キャベツと豚バラ肉の蒸し鍋:郵政改革「亀井案」は国民生活のために非ず
思いっきり寒くなってしまいました。東京でも、しまい込んだ冬物をまた出してきたと聞きます。木の枝に雪が積もって、その枝の間から空を見上げると、その空は春の色なのです。このバランスがなんとも美しい朝でした。
寒さにめげずに、我が家は引き続き鍋物です。と言っても今日は、春の新物だけの蒸し鍋です。真冬の野菜の甘さにうっとりしていたのはついこの間までで、春の野菜は、水分を含んでシャキシャキした食感と甘さが魅力です。それだけを満喫しようとというレシピです。日本には四季があって、本当に有り難いと思います。
コールスロー(レシピ☛)でも意識しましたように、キャベツの食感が信条ですから、できるだけ大きく切ります。そう、できるだけワイルドに男料理の感じです。そして、忘れないで欲しいのは、せめて5分は水に浸して生き返らせてから料理します。炒め物でも同様で、葉物は料理の前に水に浸すと、同じ炒め物でも食感がシャキッとして、でき上がりに大きく差がでます。今日のレシピでも、葉を剥がし取ったら筋のところで半分にし、さらに半分に切って4等分してから水に5分浸します。
新玉葱はそのまま生でも甘く、辛さは殆どないのがその特徴ですから、表面が蒸気に当たるだけでも充分ですから、バラさないで4つに大きく切ったまま一番下に置いて、次にキャベツで覆うように重ねてかぶせます。最初強火で5分蒸し、片栗粉を振った肉をキャベツの上に並べて3分蒸します。その間に大根を卸せばぴったりなタイミングででき上がります。ポン酢は、鍋物や和え物に重宝するので、酢と醤油を1:2で混ぜて、昆布を浸け込んだ手製がお薦めです➠レシピ
キャベツと新玉葱は旬が短いので、是非ともお早めに!
材料
- 新キャベツの葉・・6枚(450g)
- 豚バラ肉・・100g
- 新玉葱・・1個
- ポン酢・・昆布酢醤油☛レシピ
- 大根おろし・・200g
- オーブンペーパー
作り方
- キャベツは芯を二分するように切り分けたあと、葉を半分に切って4等分に大きく切り分け、水に5分浸す
- 玉葱は縦に4等分する。
- カッティングシートに片栗粉を振り、その上に肉をのせて片栗粉をパラパラ振って、長さを三等分する。
- 蒸し器、あればウー・ウェンパン蒸し台にオーブンペーパーをのせ、玉葱とキャベツをのせて5分蒸す
- 続けてバラ肉をキャベツの上に並べて3分強火で蒸す。
- 大根を卸してポン酢で頂く♪
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一瞬目を疑ったのはこのニュース。
郵政改革、亀井氏の「最終案」ベースに調整・・・首相(2010年3月30日01時11分 読売新聞)
「亀井郵政改革相と原口総務相の談話にのっとって進めていきたい」と述べ、亀井氏らが24日に発表した「最終案」を基本に調整を進める考えを示した。
さらに、30日夜に開く全閣僚参加の懇談会で「そういった方向を確認していきたい」と語り、ゆうちょ銀行の預入限度額の2000万円への引き上げなど「最終案」の骨格部分は修正せず・・・
基本的に、郵政民営化には賛成なのですが、亀井さんと原口さんが先日発表した内容には驚いていました。というか、呆れました。亀井さんお得意のお騒がせかと思ったのですが、まさかに鳩山首相が真に受けたと言うことですか、この記事は。
限度額を引き上げる理由は、国民から集めたそのお金で円滑なサービスの充実を図るというのは表向きで、要は、集めたお金を政府が運用するのが目的なのかと思うのですよ(小泉改革前の状態に戻るということ)。でも、このデフレを何とかするには、あるお金を回したのじゃダメなのです。「金回り」を良くするためには、日銀が国債を発行して、赤字を買ってもらうしかないと思います。政府は、それができない。というか、リフレ率1%という菅さんと、日銀総裁とも違う考えのようでかみ合わない。また、亀井さんとも意見が違うからでしょう、亀井さんのやり方が気にくわない程度のことで公共の場で喧嘩をするなどは。そして、ここで菅さんの明確な考えが出てこないことにがっかりするのです。大人気ない喧嘩は止めて、議論をして欲しいものです。経済の立て直しを一刻も早くとは言うものの、喧嘩と各論ばかりで一向に先に進んでいません。
民主党は「烏合の衆」と化してしまいましたね。誰の言うことも何を言ってもその根拠に脈絡も何も合ったものじゃない。こんな政治家しかいないのでしょうか。
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