に切って千切りにし、水に5分ほど浸してえぐみを取って笊に上げる。
- 1の木耳は、じゃが芋と同じくらいの幅に千切りにする。
- 2のお湯がたぎったら塩を加え、じゃが芋と木耳を浸して、じゃが芋が透き通ったら笊に引き上げて水気をよく切る。
- 7が温かいうちに調味料を順に加えてよく混ぜ合せる。
- 最後に切り胡麻で和える♪
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